2024川崎市のおすすめ観光スポット
秋の連休に日帰り!人気&穴場10選
神奈川県の北東部に位置し、多摩川を挟んで東京都と隣接する川崎市。
京浜工業地帯の「工場夜景」や史跡、博物館など見どころが豊富にあり、サッカーJリーグの「川崎フロンターレ」をはじめ、さまざまな強豪チームがホームタウンとしていることでも知られています。
今回はそんな川崎市のおすすめスポットを親子向けにピックアップしてご紹介! 秋の連休や週末の日帰り観光にもぴったりです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
生田緑地
見どころ満載!川崎市内最大の都市公園
生田緑地は1941年(昭和16年)に都市計画決定された都市計画緑地で、約180ヘクタールの面積を誇る川崎市内最大の都市公園です。
多摩丘陵の起伏がある地形にクヌギ・コナラを中心とした雑木林や、谷戸部の湿地、湧水などの貴重な自然資源が残されており、かつての里山環境や、周辺の農地、樹林等と一体となった美しい風景が今に引き継がれています。
生田緑地内では、春には桜、初夏には花菖蒲(はなしょうぶ)、秋には美しい紅葉など、四季折々の自然を感じることができます。
バラ園、ミュージアムなど併設施設もたくさん
見どころのひとつは、春と秋に開園するバラ園。春は約530種・4,700株、秋は約440種・4,000株のバラが咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませています。
また、例年6月中旬には約2,800株のハナショウブが見頃を迎える、ショウブ園もおすすめです。
そのほか敷地内には「岡本太郎美術館」、「日本民家園」、「青少年科学館」という個性ある文化施設やゴルフ場など多様な施設があり、見どころ満載!
敷地も広く、とても一日では回りきれないので、何度でも訪れたくなってしまいます。
まずは豊かな自然を満喫しに、歩きやすい靴で自然散策へでかけしましょう!
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1−4
アクセス:電車:小田急線「向ヶ丘遊園駅」から徒歩で約13分
川崎市立日本民家園
文化財指定を受けた貴重な古民家が並ぶ、野外博物館
川崎市多摩区の生田緑地内にある「川崎市立日本民家園」は、急速に消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的に、1967年(昭和42年)に開園した古民家の野外博物館。
東日本の代表的な民家をはじめ、水車小屋、船頭小屋、高倉、歌舞伎舞台など25軒の建物をみることができます。いずれも文化財指定を受けた貴重な建築であり、うち7軒は国指定重要文化財にも指定されています。
江戸時代の古民家を中心に、北は岩手、南は鹿児島から移築復原されたもので、地域や年代による建物の構造や工法の違いを比較することもできます。
親子で藍染め体験!
園内では本館展示室の見学もできます。
ぜひ見ておきたいのが、日本民家園の西門も兼ねている「伝統工芸館」。川崎市の紺屋の技術を継ぎ、8基の「藍がめ」を管理して、藍染め体験(有料)やミニ展示、講座などを行っています。
なかでも、無地のハンカチに模様をつけられる藍染め体験は人気のアクティビティ(要事前予約)。ぜひ親子で体験してみてくださいね!
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市多摩区枡形7−1−1
営業時間:9:30〜17:00(11月〜2月は16:30閉園)
定休日:月曜(祝日の場合は開園)、祝日の翌日(土日祝日の場合は開園)、年末年始(12月29日〜1月3日)
料金:一般550円、高校~大学生・65歳以上330円、中学生以下無料
アクセス:電車:小田原線「向ヶ丘遊園駅」から徒歩で約17分、または「溝口駅南口」行き・「たまぷらーざ駅」行きバスに乗車、「生田緑地入口」バス停で下車後、徒歩で約3分
かわさき宙と緑の科学館
世界最高水準の星空投影が楽しめる!
