江戸城石垣の石の運搬を体験!
伊豆の歴史を体験できるまつり
伊豆半島の東側、中央に位置する静岡県東伊豆町では、2023年9月24日(日)に「石曳道灌まつり花火大会2023」が開催されます。
「石曳道灌まつり花火大会2023」は、伊豆の歴史と文化を再現した参加型のお祭りです。貴重な伝統文化を体験できる、お祭りの見どころをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
江戸城築城と切っても切り離せない、伊豆の御石曳
江戸城の石垣のほとんどは、実は「伊豆石」と呼ばれる伊豆半島が原産の石が使用されていました。
江戸城に使用された伊豆半島及びその周辺産の石材は、一般的に堅石(けんせき)と呼ばれ、各地の大名が切り出しを担当しました。
現在でも、伊豆半島には石切り場などの歴史遺産があり、江戸まで運ばれなかった石が現存しています。
その伊豆石を運搬する江戸時代の御石曳(おいしひき)を再現したお祭りが、「石曳道灌まつり花火大会2023」です。
江戸時代の御石曳を再現!先人たちの知恵に触れる体験
「石曳道灌まつり花火大会2023」では、江戸時代に行われていた御石曳が忠実に再現され、12トンの巨大な石に巻きつけた綱を引っ張り人の手で動かします。御石曳に参加するには、当日受付をするだけ。2023年は先着250人の曳き手が募集されています。
侍大将の掛け声に合わせ、全員の力を合わせて思い切り綱を引いても、1回では1mほどしか動かないそう。先人たちの努力に驚かされますね。
太鼓の演奏やゆるキャラの登場も!フィナーレは花火で
祭りでは、御石曳のほか、郷土芸能である熱川道灌太鼓の演奏や地元バンドの演奏なども行われます。ゆるキャラも登場しますよ。
御石曳が終わった後は、手筒花火、花火の打ち上げが行われ、祭りは一番の盛り上がりを見せます。
まつりが行われる東伊豆町には、町内に6つの温泉郷があります。秋の家族旅行で東伊豆の温泉を楽しんで、お祭りに参加してみるのもおすすめですよ。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 石曳道灌まつり花火大会2023 |
ふりがな | いしびきどうかんまつりはなびたいかい |
開催期間 | 2023年9月24日 |
開催時間 | 18:50~21:00 ※手筒花火20:30~、花火の打ち上げ20:40~ |
開催スポット | 熱川海岸(熱川YOU湯ビーチ遊歩道周辺) |
住所 | 静岡県賀茂郡東伊豆町 |
電話番号 | 0577-95-0700 ※電話窓口は「東伊豆町観光協会」です |
アクセス | 伊豆急行線「伊豆熱川駅」から徒歩約5分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 【開催情報】雨天中止(雨風の状態によって花火の打ち上げのみ実施) 【交通情報】当日は交通規制が実施されるため、公共交通機関の利用を推奨 【臨時駐車場情報】イベント時のみ「熱川バナナワニ園」の駐車場が解放されます(約100台) |
公式URL | 公式URLはこちら |