千年以上の歴史をもつ鳥越神社の
「とんど焼き」で無病息災を祈ろう
東京都台東区の「鳥越神社」で、2024年1月8日(月・祝)に「とんど焼き」が行われます。
鳥越神社宮司・鏑木啓麿(かぶらきひろまろ)さんに、鳥越神社の「とんど焼き」についてお話をうかがいました。
本記事では、鳥越神社で行われる「とんど焼き」の特徴や、2024年の開催内容をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「とんど焼き」(どんど焼き、左義長)とは?
「とんど焼き」「どんど焼き」とは、しめ縄やお正月飾り、古いお札などを集めてお炊き上げをし、お正月にお迎えした歳神様(としがみさま)と一緒に空へお送りする神事です。
「左義長」(さぎちょう)や「道祖神(どうそじん)祭」「さえのかみ祭り」、「鬼火(おにび)たき」「さいと焼き」「三九郎」など、地域や神社によってさまざまな呼び名があり、鳥越神社では「とんど焼き」と呼んでいます。
お焚き上げの火で焼いたお餅を食べると、一年間健康に過ごせるといわれています。
鳥越神社の「とんど焼き」は子供が主役!
鳥越神社の年始の恒例行事である「とんど焼き」は、毎年1月8日に境内の中央で行われます。
お正月飾りやしめ縄、破魔矢(はまや)などを積み上げ、その前で宮司が祝詞(のりと)を奏上しおはらいを行います。
火打ち石で点火をすると、みるみる大きな炎が上がります。
その周りを子供たちが囲んで「とーんど、とーんど」と言いながら、長い竹の棒で地面をたたきます。
その後、子供たちは、お餅がくくりつけてある別の長い竹に持ち替え、火の上に餅をかざして焼いて食べます。
台東区の公式サイトによると、「とんど」の掛け声は、神様に関係のある尊いものを燃やすことや、火が「どんどん」燃え盛る様子が由来といわれているそうです。
「鳥越神社 とんど焼き」2024年の開催内容
2024年も例年通り1月8日(月・祝)に開催されます。子供と付き添いの大人が参加したあとは、大人だけのグループも参加できます。子供の年齢制限はありませんが、火には十分に気をつけてくださいね。
焼いたお餅は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため自宅に持ち帰って食べるルールになっています。
※2023年12月現在、2024年のお餅のルールについては未定です。神社にお問い合わせください
お焚き上げを希望する場合、受付は1月5日~1月8日当日の午前中までとなっています。
東京都内ではめったに体験できない伝統行事です。ぜひ親子で参加してくださいね。
とりっぷノート★おすすめポイントを紹介
鳥越神社は創建1370年以上の歴史ある古社で、6月に行われる「鳥越神社大祭(鳥越まつり)」も有名です。
子供たちのとんど焼きの掛け声に、元気をもらえそう! 例年、多くの親子が訪れるため、乳児を連れていく場合は抱っこ紐がおすすめですよ。(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)
記事を書いた人
岡本ハナ
1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 鳥越神社 とんど焼き(2024年) |
ふりがな | とりこえじんじゃ とんどやき |
主催者名 | 鳥越神社 |
開催期間 | 2024年1月8日 |
開催時間 | 13:00~14:30頃 ※お焚き上げをする正月飾りなどの受付は1月5日~8日午前中まで |
開催スポット | 鳥越神社 |
住所 | 東京都台東区鳥越2-4-1 |
料金 | 入場無料 |
アクセス | 【電車】都営地下鉄浅草線「蔵前駅」から徒歩で約6分、都営地下鉄大江戸線「新御徒町駅」から徒歩で約8分、JR総武線「浅草橋駅」から徒歩で約8分 |
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