
2025関西のネモフィラ絶景名所8選
京阪神から日帰りOK!無料の公園も
さわやかなブルーが印象的なネモフィラの花が、例年4月中旬から5月上旬に関西地方で見頃を迎えます。小さくひらひらとした花はとても可憐で、青空とつながるように咲き渡る様子はまさに春の絶景!
そこで今回は、関西にあるネモフィラ畑のなかから親子におすすめの名所&穴場をご紹介。見頃の時期にはイベントも開催され、京阪神から日帰りで満喫できます。ぜひ春の週末やGWにおでかけしてみてください。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
「ネモフィラ」ってどんな花?
ネモフィラはムラサキ科(旧ハゼリソウ科)ネモフィラ属の植物。北アメリカ西部の草原や牧草地、森林の木陰などが原産地および自生地です。
種をまいて育てる一年草ですが、翌年もこぼれ種から成長していく強い生命力を持つ花です。
ネモフィラにはどんな種類があるの?

もっとも有名なのが青色のネモフィラ・メンジェンシー(学名Nemophila menziesii)。別名をインシグニスブルー、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)といいます。
そのほか、白い花弁に紫色の斑点があるネモフィラ・マクラータ(ファイブスポット)、黒紫色で白い縁取りのあるペニー・ブラック、白い花を咲かせるスノーストームなどが人気の品種です。
ネモフィラの花言葉&魅力は?

風に揺れる愛らしさと、たくましい生命力をあわせ持つネモフィラの花言葉は、「可憐」「どこでも成功」など。
家庭でも育てやすい花なので、子供と一緒に栽培を楽しむのもおすすめです。
大規模なネモフィラ畑では、自宅の庭で眺めるのとは異なり、一面に咲き誇るネモフィラを見られるのが魅力。ここからは、そんなネモフィラの名所のなかから、関西の人気スポットをご紹介します。
【大阪府大阪市】長居植物園

大阪市立の「長居植物園」は、季節の花々が楽しめる自然豊かなスポット。春には約5万株のネモフィラが咲き誇り、まるで青いじゅうたんのような絶景が広がります。
ネモフィラは広大な芝生広場の周辺に咲いており、小さな子供が自由に遊べるスペースもあるため、ファミリーにぴったり。また、園内には植物について学べる施設やカフェも併設され、一日のんびり過ごせます。
ベビーカーでの移動もしやすく、小さな子供連れでも安心です。
イベント情報①:ネモフィラフェア(2025年4月5日~5月6日)

春の恒例イベント「ネモフィラフェア」は、青いネモフィラ畑の見頃にあわせて開催。写真映えスポットとしても人気です。
推しのぬいぐるみを撮影するための「ぬい撮りフォトスポット」が登場し、ぬい活も楽しめます。
さらに、ネモフィラ畑のすぐそばでネモフィラグッズ作りのワークショップが開催されるほか、休日限定でネモフィラショップも開店。ネモフィラソフトやネモフィラグッズが販売されるのでチェックしましょう♪
イベント情報②:チームラボ「生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ」(2025年4月10日〜5月18日)

「長居植物園」には、園内の草木や池、生態系や環境を生かした夜の野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」が常設されています。花や草木などの植物が作品の一部となり、四季折々に表情を変えていきます。
2025年4月10日(木)から5月18日(日)までの期間は、夜の闇に浮かび上がり光り輝くネモフィラの作品「生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ」を公開。
昼間はさわやかに咲き広がるネモフィラが、夜になると幻想的な光のアート作品へと変貌する特別な体験です。
■スポット概要&開花情報
ネモフィラの見頃:例年4月中旬~5月上旬
所在地:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23
アクセス:【電車】JR阪和線「長居駅」から徒歩で約13分/大阪メトロ御堂筋線「長居駅」から徒歩で約10分
開園時間:9:30~17:00(最終入園16:30)
休園日:月曜(祝日の場合は翌平日)
入園料:大人300円、高校・大学生200円、中学生以下無料
関連イベント情報【ネモフィラフェア】2025年4月5日(土)~5月6日(火・祝)
【生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ】2025年4月10日(木)〜5月18日(日)
【大阪府八尾市】久宝寺緑地

