
【2025】まもなく見頃!関東の絶景つつじ名所14選 穴場や祭りも紹介
今回は、関東にある「つつじ」の名所&穴場をご紹介します!
関東エリアでは例年4月から5月にかけて、つつじが開花します。各スポットでは、色鮮やかなつつじの花を堪能できるのはもちろん、つつじ祭りなどのイベントも開催され、見どころが盛りだくさん。
GWのおでかけにもぴったりなので、ぜひ親子で訪れてみてくださいね。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
「つつじ」ってどんな花?

庭先や公園などにも植えられ、日本人には親しみ深いつつじの花。
一般的にはツツジ科ツツジ属に属する花を指しますが、ドウダンツツジのようにツツジ属に属さない植物でもつつじと呼ばれているケースがあります。
「つつじ」の代表品種や人気品種を知りたい!
つつじにはとても多くの種類があり、赤やピンクといった鮮やかな色の品種から、白や斑入りのものまでさまざまです。
ヤマツツジ

ヤマツツジは春の山里を彩る野生つつじの代表種で、古来から人々に親しまれてきました。オレンジがかった赤色が一般的ですが、他種と交配しやすくピンク、白などのカラーバエリエーションあるのも特徴です。
キリシマ(霧島)

園芸品種のなかで代表的なのはキリシマ(霧島)です。ヤマツツジから品種改良された品種で、古くから一般の家庭の庭などでも栽培されてきました。
突然変異したものも含めると種類が200以上あり、花の色や形もさまざまです。
リュウキュウ(琉球)

リュウキュウ(琉球)は大輪の白い花を咲かせるつつじです。
江戸時代から人の手で育てられるようになり、現在も庭木として重宝されています。沖縄を連想させる名前ですが、ほぼ日本全国で見られるメジャーな品種です。
クルメ(久留米)

早咲きで、やや小ぶりの花を数多く咲かせるクルメ(久留米)。多くのつつじは地植えで育てられますが、クルメは小ぶりなので、観賞用として室内でも育てられることも多い品種です。
関東には、これらの品種を見られるスポットもたくさん。ここからは、関東エリアのつつじスポットをご紹介します。
【東京都新宿区】新宿御苑

東京都新宿区にある「新宿御苑」。広さ58.3ヘクタール、周囲3.5kmの園内に日本庭園、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園の3つが巧みに組み合わされ、四季折々の花を観賞できる近代西洋庭園の名園です。

例年4月上旬からは山野などに自生するミツバツツジ、4月中旬から5月上旬にかけて約3,100株のつつじが見頃を迎え、赤、オレンジ、薄紅、紫、白など、たくさんの色をつけます。
おすすめのエリアは「中の池」付近の「つつじ山」や「イギリス風景式庭園」。特に「つつじ山」には、約170本ものつつじが集まっているので、ぜひ足を運んでみてください。
■スポット概要&開花情報
所在地:東京都新宿区内藤町
例年の見頃:4月中旬〜5月上旬
アクセス:【電車】①JR「千駄ケ谷駅」から徒歩で約3分 ②丸ノ内線「新宿御苑前駅」から徒歩で約8分
駐車場:あり
【東京都世田谷区】西沢つつじ園
「せたがや百景」にも選ばれた美しいつつじ園

東京都世田谷区の住宅地にある「西沢つつじ園」。代々受け継がれてきた約1,500坪もの広大な庭で、“つつじ博士”と呼ばれる西沢氏が丹精込めてつつじを育てています。
「せたがや百景」に選定されるなど地域でも親しまれ、隣接する「烏山つつじ緑地」とあわせてつつじが楽しめるスポットです。
同園の規模は大きく、例年4月中旬から5月上旬になると約90種類・2万株のつつじが咲き誇ります。園内は入場無料で常時開放されているので、自由に観賞可能。
カラフルなつつじが咲く景色は壮観です。
■スポット概要&開花情報
所在地:東京都世田谷区北烏山6-16−10
例年の見頃:4月中旬〜5月上旬
アクセス:【車】中央自動車道「高井戸IC」から約10分
【電車】京王線「千歳烏山駅」から徒歩で約10分
駐車場:なし(近くにコインパーキングあり)
【東京都練馬区】平成つつじ公園

