【2025】GWまで見頃!東海のつつじ絶景名所15選 穴場や祭りも紹介
更新日2025年04月22日/公開日2025年04月21日

【2025】GWまで見頃!東海のつつじ絶景名所15選 穴場や祭りも紹介

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千葉県長生郡一宮町、愛知県蒲郡市、ほか

今回は、東海にある「つつじ」の名所&穴場をご紹介します! 

東海エリアでは例年4月から5月にかけて、つつじが開花します。各スポットでは、色鮮やかなつつじの花を堪能できるのはもちろん、つつじ祭りなどのイベントも開催され、見どころが盛りだくさん。

GW(ゴールデンウィーク)まで見頃が続く場所も多いので、ぜひ親子でおでかけしてみてくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

目次

東海のネモフィラ絶景名所はこちら!

関東のミツバツツジ絶景名所はこちら!

「つつじ」ってどんな花?

関東を代表するつつじの名所「館林市つつじが岡公園」
関東を代表するつつじの名所「館林市つつじが岡公園」

つつじは一般家庭の庭先や公園などでも見かけることが多く、日本人には親しみ深い花。

一般的にはツツジ科ツツジ属に属する花を指しますが、ドウダンツツジのようにツツジ属に属さない植物でもつつじと呼ばれているケースがあります。

「つつじ」の代表品種や人気品種を知りたい!

園芸品種の代表格・キリシマ(霧島)
園芸品種の代表格・キリシマ(霧島)

つつじにはとても多くの種類があり、赤やピンクといった鮮やかな色の品種から、白や斑入りのものまでさまざまです。

園芸品種で有名なのは、キリシマ(霧島)、リュウキュウ(琉球)、クルメ(久留米)など。一方、ヤマツツジやミツバツツジ(三葉躑躅)、アカヤシオ(赤八汐)のように山野に自生するつつじの仲間もたくさんあります。

つつじの人気品種はこちら!

東海には、これらの品種を見られるスポットもたくさん。ここからは、東海エリアのつつじスポットをご紹介します。

【愛知県一宮市】浅野公園

「浅野公園」に咲くつつじ(画像提供:正坊 / PIXTA)
「浅野公園」に咲くつつじ(画像提供:正坊 / PIXTA)

戦国時代の武将・浅野長政の屋敷跡地に整備された「浅野公園」は、緑豊かな憩いの場として市民に親しまれる公園です。

例年4月下旬から5月上旬にかけて約1,000株のつつじが園内を華やかに彩ります。遊歩道沿いや芝生広場に赤やピンク、白のつつじが咲き誇り、散策しながらのお花見にぴったりです。

イベント情報:一宮つつじ祭(2025年4月26日~27日)

散策しながらつつじを楽しみましょう♪(画像提供:稲垣 一志 / PIXTA)
散策しながらつつじを楽しみましょう♪(画像提供:稲垣 一志 / PIXTA)

毎年GWにあわせて開催される「一宮つつじ祭」は、地元住民や観光客でにぎわいます。屋台が出店するほか、ステージイベントやスタンプラリーも企画され、つつじを愛でながら地域の温もりも感じられるイベントです。

歴史・文化・自然をたっぷり体感できる一宮市で、春のひとときを過ごしてみませんか?

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:愛知県一宮市浅野字八剱67-1
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:【電車】JR東海道本線「尾張一宮駅」、名鉄本線「名鉄一宮駅」からバスに乗車、「浅野公園」バス停で下車すぐ
駐車場:臨時駐車場あり ※公共交通機関での来園を推奨
関連イベント:【一宮つつじ祭】2025年4月26日(土)~27日(日)

【愛知県大府市】大倉公園・桃山公園

つつじが咲く頃に「大倉公園」休憩棟から撮影した茅葺門(提供:大阪市 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)
つつじが咲く頃に「大倉公園」休憩棟から撮影した茅葺門(提供:大阪市 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)

愛知県大府市にある「大倉公園」と「桃山公園」は、春になると約2,800本のつつじが見頃を迎える、知多半島屈指の名所。なかでも「大倉公園」の旧大倉家住宅周辺は、歴史的な景観とつつじの花が調和するフォトスポットとして人気があります。

園内は歩道が整備され、ベビーカーでも安心。隣接する「桃山公園」にも広くつつじが植栽されており、家族でのんびりと花散歩が楽しめます。

イベント情報:大倉公園つつじまつり(2025年 4月19日~20日)