大阪府営の「久宝寺緑地」は、甲子園球場の約10倍を誇る敷地に、芝生広場や遊具が整備された都市公園です。
ネモフィラが見られるのは北地区の「花の広場」。季節ごとの花で彩られる広場中央の花壇が、春になると約2万株のネモフィラで青く染まります。
お弁当を持ってピクニックをしたり、園内の大型複合遊具で思いっきり遊んだりと、家族の休日にぴったりのスポットです。
■スポット概要&開花情報
ネモフィラの見頃:例年3月下旬~4月中旬
所在地:大阪府八尾市西久宝寺323
アクセス:【電車】JR大和路線「久宝寺駅」「加美駅」、近鉄大阪線「久宝寺口駅」から徒歩で15~20分
開園時間:常時開園(一部施設は異なる)
休園日:なし(施設により異なる)
入園料:無料(一部施設は有料)
【滋賀県日野町】滋賀農業公園ブルーメの丘

「ブルーメの丘」は鈴鹿山脈のふもとに位置する体験型の農業公園。動物とのふれあいやアスレチック、グルメを満喫できる人気スポットです。
春には、「アニマルガーデン」や「ポプラガーデン」で約2万株のネモフィラが咲き、青空と花畑がつながるような美しい景色を見せてくれます。

タイミングがよければ、約12万本のチューリップとの共演も楽しめますよ。
園内ではアルパカやカンガルーに会え、アイスクリームやピザ作りも体験可能。高さ約17mの巨大アスレチック「アルプスジム」をはじめ、大型バギーゴーカート、芝すべり、巨大エア遊具などアトラクションも豊富で、親子で一日中遊び尽くせる公園です。
■スポット概要&開花情報
ネモフィラの見頃:例年4月中旬~5月上旬
所在地:滋賀県蒲生郡日野町西大路843
アクセス:【車】名神高速道路 : 「八日市IC」から約20分
【電車】JR東海道本線、近江鉄道八日市線「近江八幡駅」、または近江鉄道近江本線「日野駅」からバスに乗車、「幅野町」バス停で下車後、徒歩で約10分
開園時間:10:00~17:00(土日祝日は9:30~)※冬季は異なる
休園日:水曜(祝日の場合は翌平日)
入園料:中学生以上1,500円、4歳~小学生800円、3歳以下無料
【奈良県河合町ほか】県営馬見丘陵公園

奈良県北葛城郡広陵町から河合町にかけて広がる、馬見丘陵内の公園です。東西約3km、南北約7kmにおよぶ広大な敷地には豊かな自然があふれ、四季折々の花木を観賞できます。
ネモフィラを観るなら、中央エリアの「花の道」から北エリアの「集いの丘」に向かって散策するのがおすすめ。アーチ状に続くネモフィラの花壇や、ほかの花とのコラボレーションなど、ネモフィラの多彩な風景を楽しめます。

例年4月上旬から中旬には、白や赤、黄色やピンクのチューリップと水色のネモフィラが共演。園内がカラフルな色彩に包まれます。
■スポット概要&開花情報
ネモフィラの見頃:例年4月上旬〜下旬
所在地:奈良県北葛城郡河合町佐味田2202
アクセス:【車】西名阪自動車道「法隆寺IC」から約4km
【電車】近鉄田原本線「池部駅」から緑道エリア入口まで徒歩で約2分
開園時間:終日開放(公園館9:00〜17:00)
休園日:なし(公園館は月曜、休日の場合は翌平日)
入園料:無料
【兵庫県小野市】ひまわりの丘公園

「ひまわりの丘公園」は、広大な花畑と大型遊具が魅力の公園です。夏のひまわりが有名ですが、春には約600平方メートルの敷地に10万本のネモフィラが咲き誇り、フォトスポットとしても話題です。

そのほか、海賊船をモチーフにした大型遊具がある「わんぱく広場」は、子供たちに大人気。4階建ての「ひまわりタワー」ではトランポリンや巨大ネットで遊べ、展望デッキから小野市を一望できます。
ネモフィラ畑の近くにある「サンパティオおの」では地元の野菜や果物をショッピングできるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
■スポット概要&開花情報
ネモフィラの見頃:例年4月中旬~5月上旬
所在地:兵庫県小野市浄谷町1545-321
アクセス:【車】山陽自動車道「三木・小野IC」から約10分
【電車】神戸電鉄粟生線「小野駅」からタクシーで約10分、またはコミュニティバスに乗車、「ひまわりの丘」バス停で下車
開園時間:8:30~17:00
休園日:なし(施設によって異なる)
入園料:無料
【兵庫県淡路市・神戸市】淡路島国営明石海峡公園

明石海峡大橋を挟み、兵庫県淡路市と神戸市にまたがって広がる「淡路島国営明石海峡公園」は、総面積330ヘクタールの広大な公園です。
例年4月中旬から5月上旬にかけて約2万3,000株のネモフィラが満開になり、「ポプラの丘」を優しい青色で彩ります。「花の中海」のスワンボートに乗れば、水上からネモフィラ畑を眺めることもできますよ。
イベント情報:春のカーニバル(2025年3月20日〜5月25日)