練馬区の花でもあるつつじを、例年3月下旬から5月下旬にかけて観賞できる公園です。
園内にはおよそ600品種・1万株のつつじが植えられていて、クルメツツジを中心にヒラド(平戸)ツツジ、キリシマ、野生種、サツキツツジ、アザレア、シャクナゲと、つつじの仲間がバリエーション豊富に集められています。

種類が多いため、例年4月中旬のクルメツツジから始まり、5月中旬のサツキツツジまで、長期に渡って楽しめるのも魅力。ここだけでしか見られない希少なクルメツツジ「練馬の鏡」も必見ですよ。
■スポット概要&開花情報
所在地:東京都練馬区練馬1-17-6
例年の見頃:4月中旬〜5月中旬
アクセス:【電車】西武池袋線「練馬駅」北口から徒歩で約1分
駐車場:あり
【東京都文京区】根津神社
都内屈指のつつじの名所

東京都文京区にある「根津神社」は、1900年近く前に創建されたと伝えられている、とても歴史のある神社です。
現在の社殿は、1706年(宝永3年)に徳川5代将軍・綱吉が諸大名に命じて造営したもの。
境内では、戦火をまぬがれた江戸の名建築を見ることもできます。都内で江戸時代の楼門が残るのは同社だけなので、こちらも見どころです。
「つつじ苑」に咲く3,000株のつつじが圧巻
東京屈指のつつじの名所としても有名。約2,000坪の「つつじ苑」に、およそ100種・3,000株のつつじが咲き誇り、開花シーズン限定で入苑することができます(入苑寄進料500円、引率者がいる小学生以下は無料)。
見頃は例年4月中旬から下旬。種類も多く、色とりどりのつつじが咲き誇る様は圧巻のひとことです。早咲き、中咲き、遅咲きの品種があり、長く楽しめるのもうれしいポイントです。
豆つぶほどの小さい花をつけるフジツツジ、風車のような花弁のハナグルマ、黒ツツジと呼ばれるカラフネなどの珍しい品種もあるので、ぜひ探してみてください!
イベント情報:文京つつじまつり(2025年4月1日~30日)

2025年4月1日(火)~4月30日(水)の期間、毎年恒例の「第54回 文京つつじまつり」が開催されます。
「つつじ苑」は、期間中朝9時30分から17時30分まで入苑可能。ほかにも稚児行列や神輿など、見どころ満載です。
「第54回 文京つつじまつり」で開催される主な行事
・稚児行列:4月6日(日)10:45~ 雨天延期日 4月21日(日)
・神輿渡御:4月6日(日)12:00~
・食品衛生街頭相談:4月18日(金)10:00~12:00
・根津権現太鼓:4月19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)、29日(火・祝)13:00~15:00
・植木市、骨董市・露店・キッチンカー:期間中毎日(4月1日、6日はキッチンカーなし))
・三十六歌仙絵拝観:期間中毎日12:00~/14:00~
■スポット概要&開花情報
所在地:東京都文京区根津1-28-9
例年の見頃:4月上旬~下旬
アクセス:【車】首都高速「神田橋ランプ」から約4km
【電車】①千代田線「根津駅」「千駄木駅」、南北線「東大前駅」から徒歩で約5分 ②三田線「白山駅」から徒歩で約10分
駐車場:あり
関連イベント:【文京つつじまつり】2025年4月1日(火)~4月30日(水)
【東京都青梅市】塩船観音寺
色鮮やかなつつじが咲き誇る花の寺

東京都青梅市塩船にある「塩船観音寺」。西暦645~650年、若狭国の八百比丘尼(やおびくに・はっぴゃくびくに※)が一寸八分の紫金の観音像を当地に安置したのが起源と伝わる、歴史あるお寺です。
茅葺き切妻造りの「仁王門阿弥陀堂」は室町時代の建造物で、国の重要文化財にも指定されています。
“花の寺”としても有名です。特に1966年(昭和41年)から植えられた春のつつじは、「護摩堂弘誓閣」を囲むすり鉢状の斜面に約15種類・1万7,000本もあり、一斉に咲く光景は絶景といえます。
※日本各地に残る伝説に登場する長寿の老尼僧
イベント情報:つつじまつり(2025年4月8日~5月4日)
つつじは例年、4月中旬から5月上旬まで開花。種類も豊富なので見頃の時期はとてもカラフルです。
4月上旬の開園式を皮切りに、つつじまつりが開幕。春季限定御朱印(花すかし御朱印、切り絵御朱印)の授与をはじめ、4月第4日曜に「花稚児行列」、5月3日には山伏の行列、火渡りの荒行を行う例大祭が開催されます。
■スポット概要&開花情報
所在地:東京都青梅市塩船194
例年の見頃:4月中旬〜5月上旬
アクセス:【車】圏央道「青梅今井IC」から約10分
【電車】JR青梅線「河辺駅」からバスに乗車、「塩船観音入口」バス停で下車後、徒歩で約10分
駐車場:あり
関連イベント:【つつじまつり】2025年4月8日(火)~5月4日(日)
【神奈川県箱根町】小田急 山のホテル
つつじをイメージしたスイーツもおすすめ