「大倉公園」のつつじ(提供:大阪市 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)
「大倉公園」のつつじ(提供:大阪市 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)

例年はGWに、春の大府を彩る恒例イベント「大倉公園つつじまつり」が開催されます。

ステージパフォーマンスや警察・消防車両の展示、モルック体験などが盛大に行われるほか、公園内をめぐるトロッコも登場! 焼きそばやカレーライス、焼き鳥などのブースやキッチンカーも出店し、家族連れでにぎわいます。

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:愛知県大府市桃山町5-74
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:【車】名古屋高速「大高IC」より約15分
【電車】JR東海道本線「大府駅」から徒歩で約15分
駐車場:なし
関連イベント:【大倉公園つつじまつり】2025年4月27日(日)~5月6日(火・祝)

【愛知県蒲郡市】蒲郡クラシックホテル

クラシカルな建物とつつじのコラボは必見!(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)
クラシカルな建物とつつじのコラボは必見!(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)

三河湾を望む高台に位置する「蒲郡クラシックホテル」は、昭和天皇・皇后両陛下や多くの著名人も宿泊した由緒ある名門ホテル。

例年4月下旬から5月上旬にかけてはヒラドツツジ、オオムラサキ、キリシマツツジ、ヤマツツジ、ヨドガワツツジの5種類・約3,000本のツツジがホテルの中庭や斜面を鮮やかに彩ります。

歴史ある洋館建築と満開のつつじが調和する風景はまさに絵画のようで、フォトスポットとしても人気です。

館内のレストランやティーラウンジでは海を眺めながら優雅な時間を楽しめ、春のおでかけや家族の記念日にもおすすめです。

イベント情報:つつじまつり(2025年4月12日~30日)

ホテルのテラスから三河湾に浮かぶ竹島が見えます(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)
ホテルのテラスから三河湾に浮かぶ竹島が見えます(画像提供:daysgoby_JPN / PIXTA)

2025年は4月12日(土)~30日(水)の期間に、恒例の「つつじまつり」を開催。宿泊者やレストラン利用者は駐車料金・入園が無料、それ以外の人も中学生以上500円、小学生250円で入園できます(ソフトドリンク付き。未就学児は入園無料)。

4月27日(日)からは春のランチバイキングも同時開催され、家族みんなでグルメと花を一緒に楽しめる特別な催しです。

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:愛知県蒲郡市竹島町15-1
例年の見頃:4月中旬~下旬
アクセス:【車】東名高速道路「音羽蒲郡IC」から約20分
【電車】JR東海道本線「蒲郡駅」からタクシーで約5分
駐車場:あり(1台500円、レストラン利用で無料)
関連イベント:【つつじまつり】2025年4月13日(日)~4月30日(水)

【愛知県豊川市】冨士神社・善住禅寺周辺のコバノミツバツツジ自生地

淡いピンク~濃い紅色の花を咲かせるコバノミツバツツジ(画像提供:Jun-Ju / PIXTA)
淡いピンク~濃い紅色の花を咲かせるコバノミツバツツジ(画像提供:Jun-Ju / PIXTA)

愛知県豊川市萩町にある「冨士神社」と「善住禅寺」の周辺は、市の天然記念物に指定されたコバノミツバツツジの自生地として知られ、春には里山一帯が鮮やかなピンク色に染まります。

例年4月上旬〜中旬に見頃を迎え、冨士神社から善住禅寺にかけての散策路沿いには、約4,000株(2万本)のツツジが自然のまま群生。木漏れ日の中で花に包まれるような感覚が味わえる、静かな花見スポットとして人気です。

寺社と地元住民の保護活動により守られた景観を楽しめる、春の里山散策にぴったりの場所です。

イベント情報:豊川・萩ミツバツツジまつり(2025年4月1日~20日)

見頃にあわせて開催される地域密着型の春まつり。期間中はテントやキッチンカーが出店し、物産品が販売され、のどかな雰囲気のなかでミツバツツジを満喫できます。

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:愛知県豊川市萩町倉戸81(善住禅寺)
例年の見頃:4月上旬~中旬
アクセス:【車】東名高速道路「音羽蒲郡IC」から約10分
【電車】名鉄名古屋本線「名電赤坂駅」から徒歩で約45分
駐車場:あり(まつり期間中は有料)
関連イベント:【豊川・萩ミツバツツジまつり】2025年4月1日(火)~20日(日)

