2025大阪のネモフィラ絶景名所3選<br/>日帰りOK!イベント&中止情報も
更新日2025年05月10日/公開日2025年04月21日

2025大阪のネモフィラ絶景名所3選
日帰りOK!イベント&中止情報も

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大阪府では、さわやかなブルーのネモフィラが例年4月中旬から5月上旬に見頃を迎えます。小さくひらひらとした花はとても可憐で、青空とつながるように咲き渡る様子はまさに春の絶景! 

そこで今回は、大阪府にあるネモフィラ畑のなかから親子におすすめの名所&穴場をご紹介。見頃の時期にはイベントも開催され、日帰りで満喫できます。

また、2025年は一部のスポットが「EXPO2025 大阪・関西万博」の影響で開催中止になっているため、最新の開催状況を掲載しました。ぜひ、春の週末やGW(ゴールデンウィーク)のおでかけの参考にしてください。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

兵庫県のネモフィラ絶景名所はこちら!

「ネモフィラ」ってどんな花?

ムラサキ科(旧ハゼリソウ科)ネモフィラ属の植物です。原産地は北アメリカの特に西部で、草原や牧草地、森林の木陰などに自生しています。

種をまいて育てる一年草ですが、翌年もこぼれ種から成長していく強い生命力を持つ花です。

ネモフィラにはどんな品種があるの?

純白のスノーストームと個性的なペニー・ブラックも素敵!(画像提供:工場長 / PIXTA)
純白のスノーストームと個性的なペニー・ブラックも素敵!(画像提供:工場長 / PIXTA)

もっとも知られているのが青色のネモフィラ・メンジェンシー(学名Nemophila menziesii)で、別名をインシグニスブルー、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)といいます。

ほかにも、白い花弁に紫色の斑点があるネモフィラ・マクラータ(ファイブスポット)、黒紫色で白い縁取りのあるペニー・ブラック、白い花を咲かせるスノーストームなどが人気です。

ネモフィラの花言葉&魅力は?

東京都の「国営昭和記念公園」に咲くネモフィラ
東京都の「国営昭和記念公園」に咲くネモフィラ

「可憐」「どこでも成功」などの花言葉を持つネモフィラ。愛らしいさと、たくましい生命力をあわせ持つ縁起のよい花でもあります。家庭でも育てやすいので、子供と一緒に栽培を楽しむのもおすすめです。

公園や大規模なネモフィラ畑では、自宅の庭で眺めるのとは異なり、一面に咲き誇るネモフィラを見られるのが魅力。ここからは、そんなネモフィラの名所のなかから、大阪府のおすすめスポットをご紹介します。

【大阪市】長居植物園

「長居植物園」のネモフィラ畑
「長居植物園」のネモフィラ畑

大阪市にある「長居植物園」は、四季折々の花々を楽しめる自然豊かなスポット。春には約5万株のネモフィラが、まるで青いじゅうたんのように咲き広がります。

ネモフィラが咲くのは広大な芝生広場の周辺です。小さな子供が自由に遊べるスペースもあるため、ファミリーにぴったり。また、園内には植物について学べる施設やカフェも併設されていて、親子で一日楽しく過ごせますよ。

イベント情報①:ネモフィラフェア(2025年4月5日~5月6日)

白いネモフィラを発見!(画像提供:ばつまる / PIXTA)
白いネモフィラを発見!(画像提供:ばつまる / PIXTA)

ネモフィラの見頃にあわせて、毎年春の恒例イベント「ネモフィラフェア」が開催されます。

2025年は推しのぬいぐるみを撮影するための「ぬい撮りフォトスポット」が登場し、ぬい活にもおすすめです。

さらに、ネモフィラ畑のすぐそばでネモフィラグッズ作りのワークショップが開催されるほか、休日限定でネモフィラショップも開店。ネモフィラソフトやネモフィラグッズが販売されるのでチェックしてみてください♪

イベント公式サイト

イベント情報②:チームラボ「生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ」(2025年4月10日〜5月18日)

チームラボ《生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ》(C)チームラボ
チームラボ《生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ》(C)チームラボ

「長居植物園」には、園内の草木や池、生態系や環境を生かした夜の野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」が常設されています。花や草木などの植物が作品の一部となり、四季折々に表情を変えていきます。

2025年4月10日(木)から5月18日(日)までの期間は、夜の闇に浮かび上がり光り輝くネモフィラの作品「生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ」を公開。

昼間はさわやかに咲き広がるネモフィラが、夜になると幻想的な光のアート作品へと変貌する特別な体験です。

イベントの詳細はこちら!

