2025東海のネモフィラ絶景名所8選<br/>日帰りOK!一日遊べる無料の公園も
更新日2025年04月21日/公開日2025年04月16日

2025東海のネモフィラ絶景名所8選
日帰りOK!一日遊べる無料の公園も

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さわやかなブルーが印象的なネモフィラの花。東海エリアでは、例年4月上旬から5月上旬にかけて見頃を迎えます。小さくひらひらとした花はとても可憐で、青空とつながるように咲き渡る様子はまさに春の絶景! 

そこで今回は、東海にあるネモフィラ畑のなかから親子におすすめの名所&穴場をご紹介。見頃の時期にはイベントも開催され、日帰りで満喫できます。ぜひ春の週末やGWにおでかけしてみてください。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

大阪の絶景ネモフィラ名所はこちら!

関東の絶景ネモフィラ畑をチェック!

「ネモフィラ」ってどんな花?

東京都の「国営昭和記念公園」に咲くネモフィラ
東京都の「国営昭和記念公園」に咲くネモフィラ

ネモフィラはムラサキ科(旧ハゼリソウ科)ネモフィラ属の植物。原産地および自生地は北アメリカ西部の草原や牧草地、森林の木陰などです。

種をまいて育てる一年草ですが、翌年もこぼれ種から成長していく強い生命力を持つ花です。

青いネモフィラのほかにどんな品種があるの?

純白のスノーストームと個性的なペニー・ブラック(画像提供:工場長 / PIXTA)
純白のスノーストームと個性的なペニー・ブラック(画像提供:工場長 / PIXTA)

ネモフィラといえば、青い花を思い浮かべる人が多いことでしょう。青いネモフィラはネモフィラ・メンジェンシー(学名Nemophila menziesii)という品種で、別名をインシグニスブルー、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)といいます。

そのほか、白い花弁に紫色の斑点があるネモフィラ・マクラータ(ファイブスポット)、黒紫色で白い縁取りのあるペニー・ブラック、白い花を咲かせるスノーストームなどの品種があり、それぞれ魅力的です。

ネモフィラの花言葉&魅力は?

可憐でたくましいネモフィラ・インシグニスブルー(画像提供:himawari / PIXTA
可憐でたくましいネモフィラ・インシグニスブルー(画像提供:himawari / PIXTA

風に揺れる愛らしさと、たくましい生命力をあわせ持つネモフィラは、「可憐」「どこでも成功」「清々しい心」などの花言葉を持ちます。

家庭でも育てやすい花なので、子供と一緒に栽培を楽しむのもおすすめです。

広大なネモフィラスポットでは、自宅の庭で眺めるのとは異なり、“青い花の海”のような光景を見られるのが魅力。ここからは、そんなネモフィラの名所のなかから、東海の人気スポットをご紹介します。

【愛知県一宮市】国営木曽三川公園 138タワーパーク

「138タワーパーク」からネモフィラ畑を見渡すのもおすすめ
「138タワーパーク」からネモフィラ畑を見渡すのもおすすめ

「国営木曽三川公園」は、愛知・岐阜・三重の3県にまたがる国内最大規模の国営公園。広大な敷地は、さらに13の公園に分かれています。

なかでも「138タワーパーク」は、春になると広大な花畑が一面ブルーに染まるネモフィラの名所。例年4月上旬から見頃を迎え、澄んだ青空とネモフィラの青が調和する絶景が広がります。

フォトスポットにもなる木製ブランコ(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)
フォトスポットにもなる木製ブランコ(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)

園内には高さ138mの展望塔「ツインアーチ138」がそびえ立ち、花畑を一望できるのも大きな魅力。芝生広場や「フワフワドーム」や「わくわくスライダー」などの遊具、レンタサイクル(1台300円)&サイクリングコースも利用でき、子供と一日中楽しめます。

入園無料で気軽に訪れやすく、春のおでかけ先として人気のスポットです。

イベント情報:スプリングフェスタ(2025年4月12日~5月6日)

ミニこいのぼりが泳ぐ広場をタワー展望階から見下ろすと、大きなこいのぼりが出現(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)
ミニこいのぼりが泳ぐ広場をタワー展望階から見下ろすと、大きなこいのぼりが出現(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)

2025年の「スプリングフェスタ」では、白と青のネモフィラをはじめ、シャーレーポピーやルピナスといった春の花々が園内を彩ります。

芝生広場には、ミニこいのぼりをウロコに見立てた巨大こいのぼりが登場! 