公式サイト


【三重県伊賀市】余野公園

一面につつじが自生する公園(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
一面につつじが自生する公園(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

三重県伊賀市の「余野公園」には関西最大級の規模を誇る約1万5,000本のつつじが自生しており、鈴鹿国定公園の特別地域にも指定されているスポット。

例年4月下旬から5月上旬にかけて、ヤマツツジ・モチツツジ・ミヤコツツジなどが公園内を彩り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。園内には前モッコ山と後モッコ山という小さな山があり、斜面を覆うようにつつじが咲く風景も見事。

芝生広場はピクニックにぴったり(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
芝生広場はピクニックにぴったり(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

里山の風景と人の手で丁寧に管理された花々が調和し、のんびりと散策やお弁当を楽しむのにぴったりのスポットです。

広々とした芝生広場も整備されていて、小さな子供を安心して遊ばせることができますよ。

イベント情報:余野公園つつじ祭り(例年5月中旬/2025年は確認中)

自生しているつつじのほか、植栽されているつつじも(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
自生しているつつじのほか、植栽されているつつじも(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

毎年5月上旬には「余野公園つつじ祭」を開催。約2ヘクタールの芝生広場にマーケットテントが立ち並び、特産品のショッピングやグルメを楽しめます。

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県伊賀市柘植町1065-4
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:【車】名阪国道「中瀬IC」から約10分
【電車】JR関西本線、草津線「新堂駅」からタクシーで約10分
駐車場:あり

公式サイト(観光三重)

【三重県伊賀市・津市】青山高原

新緑とつつじのコントラストがきれいですね♪(画像提供:kurisnp / PIXTA)
新緑とつつじのコントラストがきれいですね♪(画像提供:kurisnp / PIXTA)

室生赤目青山国定公園の中心にあり、三重県津市から伊賀市にかけて広がる「青山高原」。標高600m級のなだらかな高原地帯で、関西屈指のドライブ&ハイキングスポットとして人気です。

色鮮やかなつつじ(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
色鮮やかなつつじ(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

例年5月上旬には、一帯に群生するヤマツツジが見頃を迎え、鮮やかな朱色の花々が草原の緑と青空に映えて絶景を作り出します。

風車を背景に咲くつつじ(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
風車を背景に咲くつつじ(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

頂上付近には風車が立ち並ぶ「青山高原ウインドファーム(久居榊原風力発電施設)」があり、すぐ近くで見学できます。、つつじの花と巨大な風車の組み合わせがユニークで写真映えも抜群。

ほかにも、ピクニックにぴったりの丸山草原、フィールドアスレチックが楽しめる「ピクニックランド」、展望台などがあり、子供とのおでかけや自然散策にぴったりです。

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県津市白山町青山高原一帯
例年の見頃:5月上旬~中旬
アクセス:【車】伊勢自動車道「久居IC」から約40分
【電車】近鉄大阪線「榊原温泉口駅」からタクシーで約25分
駐車場:あり(展望台ほか数カ所)

【三重県伊勢市】朝熊山(伊勢志摩スカイライン)

天空に登っていくようなドライブウェイ(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
天空に登っていくようなドライブウェイ(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

伊勢神宮の“鬼門を守る山”として知られる朝熊山は、伊勢〜鳥羽を結ぶ人気のドライブコース「伊勢志摩スカイライン」の名所のひとつ。

毎年4月中旬から5月上旬にかけて、山の斜面や沿道にはヤマツツジやミツバツツジが咲き誇ります。つつじは標高に応じて順に開花し、鮮やかな朱色やピンク色の花が新緑ともに織りなす景色はまさに春の絶景!

山頂からの眺望もお楽しみに!
山頂からの眺望もお楽しみに!

標高555mの山頂から伊勢湾を一望できる、絶好の眺望スポットでもあります。山頂展望台には足湯や売店、茶屋もあり、家族での伊勢旅におすすめです♪

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県伊勢市朝熊町(伊勢志摩スカイライン沿線)
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
アクセス:【車】伊勢自動車道「伊勢西IC」からスカイライン経由で約30分
【電車】近鉄鳥羽線「五十鈴川駅」からタクシーで約20分
駐車場:あり(山頂展望台ほか)

公式サイト(観光三重)

【三重県鈴鹿市】伊奈冨神社

ムラサキツツジが満開の境内(画像提供:鈴鹿市)
ムラサキツツジが満開の境内(画像提供:鈴鹿市)

