どこか懐かしい雰囲気いっぱい
小学校の跡地を活用した道の駅

「道の駅　保田小学校」は、千葉県鋸南町（きょなんまち）にある道の駅。2014年3月に廃校となった町立保田小学校の跡地に作られ、小学校の雰囲気がいたるところで感じられる道の駅です。

どこか懐かしくて、楽しい気分になる「道の駅　保田小学校」の過ごし方をご紹介します。

廃校を活用し、まちおこしに挑戦！今注目の道の駅

「道の駅　保田小学校」は、廃校になった小学校の跡地に作られた道の駅として、2015年12月にオープンしました。

「道の駅　保田小学校」がある千葉県鋸南町は、房総半島の西側に位置する海沿いのまち。人口7,000人ほどの小さなまちにある道の駅が注目されているのには理由があります。

学校の面影が、そのまま残っている道の駅

注目の理由は、廃校となった小学校の校舎や教室を生かしたリノベーションが行われ、学校の雰囲気をできるだけ残した道の駅に生まれ変わったこと。机やいす、黒板などの学校の備品も再利用され、まさに、誰もが懐かしいと感じられる空間の道の駅として話題となりました。

朝の営業開始の時間には、学校のチャイムと旧保田小学校の校歌が流れ、校旗が掲揚される徹底ぶり。地元の人たちの気持ちも詰まった道の駅です。

なつかしの給食＆地元の名店の味を堪能！

「道の駅　保田小学校」には、全部で5店舗の飲食店があります。地元グルメが食べられるショップのほかに、小学校の給食が食べられる食堂もあり、まるで小学生の頃に戻ったような気分に。

そんな、昔懐かしい給食が食べられる「里山食堂」をピックアップしてご紹介します。

ボリューム満点の給食をおなかいっぱい食べよう！

「里山食堂」は、木の温かみが感じられる教室風の店内で給食が食べられる食堂です。机といすも小学校の備品を活かしたこだわりも嬉しいですね。

メニューはどれもボリューム満点のものばかり！　なかでも人気ナンバーワンの「保田小給食」は、地元の特産物を堪能できる給食です。

学校に宿泊できる！ワクワクドキドキの宿泊体験

「道の駅　保田小学校」には宿泊できる施設「学びの宿」もあります。客室は、教室をリノベーションした懐かしの雰囲気。客室ごとに「学び」をテーマにした演出がされているのにも注目です。　

4人部屋のほかに、15人まで泊まれる大部屋もあるので、お友達家族などとワイワイ泊まれるのも嬉しいですね。まさに、子供の頃の宿泊行事を思い出す体験ができます。

体育館がマルシェに！特産品や名産品がズラリ！

道の駅と言えば、お土産を探しに立ち寄る方も多いのではないでしょうか。「道の駅　保田小学校」の直売所は、体育館をリノベーションした大空間。生鮮食品やお花などを中心に、地域随一の品揃えを誇ります。

なかでも人気の商品は、「道の駅　保田小学校」オリジナルのグッズ。学校をイメージしたお菓子など、遊び心いっぱいのグッズが並んでいますよ。

地域活性に一役買っている「道の駅　保田小学校」。房総半島の観光の拠点に利用するだけではなく、昔懐かしい雰囲気を体験しに「道の駅　保田小学校」を目的地にするのもおすすめですよ。