【2025】東海の紅葉名所と穴場38選 日帰りドライブにも◎見頃やイベント最新情報
更新日2025年11月13日/公開日2025年11月12日

【2025】東海の紅葉名所と穴場38選 日帰りドライブにも◎見頃やイベント最新情報

見る
静岡県静岡市、静岡県富士宮市、ほか

親子におすすめしたい「東海エリアの紅葉スポット」を、定番から穴場までまとめてご紹介します。

今が見頃の名所や、駅近スポット、日帰りドライブにぴったりの穴場、ライトアップやイベントを開催するスポットもあり、秋の週末や連休のおでかけにぴったり♪ 

地域を一番よく知る、各自治体の役場・役所の担当者からのおすすめ情報も掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
※2025年のクマ目撃情報や対策に関する自治体からの公式な情報ページを、リンクでご紹介しています
※例年の見頃は気候により変動するため、各スポットの紅葉情報を確認してください

目次

「日本三大紅葉名所」をチェック!

関東の紅葉名所はこちら!

2025年の各地の紅葉の見頃はいつ?

画像提供:日本気象株式会社2025年11月4日発表 「2025年第3回 紅葉見頃予想マップ」(https://n-kishou.com/corp/news-contents/autumn/)
画像提供:日本気象株式会社2025年11月4日発表 「2025年第3回 紅葉見頃予想マップ」(https://n-kishou.com/corp/news-contents/autumn/)
画像提供:日本気象株式会社2025年11月4日発表 「2025年第3回 黃葉見頃予想マップ」(https://n-kishou.com/corp/news-contents/autumn/)
画像提供:日本気象株式会社2025年11月4日発表 「2025年第3回 黃葉見頃予想マップ」(https://n-kishou.com/corp/news-contents/autumn/)

2025年の関東の紅葉は平年並みか平年より遅くなるところが多い模様です。

紅葉の色づきには紅葉と黄葉がありますが、黄葉のほうが紅葉に比べ少し早く色づきます。また通常は気温が下がると色づきが進んでいきます。

【静岡県熱海市】熱海梅園

紅葉シーズンの「熱海梅園」 (画像提供:熱海市観光協会)
紅葉シーズンの「熱海梅園」 (画像提供:熱海市観光協会)

気候が温暖な熱海市にある「熱海梅園」は、“日本一遅い”紅葉で知られる名所。園内には約380本のカエデ類があり、秋になると多くの観光客が紅葉狩りに訪れます。

旧中山晋平邸や「澤田政廣記念美術館」といった観光名所もあり、秋の散策にぴったりのスポットです。

“日本一早咲き”といわれる梅の花も有名。紅葉の見頃は例年11月下旬から12月中旬、梅は11月下旬から12月上旬に第1号の花が開くため、運が良ければ紅葉と梅の花を同時に見られるかもしれません。

イベント情報:熱海梅園もみじまつり(2025年11月15日~12月7日)

紅葉ライトアップの様子 (画像提供:熱海市観光協会)
紅葉ライトアップの様子 (画像提供:熱海市観光協会)

例年、見頃の時期には「熱海梅園もみじまつり」が開催され、土日祝日を中心に甘酒の無料サービス、山野草の苔玉づくり体験、ジャズの演奏などを楽しめます。ほっとひと息つける足湯も好評です。

フォトコンテストも実施されるので、親子で紅葉の撮影にチャレンジするのもおすすめ。

また、まつり期間中は16時30分から21時まで紅葉のライトアップが実施され、暗闇に真っ赤な葉が浮かび上がる幻想的な景色を堪能できますよ!

イベント公式サイト

熱海市担当者のおすすめ情報

梅園の近くには「來宮神社」があります。梅園から徒歩10分程度で行けるので、梅園の紅葉とセットで参拝するお客様も多いスポットです。縁結びで有名な神社で、神職や巫女の方々が落ち葉を集めて作るハート(猪の目=魔除け)がかわいいと評判。お洒落な雰囲気が人気の神社です。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県熱海市梅園町8-11
紅葉の見頃(例年):11月下旬から12月上旬
アクセス:【電車】JR各線「熱海駅」からバスに乗車(約15分)、「梅園」バス停で下車すぐ/JR伊東線「来の宮駅」から徒歩で約10分
関連イベント:【熱海梅園もみじまつり】2025年11月15日(土)~12月7日(日) 【ライトアップ】あり
※2025年10月28日現在、熱海市内でクマの目撃情報はありません(熱海市担当者)

【静岡県伊豆市】天城

道の駅「天城越え」敷地内にある「昭和の森会館」中庭のモミジ林(画像提供:伊豆市産業振興協議会)
道の駅「天城越え」敷地内にある「昭和の森会館」中庭のモミジ林(画像提供:伊豆市産業振興協議会)

静岡県伊豆市・天城エリアにはいくつもの紅葉名所があり、各スポットの標高差が魅力のひとつ。代表的な名所は以下の通りです。

  • 天城山
  • 八丁池(伊豆市湯ケ島)
  • 天城山隧道(伊豆市湯ケ島)
  • 昭和の森会館(伊豆市湯ケ島892-6)
  • 出会い橋/湯ケ島温泉(伊豆市湯ケ島)
  • 滑沢渓谷(伊豆市湯ケ島)
  • 世古峡(伊豆市湯ケ島)
  • 青埴神社(伊豆市青羽根)
八丁池(画像提供:伊豆市産業振興協議会)
八丁池(画像提供:伊豆市産業振興協議会)

八丁池(海抜約1,170m)から世古峡(海抜約200m)まで、さまざまな高度に名所が点在しているため、長期間に渡って紅葉狩りを楽しめます。

山道や渓谷沿いのドライブ、紅葉を眺めながら湯につかれる温泉、トレッキングや登山など、思い思いの方法で紅葉を堪能できますよ。

イベント情報:「出会い橋」の紅葉ライトアップ(2025年11月26日~12月25日)

「出会い橋」のライトアップ時の様子(画像提供:伊豆市産業振興協議会)
「出会い橋」のライトアップ時の様子(画像提供:伊豆市産業振興協議会)

「出会い橋」の周辺では、2025年11月26日(水)~12月25日(木)の16時30分~21時まで、紅葉のライトアップが実施されます。幻想的な景色の中、夜の散策を楽しむのもいいですね。

秋の天城では紅葉を満喫するイベントも充実しているので、親子で参加してみてはいかがでしょうか。

「出会い橋ライトアップ」をチェック(伊豆市観光情報サイト)

天城のイベント情報(伊豆市観光協会天城支部)