生田緑地の敷地内にある「かわさき宙と緑の科学館」。ここは川崎の自然や科学に関する展示、体験学習事業などを行なっている科学博物館です。
1階にある展示室は川崎の大地、丘陵の自然、まちの自然、多摩川の自然、生田緑地ギャラリーの5つのコーナーに分け紹介しており、川崎の身近な自然について学ぶことができます。
展示室で自然を学んだあとは、市内最大級の緑の宝庫・生田緑地で本物の自然体験ができます。
世界最高水準のプラネタリウム
人気のプラネタリウムは、1,500万個の恒星を映し出す世界最高水準の「MEGASTAR-Ⅲ FUSION」が備えられています。緻密に映し出された星々と風景などの映像を融合させる新技術で、よりリアルな夜空を再現しています。
その時々に観察できる天文現象の紹介とともに解説員が生で解説してくれるため、子供も楽しく学ぶことができます。
外観は科学館の名称「サイエンスプリン」の由来となるプリンの形をしているので、チェックしてみてくださいね。
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1−2
営業時間:9:30〜17:00
休館日:月曜(祝祭日の場合は開館し翌火曜休館)、祝祭日の翌日(土日祝日の場合は開館)、年末年始
料金:入館無料、プラネタリウム一般400円、高校・大学生・65歳以上200円
アクセス:
車:東名高速道路・東名川崎ICから約9分
電車:①小田急線「向ヶ丘遊園」駅南口から徒歩で約15分 ②小田原線「向ヶ丘遊園駅」から「溝口駅南口」または「たまプラーザ駅」行きバスに乗車(約5分)、「生田緑地入口」バスで停下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり(215台)
藤子・F・不二雄ミュージアム
「ドラえもん」を中心とした、藤子・F・不二雄作品の世界を体感
2011年9月3日に開館した「藤子・F・不二雄ミュージアム」は、川崎市に深いゆかりがある漫画家、藤子・F・不二雄(藤本弘)の作品原画やその関連資料を中心に展示する博物館です。
開館日の9月3日は藤子・F・不二雄氏の代表作「ドラえもん」の誕生日であり、施設内の至るところにドラえもんのキャラクターが隠れています。
3階建てのミュージアムは、1館まるごと藤子・F・不二雄作品の世界を体感できる場所。
「ドラえもん」「パーマン」「キテレツ大百科」など、さまざまな作品のカラー原画を常設展示している展示室Ⅰ、期間限定の企画展を開催する展示室Ⅱのほか、実際にまんがを読める「まんがコーナー」などがあります。
ドラえもんにちなんだランチ&キャラクターとの記念撮影を満喫
お腹が空いたら3階のミュージアムカフェでひと休み。窓の外には屋上庭園が広がり、開放感たっぷりのカフェとなっています。ドラえもんのハンバーグやロールケーキなど、作品にちなんだオリジナルのメニューが楽しめますよ。
また、屋上スペースの「はらっぱ」は、キャラクターたちに出会える絶好のフォトスポット。
森に囲まれたお土産ショップもあり、ドラえもんの大好物「どら焼き」をはじめ、さまざまなミュージアム限定商品が揃っています。1階のミュージアムショップとあわせて、来館記念にショッピングを楽しみましょう。
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8−1
営業時間10:00〜18:00(日時指定による事前予約制)
定休日火曜、年末年始
料金大学生以上1,000円、中高校生700円、4歳~小学生500円、3歳以下無料
アクセス:電車:①小田原線「向ヶ丘遊園駅」から徒歩で約16分 ②JR南武線「宿河原駅」から徒歩で約15分 ③JR南武線、小田原線「登戸駅」からシャトルバスで約9分
川崎大師
初詣数全国トップ3!日本屈指の厄除けスポット
1128年(大治3年)に建立された、真言宗智山派の大本山である川崎大師は、もろもろの災厄を消除する“厄除けのお大師様”として親しまれています。
初詣の参拝者数が全国3位という人気の寺院で、年間を通しても多くの参拝客や観光客が訪れます。
広い敷地内にはメインとなる大本堂のほかにも見どころがたくさん。
中心地点に大きくそびえ立つ「八角五重塔」をはじめ、大晦日に除夜の鐘が鳴らされる「鐘楼堂」、大きな「つるの池」に架かる「やすらぎ橋」、神々しく輝く「降魔成道釈迦如来像」などがあります。
年間を通して行事が行われており、なかでも例年7月に開催される風鈴市では47都道府県から約900種類・3万個の風鈴が集められ、夏の風物詩として親しまれています。
仲見世通りで「久寿餅」を食べよう