三重県鈴鹿市の「伊奈冨神社」(いのうじんじゃ)は、別名“つつじ山”とも呼ばれる東海地方屈指のつつじの名所。境内には約5,000株のムラサキツツジ(コバノミツバツツジ)が群生し、県の名勝に指定されています。

例年の見頃は4月上旬から中旬。平安時代からの文化財が多く古代の庭園様式としても名高い場所で、歴史と文化を感じながらつつじを堪能できます。

イベント情報:つつじまつり(例年4月上旬~中旬/2025年は終了)

色鮮やかなムラサキツツジ(画像提供:miyabi / PIXTA)
色鮮やかなムラサキツツジ(画像提供:miyabi / PIXTA)

毎年4月16日の御例祭にあわせて「つつじまつり」が開催されます。

雅楽の奉納演奏やお茶会、子供みこし、16日御例祭での餅まき、神社での謎解きなど、親子で楽しめる多彩な催しが行われ、地域全体が華やかな雰囲気に包まれます。さらに、3年に1度の式典大祭では獅子舞も登場!

例年、まつり開催中の4月初旬には、小学生の学校生活の無事と学業成就を祈る「ランドセルまいり」も執り行われますよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県鈴鹿市稲生西2‐24-20
例年の見頃:4月上旬~中旬
アクセス:【車】東名阪自動車道「鈴鹿IC」から約30分
【電車】伊勢鉄道「鈴鹿サーキット稲生駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり(つつじまつり期間中は臨時駐車場も案内)
関連イベント:【つつじまつり】2025年4月1日(火)~4月16日(水)

【三重県大紀町】大平つつじ山

斜面が美しく染まった大平つつじ山(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
斜面が美しく染まった大平つつじ山(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

「大平(おおひら)つつじ山」は三重県大紀町に位置する山あいの自然公園で、1万株以上のつつじが約5ヘクタールの山肌を鮮やかに彩る名所。

例年4月下旬からGWの終わりにかけて見頃を迎え、色とりどりのつつじが一面に広がる様子は圧巻です。

つつじ咲く山を親子で歩いてみませんか?(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
つつじ咲く山を親子で歩いてみませんか?(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

山頂まで続く遊歩道は小さな子供でも比較的歩きやすく、家族でのハイキングにも最適。

地元有志による管理のもと、豊かな自然と花の美しさが調和したつつじの名所です。

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県度会郡大紀町崎
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:【車】紀勢自動車道「紀勢大内山IC」から約5分
駐車場:あり

公式サイト(観光三重)

【三重県津市】津偕楽公園

「津偕楽公園」に咲くミツバツツジ(画像提供:momo12345 / PIXTA) 
「津偕楽公園」に咲くミツバツツジ(画像提供:momo12345 / PIXTA) 

「津偕楽(つかいらく)公園」は津市の中心部に位置する、市民の憩いの場。津藩第11代藩主・藤堂高猷(とうどうたかゆき)が安政年間(1854~60年)に建てた別邸「御山荘」の跡地に整備されました。

約950本のソメイヨシノが植えられたお花見スポットとして有名ですが、約800本のミツバツツジが自生するほか、約3,300本のつつじが植えられています。

「津偕楽公園」に咲くミツバツツジ(画像提供:nopia / PIXTA)
「津偕楽公園」に咲くミツバツツジ(画像提供:nopia / PIXTA)

つつじの見頃は例年4月中旬から5月上旬にかけて。ミツバツツジは桜と見頃が重なる年もあり、桜色と赤紫色の美しいグラデーションを見せてくれます。

園内には藤棚もあり、春は花のリレーが楽しめるのも魅力です。

D51形蒸気機関車の展示や遊具もあり、親子の笑い声があふれる公園です(画像提供:oops / photoAC)
D51形蒸気機関車の展示や遊具もあり、親子の笑い声があふれる公園です(画像提供:oops / photoAC)

SLの展示や遊具があるほか、ベンチも整っており、小さな子供連れの家族にも人気のスポット。「津駅」から歩いて約3分とアクセス抜群で、気軽に立ち寄れる花の名所です。

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県津市広明町147-1
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
アクセス:【車】伊勢自動車道「津IC」から約10分
【電車】「津駅」から徒歩で約3分
駐車場:あり


【三重県菰野町】御在所岳

御在所岳(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
御在所岳(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