週末や祝日を中心に、多彩な自然体験やステージイベント、クラフト体験、マルシェなど家族で満喫できる催しが盛りだくさんです。

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:愛知県一宮市光明寺字浦崎21-3
例年の見頃:4月上旬~下旬
アクセス:【車】東海北陸自動車道「一宮木曽川IC」から約8分
【電車】名鉄各線「一宮駅」、JR東海道本線「尾張一宮駅」からバスに乗車(約30分)、「138タワーパーク」バス停で下車すぐ
駐車場:あり
関連イベント:【スプリングフェスタ】2025年4月12日(土)~5月6日(火・休)

【愛知県日進市】 愛知牧場

のどかな牧場の風景に似合うネモフィラ畑(画像提供:t.mas / PIXTA)
のどかな牧場の風景に似合うネモフィラ畑(画像提供:t.mas / PIXTA)

動物とのふれあいや季節の花畑で人気の「愛知牧場」では、春になるとネモフィラの“青い花畑”が出現。

見頃は例年4月中旬から下旬にかけて。約40万株のネモフィラが空の青と溶け合うように咲き誇り、花畑の中に設けられた通路や展望台から青のじゅうたんを見渡せます。

過去のネモフィラ畑の様子。つつじなども咲きとってもカラフル!(画像提供:t.mas / PIXTA)
過去のネモフィラ畑の様子。つつじなども咲きとってもカラフル!(画像提供:t.mas / PIXTA)

2025年のネモフィラ畑は4月19日(土)に開園。種から育てたエリアと苗から育てたエリアに分かれていて、開花の時期が少しずれるため長く楽しめそうですよ。

スタッフが手綱をひく乗馬体験は2歳からOK!
スタッフが手綱をひく乗馬体験は2歳からOK!

乗馬や手作り体験、牧場グルメも充実しており、のどかな風景の中で一日中楽しめる施設。親子のおでかけ先にぴったりです。

■スポット概要&開花情報
所在地:愛知県日進市米野木町南山977
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「東名三好IC」から約15分
【電車】名鉄豊田線「黒笹駅」から徒歩で約10分
駐車場:あり

【岐阜県可児市】ぎふワールド・ローズガーデン

「ぎふワールド・ローズガーデン」のネモフィラガーデン
「ぎふワールド・ローズガーデン」のネモフィラガーデン

「ぎふワールド・ローズガーデン」は、原種・オールドローズから国内外の最新品種まで多彩なバラが植えられた名所。春バラの少し前に「東の大花壇」のネモフィラガーデン(2025年は4月14日まで)が満開になり、青いじゅうたんのような花畑が出迎えてくれます。

チューリップとネモフィラのキュートなコラボ(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)
チューリップとネモフィラのキュートなコラボ(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)

また、「花トピア」前のチューリップ&ネモフィラエリアや、北の大花壇のビラ&ネモフィラエリアは写真映え抜群。ほかにも、カフェや大温室、大型遊具、ふわふわドームなどがあり、子供と一緒にのびのびと過ごせます。

さまざまな花が開花リレーを続ける園内で、春のひとときを家族で満喫しましょう。

イベント情報:春のフラワーフェスティバル(2025年は終了)

桜とネモフィラの共演が見られる時期はほんの一瞬。感動的な景色です(画像提供:一般社団法人 岐阜県観光連盟)
桜とネモフィラの共演が見られる時期はほんの一瞬。感動的な景色です(画像提供:一般社団法人 岐阜県観光連盟)

ネモフィラやチューリップ、スイセン、ユキヤナギ、コブシといった春の花々が園内を彩る「スプリングフェスティバル」。週末はお花見だんごの無料配布、音楽イベントが開催されます。

■スポット概要&開花情報
所在地:岐阜県可児市瀬田1584-1
例年の見頃:4月上旬~中旬
アクセス:【車】東海環状道「可児御嵩IC」から約5分
【電車】JR 太多線 「可児駅」、名鉄広見線「新可児駅」からバスに乗車、「ぎふワールド・ローズガーデン」バス停で下車すぐ
駐車場:あり
関連イベント:【スプリングフェスティバル】2025年3月20日(木・祝)~2025年4月14日(月)
※2025月4月16日~21日はメンテナンス休園

