
2025秩父・長瀞の絶品かき氷店5選
ふわふわ天然氷&穴場の時間帯は?
埼玉県秩父郡長瀞町は、かき氷を求めて全国からたくさんの人が集まるまち。町内には伝統的な製法で天然氷を作る「阿左美冷蔵」などの製氷業者があり、おいしいかき氷店が点在しています。
そこで今回は、長瀞町と周辺にあるかき氷の名店をピックアップ。かき氷のこだわりや、比較的穴場の曜日&時間帯もご紹介します。
秩父エリアには親子におすすめの観光スポットがいくつもあるので、夏の日帰り~1泊旅を計画して、かき氷の名店にもぜひ立ち寄ってみて下さい。
※本記事は姉妹サイト「いこーよニュース」掲載の記事を再編し、掲載しています。内容の一部は2025年の最新情報に差し替えを行っています
※施設情報などが一部変更または中止になっている可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトやSNSをご確認ください
【秩父郡長瀞町】阿左美冷蔵 寳登山道店

国内でも数少ない、天然氷を作っている製氷業者「阿左美冷蔵」の直営店です。
秩父鉄道秩父本線「長瀞駅」から「宝登山神社」へと続く参道の途中にあり、長瀞観光の途中で気軽に立ち寄れます。

天然氷は、長瀞の冬の寒さを利用して、時間と手間をかけて作る伝統の技。不純物が混ざらないよう、日々手入れをしながらゆっくりと凍らせた、大変貴重な氷です。
硬く割れにくいのが特徴で、天然氷をふわふわに削ったかき氷は、口の中ですっと溶けるような繊細な食感がたまりません。

シロップはすべて自家製。なかでも店主のおすすめは、和三盆糖と天然氷だけで作る「蔵元秘伝みつ」。氷本来の味を邪魔しない、シンプルながらも極上の味わいです。
おなじみのいちごや抹茶のほか、桜みつ、甘酒、柿、柚子といった季節限定フレーバーも登場しますよ。
なお、例年1月中旬から天然氷を使用したかき氷を提供し、天然氷がなくなり次第、純氷での提供に切り替わります(例年、切り替えは夏頃です)。
お店からひとこと
「手間のかかる天然氷づくりですが、日本の食文化であるかき氷を残していきたいという想いで作っています。GWと夏の繁忙期をずらしていただくと、比較的落ち着いて召し上がれますよ」(店主・阿左美さん)
■阿左美冷蔵 寳登山道店
所在地:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞781-4
営業時間:最新情報は公式ブログ等でご確認ください
定休日:最新情報は公式ブログ等でご確認ください
かき氷のこだわり:長瀞の冬の寒さを利用した伝統製法による天然氷、シンプルな秘伝みつ、旬の素材を使ったシロップなど
【秩父郡長瀞町】茶店 八兵衛

「茶店 八兵衛」は秩父鉄道秩父本線「長瀞駅」から徒歩約2分、長瀞駅前通りにあるアクセス抜群のお店。昔懐かしい、駄菓子屋さんのような佇まいで、昭和レトロな雰囲気が魅力です。

特に夏場は、老舗の有名製氷業・阿左美冷蔵の氷とオリジナルシロップを使ったかき氷が大人気。
子供が大好きな定番のメロンやブルーハワイのほか、長瀞・福島農園のいちごで作った「プレミアムいちご」、「自家製梅シロップ」、大人用の「カルーアミルク」などバリエーションも豊富です。

畳の小上がり席があるのも、小さな子供連れにはうれしいポイント。
また秋から初夏にかけての限定メニュー「そば粉のたい焼き」も絶品です。小麦粉を一切使用せずに仕上げるたい焼きは、外はサクサク、中はもっちりとした食感。
北海道小豆の小倉あんと、秩父味噌あんの2種類があり、ついつい2つとも食べたくなるおいしさですよ♪ なお、暑さが本格的になると店頭に並ばなくなるので、お目当ての場合は事前に問い合わせをしておくと安心です。
お店からひとこと
「自家製オリジナルシロップはなるべく地元素材を使用し、氷はふわふわかつ山盛りになるように削っております。夏場もお盆以外の平日でしたら、比較的並ばずに入っていただけると思います」(店主・中川博介さん)
■茶店 八兵衛
所在地:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞532-4
営業時間:昼~21:00頃(不定)
定休日:不定休
かき氷のこだわり:地元素材を使用した自家製オリジナルシロップ
【秩父郡長瀞町】ギャラリー喫茶 やました