三重県菰野町(こものちょう)にある標高1,212mの「御在所岳」(ございしょだけ)は、鈴鹿国定公園を代表する名山。

御在所岳に自生するつつじ(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)
御在所岳に自生するつつじ(画像提供:三重県観光連盟 https://www.kankomie.or.jp/)

花崗岩(かこうがん)の土壌がつつじの生育に適しており、御在所山上公園を中心に山の至るところでミツバツツジやヤマツツジ、アカヤシオ、シロヤシオなど多彩なつつじを見ることができます。

例年4月下旬から5月中旬にかけてが開花のピークです。

御在所ロープウエイ
御在所ロープウエイ

山頂までは、眼下に伊勢湾を見下ろす御在所ロープウエイで約12分。さらに山の上では観光リフトが運行し、点在するつつじを眺めながら頂上を目指せます。

山上公園には遊歩道や展望台、レストラン、イベントを行う「ございしょ自然学校」などがあり、家族連れで快適に楽しめる山岳スポットです。

■スポット概要&開花情報
所在地:三重県三重郡菰野町湯の山
例年の見頃:4月下旬~5月中旬(標高により異なる)
アクセス:【車】新名神高速道路「菰野IC」から約15分
【電車】近鉄湯の山線「湯の山温泉駅」から三重交通バスで約10分、「湯の山温泉・ロープウエイ前」下車
駐車場:あり(ロープウエイ前に有料駐車場)

【岐阜県恵那市・中津川市】根の上高原

根の上高原に咲く満開のつつじ(画像提供:一般社団法人岐阜県観光連盟)
根の上高原に咲く満開のつつじ(画像提供:一般社団法人岐阜県観光連盟)

岐阜県恵那市と中津川市の境に位置する、標高930mの静かな高原地帯。例年5月上旬〜中旬にはミツバツツジやシロヤシロなどが咲き誇る名所です。

高原内にある「保古の湖」と「根の上湖」周辺では、湖を飾る野生のつつじが美しく、散策路も整備されていて子供と一緒に歩きやすいのが魅力。つつじのピンクや朱色が新緑と調和し、まるで絵画のような風景が広がります。

キャンプ場やバンガロー、、御嶽山を望む展望台もあり、春のハイキングやアウトドア体験にぴったり。市街地から車で30分ほどで行ける高原リゾートです。

イベント情報:根の上高原 つつじまつり(2025年5月3日)

「根の上高原 つつじまつり」の様子(画像提供:一般社団法人岐阜県観光連盟)
「根の上高原 つつじまつり」の様子(画像提供:一般社団法人岐阜県観光連盟)

約20種・10万本のツツジが咲く根の上高原で開催される春の恒例イベント。山開きの安全祈願祭や山紫水明太鼓、高原マルシェ、餅投げ、乗馬体験(有料)など、自然とふれあいながら楽しめる催しが多数予定されています。

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:岐阜県恵那市東野・中津川市根の上高原
例年の見頃:5月上旬~中旬
アクセス:【車】中央自動車道「恵那IC」から約30分
【電車】JR中央本線、明知鉄道「恵那駅」からタクシーで約25分
駐車場:あり
関連イベント:【根の上高原 つつじまつり】2025年5月3日(土・祝)

【静岡県熱海市】姫の沢公園

(画像提供:Princess Anmitsu / PIXTA)
(画像提供:Princess Anmitsu / PIXTA)

「姫の沢公園」は、熱海市街地の西側に広がる自然豊かな公園。約6万本のつつじが咲き誇る国内屈指の名所として知られています。

広大な園内には、キリシマツツジやヒラドツツジ、クルメツツジなどが植えられ、例年4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎えます。とくにツツジ園の丘一面に広がる赤やピンクのグラデーションは圧巻!

アスレチック広場やお弁当広場もあり、子供連れのファミリーにも人気。四季折々の草花が楽しめる、熱海の“自然の庭園”です。

イベント情報:姫の沢公園花まつり「つつじ・こいのぼりまつり」(2025年4月27日~5月6日)

「姫の沢公園」を舞うこいのぼり(画像提供:Princess Anmitsu / PIXTA)
「姫の沢公園」を舞うこいのぼり(画像提供:Princess Anmitsu / PIXTA)

つつじとともに多彩なシャクナゲも見頃となるGWには、毎年「姫の沢公園花まつり『つつじ・こいのぼりまつり』」を開催。山の斜面に「ヒメノサワ」の花文字が浮かび上がり、空にはこいのぼりが泳ぎます。

軽食販売の出店が並ぶほか、ステージイベントやワークショップ、ミニ電車乗車体験(2025年5月4日)、デジタルスタンプラリーなど親子で楽しめる催しが盛りだくさん♪

土日祝日に販売されるイベント期間限定の「ピンクのたい焼き」も要チェックです!!!

