高さ約8mの百段のひな壇が登場!
日本一の規模を誇るひな祭り
徳島県勝浦町にある「人形文化交流館」で、2024年2月24日(土)から4月7日(日)まで、「阿波勝浦元祖ビッグひな祭り」が開催されます。
今年で36回目を迎える勝浦町の春の風物詩「阿波勝浦元祖ビッグひな祭り」をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
ビッグひな祭りの始まり
「阿波勝浦元祖ビッグひな祭り」は、1988年に全国で初めて百段のひな飾りの展示をしたことがはじまりです。
当時の徳島県勝浦町は、大寒波に見舞われ、特産品のみかんが大損害を受け、まち全体が沈んでいました。その閉塞感から脱しようと、町役場の有志10人が全国に発信できるイベントとして「ビッグひな祭り」を始めました。
開催を重ねる毎に「阿波勝浦ビッグひな祭り」は話題を呼び、全国から雛人形の寄附が集まるようになりました。現在では、人口約4,600人の勝浦町に約3万人もの来場者が訪れる、まちの一大イベントに発展しました。
高さ8m!ピラミッド型のひな壇にびっくり!
「阿波勝浦元祖ビッグひな祭り」の目玉は、なんといっても会場中央にそびえ立つピラミッド型の100段にも及ぶひな壇。その壇の高さはなんと約8m!
メインのひな壇の周りには、約3万体のひな人形が飾られます。
飾られているひな人形のなかには、明治大正時代に制作された歴史的に価値のある「古今雛(こきんびな)」や、戦後制作されたとみられている貴重な「御殿飾り(ごてんかざり)」なども。貴重なひな人形を鑑賞できるチャンスです。
飾り付けにかかる期間は、60日間!
ひな人形の飾り付けは、イベントの運営をしている「阿波勝浦井戸端塾」の会員20人が1日6時間ほど作業をして、約60日もの期間をかけているというから驚きです。
また、「阿波勝浦井戸端塾」の会員のほかにも、地元の子供達も協力してお手伝いしているのだとか。
「阿波勝浦元祖ビッグひな祭り」が行われる会場の「人形文化交流館」は、「道の駅 ひなの里かつうら」に隣接しています。地元グルメやお土産の購入なども合わせて楽しめますよ。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 第36回 阿波勝浦元祖ビッグひな祭り(2024年) |
ふりがな | あわかつうらびっぐひなまつり |
開催期間 | 2024年2月24日 〜 2024年4月7日 |
開催時間 | 9:00~16:00 |
開催スポット | 人形文化交流館 |
住所 | 徳島県勝浦郡勝浦町生名月ノ瀬35-1 |
料金 | 大人400円 小学生100円 団体(10名以上)300円 子供(小学生未満)100円 |
アクセス | JR羽ノ浦駅より車で約20分 |
駐車場 | 駐車場あり |
公式URL | 公式URLはこちら |