四季を通じて楽しめる散歩道
神奈川県藤沢市北部からから茅ヶ崎市を流れる相模川水系の一級河川「小出川」。茅ヶ崎を代表する河川のひとつで、JR茅ケ崎駅北口から自転車で20分ほどこぐと到着します。
駅からひと足のばして、花咲く川沿いをお散歩しよう
川沿いは、一年を通じて、四季折々の花々が咲きみだれ、地域の人たちはもちろん、遠方からも問い合わせが入るほどの注目スポットです。地域の地元団体「花とともにくらす会」が丁寧に世話をしており、訪れる人々を楽しませてくれます。
四季折々の花ごよみ
カワヅザクラ(2月下旬~3月上旬頃)
ひと足早く春の訪れを告げる「カワヅザクラ」が、毎年2月下旬頃から川沿いを彩ります。
開花時期に合わせ、「小出川桜まつり」が小出川に架かる萩園橋周辺で開催されます。開催中の土日には模擬店などが出店、また祭ばやしの演奏や、民謡ショーなどのイベントが開かれ、大勢の人で賑わいます。
ソメイヨシノ(3月下旬~4月上旬頃)
また、新湘南バイパス「茅ヶ崎西IC」からすぐ、「小出川」と国道1号線が交わる場所にある史跡「旧相模川橋脚」の周辺はソメイヨシノの名所として知られています。こちらは毎年3月下旬から4月上旬が見頃です。
アジサイ(6月中旬~7月初旬頃)
梅雨の時期になると、川沿いは450本以上の「アジサイ」が咲きます。2001年5月、地元の団体「花とともにくらす会」が、神奈川県の「千年紀(樹)記念事業」で提供してもらった30本のアジサイを植えたのが始まりで、その後植樹を続けながら現在の本数になりました。
アジサイの時期にも、川沿いでは「小出川紫陽花まつり」が開催されます。
ヒガンバナ(9月中旬~9月下旬頃)
秋のお彼岸の時期になると、ヒガンバナが見頃となります。赤や白の美しい花々が川沿いに列をなして咲き誇ります。
ザルギク(10月下旬~11月中旬頃)
秋が深まる10月下旬から11月中旬には、「ザルギク」が咲き誇ります。約500本植えられており、色も様々。田んぼや畑が広がるのどかな風景を楽しめるだけでなく、遠くには富士山や箱根も望めます。
寄り道こそがマイクロツーリズムの醍醐味
「小出川」付近には、駐車場がないため、自転車での回遊には持ってこいのポイント。茅ケ崎駅から自転車でまっすぐ「小出川」によるのも良いけれど、せっかくだから地元のお店にも寄り道をしてみてはいかがでしょうか。
スポット基本情報
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スポット名 | 小出川 |
ふりがな | こいでがわ |
住所 | 神奈川県茅ヶ崎市萩園地区 |
アクセス | 「茅ヶ崎駅北」からコミュニティバス鶴嶺循環市立病院線鶴嶺北コースで「萩園橋」下車 (徒歩約5分) |
駐車場 | 駐車場なし |