伊豆市担当者のおすすめ情報

天城は多くの文豪たちに愛された地としても知られています。「天城山隧道」をはじめとする文学ゆかりの地でも、美しい紅葉を堪能できますよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県伊豆市湯ケ島、青羽根など
紅葉の見頃(例年):11月上旬~12月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「修善寺IC」から約20分(出会い橋)※スポットにより異なる
駐車場:スポットにより異なる
関連イベント:
【秋の天城路ハイキング】2025年11月16日(日)
【パックラフト体験in世古峡】2025年11月29日(土)
【みのり祭り】2025年11月30日(日)
【ライトアップ】出会い橋:2025年11月26日(水)~12月25日(木)

【静岡県伊豆市】修善寺自然公園・修善寺 虹の郷

「修善寺自然公園」の「もみじ林」(画像提供:伊豆市産業振興協議会)
「修善寺自然公園」の「もみじ林」(画像提供:伊豆市産業振興協議会)

伊豆市の人気観光地「修善寺温泉」周辺では、例年11月中旬から12月中旬にかけて紅葉が見頃を迎えます。

なかでも見どころなのが「修善寺自然公園」。伊豆エリア最大級の紅葉群生林で、全国でも遅めの時期に紅葉を楽しむことができます。

茅葺屋根の古民家が建ち並ぶ「匠の村」へ続く約1,000本の「もみじ林」をはじめ、園内施設「修善寺 虹の郷」の「カナダ村」や「フェアリーガーデン」のラクウショウ、アメリカフウなど約2,000本の木々が紅葉し、例年11月中旬から12月中旬にかけて見頃となります

イベント情報:修善寺虹の郷 紅葉祭り(2025年11月8日~12月14日)

提供:伊豆市産業振興協議会
提供:伊豆市産業振興協議会

2025年11月15日(土)から12月14日(日)にかけて、「修善寺 虹の郷」では「修善寺虹の郷 紅葉祭り」を開催。夜にはライトアップも行われ、晩秋の夜に浮かび上がる紅葉がとても幻想的です。

また、2026年3月29日(日)まで、園内のイルミネーション「修善寺虹の郷イルミ the ナイト」を開催中。11月23日(日・祝)、11月29日(土)、12月6日(土)には、打ち上げ花火も予定されています。

夜の「修善寺 虹の郷」も見どころ満点ですよ。

伊豆市担当者のおすすめ情報

「修善寺」の紅葉(画像提供:伊豆市産業振興協議会)
「修善寺」の紅葉(画像提供:伊豆市産業振興協議会)

修善寺エリアには、ほかにも「修善寺温泉街」、「旭滝」、「修善寺」などの紅葉名所があります。

竹林の小径をはじめとする「修善寺温泉街」では、通年でライトアップを行っているので、紅葉とあわせて幻想的な温泉街をお楽しみください。

「修善寺虹の郷」には専用の駐車場があります。「修善寺温泉街」には有料駐車場がいくつかありますが、台数に限りがあるため公共交通機関でお越しください。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県伊豆市修善寺4279-3(修善寺虹の郷)
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月中旬
アクセス:【車】東名高速道路「沼津IC」から約30分
【電車】伊豆箱根鉄道「修善寺駅」からバスに乗車(約20分)、「虹の郷」バス停で下車(修善寺虹の郷)
駐車場:あり(修善寺虹の郷)
関連イベント:【修善寺虹の郷 紅葉祭り】2025年11月15日(土)~12月14日(日) 【ライトアップ】あり

クマ対策について(伊豆市公式サイト)

【静岡県伊東市】一碧湖

秋の一碧湖(画像提供:伊東市)
秋の一碧湖(画像提供:伊東市)

伊東市にある「一碧(いっぺき)湖」は、“伊豆の瞳“とも呼ばれる景勝地。約10万年前の噴火でできた火口湖で、大池と沼池からなるひょうたん型の双子の湖です。

静寂さと美しい風景に癒されます(画像提供:伊東市)
静寂さと美しい風景に癒されます(画像提供:伊東市)

湖の周囲には4.5kmにわたって起伏の少ない遊歩道が整備されており、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉と、四季折々の自然の表情を楽しめる景勝地です。

湖面には周辺の山や緑の木々、空に浮かぶ白い雲などが映し出され、訪れる人々を魅了します。

湖面に映る色とりどりの紅葉が美しい

一碧湖の紅葉(画像提供:伊東市)
一碧湖の紅葉(画像提供:伊東市)

例年11月上旬から木々が赤く色づきはじめ、11月中旬から12月上旬にかけてが紅葉のピークです。

湖畔の樹木が真っ赤に色づき、湖面に映る“逆さ紅葉”はとても幻想的。遊歩道を散策したり、ボートを漕ぎ湖上から紅葉を堪能したりと、いろいろな楽しみ方ができますよ!

※2025年11月11日現在、一碧湖遊歩道は一部通行止めになっています

一碧湖遊歩道 一部通行止めについて(伊豆・伊東観光ガイド)

伊東市担当者のおすすめ情報

一碧湖のほとりには落ち着いた雰囲気のBOOKカフェ「TERRACE CAFE IPPEKIKO」があり、紅葉狩りや散策のひと休みにぴったり。観光ボート(ローボート・ペダルボートなど)や釣りボート(バス釣り・ヘラブナ釣り)・入漁券の受付・販売も行っています。

「TERRACE CAFE IPPEKIKO」をチェック!

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県伊東市吉田
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「厚木IC」から約90分
【電車】JR「伊東駅」からバスに乗車(約35分)、「一碧湖」バス停下車
駐車場:近くにコインパーキングあり

【静岡県伊東市】丸山公園

「丸山公園」の錦秋(画像提供:伊東市)
「丸山公園」の錦秋(画像提供:伊東市)

静岡県伊東市にある「丸山公園」は、四季折々の豊かな自然を堪能できるスポット。都心から電車で約80分、車で約90分とアクセス良好で、日帰りでもおでかけしやすいのが魅力です。

小沢川のせせらぎと紅葉が奏でるハーモニー

心静かなひとときを過ごせる園内(画像提供:伊東市)
心静かなひとときを過ごせる園内(画像提供:伊東市)

小沢川のせせらぎと木立が閑静さを醸し出す、「緑と水」が調和した自然公園で、春には桜、初夏の花菖蒲、秋には紅葉と、季節の移り変わりを感じることができます。

紅葉の見頃は、例年12月上旬です。野鳥のさえずりや小川のせせらぎを感じながら、紅葉の中で心静かに過ごしてみませんか?

