
【全国】ルピナスの絶景花畑10選!
GWが見頃の名所&イベントも紹介
カラフルなルピナスの花が、4月から6月にかけて全国各地で見頃を迎えます。甘い香りを放ちながら、長い穂を空へ向かって咲かせる姿はユニークでかわいらしく、青空の下に咲く光景はまるで絵本の挿絵のよう。
今回は、そんなルピナスの絶景が見られるフラワースポットを全国からご紹介! どこも親子で足を運ぶ価値ありの名所ばかりです。GW(ゴールデンウィーク)が見頃の場所も多いので、記事を参考に家族でおでかけしてみてください♪
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
ルピナスってどんな花?見頃や特徴は?

ルピナスは、マメ科に属する耐寒性多年草植物で、南北アメリカ、地中海沿岸、南アフリカが原産地です。日本での開花時期は4月下旬から5月が中心ですが、切り花は少し早く流通し始めます。

藤(ふじ)に似た花を空に向かって咲かせ、葉は団扇状のユニークな形。開花期は春から初夏で、甘い香りとともにカラフルな花穂を伸ばします。
1本の花穂には多数の小さな花が下から順に咲き、群生するとまるで花のじゅうたんのような絶景に。草丈は20〜150cmと幅があります。
「ルピナス」という名前の由来は?

「ルピナス」の名は、ラテン語の「Lupus(オオカミ)」に由来といわれています。一説によると、過酷な環境でも育ち、花や葉が旺盛に繁る様子を“はびこるオオカミ”に例えたのだとか。
日本では、花の形が藤に似て上向きに咲くことから“昇り藤”や“逆さ藤”、また葉の形とマメ科であることから「羽団扇豆」(はうちわまめ)という和名でも呼ばれています。
品種や色のバリエーションは?

ルピナスは世界に200種以上があり、赤・ピンク・黄・紫・白・オレンジ・青・褐色など色のバリエーションも豊富。特に庭植えや花壇向けに多様な品種が流通しており、草丈も20cmの矮性種から、花穂が60cmになる大型品種まで幅広いです。
ルピナスの花言葉は?

ルピナス全体の花言葉には、「想像力」「貪欲」「感謝」があります。さらに色別にも意味があり、贈り物としても意味を持たせやすい花です。
●紫:「寛大な精神」
●ピンク:「思い出」
●白:「つねに幸福」「思いやり」「母性愛」
●黄色:「冒険心」
親子の思い出作りや子供の思いやりや冒険心を育てる刺激にもなりそうなルピナス。ここからは、そんなルピナスの名所を全国からご紹介します!
【広島県世羅町】せらふじ園

広島県世羅町にある標高約500mの世羅高原は、車で15分圏内に4つの花観光農園が点在する一大フラワースポット。なかでも「せらふじ園」は、春になると約1万2,000株のルピナスと約1,000本の藤が共演する花の楽園として注目を集めています。
ルピナスが天に向かって咲き誇る様子はまさに絶景。入園口を入ってすぐの「はなかがみ」エリアでは、藤、昇り藤(ルピナス)、空色のネモフィラがまるで合わせ鏡のように咲き誇ります。

「昇り藤の谷」は、天を仰ぐルピナスが色彩豊かに咲き広がるエリア。
「十二単絵巻」をモチーフにした、藤棚の装飾も見どころです。ほかにも、記念写真に最適な撮影スポットがたくさんあり、家族のおでかけにぴったりの名所です。
イベント情報:ふじとルピナスまつり(2025年4月26日~5月25日)
約1,000本の藤と12,000株のルピナスが見頃を迎える春の人気イベント。和傘レンタルや母の日限定ラッピング、ふじスイーツも登場し、園内を彩る花とともに特別な春を演出します。
■スポット概要&開花情報
所在地:広島県世羅郡世羅町安田478-82
例年の見頃:4月下旬~5月下旬
アクセス:【車】尾道自動車道「世羅IC」から約15分
【電車】JR「新尾道駅」からバスで約45分
駐車場:あり
関連イベント:【ふじとルピナスまつり】2025年4月26日(土)~5月25日(日)
【兵庫県佐用町】味わいの里三日月

兵庫県佐用町の「味わいの里三日月」は、旧三日月町エリアにある体験型観光施設。春には40ヘクタールほどの畑に約8,000本のルピナスが咲き誇り、里山の風景を彩ります
例年5月中旬が見頃で、色とりどりのルピナスがのどかな田園風景を背景に広がり、カメラを手にした観光客や家族連れでにぎわいます。
農産物直売所も併設し、食事処では特産の三日月そばや地元野菜を使ったバイキングが人気。花を愛で、香りを楽しみ、おいしい郷土グルメを味わって、五感で春を満喫しましょう!
■スポット概要&開花情報
所在地:兵庫県佐用郡佐用町乃井野1266
例年の見頃:5月中旬
アクセス:【車】中国自動車道「佐用IC」から約15分
【電車】JR姫新線「三日月駅」から徒歩で約15分
駐車場:あり
【岐阜県美濃市】洲原ひまわりの里