神奈川県箱根町の芦ノ湖畔にある「小田急 山のホテル」。1948年に創業した、箱根でも有名な人気ホテルです。
例年5月になると、つつじが咲き誇る「ツツジ庭園」が一般開放されます。

近くに芦ノ湖、遠くに富士山を望む広大な庭園には、約30種・3,000株のつつじが植えられ、 ピーク時の華やかな景色は絵画のよう。なかには樹齢100年以上経つ株や、人の背丈を超すものもあります。
玉仕立ての樹形に整えられている木々はピンク~赤~紫~白の順に開花します。
また「ツツジ庭園」の奥にある「シャクナゲ園」では、つつじの開花と前後して約20種・300株の美しいシャクナゲが花を咲かせます。

江戸時代を代表するつつじ、エドキリシマ(江戸霧島)や、絶滅危惧種に選定されている日本原産のシャクナゲなど貴重な品種も見ることができますよ。
イベント情報:つつじ・しゃくなげフェア(2025年4月下旬~5月下旬 ※開花状況により決定)

毎年、4月下旬~5月下旬には「つつじ・しゃくなげフェア」を開催。例年は苗木の販売や、俳句募集、フォトコンテストなどのイベントも実施されます。
さらに芦ノ湖では新型海賊船「クイーン芦ノ湖」が就航しています。歴史ある「ツツジ庭園」から海賊船の姿も楽しめますよ。
■スポット概要&開花情報
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80
例年の見頃:4月上旬~下旬
アクセス:【車】小田原厚木道路「箱根IC」から約30分
【電車】箱根登山鉄道「箱根湯本駅」からバスでに乗車(約40分)、「元箱根」バス停で下車後、徒歩で約10分
駐車場:あり
関連イベント:【つつじ・しゃくなげフェア】例年4月下旬~5月下旬(2025年は調査中)
【神奈川県葉山町】花の木公園
斜面に咲き広がるつつじはまるで花のじゅうたん

神奈川県三浦郡の葉山町役場と隣接する「花の木公園」。名前の通り美しい花を楽しめる公園で、春のつつじは特に有名です。満開時には斜面につつじが咲き広がり、まるで花のじゅうたんのよう。
園内のつつじは例年4月下旬から開花。約1万5,000株のつつじを観賞できます。天気が良い日は、公園の高台から、相模湾の向こうに富士山も見えます。
近くには全長約3kmの仙元山ハイキングコースもあるので、つつじを観賞したあとにチャレンジしてみるのもおすすめです!
■スポット概要&開花情報
所在地:神奈川県三浦郡葉山町堀内2154
例年の見頃:4月中旬〜5月上旬
アクセス:【車】横浜横須賀道路「逗子IC」から逗葉新道を経由、または「横須賀IC」から横須賀葉山線経由で葉山町役場方面へ
【電車】JR「逗子駅」、京浜急行逗子線「逗子・葉山駅」からバスに乗車、「葉山小学校前」バス停で下車、進行方向に向かって進み、葉山消防署を左折してすぐ
駐車場:なし
【神奈川横須賀市】太田和つつじの丘
山の斜面が鮮やかなつつじで染まる

神奈川県横須賀市にある「太田和つつじの丘」。2004年(平成16年)4月1日に「太田和緑地」から今の「太田和つつじの丘」に名前が変わりました。
その名の通り、春には斜面に咲くつつじがとても美しく、三浦半島のつつじの名所のひとつです。