伊東市担当者のおすすめ情報

園内では、紅葉を楽しみながらピクニックもできます。近くには伊東温泉の温泉施設も点在しているので、あわせて利用してみてください。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県伊東市松原933-1
紅葉の見頃(例年):12月上旬
アクセス:【電車】JR伊東線「伊東駅」から徒歩で約20分
駐車場:あり

【静岡県川根本町】寸又峡

紅葉シーズンの寸又峡(画像提供:unkei / PIXTA)
紅葉シーズンの寸又峡(画像提供:unkei / PIXTA)

静岡県川根本町の山奥深くにある、大井川支流・寸又川の渓谷「寸又峡」(すまたきょう)。例年11月中旬から下旬にかけて紅葉の見頃を迎え、ミルキーブルーの湖面と真っ赤に染まった木々のコントラストが、息をのむような絶景をつくり出します。

近くには寸又峡温泉もあり、紅葉と名湯を一度に堪能できる観光地です。

ミルキーブルーの湖面にかかる「夢の吊橋」と紅葉が魅力

寸又峡の「夢の吊橋」(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)
寸又峡の「夢の吊橋」(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)

川面からの高さ約8m、長さ約90mの「夢の吊橋」は、寸又峡を代表する観光名所です。そのほか、かつて森林鉄道が通っていた「飛龍橋」などからも、素晴らしい紅葉を眺めることができます。

寸又峡温泉街から、夢の吊橋、飛龍橋を巡る遊歩道コースが整備されているのも魅力。約1時間30分で周遊できますよ。

関東にある「絶景の紅葉吊り橋」をまとめてチェック!

イベント情報:寸又峡温泉 草履石公園ライトアップ(2025年10月25日~)

2025年10月25日(土)から、寸又峡温泉街と「草履石公園」でライトアップがスタートしています。ライトアップされた紅葉が水面に映る絶景をお見逃しなく! 点灯時間は17時から21時です。

「寸又峡温泉 草履石公園ライトアップ」公式サイト

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県榛原郡川根本町
紅葉の見頃(例年):11月中旬〜下旬
アクセス:【車】新東名高速道路「島田金谷IC」から約100分
【電車】大井川鐵道「千頭駅」からバスに乗車(約40分)、「寸又峡温泉」バス停で下車
駐車場:あり(寸又峡温泉第1〜3駐車場)
関連イベント:【ライトアップ】あり(草履石公園、寸又峡温泉街):2025年10月25日(土)~

【静岡県静岡市】梅ヶ島温泉

梅ヶ島温泉の紅葉(画像提供:Mt223N / PIXTA)
梅ヶ島温泉の紅葉(画像提供:Mt223N / PIXTA)

安部川上流、標高1,000mの山々に囲まれた秘境の温泉地「梅ヶ島温泉」。お肌に良いとされる「美肌の湯」として知られています。

周辺ではブナ、カエデ、ミズナラ、オオイタヤメイゲツなど多彩な木々の紅葉が見られます。見頃は例年11月上旬から中旬です。

秘境の温泉地で贅沢な紅葉狩り

赤水の滝(画像提供:Mt223N / PIXTA)
赤水の滝(画像提供:Mt223N / PIXTA)

特に見どころなのが、“日本の滝百選”にも選ばれている市内最大の滝「安倍の大滝」や、名勝「赤水の滝」、三段に落ちる「三段の滝」など。

ほかにも大小さまざまな滝が点在しており、紅葉の時期には、流れ落ちる滝と真っ赤に色づいた紅葉の共演を眺めることができますよ。

梅ヶ島温泉を拠点とした登山・ハイキングコースも充実しています。紅葉を堪能したあとは、温泉で疲れを癒やしましょう♪

イベント情報:赤水の滝 ライトアップ(2025年11月8日~15日)

ライトアップされた「赤水の滝」(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)※過去開催時の様子
ライトアップされた「赤水の滝」(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)※過去開催時の様子

2025年も、毎年恒例の「赤水の滝」ライトアップが、11月8日(土)から開催されます。暗闇の中に、滝と紅葉が浮かび上がる風景は非日常感たっぷり。

また、ライトアップ期間中の土曜(8日、15日)には18時から手筒花火も楽しめ、市営温泉「黄金の湯」の営業時間が20時まで延長されます。

夜の紅葉さんぽを満喫したら、ゆっくりとお湯に浸かって温まるのもいいですね♪

「赤水の滝 ライトアップ」公式サイト

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県静岡市葵区梅ヶ島
紅葉の見頃:例年11月上旬~中旬
アクセス:【車】新東名高速道路「新静岡IC」から約50分
【電車】JR東海道本線「静岡駅」からバスに乗車(約100分)、「梅ヶ島温泉」バス停で下車
駐車場:あり
関連イベント:【ライトアップ】赤水の滝ライトアップ:2025年11月8日(土)~15日(土)

公式サイト

クマ対策について(静岡市公式サイト)

【静岡県静岡市】井川湖

山が色づき始めた時季の「井川湖」もきれいです(画像提供:kei / PIXTA)
山が色づき始めた時季の「井川湖」もきれいです(画像提供:kei / PIXTA)

静岡県静岡市葵区にある「井川(いかわ)湖」は、南アルプスの水が流れ込む周囲約10kmの人造湖。井川ダムの完成に伴ってできた湖です。

秋になるとエメラルドグリーンの湖面にと、紅葉したカエデ、ウルシ、イチョウのコントラストが見事。

親子で自然歩道を歩きながら紅葉狩りを楽しんだり、乗船無料の渡船から鮮やかな紅葉を眺めたりして、山々の色づきを存分に満喫しましょう。

「井川湖渡船」をチェック!(姉妹サイト「いこーよ」)

「井川大橋」でスリルと絶景を堪能

秋の「井川大橋」(画像提供: ぴー / PIXTA))
秋の「井川大橋」(画像提供: ぴー / PIXTA))

また、井川湖をまたぐ、全長258mの吊り橋「井川大橋」はダイナミックでスリル満点。橋からの景色も抜群です。

湖畔を散策できる遊歩道は、ダム建設時に使用されていたレールやトンネルがそのまま残っていて、ノスタルジックな雰囲気を味わえます。

紅葉の見頃は例年11月中旬で、天気が良ければ富士山を望むこともできますよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県静岡市葵区井川
紅葉の見頃:例年11月中旬
アクセス:【車】新東名高速道路「新静岡IC」から約100分
駐車場:あり

公式サイト

クマ対策について(静岡市公式サイト)

