天然氷のかき氷文化を継承
こだわりのみつと味わう最高の贅沢

埼玉県内有数の観光地である長瀞。四季折々の花々を楽しめる宝登山や、自然の川の流れを全身で感じながら美しい景色を望める川下りなど、様々な体験ができることでも知られています。

たくさんの観光名所を巡って歩き疲れたときに、立ち寄りたくなるのがやっぱり甘味処。「阿左美冷蔵　寳登山道店」は、そんなときにまさにピッタリのお店です。

天然氷に自家製絶品シロップをかけて味わうかき氷

阿左美冷蔵（寳登山道店）は、国内でも数少ない天然氷を使ったかき氷食べられるお店。長瀞駅から宝登山まで続く参道の途中にあり、長瀞渓谷からも歩いていける距離にあるので、長瀞観光の途中で気軽に立ち寄れます。

阿左美冷蔵のかき氷はすべて自家製のこだわりのシロップ。おなじみのいちご、抹茶などに加え、季節限定のフレーバーもあり、白玉やあんこなどの子供に人気のトッピングをのせることもできます。

原材料は和三盆と天然氷だけ！秘伝のみつの味は？

蔵元秘伝みつ

中でも店主の阿左美さんのおすすめは「蔵元秘伝みつのかき氷」。このシロップは和三盆糖と天然氷を一緒に煮溶かして作られます。このみつをかけたかき氷は氷の味を邪魔することなく食べられるそう。

氷に自信があるからこそ、このシンプルな秘伝みつが極上の味わいにしてくれるのですね。

秘伝みつ以外では、季節ごとに登場する桜みつ、甘酒、柿、柚子がおすすめとのこと。その年によって用意がないこともあるそうですが、旬のものをシロップにするこだわりも「阿左美冷蔵」ならでは。

季節を感じながらかき氷を味わう贅沢なひとときを過ごしてみてくださいね。

日本の食文化を継承する、こだわりの天然氷づくり

阿左美冷蔵は、天然氷を自社で製造しています。現在、日本国内の天然氷の製造は数件のみしか行っておらず、大変貴重な存在です。

天然氷の製造は、長瀞の冬の寒さを利用し、時間をかけて氷を作る伝統の技。店主の阿左美さん曰く、「天候に大きく左右されるところが一番大変」とのこと。また、自然の環境での作業となるため、落ち葉など不純物が混ざらないように日々手入れをする必要もあるのだとか。

阿左美冷蔵では、この手間がかかる天然氷の製造を伝統産業として継承していくことで、日本の食文化の一つであるかき氷を残していきたいと強い想いで、現在も、伝統の作り方を受け継いでいます。

長瀞自慢のかき氷を四季折々の観光と楽しもう！

季節を問わず一年中人気がある「阿左美冷蔵」ですが、特に混み合うのがゴールデンウィークと夏（6月から9月）の繁忙期。

「GWと夏の繁忙期をずらして訪問すれば、比較的落ち着いています」（阿左美さん）。かき氷は年間通じて提供しているので、いつ訪れても美味しいかき氷を頂けます。

店舗では、例年1月中旬から天然氷を使用したかき氷を提供し、天然氷がなくなり次第、純氷での提供になります（例年夏頃に純氷になります）。


長瀞は春は桜、夏は川でのアクティビティ、秋は紅葉、冬はロウバイと四季折々、たくさんの魅力がある観光地です。店主の阿左美さんは、歴史ある観光地「長瀞」に訪れる人たちに、長瀞に来てよかったと喜んでもらえるよう、お店を営んでいます。

ぜひ、長瀞への観光の際には、小さな子供から大人まで楽しめるこだわりのかき氷に舌鼓を打ってみてくださいね。