また、川崎大師の手前にある仲見世通りも楽しみのひとつ。約150mの商店街には名物の久寿餅(くずもち)のほか、ご利益にちなんだ和菓子や唐揚げ、お土産などが売られています。
川崎大師でお参りしたあとは、食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区大師町4−48
アクセス:電車:①京急大師線「川崎大師駅」から徒歩で約8分 ②JR「川崎駅」東口バス乗り場7番から「大師」行きバスに乗車、「大師」バス停で下車後、徒歩で約8分
瀋秀園
日本最大の広さを誇る中国庭園
「瀋秀(しんしゅう)園」は、川崎大師に隣接する「大師公園」の一角にあります。
中華人民共和国の瀋陽市から、1987年(昭和62年)に川崎市・瀋陽市姉妹都市提携5周年を記念して寄贈されたもので、日本最大級の広さを誇る中国庭園です。
「瀋」は中国遼寧省・瀋陽市の略称、「秀」はきれいという意味で、瀋陽市の素晴らしい景色を集めた庭園です。
瓦や石、材木は中国産も使った本格的なもので、花の彫刻で飾られた「垂花門」をくぐると全体一望にできるあずまや・回廊・池が広がり山水の世界を味わうことができます。
園内にある「太湖石(たいこせき)」は中国の太湖という湖から切り出された、穴の多い複雑な形の奇石で、瀋陽市から寄贈されたものです。
四季折々の彩を楽しめる美しい中国庭園、瀋秀園。川崎大師の参拝とあわせて、足を運んでみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:川崎市川崎区大師公園1
開園時間:9:00~16:00
休園日:月曜(祝日または振替休日のときはその翌日)、国民の祝日の翌日(1月1日~1月3日は開園)、年末年始(12月29日~31日)
料金:入園無料
アクセス:電車:京急大師線「川崎大師駅」または「東門前駅」から徒歩で約10分
ラゾーナ川崎プラザ
便利でおしゃれなショッピングモール
「ラゾーナ川崎プラザ」は川崎駅に直結する大型ショッピングモールです。雨の日も濡れることなく行けるので、とても便利。
名前の由来はスペイン語の「Lazo」絆と「Zona」Zone(地域)を組み合わせて土地と社会、人と自然、そして人と人とのつながりを表現しています。
5フロアに飲食店、専門店など約350店舗が入居しており、1階にはフードコート、5階には映画館とスポーツクラブが入っています。映画の半券で割引サービスを受けられる飲食店もあり、お得に楽しむことができます。
「ルーファ広場」ではライブやイベントを多数開催
2階にある芝生のイベントスペース「ルーファ広場」では、有名アーティストなどのライブやイベントを年間約200回開催しており大変賑わいます。
ルーファ広場は、光、水、音など多彩な演出を施し昼と夜違った雰囲気で、訪れる人々を楽しませてくれますよ。
ぜひ休日のお買い物とともにイベントも楽しんでみてくださいね。
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町72−1
営業時間:
①専門店、ダイニング・セレクション、グラン・フード10:00〜21:00
②レストラン11:00〜22:00 ※一部営業時間の異なる店舗あり
アクセス:電車:JR「川崎駅」直結
夢見ヶ崎動物公園
無料で楽しめる!昔ながらの動物公園
JR「新川崎駅」から徒歩で約15分のところに「夢見ヶ崎動物公園」があります。1974年(昭和49年)に開園し、川崎市が運営している動物園です。
小さいながらも約60種類の動物たちが飼育されており、ファミリーでの観光にぴったり。しかも、公園なので入園無料! 気軽に遊びに行けるのがうれしいですね。
かわいらしい小型動物がいっぱい&芝生や遊具で遊べる
おもに小型の動物が中心で、サルやウサギ、リス、レッサーパンダやシマウマ、ペンギンなどさまざまな動物がいます。園内には広い芝生や、遊具もあるのでのんびりと1日過ごすことができますよ。
ペットも入園OKなのが魅力的。高台にあるため眺めが良く、自然豊かでとても気持ちのいい公園です。
休日に家族で遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市幸区南加瀬1-2-1
営業時間:9:00〜16:00
休園日:年中無休
料金:入園無料
アクセス:
車:京浜・川崎ICから約22分
電車:①JR横須賀線・湘南新宿ライン「新川崎駅」から徒歩で約15分 ②JR南武線「鹿島田駅」から徒歩で約20分。③JR横須賀線・湘南新宿ライン「新川崎駅」から「川崎駅西口」行きバスに乗車(約10分)、「北加瀬2丁目」バス停で下車後、徒歩で約5分
川崎マリエン
話題の工場夜景を一望!