岐阜県美濃市にある「洲原ひまわりの里」は、夏のひまわり畑で知られる地域ですが、春にはルピナスが咲く穴場スポットとしても注目されています。

田園風景の中に広がるルピナス畑の見頃は、例年4月下旬から5月上旬にかけて。紫・ピンク・白のグラデーションで彩られ、まるで絵本の中に飛び込んだようなファンタジックな風景が広がります。
1人100円以上の協力金を支払うと、金額に応じて「幸せ行ききっぷ」や、花の種、オリジナルアクセサリーなどのプレゼントがもらえますよ。

同じ時期には施設内のネモフィラも見頃に。観光地化されていない自然な雰囲気の中で、家族でのんびり春の花を満喫できます。
■スポット概要&開花情報
所在地:岐阜県美濃市下河和468-3
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:【車】東海北陸自動車道「美濃IC」から約10km
【電車】長良川鉄道「洲原駅」から徒歩7~8分
駐車場:あり
【神奈川県相模原市】津久井湖城山公園

神奈川県立の「津久井湖城山公園」は、津久井湖のほとりに広がる自然豊かな都市公園。春には約8,000株のルピナスが「水の苑地エリア」の大型花壇で美しく咲き、例年5月上旬から下旬にかけて見頃になります。

段差のある立体的な花壇に、紫や白、ピンクの花が咲き並ぶ様子は、ほかでは見られない唯一無二の光景。カラフルなルピナスを眺めながら、のんびりと遊歩道を散策しましょう♪
700種類以上の植物のほか、昆虫や鳥、哺乳類も生息し、自然観察にもおすすめの公園です。
■スポット概要&開花情報
所在地:神奈川件県相模原市緑区城山2-9-7(水の苑地)
例年の見頃:5月上旬~中旬
アクセス:【車】(横浜方面から)国道16号→「橋本駅」南口交差点→国道413号を津久井方面へ約30分
【電車】JR横浜線、京王線「橋本駅」からバスに乗車、「城山高校前」バス停で下車後、徒歩で約3分
駐車場:あり
【神奈川県横須賀市】長井海の手公園 ソレイユの丘

「長井海の手公園 ソレイユの丘」は、横須賀市の海辺に広がる体験型レジャーパーク。春の園内はさまざまな花とともにルピナスも見頃を迎え、例年4月下旬から5月中旬にかけて彩り豊かな景色が広がります。
ルピナスが咲くのはメインゲートを入って右手「フラワーガーデン ウェスト」の一角。紫・ピンク・白の“昇り藤”が、ネオフィラやポピーとともにカラフルな景色を見せてくれます。

園内には子供向けの遊具や、ふれあい動物園、芝そり広場、手作り体験コーナーといったさまざまなエリアがあり、花と遊びを一度に楽しめます。家族の休日におすすめのおでかけスポットです。
■スポット概要&開花情報
所在地:神奈川県横須賀市長井4丁目地内
例年の見頃:4月下旬~5月中旬
アクセス:【車】三浦縦貫道「林IC」から約4km
【電車】京浜急行「三崎口駅」から「ソレイユの丘」行きバスで約20分
駐車場:あり
【栃木県鹿沼市】鹿沼市花木センター

「鹿沼市花木センター」は、関東最大級の園芸市場として知られ、地元の植木や草花が並ぶだけでなく、四季折々の花の観賞も楽しめる施設です。
春にはピンクやオレンジ、白、黄色、紫など色とりどりのルピナス約3万本が丘を彩ります。

見頃は例年4月下旬から5月中旬まで。家族で楽しめる写真映えスポットとしても人気で、のんびり花を眺めながら過ごす親子連れの姿も多く見られます。
飲食や直売所も充実しており、週末には地元産の苗や野菜の販売も人気。春のおでかけにぴったりのスポットです。
イベント情報:春の丘のルピナス祭り(2025年4月19日~5月6日)