【静岡県静岡市】駿府城公園 紅葉山庭園

静岡市の中心地にあるオアシスのような庭園
静岡市の中心地にあるオアシスのような庭園

「駿府城公園」は、JR「静岡駅」から歩くこと約15分、徳川家康が大御所時代に暮らした城の跡地に整備された公園です。

園内の「紅葉山庭園」では、駿河の国の名勝を織り込んだ4つの庭を中心に、春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は椿など四季折々の風情を楽しむことができます。

趣深い庭園や茶室で静けさを楽しむ

立礼席の呈茶サービス (お茶+和菓子 650円~) ※お菓子は写真と異なる場合があります
立礼席の呈茶サービス (お茶+和菓子 650円~) ※お菓子は写真と異なる場合があります

立礼席でお茶と和菓子をいただきつつ、色づく紅葉を眺めるのもおすすめ。静岡市の中心とは思えない静けさの中で、移ろう季節を五感で味わいながら、心安らぐ時間を過ごせますよ。

庭園の入園料は大人150円、小・中学生50円(駿府城公園の全施設共通券は大人360円、小・中学生120円)と、気軽に訪れることができるのも嬉しいですね。市街地で自然に癒されながら紅葉を観賞したい親子におすすめです。

イベント情報:駿府城公園 ライトアップ 秋のプログラム(2025年11月1日~30日)

闇夜に美しく浮かび上がる東御門・巽櫓(照明デザイン:石井幹子デザイン事務所)
闇夜に美しく浮かび上がる東御門・巽櫓(照明デザイン:石井幹子デザイン事務所)

「駿府城公園」の”顔”である東御門・巽櫓では、世界的照明デザイナーの石井幹子(いしいもとこ)氏のデザイン・設計により、2022年12月にライトアップが全面リニューアルされました。

歴史情緒を感じさせる建造物の意匠を活かした白色のライトアップを基本としながら、春夏秋冬の季節に応じた特別プログラムを実施しています。2025年秋の特別プログラム期間は11月1日(土)~30日(日)なので、日中の紅葉狩りとあわせて楽しんでみては。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1
紅葉の見頃:例年11月下旬~12月上旬
アクセス:【電車】JR東海道本線・東海道新幹線「静岡駅」から徒歩で約15分/静岡鉄道「新静岡駅」から徒歩で約12分
駐車場:なし
関連イベント:【ライトアップ】駿府城公園 ライトアップ 秋のプログラム:2025年11月1日(土)~30日(日)

クマ対策について(静岡市公式サイト)

【静岡県静岡市】畑薙湖(畑薙ダム)

紅葉に囲まれた「畑薙(はたなぎ)ダム」(画像提供:静岡市)
紅葉に囲まれた「畑薙(はたなぎ)ダム」(画像提供:静岡市)

静岡県静岡市の北部、奥静岡(おくしず)と呼ばれる山間部エリアのなかで、井川湖や井川ダムよりさらに大井川の上流に位置する「畑薙湖」。「畑薙第1ダム」によってできたダム湖です。

南アルプスへの玄関口のひとつであり、登山客以外にも新緑や紅葉を求めて多くの観光客が訪れる人気スポット。

秘境感ただよう畑薙湖(画像提供:らい / PIXTA)
秘境感ただよう畑薙湖(画像提供:らい / PIXTA)

湖の周辺では、例年10月下旬から11月上旬に山々が美しく色づき、360度のパノラマで紅葉を楽しめます。エメラルドグリーンと紅葉のコントラストも圧巻です。

「畑薙大吊橋」から眺める紅葉も見どころ

幅が狭く、かなりスリリングな畑薙大吊橋(画像提供:静岡市)
幅が狭く、かなりスリリングな畑薙大吊橋(画像提供:静岡市)

なかでも、体力に自信のある親子ならぜひ訪れてほしいのが、「畑薙大吊橋」です。

一般車の通行が規制される沼平ゲートから150mほど手前の駐車場をスタートし、40分ほどハイキングを楽しむとたどり着く秘境にある吊り橋で、南アルプスの「茶臼岳」の登山ルートのスタート地点になっています。

長さ181mの吊り橋から見る絶景は、親子にとって忘れられない思い出になることでしょう。

関東の「絶景の紅葉吊り橋」をまとめてチェック!

静岡市担当者おすすめコメント

「畑薙大吊橋」までの道中にある「白樺荘」は、日帰りも宿泊もできる市営温泉です。泉質もよく、大浴場や露天風呂が楽しめます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:
静岡県静岡市葵区田代
紅葉の見頃(例年):10月下旬~11月上旬
アクセス:【車】東名高速「静岡IC」から約2時間(沼平ゲートまで約2時間、沼平ゲートから徒歩で約40分)
駐車場:あり(沼平ゲート)

クマ対策について(静岡市公式サイト)

【静岡県沼津市】香貫山

香貫山からの眺望(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
香貫山からの眺望(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

静岡県沼津市のシンボルとして市民に親しまれている「香貫山」(かぬきやま)。市街地に隣接した、標高193mの小さな山です。

秋にはイロハモミジ、イチョウ、ハゼノキ、ドウダンツツジなど、さまざまな木が次々に見頃を迎え、例年10月下旬から12月上旬にかけて、長い期間紅葉を楽しむことができます。

親子で紅葉ハイキング

画像提供:沼津市
画像提供:沼津市

JR東海道線、御殿場線「沼津駅」から約1kmと好アクセスで、手軽に紅葉ハイキングができる山としても人気。山頂の展望台からは、鮮やかに色づいた山々と、市街地のパノラマビューを堪能できますよ!

沼津市担当者のおすすめ情報

香貫山のハイキングコースは例年11月下旬まで、周辺から見る山は12月上旬まで紅葉が楽しめます。近くには「沼津港」、「沼津御用邸記念公園」、「沼津アルプス」といった観光スポットもありますよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県沼津市上香貫
紅葉の見頃(例年):10月下旬~12月上旬(10月下旬から約1カ月が特に見頃)
アクセス:【車】「沼津IC」から登山口まで約20分
【電車】JR東海道本線「沼津駅」からバスに乗車(7~8分)、「霊山寺」または「黒瀬」バス停で下車後、頂上まで徒歩で約50分
駐車場:あり

クマの目撃情報と対策について(沼津市公式サイト)

【静岡県浜松市】大草山

秋の大草山から見た浜名湖。遊園地も見えます(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)~
秋の大草山から見た浜名湖。遊園地も見えます(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)~