公式サイト

【岐阜県美濃市】洲原ひまわりの里

毎年、かわいいフォトスポットも登場(画像提供:一般社団法人 岐阜県観光連盟)
毎年、かわいいフォトスポットも登場(画像提供:一般社団法人 岐阜県観光連盟)

岐阜県美濃市の長良川沿いにある「洲原(すはら)ひまわりの里」は、夏の向日葵(ひまわり)で知られる景観スポットですが、春には美しいネモフィラ畑も登場します。

地域住民によって整備された畑に約1万株のネモフィラが咲き誇り、のどかな山あいにブルーの花が揺れる様子はまさに絶景。協力金として1人100円以上を支払えば、24時間いつでも入場でき、協力金の金額に応じて「幸せ行ききっぷ」や「花の種」、「オリジナルアクセサリー」などのプレゼントもあります。

花畑には、幸せ行き電車やバス停、フォトフレームなど、数々のオブジェが設置され、撮影スポットとしても人気! 一面に広がる花畑を背景に、バリエーション豊かな写真撮影を楽しめますよ。

見晴らしの良い高台にあり、写真映えもバッチリ。混雑することも少なく、子供と訪れやすい穴場スポットです。

白に紫の斑点がかわいいネモフィラにも注目!

ネモフィラ・マクラータ(画像提供:あきぼ / PIXTA)※イメージ画像
ネモフィラ・マクラータ(画像提供:あきぼ / PIXTA)※イメージ画像

園内には、ネモフィラ・インシグニスブルーだけでなく、白に紫の斑点がかわいいマクラータ種も咲いています。広いエリアに白いネモフィラが咲き渡る、貴重な景色を楽しめますよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:岐阜県美濃市下河和468-3
例年の見頃:4月中旬~下旬
アクセス:【車】東海北陸自動車道「美濃IC」から約10km
【電車】長良川鉄道「洲原駅」から徒歩で約7分
駐車場:あり

【静岡県浜松市】浜名湖ガーデンパーク

展望塔(有料)から園内と浜名湖を見渡せます
展望塔(有料)から園内と浜名湖を見渡せます

浜名湖のほとりに広がる「浜名湖ガーデンパーク」は四季折々の花や植物を楽しめる大型公園です。春には「花ひろば」に約30万本のネモフィラが咲き誇り、青空と花が溶け合うような絶景が広がります。

美しく整備された「ふれあい花壇」では、ネモフィラとチューリップ、ポピーなど色とりどりの花が共演。

遊覧船ガーデンクルーズ(画像提供:naomon / PIXTA)
遊覧船ガーデンクルーズ(画像提供:naomon / PIXTA)

水上から花や自然を観賞できる「遊覧船ガーデンクルーズ」のほか、芝生広場、展望塔もあり、家族でのんびり一日過ごせます。入園無料でコスパも抜群ですよ。

イベント情報:浜名湖花フェスタ(2025年3月20日~6月8日)

春の花をテーマに浜名湖周辺一帯で開催される大型イベント。

期間中はデジタルスタンプラリーやフォトコンテストが行われ、周辺の宿泊&観光スポットや飲食店でお得な割引やサービスが受けられる「おもてなしクーポン」を配布しています。

クーポンの入手方法は公式サイトでチェックしてくださいね!

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:静岡県浜松市西区村櫛町5475-1
例年の見頃:4月上旬~中旬
アクセス:【車】東名高速道路「浜松西IC」から約25分/浜名バイパス「坪井IC」から約15分
【電車】JR各線「浜松駅」からバスに乗車(約60分)、「ガーデンパーク入口」バス停で下車
駐車場:あり
関連イベント:【浜名湖花フェスタ】2025年3月20日(木・祝)~6月8日(日)

【三重県伊賀市】メナード青山リゾート

「ハーブガーデン」に出現するネモフィラ畑(画像提供:くまのみ / PIXTA)
「ハーブガーデン」に出現するネモフィラ畑(画像提供:くまのみ / PIXTA)

「メナード青山リゾート」は、三重県伊賀市の標高600mに広がる高原リゾート。年間で約300種類を超えるハーブが彩りと香りを競い合う「ハーブガーデン」の一角に、春になるとネモフィラ畑が現れます。

青空とネモフィラブルーが溶け合うような景色はとても幻想的です。標高が高いため、ほかのスポットよりも開花が遅く例年4月末からが見頃。2025年は4月26日(土) に開園予定です。