イベントの詳細はこちら!

■スポット概要&開花情報
所在地:静岡県熱海市熱海字姫の沢1164-1
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「沼津IC」から約50分
【電車】JR「熱海駅」からバスに乗車(約25分)、「姫の沢公園」バス停で下車すぐ
駐車場:あり
関連イベント:【姫の沢公園 花まつり】2025年4月27日(日)~5月6日(火・祝)

【静岡県伊東市】小室山公園

晴れた日には、つつじともに富士山も見えます
晴れた日には、つつじともに富士山も見えます

静岡県伊東市にある「小室山(こむろやま)公園」は、標高約321mの小室山の斜面に広がる自然公園。例年4月下旬から5月上旬に約10万本のつつじが咲き誇る、国内有数の名所です。

園内に咲くつつじは赤いキリシマツツジなど約40種類。見頃になると真っ赤な花のじゅうたんが広がり圧巻の美しさです。

つつじのトンネル
つつじのトンネル

特におすすめなのが「つつじのトンネル」。人の背丈よりも高く伸びたつつじが両側に植えられていて、つつじの下をくぐるように歩くことができます。

「小室山リッジウォーク“MISORA”」のカフェ「Café・321」は全席オーシャン&スカイビュー!
「小室山リッジウォーク“MISORA”」のカフェ「Café・321」は全席オーシャン&スカイビュー!

山頂へはリフトでもアクセス可能で、相模湾や伊豆諸島、晴れた日には富士山まで望む360度の大パノラマが広がります。

山頂をぐるりと巡る遊歩道「小室山リッジウォーク“MISORA”」を歩けば、海と空が溶け合うような青の世界が広がり、圧倒的な開放感を味わえますよ。

そのほか、大きな恐竜のモニュメントやアスレチックのある「恐竜広場」もあり、家族で一日楽しく過ごせるスポットです。

イベント情報:小室山公園つつじ観賞会(2025年4月12日〜30日)

つつじの見頃にあわせて開催される恒例イベント。期間中は臨時駐車場が開放され、園内の一部道路が通行規制されます。

イベントの詳細はこちら!

■スポット概要&開花情報
所在地:静岡県伊東市川奈1260
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「沼津IC」から約90分
【電車】JR伊東線「川奈駅」から徒歩で約20分
駐車場:あり
関連イベント:【小室山つつじ公園つつじ観賞会】2025年4月12日(土)〜30日(水)

【静岡県三島市】山中城跡公園

細かく仕切られた障子堀は城内へ侵入しよとする敵を阻む仕掛け。まるでワッフルみたいですね(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
細かく仕切られた障子堀は城内へ侵入しよとする敵を阻む仕掛け。まるでワッフルみたいですね(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

静岡県三島市にある「山中城跡公園」は、戦国時代の名城・山中城に整備された公園です。山中城は北条氏康が築いた重要な防衛拠点で、“日本100名城”のひとつに数えられています。

自然の地形を巧みに活用した構造や、復元された障子堀など、当時の築城技術を感じられる貴重な史跡公園です。

石を使わず土だけで築かれた山城の跡につつじが咲き誇ります(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
石を使わず土だけで築かれた山城の跡につつじが咲き誇ります(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

例年4月中旬~5月上旬には園内でたくさんのつつじが開花します。土塁の斜面に、丸く整えられたつつじがポコポコと点在する景色はとても珍しく、見応え十分!

天気のいい日は高台から富士山や駿河湾を望め、散策も楽しいスポットです。歴史と花が好きな親子は、ぜひ一度訪れてみてください。

■スポット概要&開花情報
所在地:静岡県三島市山中新田
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「沼津IC」から約40分
【電車】JR各線、伊豆箱根鉄道駿豆線「三島駅」から「元箱根港」行きバスに乗車(約30分)、「山中城跡」バス停で下車
駐車場:あり

東海のつつじはゴールデンウィーク頃に見頃を迎える場所が多く、イベントもいっぱい。親子のおでかけ先選びの参考にしてみてくださいね!

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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