色鮮やかなルピナスが咲き誇るセンター春の恒例イベント。「ルピナスの花びらイヤリング作り」「苔テラリウム」などのワークショップや、公式SNSを活用したフォトコンテストも行われます。
入場料は中学生以下が無料、大人は500円で、園内のカフェや花苗購入に利用できる200円分のお買い物券付き! ルピナスの甘い香りに包まれながら、親子の思い出を作る絶好の機会ですよ。
■スポット概要&開花情報
所在地:栃木県鹿沼市茂呂2086-1
例年の見頃:4月下旬~5月中旬
アクセス:【車】東北自動車道「鹿沼IC」から約3分
【電車】JR日光線「鹿沼駅」からバスで約10分
駐車場:あり
関連イベント:【春の丘のルピナス祭り】2025年4月19日(土)~5月6日(火・休)
【青森県十和田市】手づくり村 鯉艸郷

青森県十和田市の山あいに広がる「手づくり村 鯉艸郷」は、約2万平方メートルの敷地に多彩な花が咲き誇る癒しの庭園。なかでも、例年5月下旬から6月下旬にかけて斜面を覆うように咲く約1万株のルピナスは圧巻です。

散策路が整備されていて、親子でのんびり歩きながらお花を観賞できるのもポイントです。
園内にはほかにも、山野草園やウサギ小屋、水車小屋など見どころが充実! 例年6月上旬~中旬に見頃を迎える「芍薬園も必見ですよ。
小舟でのジュンサイの摘み取りや、そば打ち、ピザ作りといった体験も豊富です(要事前予約)。ランチは茅葺き民家の食事処でどうぞ♪
■スポット概要&開花情報
所在地:青森県十和田市深持鳥ヶ森2-10
例年の見頃:5月下旬~6月下旬
アクセス:【車】百石道路「下田百石IC」から約40分
【電車】JR東北新幹線「七戸十和田駅」からタクシーで約20分
駐車場:あり
【北海道上富良野町】フラワーランドかみふらの

十勝岳を背景に広がる「フラワーランドかみふらの」は、春〜夏にかけて多彩な花を楽しめる観光農園。ルピナスは例年5月下旬から6月初旬に見頃を迎え、紫・ピンク・白の美しい花々が園内を彩ります。

天候により開花状況は変わりますが、比較的長く見頃が続くのも魅力。
子供に人気の遊覧トラクターバスや、味覚&手作り体験などアクティビティもあり、思い出に残る一日になること間違いなし♪売店には手作りソフトクリームや地元野菜も販売されており、のんびりとした北海道らしい時間が過ごせます。
■スポット概要&開花情報
所在地:北海道空知郡上富良野町西5線北27号
例年の見頃:5月下旬~6月中旬
アクセス:【車】道央自動車道「三笠IC」から約90分
【電車】JR富良野線「上富良野駅」からタクシーで約10分
駐車場:あり
【北海道美瑛町】展望花畑 四季彩の丘

広大な丘に色とりどりの花が咲き誇る「展望花畑 四季彩の丘」は、北海道美瑛町の人気スポット。
ルピナスは例年5月中旬から6月にかけて見頃を迎え、ゆるやかな丘の地形に沿って紫やピンクの花がなだらかに咲き広がります。

雪解け後の清々しい空気の中、花畑を一望するトラクターバスでの遊覧も可能。花の季節は朝夕の光も美しく、どの時間帯に訪れても魅力たっぷりです。
「アルパカ牧場」ではかわいいアルパカたちとのふれあいやエサやり体験も。美瑛産の新鮮な牛乳を使ったソフトクリームやジンギスカンなど地元グルメも充実しており、家族連れにうれしい施設です。
■スポット概要&開花情報
所在地:北海道上川郡美瑛町新星第三
例年の見頃:5月中旬~6月中旬
アクセス:【車】道央自動車道「旭川鷹栖IC」から約60分
【電車】JR富良野線「美瑛駅」からタクシーで約12分
駐車場:あり
【北海道深川市】彩りの丘

北海道・深川市にある「彩りの丘」は、のどかな丘陵地に広がる花畑の絶景スポット。春から初夏にかけてはルピナスが鮮やかに咲き、パステル画のような世界が広がります。
特に5月下旬~6月中旬に見頃を迎えるルピナスは、色とりどりでフォトジェニック。入園無料で、ドライブ途中に立ち寄りやすい立地もポイントです。
場内にある展望スペースからは、深川市内の眺望が見事。近くにはレストランを併設する温泉施設「アグリ工房 まあぶ」もあり、北海道の春を全身で体感できるスポットです。
■スポット概要&開花情報
所在地:北海道深川市音江町字音江777
例年の見頃:5月下旬~6月中旬
アクセス:【車】道央自動車道「深川IC」から約10分
【電車】JR函館本線「深川駅」からタクシーで約10分
駐車場:あり
色とりどりのルピナススポットで、親子の楽しい思い出を作ってください♪
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
- ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。