大草山は、「浜名湖」を見下ろす美しい自然に囲まれた小高い山です。秋になると、山肌を覆う木々が一斉に色づき、赤や橙、黄色のグラデーションが広がります。

特におすすめなのが、「かんざんじロープウェイ」からの眺めです。眼下に広がる浜名湖と紅葉のコントラストは、まさに絶景です。

周辺には「舘山寺温泉」をはじめ、「はままつフラワーパーク」や「浜名湖パルパル」、「浜松市動物園」などファミリー向けのスポットが豊富。レジャーと紅葉の絶景を同時に満喫できますよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県浜松市中央区館山寺町
紅葉の見頃(例年):11月下旬〜12月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「舘山寺スマートIC」から約5分
【電車】JR東海道本線・東海道新幹線「浜松駅」からバスに乗車(約45分)、「浜名湖パルパル」バス停で下車
※いずれも「かんざんじロープウェイ」までのアクセスです
駐車場:あり(ロープウェイ専用駐車場。山頂にはなし)
※2025年10月28日現在、浜松市内でクマの目撃情報はありません(浜松市担当者)

【静岡県浜松市】浜松城公園

「浜松城」を囲むように広がる紅葉の絶景(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)~
「浜松城」を囲むように広がる紅葉の絶景(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)~

「浜松城公園」は浜松市のまちなかにある緑豊かな公園。「浜松城」を中心に、日本庭園、中央芝生広場などが広がり、市民の憩いの場として親しまれています。

趣のある日本庭園で楽しむ紅葉

滝の音と紅葉に癒されます(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)
滝の音と紅葉に癒されます(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)

園内の木々が赤や黄に染まる秋は、散策にぴったりの季節。カエデ、ケヤキ、イチョウ、ナンキンハゼ、カイノキ、アカシデ、モミジなどの種類の木々が11月中旬から色づき始め、11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。

滝や池がある日本庭園の紅葉は趣深く、特に見どころです。

浜松市担当者のおすすめ情報

歴史ある浜松城のたたずまいと、紅葉に彩られた自然の景色が調和し、写真映えスポットとしても人気です。2025年は夜のライトアップも予定されています。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県浜松市中央区元城町100-2
紅葉の見頃(例年):11月下旬〜12月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「浜松IC」「浜松西IC」、新東名高速道路「浜松北IC」から約30分
【電車】JR東海道本線・東海道新幹線「浜松駅」から徒歩で約20分
駐車場:あり
関連イベント:【ライトアップ】あり
※2025年10月28日現在、浜松市内でクマの目撃情報はありません(浜松市担当者)

【静岡県浜松市】方広寺

紅葉シーズンの「方広寺」(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)
紅葉シーズンの「方広寺」(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)

「方広寺」(ほうこうじ)は、南北朝時代に創建された由緒ある禅寺です。境内各所には五百羅漢の石像が安置され、気軽に楽しめる「坐禅体験」や「写経体験」なども人気です。

秋が深まる頃になると境内一面が紅や黄金色に染まり、訪れる人々を魅了します。

五百羅漢の石像が点在する境内(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)
五百羅漢の石像が点在する境内(画像提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)

例年の見頃は11月下旬から12月上旬にかけて。特に、総門から山門へと続く参道や「方丈庭園」周辺でモミジやカエデが鮮やかに色づき、幻想的な風景が広がります。

また、非日常感をたっぷり堪能できる紅葉のライトアップも美しいですよ。

浜松市担当者のおすすめ情報

「方広寺」を訪れた際は、「龍潭寺」に足をのばして紅葉を堪能するのもおすすめです。浜松市には、ほかにも「鳥羽山公園」など紅葉の名所がたくさんあります。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県浜松市浜名区引佐町奥山1577-1
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
アクセス:【車】新東名高速道路「浜松いなさIC」から約10分
【電車】JR東海道本線「浜松駅」からバスに乗車(約60分)、「奥山」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり
関連イベント:【ライトアップ】2025年11月22日(土)~24日(月)・29日(土)・30日(日)、12月6日(土)・7日(日)
※2025年10月28日現在、浜松市内でクマの目撃情報はありません(浜松市担当者)

【静岡県袋井市】可睡齋

提供:袋井市
提供:袋井市

「おかすい」という呼び名で親しまれている「可睡齋」(かすいさい)では、例年11月中旬から下旬にかけて、紅葉が見頃になります。

東京ドーム10個分もの広大な境内には約1,000本のモミジが植えられており、境内諸堂との調和が美しい景色を作り出します。

袋井市担当者おすすめコメント

「可睡齋」では、旬の食材を取り入れ一品一品丁寧に仕上げられた精進料理もお楽しみください。凛とした空気に包まれた座禅堂で「座禅」体験をするのもおすすめです。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県袋井市久能2915-1
紅葉の見頃(例年):11月中旬~下旬
アクセス:【車】東名高速道路「袋井IC」から約5分
【電車】JR東海道本線「袋井駅」からバスに乗車(約12分)、「可睡斎入口」バス停で下車
駐車場:あり

公式サイト

【静岡県袋井市】法多山尊永寺

境内の紅葉が見事(画像提供:袋井市)
境内の紅葉が見事(画像提供:袋井市)

厄除けで有名な「法多山(はったさん)」。正式名称は「法多山尊永寺」ですが、“はったさん”の愛称で親しまれています。

例年11月中旬から下旬にかけて紅葉の見頃を迎え、モミジやイチョウなどが赤や黄色に染まり、降り注ぐような紅葉を楽しめます。

イベント情報:法多山もみじまつり(2025年11月1日~12月7日)

過去開催時の「和傘アート」(画像提供:たこ / PIXTA)
過去開催時の「和傘アート」(画像提供:たこ / PIXTA)

紅葉の見頃にあわせ、例年11月下旬~12月初旬にイベント盛りだくさんの「法多山もみじまつり」が開催されます。

期間中は、法多山名物の厄除けだんごが、この時期だけの「厄除け栗だんご」になって限定販売されるのでお見逃しなく!

