銚子の漁師さんが営む干物の名店で
「干し魚づくり」にチャレンジ!
千葉県銚子市の君ヶ浜の「網元 石井丸干物店」は漁師さんが釣り上げた鮮魚をすぐにさばき、加工する網元の店。店頭には干物や磯ガキを焼く香ばしい匂いが漂います。
場所は銚子電鉄「海鹿島(あしかじま)」駅から徒歩で約8分。
浜辺もすぐ近く、潮風が通り抜けて心地いい! 海岸からは駅名でもある海鹿島が望めます。
今でも網元として沖に出る漁船・石井丸
1912年(大正元年)、網元として漁業を始めた石井丸。代々この地での漁法を受け継ぎ、「新鮮な魚をそのままの風味でお届けしたい」という思いから、とれたての魚で干物を製造、販売することに。
※網元:漁網や漁船を持ち、多くの漁師を雇って漁業を営む人のこと
昔ながらの製法で、浜で干される海産物
素材の旨味をそのままに、保存料や添加物は一切使用せず、昔ながらの製法で手づくり。浜で太陽の光を浴びた干物は焼くとふっくら香ばしく、子供が魚好きになること間違いなしの美味しさです。
金目鯛にサンマにイワシなど、さまざまな魚が干物に
干物の種類は、季節によって金目鯛やアジ、フグなどバリエーション豊富です。
お魚の旨味をぎゅっと凝縮した干物は、ぜひお土産に。家でも銚子の味が楽しめます。
漁が再開する秋からは干物づくり体験にも参加できますよ。
夏が旬の磯ガキを堪能しよう!
「網元 石井丸干物店」での夏の楽しみは、干物だけではありません。ぷりぷり食感とクリーミーさを持つ磯ガキは、夏の銚子ならではの味覚。8月半ばまで、店頭で焼いて食べられます。
レモンや銚子の醤油をかけて召し上がれ♪
とりっぷノート:取材のこぼれ話を紹介
手のひらに乗り切れないほど大きな磯ガキは、卵を胎内に持つため、栄養源を大量に吸収し、6、7年かけて育つのだそう。だから栄養満点なんですね!(いこーよとりっぷライター・間庭典子)
記事を書いた人
間庭典子
日本各地を取材する旅芸人ライター。旅、食、ウェルネス、インテリアなどをテーマに各メディアに執筆。地方出張の際は、好きな鉄道に乗りまくる「研修旅行」を楽しんでいます。もちろんその土地ならではの温泉と日本酒も堪能!
スポット基本情報
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スポット名 | 網元 石井丸干物店 |
ふりがな | あみもと いしいまるひものてん |
住所 | 千葉県銚子市海鹿町5241 |
電話番号 | 0479-22-1410 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
アクセス | 銚子電鉄「海鹿駅」より徒歩で約8分 |
駐車場 | 駐車場あり |
公式URL | 公式URLはこちら |