いいやま菜の花まつりの会場
菜の花の黄色の絨毯を満喫

長野県飯山市にある「菜の花公園」は、千曲川東岸の小高い丘の中腹に位置している公園です。

例年4月下旬から5月上旬頃にかけて、13ヘクタールもの広さに咲き誇る、一面の菜の花を観賞することができます。

※2023年は見ごろが早くなっています。

日本の原風景が広がる飯山市の春の風物詩

「菜の花公園」がある長野県飯山市は、国内でも有数の豪雪地帯として知られるまち。1年の約3分の1の期間が雪に覆われています。そのため、飯山市の春は、平地より遅くやってきます。

冬の飯山市

4月下旬頃になると市内各所で菜の花が一斉に咲き始め、飯山市に春の訪れを告げます。なかでも、「菜の花公園」は、菜の花と、残雪の山並みと雄大な千曲川の流れが望め、日本のふるさとを感じさせてくれます。

ちょうどゴールデンウィークに開催！いいやま菜の花まつり

菜の花が見頃を迎えるゴールデンウィークの時期には、毎年「菜の花公園」をメイン会場とした「いいやま菜の花まつり」が開催されます。

「いいやま菜の花まつり」では、地域の人たちによるステージイベントの開催や、地元の名産品販売がされ、多くの人で賑わいます。

夏にはひまわり畑に変身！

「菜の花公園」では、菜の花の「連作障害」を防ぐため、菜の花の時季が終わると、今度はひまわりが植えられます。夏になると「菜の花公園」は、ひまわり畑に変身！　また違った魅力の黄色の絨毯が一面に広がります。

例年お盆過ぎ頃には刈り取られ、今度は来春の肥料としてすき込まれます。こうして地元の人たちの知恵によって、美しい景色が毎年守られ続けているんです。

ちょっと遅い春と、夏の年2回楽しめる、飯山市の黄色の絨毯を観賞しに「菜の花公園」へおでかけしませんか。