コテージ「スイス村」
コテージ「スイス村」

リゾート内には温泉やレストラン、宿泊施設も完備されており、日帰りでも宿泊でも楽しめます。自然に囲まれ、家族でのんびりと過ごせる癒しの高原リゾートです。

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県伊賀市霧生2356
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:【車】名阪国道「上野東IC」から約40分/伊勢自動車道「久居IC」から約50分
【電車】近鉄大阪線「伊賀神戸駅」から送迎バスあり(要予約)
駐車場:あり(無料)

開花状況(公式サイト)

【三重県桑名市】なばなの里

なばなの里
なばなの里

「なばなの里」は、四季折々の花々が楽しめる東海エリア屈指の花スポット。例年4月中旬から5月上旬まで咲くネモフィラは、なんと約100万株! 約1万3,000坪の「花ひろば」で見頃を迎えます。

「花ひろば」は緩やかな傾斜の丘に作られていて、小高い丘の上に建つ展望台はネモフィラ畑を一望できるベストスポット! 1階には温かい食べ物を販売するスナックコーナーがあり、休憩場所としても便利です。

美しい花景色はもちろん、夜のイルミネーションも人気。例年5月には「バラ園」で春バラも咲き始めます。天然温泉「里の湯」やレストランも併設されており、家族でゆったりと過ごせる上質な花のリゾートです。

イベント情報:ネモフィラまつり(毎年4月中旬~5月上旬)/花まつり(2025年2月下旬~6月上旬)

4月初め頃の奇跡のコラボ(画像提供:Bull / PIXTA)
4月初め頃の奇跡のコラボ(画像提供:Bull / PIXTA)

2025年2月下旬から6月上旬にかけて、チューリップ、ネモフィラ、バラなどの春花が次々と登場する「花まつり」。

そのうち、ネモフィラがピークとなる4月中旬~5月上旬が「ネモフィラまつり」です。ネモフィラソフトクリームも販売されるので要チェック!

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県桑名市長島町駒江漆畑270
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
アクセス:【車】伊勢湾岸自動車道「湾岸長島」IC、東名阪自動車道「長島IC」から約10分
【電車】近鉄名古屋線「近鉄長島駅」からバスで約10分
駐車場:あり
関連イベント:【ネモフィラまつり】2025年4月中旬~5月上旬 【花まつり】2025年2月下旬~6月上旬

【三重県志摩市】志摩市観光農園

「志摩市観光農園」のネモフィラ畑(画像提供:44kawa / PIXTA)
「志摩市観光農園」のネモフィラ畑(画像提供:44kawa / PIXTA)

「志摩市観光農園」は、地元のボランティア団体が管理する花の名所。まちの人たちの暖かさと自然の美しさを体感でき、心癒されるスポットです。

毎年春には、約3,000平方メートルのなだらかな丘陵地がネモフィラの花で水色に染まり、景色が訪れた人々を魅了します。

農園には芝桜のエリアもあり、とってもカラフル!(画像提供:44kawa / PIXTA)
農園には芝桜のエリアもあり、とってもカラフル!(画像提供:44kawa / PIXTA)

2025年は4月10日(木)から5月11日(日)まで開園。花畑には通路が整備されていて散策しやすく、かわいいフォトスポットで記念撮影も楽しめます。

キュートなオブジェを発見!(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
キュートなオブジェを発見!(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

入園料は大人300円、中学生以下無料とリーズナブル。混雑も少なく静かに花を観賞できる点も魅力です。

志摩市の美しい海を連想させる“志摩ブルー”を、家族みんなで堪能しましょう!

隣接「道の駅伊勢志摩」で食事やお土産選びも満喫♪

「志摩市観光農園」は「道の駅伊勢志摩」に隣接しています。伊勢志摩の味覚を味わえるレストランや、新鮮な農・水産物が豊富に並ぶ「伊勢志摩物産館」も併設されているので、ぜひ立ち寄ってみてください♪

「道の駅伊勢志摩」をチェック!

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県志摩市磯部町穴川511-5(道の駅伊勢志摩の奥)
例年の見頃:4月上旬~下旬
アクセス:【車】伊勢自動車道「伊勢西IC」から約40分
【電車】近鉄志摩線「志摩磯部駅」からタクシーで約10分
駐車場:あり

公式サイト

爽やかなブルーに癒やされる親子旅。今年の春~GWは、東海のネモフィラスポットで楽しい思い出をたくさん作ってください♪

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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