国道132号線の海底トンネルを抜けてすぐ見えてくるのが、個性的な外観の建物「川崎マリエン」。川崎市が、市民と港の交流を深める目的で作ったコミュニティー施設です。
特に、工場の夜景が綺麗に見える観光スポットとして人気。タワー棟10階、地上51mにある展望室からは、無料で360度のパノラマ夜景を楽しむことができます。
川崎港はもちろん、東京タワーやお台場の観覧車、東京湾を行きかう大型船など美しい夜景を一望できますよ。
公園、バーベキュー場、シアターなど盛りだくさん
施設の名称は一般公募から生まれました。1,000点近い応募の中から“世界に拡がる海の玄関”をイメージした「マリン」と「エントランス」の造語、「川崎マリエン」が採用となったものです。
屋内施設、屋外施設があり、1〜2階には川崎港の横顔を紹介している「マリエンシアター」や、川崎港の未来を映像などで紹介する「マリエンプラザ」が設けられています。
そのほかスポーツ施設、バーベキュー場、公園など、さまざまな施設が揃い、思い思いの過ごし方ができるスポットです。
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島38−1
営業時間:9:00~21:00(受付8:45~20:00)
休館日:12月29日~1月3日
アクセス:
車:首都高速道路湾岸線・東扇島ICから約6分
電車:JR「川崎駅」からバスに乗車(約30分)、「川崎マリエン前」バス停下車
等覚院
「ぜんそくのお寺」として親しまれる観光名所
川崎市宮前区の北端側に位置する天台宗の寺院「等覚院」。創建の年代は不明ながら、室町時代の様子を今に伝える寺院として多くの観光客が訪れています。
“ぜんそくのお寺”として知られ、喘息、癌、メニエール病といった病気の平癒から、家内安全、厄除け、交通安全まで多岐に渡る御利益を求め、全国各地から人々がそのご加護を受けに訪れます。
関東三十六不動霊場のひとつでもあり、本堂には迫力満点の不動明王像が祀られています。
つつじの名所として「神奈川花の100選」にも選定
“つつじ寺”としても親しまれており“神奈川花の100選”に選定されている名所です。境内には約2,000本ものツツジが植えられており、なかには樹齢300年のツツジもあります。
見頃を迎える例年4月末から5月上旬には赤、橙、桃、白の花を鮮やかに咲かせ大変美しい光景が広がります。石段脇の斜面に植え込まれているため下から見上げる景色も見事ですよ。
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市宮前区神木本町1‐8−1
アクセス:
車:東名高速道路・東名川崎ICから約8分
電車:①東急田園都市線「溝の口駅」南口からバスに乗車(約10分)、「神木本町」バス停で下車後、徒歩で約5分 ②小田急線「登戸駅」生田緑地口からバスに乗車(約10分)、「神木不動」バス停で下車後、徒歩で約2分
駐車場:あり(約10台)※狭く混雑が激しいため公共機関の利用を推奨
四季折々の自然を体感できる生田緑地や、日本屈指の厄除けスポット川崎大師、日本最大の中国庭園など、川崎市にはさまざまな見どころがあります。都心からも近いので、ぜひ気軽におでかけしてみてくださいね!
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年4月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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