お手伝いが楽しくなるグッズも。
昭和の銭湯がたわし専門店に変身!
明治40年(1907年)に創業以来、100年以上変わらず日常を支えてきた「亀の子束子(かめのこたわし)西尾商店」の直営店。東京都文京区根津で長年愛されてきた銭湯、「宮の湯」を改修した建物のなかにあります。
スタイリッシュな店内に並ぶのは、すべて亀の子束子にちなんだ商品。定番のたわしやスポンジなどの洗浄用グッズ、カメをモチーフにしたトートバッグやアパレルなどのオリジナルアイテムがそろいます。
※本記事中の商品情報および価格等は取材時のものです。最新情報は公式サイト等をご確認いただくか店舗にお問い合わせください
「亀の子は他店の三倍持つ」。環境にやさしい“たわし”に再注目!
明治から続く独特の製法で、天然繊維を束ねて作られる亀の子束子。食器洗いの予洗いに使えば洗剤の使用料が減り、環境にもやさしいと、今あらためて注目を浴びています。
高い品質の鍵を握るのは、厳選された繊維を均等に高密度でギュッと束ねる「棒巻き」の技術。職人の手でひとつひとつ丁寧に作られたたわしは、繊維がヘタりづらく抜け落ちにくいから、驚くほど長持ちするんです。
一般的なものより少し値段が高いと感じるかもしれませんが、本当にいいものは長く使えるので実はコスパも良好。たわしもスポンジも使い心地がよく、一度使ったら手放せなくなる逸品揃いです。
使い心地を試せるシンクも。見て、体験して、買える店
店内にはコンセプトショップならではの設備が! 店内にはシンクがあり、水を含むとさらに柔らかくなる「白いたわし サイザル麻」などの使い心地を試せます。家で使うイメージがつきやすくうれしいですね。
カフェを併設した広くて開放的な店舗
もともと銭湯だった建物をリノベした店内は天井が高くて広々。おしゃれなブティックのような空間に、亀の子束子に関する商品がセンスよく並びます。店の一角には、亀の子束子がコンセプトにしたカフェがあり、谷根千散策の休憩にもぴったり。
大小サイズがあるシューズ用ブラシは親子に人気!
親子連れに人気なのが、大小サイズ展開したカラフルな柄のシューズ用ブラシ「亀の子ジャンプ」。小さな手にも収まり上履きが洗いやすいので、子供が自ら積極的にお手伝いしたくなる魔法のたわしです。
お風呂で使えるボディ用たわしもベストセラーですが、最近、充実しているのはなんとサウナグッズ。今治市のタオルメーカーや温浴施設とスペシャルコラボしたタオルやサウナハットなど、サウナ好きの社員のアイデアで改良。サウナーのママパパは見逃せませんね。もちろんキュートな亀さんマーク入りです。
カフェスペースに「谷根千の味」が集合!
カフェではカメさんメニューも展開。「やなか珈琲店」の亀の子ブレンド、「ボンジュールモジョモジョ」の動物パン、「サクセション」の焼き菓子、「根津のたいやき」のあんを使った甘味など、谷根千エリアの名店の味を楽しめます。
とりっぷノート★取材のこぼれ話を紹介!
店内にはスタッフおすすめのご近所情報も展示。QRコードを読み込めば更なるスポット情報をチェックできますよ。谷根千散歩の拠点にもなるこの店では、ユニークなイベントが開催されることもあるので要チェックです。(いこーよとりっぷライター・間庭典子)
記事を書いた人
間庭典子
日本各地を取材する旅芸人ライター。旅、食、ウェルネス、インテリアなどをテーマに各メディアに執筆。地方出張の際は、好きな鉄道に乗りまくる「研修旅行」を楽しんでいます。もちろんその土地ならではの温泉と日本酒も堪能!
スポット基本情報
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スポット名 | 亀の子束子 谷中店 |
ふりがな | かめのこたわし やなかてん |
住所 | 東京都文京区根津2-19-8 SENTOビル1F |
電話番号 | 03₋5842₋1907 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 月曜(月曜が祝日の場合は営業し、翌火曜が休み) |
料金 | 「亀の子束子1号」484円、「亀の子ジャンプ」605円、「亀の子スポンジ」374円 |
アクセス | 東京メトロ千代田線「根津駅」から徒歩で約2分 |
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