同園では、例年4月下旬から5月上旬にかけて鮮やかに咲くつつじを見られます。その数、およそ5万本! 種類はヤマツツジ、クルメツツジ、ヒラドツヅジなどです。つつじが咲く中を散策できるフォトジェニックなスポットです。
■スポット概要&開花情報
所在地:神奈川県横須賀市太田和5-2638
例年の見頃:4月上旬~下旬
アクセス:【電車】JR「横須賀駅」からバスに乗車、「武山」または「一騎塚」バス停で下車後、徒歩で約20分
駐車場:あり
【千葉県野田市】清水公園
関東屈指のつつじの名所

千葉県野田市の「清水公園」は、豊かな自然の中にアスレチックやポニー牧場を併設した、入園無料の公園です。“日本さくら名所100選”にも選ばれている、全国有数の桜の名所であり、関東有数のつつじの名所として知られています。
「清水公園」のつつじは約100品種・2万株。推定樹齢300年を超えている歴史ある木もあります。品種数もかなり多く、人気の八重キリシマのほか、アズマカノコなどの希少品種も要チェック。
早咲きから遅咲きまでそろい、例年4月下旬から5月中旬の比較的長い期間観賞できますよ。
イベント情報:つつじまつり(2025年4月19日~5月6日)

毎年、つつじの見頃にあわせて「つつじまつり」を開催。例年は露店も並び、お祭り気分を楽しめます。
■スポット概要&開花情報
所在地:千葉県野田市清水906
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
アクセス:【車】①常磐自動車道「流山IC」 または「柏IC」 から約12km
【電車】東武野田線「清水公園駅」から徒歩で約10分
駐車場:あり
【埼玉県越生町】五大尊つつじ公園

埼玉県入間郡越生町にある「五大尊つつじ公園」。梅林で有名な越生ですが、「五大尊明王」と、その隣にある約3ヘクタールの公園に咲き誇るつつじも有名です。
品種はオオムラサキ・ヤマツツジ・リュウキュウなど10種類以上・約1万株。鮮やかなつつじの花が色とりどりに咲き誇る様子は圧巻のひとことです。
境内には樹齢300年以上の古木もたくさんあり、見応え十分。つつじはゴールデンウィークにかけて見頃を迎えるので、家族のおでかけ先として検討してみてはいかがでしょうか?
イベント情報:五大尊つつじ祭り(2025年4月19日~5月6日)

例年4月下旬から5月上旬には「五大尊つつじ祭り」が開催されます。
なかでも毎年5月3日の早朝に執り行われる伝統的な儀式「御戸扉」は必見です。禊(みそぎ)をした男子が「五大尊」の石段を一気に駆け登り、本尊が納められている厨子の扉を開ける様は迫力満点! 毎年多くの観光客でにぎわいます。
■スポット概要&開花情報
所在地:埼玉県入間郡越生町黒岩303
例年の見頃:4月下旬〜5月上旬
アクセス:【車】関越自動車道「坂戸西スマートIC」から約21分
【電車】JR八高線・東武越生線「越生駅」から徒歩で約15分、またはバスに乗車(約7分)、「上黒岩」バス停で下車後、徒歩で約3分
駐車場:あり
関連イベント:【五大尊花木公園つつじ祭り】2025年4月19日(土)~5月6日(火)
【茨城県笠間市】笠間つつじ公園
小高い山がつつじの花に包まれる春

茨城県笠間市にある「笠間つつじ公園」。つつじが見頃になると、まちの東にある標高143mの富士山(ふじやま)がつつじに覆われます。
クルメやキリシマなどさまざまな種類のつつじ約8,500株が、約7ヘクタールの公園に咲き誇る様子は見応え抜群。
ハイキング気分で歩きながら山頂に到着すると、展望台からは市内を一望する大パノラマとつつじの景色を楽しめます。
イベント情報:笠間つつじまつり(2025年4月12日~5月6日)

同公園ではつつじの開花状況にあわせて、毎年「笠間つつじまつり」が開催されます。
開催期間中はお囃子、和太鼓演奏、猿まわしなどイベント盛りだくさん。つつじを観賞しながら、笠間市の温かな“おもてなし”を体感できますよ。
また、山頂展望台までくねくねとした斜面を上るので、歩きやすい靴や服装でおでかけください。
■スポット概要&開花情報
所在地:茨城県笠間市笠間616-7
例年の見頃:4月下旬〜5月上旬
アクセス:【電車】JR水戸線「笠間駅」からバスに乗車、「日動美術館入口」バス亭で下車後、徒歩で約10分
駐車場:あり
関連イベント:【笠間つつじまつり】2025年4月12日(土)~5月6日(火・振)
【栃木県日光市】竜頭滝