さらに週末を中心に、雑貨やグルメが並ぶ「こだわりマーケット」や、幻想的な「和傘アート」のライトアップ、スタンプラリーなど、親子で楽しめる催しが目白押しです。 秋の恵みと美しい紅葉を、家族みんなで満喫しませんか。

袋井市担当者のおすすめ情報

2025年11月1日(土)から12月7日(日)まで「遠州三紅葉めぐり」も開催されます。期間中に遠州三山(法多山・油山寺・可睡齋)の3つのお寺の御朱印を記帳された方には、先着1,000名様に粗品(昔懐かしいはっか飴)プレゼントします。ぜひ参加してみてくださいね。

「遠州三紅葉めぐり」の詳細はこちら(袋井市公式FBアカウント)

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県袋井市豊沢2777
紅葉の見頃(例年):11月中旬~下旬
アクセス:【車】東名高速道路「袋井IC」から約20分
【電車】JR東海道本線「袋井駅」からタクシーで約10分
駐車場:あり
関連イベント:【法多山もみじまつり】2025年11月1日(土)~12月7日(日)

【静岡県袋井市】油山寺

「三重塔」と紅葉の共演(画像提供:袋井市)
「三重塔」と紅葉の共演(画像提供:袋井市)

“あぶらやま”と愛称で親しまれている「油山寺(ゆさんじ)」は、眼病治癒にご利益があるといわれているお寺。例年11月下旬から12月上旬に紅葉の見頃を迎えます。

境内に植えられた約1,500本のモミジが山門や参道を紅葉が覆いつくす光景は、圧巻のひとことです。

袋井市担当者おすすめコメント

「油山寺」は、山門の外と内での光と影の対比が印象的なお寺です。山門を抜けた後の静かな雰囲気をぜひ感じてください。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県袋井市村松1
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「袋井IC」から約15分
駐車場:あり

公式サイト

【静岡県藤枝市】滝ノ谷不動峡

一面の紅葉が壮観!(画像提供:藤枝市)
一面の紅葉が壮観!(画像提供:藤枝市)

静岡県藤枝市を流れる瀬戸川の支流、滝ノ谷川の上流に広がる峡谷です。自然の岩肌に刻まれた、高さ約10mの巨大な磨崖仏(不動明王像)が見守るなか、秋には渓谷一帯が真っ赤に染まります。

例年11月下旬から12月上旬に見頃を迎え、多くのハイキング客でにぎわいます。 吊り橋や水車小屋なども点在し、自然豊かな遊歩道を散策しながら紅葉狩りを満喫できますよ。

イベント情報:滝ノ谷不動峡 もみじまつり(2025年11月30日)

水車小屋と紅葉の風情ある景色にも注目を(画像提供:藤枝市)
水車小屋と紅葉の風情ある景色にも注目を(画像提供:藤枝市)

2025年11月30日(日)には、「もみじまつり」を開催! 紅葉で赤く染まった渓谷を眺めながら、地元の秋の味覚を堪能できるイベントです。

会場では、藤枝太鼓の迫力ある演奏が行われるほか、地元で採れた新鮮な野菜や、名物「せとやコロッケ」、藤枝銘菓などが並びます。 甘酒やつきたて餅の無料サービス(数量限定)があるのもうれしいポイント。家族で秋の一日を満喫しましょう♪

イベント公式サイト

藤枝市担当者のおすすめ情報

「道の駅 玉露の里」にて期間限定の秋の膳を販売中なので、ぜひ立ち寄ってみてください。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県藤枝市瀬戸ノ谷
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
アクセス:【電車】JR東海道本線「藤枝駅」から「八坂神社」まで無料シャトルバス運行
【車】国道1号「谷稲葉IC」から「瀬戸谷小学校(臨時駐車場)」まで約10分、臨時駐車場から無料シャトルバスに乗車、「八坂神社」で下車
※無料シャトルバスは「もみじまつり」当日のみ運行。「八坂神社」から会場まで徒歩で約30分
駐車場:あり
※「もみじまつり」会場付近にはなし。当日は瀬戸谷小学校グラウンドに無料臨時駐車場を設置
関連イベント:【滝ノ谷不動峡 もみじまつり】2025年11月30日(日)

【静岡県富士宮市】白糸の滝

虹がかかった白糸の滝(画像提供:富士宮市)
虹がかかった白糸の滝(画像提供:富士宮市)

静岡県富士宮市にある「白糸の滝」は、世界遺産「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」を構成する資産のひとつに指定されている名瀑です。

高さ20m・幅150mほどの湾曲した絶壁から、富士山の雪解け水が流れ落ちる様子は、まるで絹糸を垂らしたような優雅な光景です。

富士山✕紅葉✕優雅な滝が共演

空気が澄んだ日には富士山が見えることも(画像提供:富士宮市)
空気が澄んだ日には富士山が見えることも(画像提供:富士宮市)

「白糸の滝」では、毎年11月10日頃から20日頃にかけて紅葉の見頃を迎えます。美しい滝と鮮やかな紅葉のコラボレーションが堪能できます。

富士宮市担当者おすすめコメント

「白糸の滝」と同じ時期に紅葉の見頃を迎える「田貫湖」とあわせて、観光を楽しむのがおすすめです。「田貫湖」では、雄大な富士山をバックにレンタサイクルやボート遊び、釣りなどさまざまなアクティビティが楽しめますよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県富士宮市上井出273-1(白糸の滝駐車場)
紅葉の見頃(例年):11月10日頃~20日頃
アクセス:【車】東名高速道路「富士IC」、新東名高速道路「新富士IC」から約30分
【電車】JR身延線「富士宮駅」からバスで約30分
駐車場:あり
関連イベント:

クマの目撃情報と対策について(富士宮市公式サイト)

【静岡県富士宮市】田貫湖

紅葉が飾る富士山が美しい(画像提供:富士宮市)
紅葉が飾る富士山が美しい(画像提供:富士宮市)

静岡県富士宮の朝霧高原に位置する「田貫湖(たぬきこ)」は、富士山の全景を望む絶景スポットです。例年11月10日頃から20日頃にかけて湖畔の広葉樹林が色づき、富士山を背景に美しい風景を楽しめます。

提供:富士宮市
提供:富士宮市

湖ではボート遊びやヘラブナ釣りといったアクティビティが盛んで、自然歩道やサイクリングロードも整備されています。

歩いたり、ボートに乗ったり、サイクリングしたりと、思い思いの方法で紅葉を堪能できますよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県富士宮市佐折634-1
紅葉の見頃(例年):11月10日頃~11月20日頃
アクセス:【車】新東名高速道路「新富士IC」から約35分、「東名富士IC」から約40分
【電車】JR身延線「富士宮駅」からバスで約45分
駐車場:あり

【静岡県富士宮市】富士山富士宮口五合目・富士山スカイライン

富士山スカイラインから望む紅葉(画像提供:おけいたん / PIXTA)
富士山スカイラインから望む紅葉(画像提供:おけいたん / PIXTA)

富士山観光ルートを代表する富士山スカイライン。富士宮市と御殿場市を結ぶ富士山南麓の静岡県道の愛称で、富士登山口のひとつ「富士宮口富士山五合目」にアクセスできる道路です。

