東京屈指の桜の名所・千鳥ヶ淵で
「千代田のさくらまつり」開催

東京都千代田区の皇居周辺一帯を囲むお濠（ほり）沿いにある「千鳥ヶ淵（ちどりがふち）緑道」から「九段坂公園」は、春になると美しい桜並木が続きます。

千鳥ヶ淵緑道を中心に、2024年3月22日（金）〜4月2日（火）の期間、「千代田のさくらまつり」が開催されます。

イベント開催期間中にライトアップされる「千鳥ヶ淵緑道」や、さくらまつりの詳細について紹介します。

※トップ画像提供：一般社団法人千代田区観光協会

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

まつりの中心エリア「千鳥ヶ淵緑道」はどんなところ？

お濠に沿って桜並木が続く優美な景色は必見（画像提供：一般社団法人千代田区観光協会）

「千鳥ヶ淵緑道」は、皇居のお濠沿いの約700mにわたって続く遊歩道。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉など、四季折々の美景が広がります。

例年3月下旬～4月上旬の桜の見頃の時期には、千鳥ヶ淵緑道を中心に、「千代田のさくらまつり」が行われ、ソメイヨシノやオオシマザクラなど約260本の桜並木が遊歩道を華やかに彩ります。

ボートに乗って、水上からひと味違う桜鑑賞を

「区営千鳥ヶ淵ボート場」周辺にはトイレも備わっています（画像提供：一般社団法人千代田区観光協会）

「千鳥ヶ淵戦没者墓苑入口」のあたりには「区営千鳥ヶ淵ボート場」があります。ボートに乗船すると、水上から桜を眺める“桜遊覧”を楽しむことができ、毎年大勢の人で賑わいます。

ボート場の営業時間は通常17時までですが、まつりの開催期間中は20時30分まで延長しており、千鳥ヶ淵の水上からもライトアップされた桜並木が楽しめます。

ボートに乗るには…

まつりの開催期間中は、9時頃から「区営千鳥ヶ淵ボート場」で整理券を配布します。事前にスケジュールをきちんと立ててからおでかけしましょう。

夜はライトアップされロマンティックな風景に

水面に映る幻想的なリフレクションにも注目（画像提供：一般社団法人千代田区観光協会）

夜は「千鳥ヶ淵緑道」の桜並木をLEDでライトアップし、まつりを盛り上げます。ライトアップは、さくらまつり期間中の日没18時頃〜22時までです。

周辺に点在する桜の名所にも行ってみよう♪

ソメイヨシノやヤマザクラなど約170本の桜が咲き誇る「千鳥ヶ淵公園」（画像提供：一般社団法人千代田区観光協会）

周辺には、東京メトロ「九段下駅」から続く「靖國（やすくに）神社」前の通りや、皇居西側の千鳥ヶ淵と英国大使館の間に位置する「千鳥ヶ淵公園」、ソメイヨシノなど約330本が千鳥ヶ淵側の土手沿いに咲き乱れる「北の丸公園」など、桜の名所が点在しています。

千代田区内にある桜の名所を巡る無料周遊バス「さくら祭り号」や、丸の内と千鳥ヶ淵を結ぶ無料シャトルバス「丸の内ダイレクトシャトル」も特別運行しているのでうまく利用してみましょう。

近隣地域周遊ツアー「千代田よりみちTrip」のほか、リアル謎解きゲーム、インスタグラムの投稿キャンペーンなども要チェックです。周遊バスの詳細とあわせて、公式サイトでご確認ください。

とりっぷノート♪桜土産をおでかけの記念に

千代田区観光協会・観光大使のリラックマグッズや、千鳥ヶ淵に咲く桜の葉から抽出したエキス入りの入浴剤など、まつりの思い出にぴったりの桜グッズが、「千鳥ヶ淵緑道」内「さくらグッズ販売ブース」で販売されています。

なお、千鳥ヶ淵緑道には売店や露店などがないため、周辺の食事処などを事前に確認してからおでかけするのがおすすめです。（いこーよとりっぷライター・西絵美）

記事を書いた人

西絵美（Clay）

大阪の編集プロダクション「Clay」所属の編集・ライター。野球大好きの息子とオタク気質な娘、ツンデレのモモンガちゃんと、にぎやかな日々を過ごしています。お酒やドライブ、ハンドメイド、御朱印巡り…など多趣味でじっとできない私が感じた、リアルな“楽しい”を届けられたらと思っています。