150年の伝統を受け継ぐ灯ろう流し<br/>利根川に映える水中花火に感動
2023年8月18日

150年の伝統を受け継ぐ灯ろう流し
利根川に映える水中花火に感動

千代田の祭 川せがき(2023)
ちよだのまつりかわせがき
体験する
歴史・文化を感じる
群馬県邑楽郡千代田町

群馬県千代田町では、毎年8月18日に「千代田の祭 川せがき」が開催されています。

僧侶による読経とともに行う灯ろう流しや打ち上げ花火などが行われ、毎年約4万人が訪れる千代田町の夏の風物詩です。

家族で楽しめる「千代田の祭 川せがき」の見どころをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください。

令和5年度 千代田の祭川せがきスケジュール

▼民踊流し
18時00分~18時20分
▼舞台芸能
〔前半〕18時20分~19時20分
〔後半〕20時00~20時30分
▼読経・灯ろう流し
19時40分~20時00分
▼打上花火
20時10分~20時40分(約4,000発)

令和5年川せがき 交通規制図・駐車場案内

川せがき実施に伴い、交通規制を実施します。ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

大河沿いのまちに150年続く伝統の祭り

利根川の河川敷
利根川の河川敷

群馬県千代田町は、群馬県の南東部にあり、まちの南側には利根川が流れるまち。利根川を挟んで南側は埼玉県になっています。

そんな豊かな水源が身近にある千代田町では、150年続く伝統の祭り「千代田の祭 川せがき」が行われてきました。

千代田町にある「赤岩山光恩寺」の本堂内にある天井に描かれている竜王画
千代田町にある「赤岩山光恩寺」の本堂内にある天井に描かれている竜王画

「千代田の祭 川せがき」が始まったきっかけは、明治初期の1877年に起きた出来事。

町内の豆腐店で働いていた誠実な男が利根川に投網(とあみ)に行った際、誤って水死するという事故がありました。

豆腐屋の主人が町内にある「赤岩山光恩寺」(あかいわさんこうおんじ)の住職と相談して彼の霊を供養したことが始まりといわれています。

雄大な利根川に流れゆく灯ろうに思いを馳せよう

過去に開催された灯ろう流しの様子
過去に開催された灯ろう流しの様子

例年の「千代田の祭 川せがき」では、祭りの起源から続く、僧侶による読経と灯ろう流しが行われます。

雄大な利根川をゆっくりと流れていく無数の灯ろうの灯りを眺めると幻想的な雰囲気に心が癒されます。

利根川を彩る打ち上げ花火や水中花火は必見

過去の打ち上げ花火の様子
過去の打ち上げ花火の様子

灯ろう流しの後は、打ち上げ花火の時間です。夜空を彩る花火もさることながら、利根川に向けて打ち上げられる水中スターマインは圧巻の美しさ! 約400mの川幅がある利根川だからこそ見ることができる水中花火です。

「千代田の祭 川せがき」を映像で予習

過去開催の様子
過去開催の様子

2022年に開催された「千代田の祭 川せがき」が映像化されました。

祭りの記録というだけでなく、まちで暮らす人々の様子や伝統などが収められ、千代田町の魅力が伝わる内容になっています。

千代田町の公式ホームページやYouTubeで鑑賞することができるので、「令和4年千代田の祭川せがき特別映像」で検索してください。祭りへ訪れる前に観れば、千代田町で過ごす時間が、より特別なものになるはずです。

地域の伝統を未来へ繋ぐ「千代田の祭 川せがき」。ぜひ親子で足を運んでくださいね。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名千代田の祭 川せがき(2023)
ふりがなちよだのまつりかわせがき
開催期間2023年8月18日
開催時間2023年6月5日の時点で未定
開催スポット千代田町赤岩地先、利根川河畔(赤岩渡船付近)
住所群馬県邑楽郡千代田町大字赤岩地先~舞木地先
電話番号0276-86-7005
アクセス【車】東北自動車・道館林IC、または羽生ICから約30分
駐車場駐車場あり
備考荒天の場合は8月19日(土)に順延
公開日2022年08月09日/更新日2023年08月01日