江戸時代から続く灯籠流しと打ち上げ花火!暗い海面を美しく照らす「誕生寺 海施餓鬼流灯会」
毎年8月10日

江戸時代から続く灯籠流しと打ち上げ花火!暗い海面を美しく照らす「誕生寺 海施餓鬼流灯会」

誕生寺 海施餓鬼流灯会
たんじょうじ うみせがきりゅうとうえ
見る
千葉県鴨川市

千葉県鴨川市の「小湊漁港」では、毎年8月10日に「誕生寺 海施餓鬼流灯会」が開催されます。

江戸時代から続く伝統的な灯籠流しで、読経とともに行列が歩き、無数の灯籠が海へと流されます。打ち上げ花火がフィナーレを飾る、厳かで幻想的な行事の見どころをご紹介します。

※本記事の一部は例年の開催内容をもとに構成しています。最新情報と異なる場合がありますので、おでかけの際は必ず公式サイト等をご確認ください

灯籠流しを始めた「誕生寺」とは?

仁王門は誕生寺にあるもっとも古い建造物
仁王門は誕生寺にあるもっとも古い建造物

「誕生寺」は、日蓮宗(にちれんしゅう)の開祖・日蓮聖人(にちれんしょうにん)の生誕の地にあるお寺です。この地に1276年(建治2年)、弟子の日家上人(※)が一棟(ひとむね) の建物を建立したのが「誕生寺」の始まりとされています。

境内には、水戸徳川家が寄進した十界本尊木像(じっかいほんぞんもくぞう)を安置する本堂や、1706年(宝永3年)に建立された仁王門などがあり、歴史や風格を肌で感じられます。

現在は日蓮宗の大本山として、全国から多くの人々が参拝しています。

※日家上人(にけしょうにん)/鎌倉時代中期から後期にかけての日蓮宗の僧

「海施餓鬼流灯会」とは?

妙の浦を漂う灯籠(とうろう)
妙の浦を漂う灯籠(とうろう)

「海施餓鬼流灯会」は例年8月10日に行われます。

1703年(元禄16年)の「元禄地震」による津波で亡くなった人々を弔うために始まり、第二次世界大戦後には戦没者の慰霊を兼ねて灯籠を流すようになりました

灯籠を流す場所は、「誕生寺」から徒歩6分ほどの場所にある「小湊漁港」。

灯籠流しのあとは花火が打ち上げられ、灯籠と花火が暗い海面を照らします。

夕方になると海面が赤く染まります
夕方になると海面が赤く染まります

誕生寺 海施餓鬼流灯会の見どころ

「誕生寺 海施餓鬼流灯会」では例年多彩な催しが行われます。注目のイベントをご紹介します。

厳かな灯籠行列と灯籠流し

夕暮れ時になると、大小の灯籠を持った行列が誕生寺の「祖師堂」を出発し、小湊漁港へと向かいます。

漁港で読経とお焼香が行われたのち、人々の祈りを込めた灯籠が一斉に海へと流され、暗い海面が赤く染まる幻想的な情景が広がります。

フィナーレを飾る打ち上げ花火

灯籠流しが落ち着く頃には、花火の打ち上げが行われます。夜空を彩る大輪の花火と、静かに海を漂う灯籠の光が重なり合い、この日だけの特別な美しさを見せてくれます。

※各催しの詳細・内容は年によって異なります。最新情報は公式サイトをご確認ください

歴史と祈りが込められた、美しい日本の伝統行事です。命の尊さを感じるあたたかな時間を、ぜひ家族で過ごしてみてください。

とりっぷノート!「誕生寺」のライトアップもお見逃しなく

行事の時期に合わせて、誕生寺では数千本の竹灯籠によるライトアップが行われることがあります。仁王門などの歴史的建造物が光に浮かび上がる姿も必見なので、あわせて立ち寄ってみてくださいね。(いこーよとりっぷ編集部)

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

イベント基本情報

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イベント名誕生寺 海施餓鬼流灯会
ふりがなたんじょうじ うみせがきりゅうとうえ
主催者名誕生寺
開催期間毎年8月10日
開催スポット小湊漁港 ※灯籠行列は誕生寺(千葉県鴨川市小湊183)
住所千葉県鴨川市小湊周辺
電話番号04-7095-2621
※電話窓口は「誕生寺」です
料金無料
アクセス【車】館山自動車道・君津ICから約1時間
【電車】JR外房線「安房小湊駅」から徒歩で約20分
駐車場駐車場なし
公式URL公式URLはこちら
公開日2025年07月29日/更新日2026年07月24日