栃木県奥日光にある「竜頭滝」(りゅうずのたき/竜頭の滝、竜頭ノ滝とも表記)。
湯ノ湖の「湯滝」、中禅寺湖の「華厳ノ滝」とならぶ“奥日光名瀑三滝”のひとつで、急斜面を二股に分かれて落ちる水流は、その名の通りまるで竜のようです。
紅葉で有名な滝ですが、例年5月に見られる赤紫色のトウゴクミツバツツジの季節もおすすめ。美しいつつじと滝のコラボレーションは、ほかではなかなか見られませんよ!
■スポット概要&開花情報
所在地:栃木県日光市中宮祠
例年の見頃:5月中旬〜下旬
アクセス:【車】日光宇都宮道路「清滝IC」から約30分
【電車】JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きバスに乗車(約65分)、「竜頭の滝」バス停で下車すぐ
駐車場:あり(竜頭の滝横駐車場、竜頭ノ滝上駐車場)
【群馬県館林市】館林市つつじが岡公園
一度は見てみたい貴重な品種のつつじが多数!

古くからヤマツツジが自生しており、江戸時代初期にはすでにつつじの名所として知られていたほど。地元では“花山“”と呼ばれ親しまれており、例年4月中旬から5月上旬の開花シーズンには、その名の通り鮮やかで美しい花が一面に咲き誇ります。
現在、公園内に咲くつつじは、ヤマツツジ、リュウキュウツツジ、キリシマツツジなど約100品種・1万本!
なかでも、江戸時代に植樹されていた江戸キリシマがまとまって残っているのは全国でもここが唯一とされています。樹齢800年を超える巨樹のヤマツツジは圧巻のスケールです。
歴史的にも品種的にも貴重なつつじが植えられていることから、世界に誇る名園と称されています。
イベント情報:つつじまつり(2025年4月8日〜5月6日)

例年4月上旬から5月上旬に開催される「つつじまつり」は、例年約20万人もの観光客が訪れる館林市を代表するイベント。
例年、ゴールデンウィーク期間中はつつじの花見茶会、大道芸などさまざまなイベントが開催され、とてもにぎわいます。
■スポット概要&開花情報
所在地:群馬県館林市花山町3278
例年の見頃:4月中旬〜5月上旬
アクセス:【車】東北自動車道「館林IC」から約3分
【電車】東武伊勢崎線「館林駅」からバスで約15分
駐車場:あり
関連イベント:【つつじまつり】2025年4月8日(火)〜5月6日(火・振休)
【群馬県前橋市】ぐんまフラワーパーク(※2025年4月現在休園中、2025年秋にリニューアルオープン予定)
多様な品種のつつじを間近で見られるスポット

赤城山の裾野に広がる群馬県を代表する植物園「ぐんまフラワーパーク」。 東京ドーム約4個分もの広大な敷地には、「フラトピア大花壇」、「庭園エリア」、「ガーデンエリア」などの屋外花壇と、5棟の温室があり、年間を通して多彩な花を楽しめる施設です。
園内中央にある高さ18mの展望台から、晴れた日には赤城山や富士山、東京スカイツリーまで見渡せます。
特に春は、さまざまな花が咲き誇る季節。例年4月下旬〜5月中旬には、虹色の小径の「ツツジヶ丘」にクルメツツジをはじめ種類豊富なつつじが見頃に。
チップを敷きつめた遊歩道が整備されているので、間近でつつじを見ながら散策できますよ。
2025年4月、リニューアルオープンに向けて休園中。2027年秋に花や⾃然と「あそぶ」体感型施設「Gunma Flower Park +」へリニューアルオープンする予定なので、お楽しみに!
■スポット概要&開花情報
所在地:群馬県前橋市柏倉町2471−7
例年の見頃:4月下旬〜5月中旬
アクセス:【車】北関東自動車道「伊勢崎IC」から約30分
【電車】上毛電鉄「大胡駅」からタクシーで約15分
駐車場:あり
関東のつつじはゴールデンウィーク頃に見頃を迎える場所が多く、イベントもいっぱい。親子のおでかけ先選びの参考にしてみてくださいね!
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2021年4月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2025年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
- ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
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