■スポット概要&開花情報
ネモフィラの見頃:例年4月中旬~5月上旬
所在地:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23
アクセス:【電車】JR阪和線「長居駅」から徒歩で約13分/大阪メトロ御堂筋線「長居駅」から徒歩で約10分
開園時間:9:30~17:00(最終入園16:30)
休園日:月曜(祝日の場合は翌平日)
入園料:大人300円、高校・大学生200円、中学生以下無料
関連イベント情報【ネモフィラフェア】2025年4月5日(土)~5月6日(火・休)
【生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ】2025年4月10日(木)〜5月18日(日)

【大阪市】大阪まいしまシーサイドパーク※2025年は中止

「大阪まいしまシーサイドパーク」のネモフィラ畑(過去開催時の様子)
「大阪まいしまシーサイドパーク」のネモフィラ畑(過去開催時の様子)

大阪市此花区の舞洲エリアにある「大阪まいしまシーサイドパーク」は、期間限定の花の公園です。かつて「大阪舞洲ゆり園」として親しまれていた大阪湾沿いの敷地に、2019年から開園しています。

大阪湾を一望する約4.4ヘクタールの広大な敷地を、関西最大級・約100万株のネモフィラが埋め尽くす景色は圧巻のひとこと! 

過去開催時の様子
過去開催時の様子

空と海と花のブルーが織りなす絶景を目当てに、毎年たくさんの人が訪れます。時期によってチューリップや桜との共演も楽しめますよ。

例年、キッチンカーやフォトサービスのほか、ゴーカートやアスレチック(別途料金)など、ファミリー向けのアトラクションや催し物が充実しています。

イベント情報:ネモフィラ祭り(2025年は開催中止)

夕陽に照らされて輝くネモフィラ畑(過去開催時の様子
夕陽に照らされて輝くネモフィラ畑(過去開催時の様子

例年は、4月上旬からGW頃まで「ネモフィラ祭り」を開催しています。

ネモフィラブルーのソフトクリームやシーソーダ、公式キャラクター「ネモにゃん」の限定グッズも登場!

2024年は、日没にかけてのロング営業を土日祝日限定で実施されました。“日本の夕陽百選”にも選ばれた舞洲の夕陽に照らされて輝くネモフィラ畑は、とても幻想的で美しいですよ。

■スポット概要&開花情報(2024年)
ネモフィラの見頃:例年4月中旬~5月上旬
所在地:大阪府大阪市此花区北港緑地2
アクセス:【車】阪神高速5号湾岸線 「湾岸舞洲出口」から約5分
【電車】JRゆめ咲線「桜島駅」からバスに乗車、「ホテル・ロッジ舞洲前」バス停で下車後、徒歩で約5分
開園時間:平日9:00~17:30、土日祝日8:00~19:00
休園日:期間中は無休(雨天時は一部エリア閉鎖の場合あり)
入園料:高校生以上1,500円、小・中学生500円

【八尾市】久宝寺緑地

「久宝寺緑地」のネモフィラ畑
「久宝寺緑地」のネモフィラ畑

大阪府営の「久宝寺緑地」は、八尾市にある広々とした都市公園です。甲子園球場の約10倍を誇る敷地に芝生広場や遊具が整備されています。

ネモフィラが咲くのは北地区の「花の広場」。季節ごとの花で彩られる広場中央の花壇が、春になると約2万株のネモフィラで青く染まります。

園内の大型複合遊具で思いっきり遊んだり、お弁当を持ってピクニックをしたりと、ファミリーの休日にぴったりのスポットです。

■スポット概要&開花情報
ネモフィラの見頃:例年3月下旬~4月中旬
所在地:大阪府八尾市西久宝寺323
アクセス:【電車】JR大和路線「久宝寺駅」「加美駅」、近鉄大阪線「久宝寺口駅」から徒歩で15~20分
開園時間:常時開園(一部施設は異なる)
休園日:なし(施設により異なる)
入園料:無料(一部施設は有料)

さわやかなブルーに癒される親子旅。今年の春~GWは、ネモフィラの名所で楽しい思い出をたくさん作ってください♪

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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