長瀞町の観光名所「宝登山神社」の参道にある「ギャラリー喫茶 やました」。
店内には、店主のお嬢さんでアーティストの霜触繭子さんが手掛けた照明が並び、温かな灯りでお出迎え。テーブルにお座敷、テラスと、さまざまな席が用意されています。

「阿左美冷蔵」の天然氷を使ったかき氷は、夏場だけでなく一年を通して提供されています。
子供には定番の「いちご」が人気。大人には自家製のあずきと抹茶シロップをたっぷりトッピングした「宇治金時」をはじめ、焦がしキャラメルソースと練乳が絶妙な「ほろにがキャラメル」、国産大豆&沖縄の黒糖ときび砂糖を使った「きなこ黒蜜」などがおすすめです。

かき氷以外のスイーツも充実。特上のわらび粉を使った「特製わらびもち」や、なめらかでコクのある「カラメル焼プリン」は、ほどよい甘みと食感が楽しいメニューです。
甘いものでお腹も心も満たされたあとは、「宝登山神社」を参拝し、「宝登山ロープウェイ」で宝登山へ! 山頂には「宝登山小動物園」などがあり、親子で楽しい時間を過ごせますよ。
お店からひとこと
「ふわふわのかき氷を手作りのおいしいシロップで召し上がっていただきたく、心を込めて仕込んでおります。夏場は、平日の午前中だと、並ばずに入っていただきやすいですよ」(霜触さん)
■ギャラリー喫茶 やました
所在地:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞727-1
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定休
かき氷のこだわり:手作りのシロップ
【秩父郡長瀞町】八幡家

「八幡家」は秩父鉄道秩父本線「長瀞駅」から歩いて3分ほど。長瀞岩畳に向かう途中にあります。
昭和の空気が流れる店内で食べられるのは、トッピングの素材にこだわったかき氷。濃いめにたてた抹茶や、和三盆糖、きな粉と一緒に味わうのが特徴です。
「黒蜜宇治金時」には、抹茶と黒蜜、練乳をかけ、たっぷりのあずきをトッピング。天然氷のかき氷に、やさしい甘さがマッチした「抹茶きな粉ミルク」や、「和三盆あずき」も絶品です。

昔ながらの氷蜜には、子供が大好きな「いちご」「メロン」「レモン」などの定番や、「ラムネ」、「日向夏」といった珍しいフレーバーもラインナップされています。
涼しくなってきたら、棒に巻いた餅にタレをつけて焼き上げた「さおさし餅」がおすすめ。素朴な味わいは、温かい甘酒との相性も抜群です。
「八幡家」は長瀞観光の定番「荒川ライン下り」の発着所からもすぐの場所にあります。ぜひ、ライン下りの前後に立ち寄ってみてくださいね!
お店からひとこと
「夏場は、平日の午前中が比較的並ばずに入っていただきやすいと思います」(店主・岡田博志さん)
【秩父郡小鹿野町】Moto Green Cafe

県道209号沿いにある「Moto Green Cafe」は、古い蔵を改装した趣のあるカフェ。オートバイ・自転車・自動車好きが集まる店内のいたるところにバイクが展示されていて、乗り物好きの子供はテンションが上がること間違いなしです。
同店では、小鹿野町に湧き出る名水「毘沙門水」を使った「毘沙門氷」が食べられます。

「毘沙門氷」のシロップは4種類。なかでも子供から大人まで人気なのが「いちご」で、つぶつぶ入りのシロップは甘すぎず、果物本来の味わいが生かされています。
同店の名物「とんこん丼」やカレーといった食事メニューもあり、ランチタイムも人気です。
お店からひとこと
「『毘沙門氷』は、小鹿野町に湧出し“平成の名水百選”に選ばれた毘沙門水を氷結させ、地元産の果実シロップをかけたかき氷です。トマト味もおすすめですよ! 夏場でも、平日のお昼時を除けば、並ばずに入れることが多いと思います。」(店主・小野雄二さん)
■Moto Green Cafe
所在地:埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野377-1
営業時間:4月〜10月9:00〜18:00/11月〜3月9:00〜17:00 ※LO閉店30分前
定休日:4月〜10月木曜/11月〜3月木・金曜 ※祝日営業
かき氷のこだわり:“平成の名水百選”毘沙門水、地元産の果実シロップ
夏の長瀞観光中に体をクールダウンするのにもぴったりの、おいしいかき氷店ばかり! 親子で一緒に食べて、幸せな時間をすごしてくださいね♪
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
- ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。