標高約1,000mから2,400mまで走るため、標高差によって山麓の植生も異なり、長期間にわたって紅葉ドライブを楽しむことができます。

雄大な富士山と多彩な木々の紅葉が共演

ドライブ中に雲海と紅葉の共演に出会えることも(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
ドライブ中に雲海と紅葉の共演に出会えることも(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

例年10月上旬には標高2,000mから2,400m付近でカラマツやイタドリ、オンタデなどが色づきます。

10月中旬には標高1,500mから2,000m(登山ルート)のナナカマド、コメツガ、トウヒ、ウラジロモミなど。そして10月下旬には標高1,000mから1,500m(ベースルート)のブナ、カエデ、ナナカマド、ヒメシャラが、次々と見頃を迎えます。

富士山と鮮やかな紅葉が織りなす自然美は感動すら覚える景色。条件がそろうと雲海と紅葉の共演が見られるかもしれません。

※富士山スカイラインは積雪に伴い2025年11日9日~冬期閉鎖中です

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県富士宮市
紅葉の見頃(例年):10月上旬〜11月上旬
※富士山スカイラインは積雪に伴い2025年11日9日~冬期閉鎖
アクセス:時期によりマイカー規制あり。詳細は公式サイトを確認してください
駐車場:あり
関連イベント:

富士山五合目の楽しみ方(静岡県観光公式サイト)

クマの目撃情報と対策について(富士宮市公式サイト)

【静岡県三島市】文教町イチョウ並木

見頃の時期のイチョウ並木(画像提供:三島市)
見頃の時期のイチョウ並木(画像提供:三島市)

静岡県三島市の文教町イチョウ並木では、例年11月頃に見頃を迎えます。JR東海道本線・東海道新幹線、伊豆箱根鉄道駿豆線「三島駅」からもほど近く、アクセスも良いのが魅力。

提供:三島市
提供:三島市

県道の両側約600mに渡って合計117本のイチョウが立ち並び、黄金色に輝く様子は壮観です。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県三島市文教町1
紅葉の見頃(例年):11月
アクセス:【電車】JR各線、伊豆箱根鉄道駿豆線「三島駅」から徒歩で約8分
駐車場:周辺にあり(生涯学習センター駐車場、三島市営中央駐車場など)

公式サイト

【静岡県三島市】楽寿園

紅葉シーズンの「楽寿園」(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
紅葉シーズンの「楽寿園」(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

静岡県三島市にある「楽寿園」では、例年11月中旬から紅葉が見頃を迎えます。特に、「楽寿館」の前にある園路や、正門の付近が見どころです。

2024年の展示「上賀茂神社楼門・細殿」(画像提供:三島市)
2024年の展示「上賀茂神社楼門・細殿」(画像提供:三島市)

同園では、紅葉の見頃にあわせて毎年「菊まつり」を開催。2025年の「菊まつり」は10月30日(木)から11月30日(日)まで。

今年は御鎮座130年を迎えた「平安神宮」をテーマに、約8,000鉢もの菊の花で彩られた最大高さ4mのオブジェが展示されます。

見応えのある菊の花(画像提供:三島市)
見応えのある菊の花(画像提供:三島市)

ほかにも、趣向を凝らした菊花の展示や、週末にはマルシェや音楽イベントも行われ、親子のおでかけにもぴったり!

11月7日(金)~9日(日)、11月14日(金)~16日(日)の期間には、17時から21時(最終入園20時45分)まで夜菊鑑賞(ライトアップ)も楽しめます。

三島市担当者のおすすめ情報

過去開催時の夜菊の様子(画像提供:三島市)
過去開催時の夜菊の様子(画像提供:三島市)

「楽寿園」は15歳未満が入園無料。さらに「菊まつり」のライトアップ開催期間中、夜間は誰でも入園無料で楽しめます(菊まつり展示エリアのみ営業/駐車場は営業していません)。JR「三島駅」から徒歩約5分と、アクセスしやすいのも魅力です。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:静岡県三島市一番町19-3
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
アクセス:JR各線、伊豆箱根鉄道駿豆線「三島駅」から徒歩で約3分
駐車場:あり
関連イベント:【菊まつり】2025年10月30日(木)~11月30日(日)

「楽寿園」を詳しくチェック!


【愛知県刈谷市】ミササガパーク(猿渡公園)

のんびり散策しながら紅葉狩り♪(画像提供:刈谷市観光協会)
のんびり散策しながら紅葉狩り♪(画像提供:刈谷市観光協会)

愛知県刈谷市にある「ミササガパーク(猿渡公園)」では、例年11月上旬に紅葉が見頃を迎えます。

刈谷市とカナダのミササガ市との姉妹都市提携20周年を記念して整備された公園で、四季折々の植物が楽しめる人気スポットです。

秋のおでかけにぴったりの公園です(画像提供:刈谷市観光協会)
秋のおでかけにぴったりの公園です(画像提供:刈谷市観光協会)

園内には、約1,700本のバラも植えられており、秋には紅葉とバラの花を同時に観賞できます。大きな複合遊具や芝生広場、ベーカリーカフェもあり、親子で一日のんびり過ごせますよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:愛知県刈谷市半城土西町2-4
紅葉の見頃(例年):11月上旬
アクセス:【車】伊勢湾岸自動車道「豊明IC」から約20分
【電車】JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」からバス(かりまる)に乗車、「ミササガパーク」バス停で下車すぐ
駐車場:あり
関連イベント:

公式サイト

【愛知県豊根村】茶臼山高原

提供:茶臼山高原協会
提供:茶臼山高原協会

愛知県内の最高峰、1415mを誇る茶臼山(ちゃうすやま)に広がる茶臼山高原は、年間を通じてさまざまなレジャーやスポーツが楽しめるスポット。愛知県豊根村と長野県根羽村にまたがる広大な自然を満喫できます。

例年9月から10月にはサンパチェンスが色鮮やかに咲き誇り、続いて“愛知県内で一番早い”といわれる紅葉がスタート。紅葉の見頃は、例年10月中旬から11月上旬です。

2025紅葉ライトアップ(2025年10月11日~11月3日)

提供:茶臼山高原協会
提供:茶臼山高原協会

紅葉のピークあわせ、矢筈池で夜間のライトアップが行われます。この時期、夜の茶臼山は気温が10度前後まで下がるため、冬物の上着などの用意をしておでかけしましょう。

茶臼山高原が豊根村には、道の駅、温泉、ダム、ブルーベリー農園(夏期のみ)や農産物加工体験施設、アウトドア体験ができる施設など、多彩なスポットがあるので、観光とあわせて紅葉やイベントを満喫してみてください。