2025年3月20日(木・祝)〜5月25日(日)にかけて「春のカーニバル」が開催されています。
ネモフィラのほか、例年3月中旬〜4月中旬にはチューリップ、4月上旬〜5月中旬にはラナンキュラス、4月中旬〜5月中旬にはリビングストンデージー、5月上旬にはルピナスが開花し、にぎやかな春の雰囲気を盛り上げます。
土日祝日を中心にイベントも充実。園内の花をより楽しめるフラワーガイドツアーや、クラフト体験など盛りだくさんの内容です。1日だけのイベントもあるので、スケジュールをチェックしてでかけましょう。
■スポット概要&開花情報
ネモフィラの見頃:例年4月中旬〜5月中旬
所在地:兵庫県淡路市夢舞台8-10
アクセス:【車】神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」から約5分
開園時間:9:30~17:00(季節により異なる)
休園日:シーズン中は無休(2月の第2月〜金曜、12月31日〜1月1日)
入園料:15歳以上450円、中学生以下無料
【兵庫県南あわじ市】淡路ファームパーク イングランドの丘

淡路島にある「淡路ファームパーク イングランドの丘」は、動物とのふれあいや自然体験ができるテーマパーク。例年4月から5月にかけて、園内の「イングリッシュガーデン」エリアを中心に約10万本のネモフィラが咲き誇ります。

広い園内には、コアラやカピバラなどの動物と出会えるエリアをはじめ、ゴーカートや遊具で遊べるエリア、パン作りやキャンドル作りの体験工房もあり、子供も大満足。
食の宝庫・淡路島の食材をふんだんに使用したハンバーガーやバーベキューなど、ランチのバリエーションも豊富です。
■スポット概要&開花情報
ネモフィラの見頃:例年4月中旬~5月上旬
所在地:兵庫県南あわじ市八木養宜上1401
アクセス:【車】神戸淡路鳴門自動車道「洲本IC」から約15分
【電車】JR「舞子駅」から高速バスに乗車(約60分)、「洲本バスセンター」バス停で下車後、「福良」行きバスに乗車(約30分)、「イングランドの丘」バス停下車すぐ
開園時間:9:30~17:00(季節により変動あり)
休園日:火曜
入園料:高校生以上1,200円、4歳~中学生400円、3歳以下無料
【大阪府大阪市】大阪まいしまシーサイドパーク※2025年は中止

「大阪まいしまシーサイドパーク」は、大阪市此花区の舞洲エリアにある期間限定の花の公園。かつて「大阪舞洲ゆり園」として親しまれていた大阪湾沿いの敷地に、2019年から開園しています。
関西最大級・約100万株のネモフィラが、大阪湾を一望する約4.4ヘクタールの広大な敷地を埋め尽くす景色は圧巻!

空と海と花のブルーが織りなす絶景を目当てに、毎年たくさんの人が訪れます。時期によってチューリップや桜との共演も楽しめますよ。
例年、キッチンカーやフォトサービスのほか、ゴーカートやアスレチック(別途料金)など、ファミリー向けのアトラクションや催し物が充実しています。
イベント情報:ネモフィラ祭り(2025年は開催中止)

例年4月上旬からGW頃まで「ネモフィラ祭り」が開催されています。
ネモフィラブルーのソフトクリームやシーソーダ、公式キャラクター「ネモにゃん」の限定グッズも登場!
2024年は、日没にかけてのロング営業を土日祝日限定で実施されました。“日本の夕陽百選”にも選ばれた舞洲の夕陽に照らされて輝くネモフィラ畑は、とても幻想的ですよ。
※2025年は「EXPO2025 大阪・関西万博」開催のため開園・開催中止
■スポット概要&開花情報(2024年)
ネモフィラの見頃:例年4月中旬~5月上旬
所在地:大阪府大阪市此花区北港緑地2
アクセス:【車】阪神高速5号湾岸線 「湾岸舞洲出口」から約5分
【電車】JRゆめ咲線「桜島駅」からバスに乗車、「ホテル・ロッジ舞洲前」バス停で下車後、徒歩で約5分
開園時間:平日9:00~17:30、土日祝日8:00~19:00
休園日:期間中は無休(雨天時は一部エリア閉鎖の場合あり)
入園料:高校生以上1,500円、小・中学生500円
さわやかなブルーに癒やされる親子旅。今年の春~GWは、ネモフィラの名所で楽しい思い出をたくさん作ってください♪
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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