夏が見頃の、この花知ってる? 絶滅が危ぶまれる希少な花の歴史や見どころ、注意点、伝説を紹介
更新日2026年08月13日/公開日2026年08月13日

夏が見頃の、この花知ってる? 絶滅が危ぶまれる希少な花の歴史や見どころ、注意点、伝説を紹介

コラム
Googleでいこーよとりっぷを優先表示

気になるおでかけ情報を見つけやすく

サギソウ(鷺草)は、羽を広げて大空を飛ぶ白鷺(しらさぎ・しらさぎ)によく似た美しい花。真夏の湿地や水辺に咲くその花は真っ白で、とっても涼しげです。

今回は、このユニークな形をした可憐な花・サギソウをご紹介。

開花シーズンが夏休みと重なるスポットも多いので、親子で観察しにでかけるのもおすすめです。自然環境の保護について考える、よい機会にもなりそうですよ。

サギソウって、見れば見るほど白鷺にそっくり……!

空を舞うサギの仲間
空を舞うサギの仲間

水が張られた田んぼや稲刈り直後の田んぼで、よく見かける白鷺。ゆったりと羽ばたきながら飛ぶ姿と、サギソウを見比べてみると……。

自然が生み出した芸術品のよう
自然が生み出した芸術品のよう

本当にそっくり! 見れば見るほど、鳥に見えてきますね(笑)。

そのユニークな姿から、主人の遺書を運び命を落とした白鷺の生まれ変わりだという、悲しい伝説も残されています。

サギソウの伝説はこちら!

日本で古くから親しまれてきたサギソウの花

「蛇池湿地(医王池)」に咲くサギソウ(画像提供:一般財団法人 徳島県観光協会)
「蛇池湿地(医王池)」に咲くサギソウ(画像提供:一般財団法人 徳島県観光協会)

サギソウはラン科の多年草です。その歴史は古く、江戸時代初期にはすでに栽培の記録や園芸書に登場。庶民の園芸文化とともに親しまれてきました。

本州~九州に分布し、日当たりのよい湿地を好みます。かつては日本各地の湿地でよく見られましたが、近年は湿地の開発とともに激減。環境省のレッドデータブックでは現在、準絶滅危惧(NT)に分類されています。

双眼鏡を持ってGo!熱中症対策もぬかりなく!

バードウォッチングのように双眼鏡で観察するのがおすすめ(画像提供:sasaki106 / PIXTA)※画像はイメージです
バードウォッチングのように双眼鏡で観察するのがおすすめ(画像提供:sasaki106 / PIXTA)※画像はイメージです

サギソウの花は約3cmととても小さいため、広い湿地では肉眼では見づらいのが難点。親子で見に行く際は、双眼鏡や強力なズーム機能を持つカメラがあると便利です。

それと、自生地には歩きやすい木道などが整備されていることが多いものの、滑りにくい靴を履き、転んで汚れてもOKな服装がおすすめ。

夏の花なので、虫よけや日焼け止め、帽子、飲み物などをしっかり準備していきましょう!

親子で行きやすいスポットは全国で10カ所ほど

「葦毛湿原」に咲いていたサギソウ(画像提供:豊橋観光コンベンション協会)
「葦毛湿原」に咲いていたサギソウ(画像提供:豊橋観光コンベンション協会)

全国では、兵庫県神戸市の「六甲高山植物園」をはじめ、愛知県豊橋市の「葦毛湿原」、岡山県総社市「ヒイゴ池湿地」、愛媛県今治市の「蛇池湿地(医王池)」などで、サギソウの清楚な花を見ることができます。

なかでも「六甲高山植物園」では、2026年8月上旬に開花し始め、9月中旬まで長く楽しめるのでおすすめです。

下記のリンク先から、親子にぴったりの場所を探しておでかけしてみてくださいね。

記事を書いた人

雨宮あかり

「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。