豊根村担当者おすすめコメント

茶臼山高原だけでなく、豊根村の村内を車で走るだけでも紅葉が楽しめますよ。ドライブの途中には、「道の駅豊根グリーンポート宮嶋」に立ち寄ってみるのがおすすめ。漬け丼の「ざめまぶし」など、チョウザメ料理が人気メニューです。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平70-185
紅葉の見頃(例年):10月中旬~11月上旬
アクセス:【車】中央自動車道「飯田山本IC」から約70分
駐車場:あり
関連イベント:【ライトアップ】2025年10月11日(土)~2025年11月3日(祝)の土日祝日

公式サイト

【岐阜県恵那市】恵那峡

提供:恵那市観光協会
提供:恵那市観光協会

恵那峡(えなきょう)は、岐阜県恵那市と中津川市を流れる木曽川中流の渓谷で、紅葉の名所として知られています。大井ダムによってせきとめられたダム湖の両岸には、屏風のようにそそり立つ奇岩・怪石が連なり、圧巻の渓谷美を誇ります。

秋にはモミジやカエデが湖面を彩り、遊覧船に乗って湖上から絶景を眺めるのが定番コース! 2020年に遊歩道やビジターセンターもリニューアルされ、親子でのんびりと散策するのにも最適です。

イベント情報:恵那峡もみじまつり(2025年11月22日~23日)

赤い恵那峡大橋のすぐ横には無料駐車場完備の展望台も(画像提供:オフィスK / PIXTA)
赤い恵那峡大橋のすぐ横には無料駐車場完備の展望台も(画像提供:オフィスK / PIXTA)

2025年11月22日(土)・23日(日)の2日間、「恵那峡公園」で「恵那峡もみじまつり」が開催されます。見どころは、恵那の栗きんとんを食べ比べできる「栗きんとんバイキング」が初登場する「えなマルシェ」。

また、親子で楽しめる「キッズエリア」では、オリジナルクレヨン作りや射的、トランポリンなどの有料体験が充実。「わくわく広場」での無料のバランスボール体験もあり、一日中遊べますよ。

さらに、11月15日(土)~12月6日(土)にかけて、もみじロードのライトアップも実施されるのでお楽しみに♪

イベントの詳細はこちら!

恵那市担当者のおすすめ情報

恵那峡の紅葉とあわせて、岩村藩の日本三大山城のひとつ「岩村城」にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

城跡と城下町の観光地岩村は映画「銀河鉄道の父」のロケ地で、役所広司さんや菅田将暉さんたちが撮影に訪れた場所です。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県恵那市大井町恵那峡
紅葉の見頃(例年):11月中旬
アクセス:【車】中央自動車道「恵那IC」から約10分 【電車】JR中央本線「恵那駅」からバスに乗車、「恵那峡」バス停で下車後、徒歩で約10分
駐車場:あり
関連イベント:【恵那峡もみじまつり】2025年11月22日(土)~23日(日)

クマ対策について(恵那市公式サイト)

【岐阜県大垣市】円興寺

紅葉のコントラストにうっとり♪(画像提供:大垣市)
紅葉のコントラストにうっとり♪(画像提供:大垣市)

「円興寺」は790年(延暦9年)に最澄が創建したと伝わる岐阜県屈指の古刹です。幾度となく焼失した歴史を持ちますが、1658年(万治元年)に現在地に移り、「西美濃三十三霊場」のひとつとして信仰を集めています。

紅葉シーズンの「円興寺」(画像提供:大垣市)
紅葉シーズンの「円興寺」(画像提供:大垣市)

秋が深まると、本堂に向かう石段からの眺めが見事。また境内では樹齢300年を超える大クスノキの緑、モミジの赤、イチョウの黄が見事なコントラストを見せてくれます。

鐘楼と紅葉の共演も絵になります(画像提供:大垣市)
鐘楼と紅葉の共演も絵になります(画像提供:大垣市)

この美しい景観は、紅葉景勝地として“飛騨・美濃紅葉33選”にも選ばれています。

裏手の山頂には旧円興寺跡があり、ハイキングコースが整備されているので、紅葉狩りを楽しみながら歴史散策もできます。親子の秋の思い出作りに、歴史と自然が調和した古刹を訪れてみませんか。

大垣市担当者のおすすめ情報

市内には、紅葉の名所でもある「多良峡森林公園」をはじめ、「大垣城」「かみいしづ緑の村公園」「明星輪寺」など秋におすすめの名所が多数あります。ぜひ「円興寺」とあわせて訪れてみてください。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県大垣市青墓町5-880
紅葉の見頃(例年):11月中旬~下旬
アクセス:【車】名神高速道路「大垣IC」から約30分
駐車場:あり

公式サイト

【岐阜県大垣市】多良峡森林公園

自然が生み出す色彩を堪能しましょう♪
自然が生み出す色彩を堪能しましょう♪

岐阜県大垣市にある「多良峡森林公園」は、約2.5kmにわたって美しい峡谷が広がるスポット。秋になると、多良川の両岸に広がるモミジやカエデなどの広葉樹が一斉に色づき、鮮やかな紅葉に包まれます。

都会の喧騒から離れ、清流と紅葉の織りなす静かな秋の自然美を満喫できる名所で、“飛騨・美濃紅葉33選”にも認定されています。

紅葉シーズンならではの絶景
紅葉シーズンならではの絶景

公園内は歩きやすい遊歩道が整備されているため、親子で紅葉の美しさを堪能しながら、ゆっくり散歩が楽しめます。

なかでも、園内にある約72mの木製床板で作られた吊り橋は、フォトジェニックな撮影スポットとしてもイチオシです。スリル感ある吊り橋を渡りながら、息をのむような絶景を味わうことができますよ。

また2025年11月15日(土)から11月30日(日)の日中には地元で採れた新鮮な野菜、お団子や草餅、お茶、工芸品などの販売も行われます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県大垣市上石津町下多良871-1
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
アクセス:【車】名神高速道路「関ヶ原IC」から約30分
【電車】JR東海道本線「大垣駅」から車で約40分
駐車場:あり

2025年の紅葉色づき状況(大垣市公式サイト)

【岐阜県郡上市】郡上八幡城

紅葉シーズンの「郡上八幡城」
紅葉シーズンの「郡上八幡城」

郡上市のシンボル「郡上八幡城」は、日本最古の木造再建城として知られる美しい山城です。山頂にそびえる白亜の天守閣と、眼下に広がる城下町の風景に、誰もが魅了されます。

秋が深まると、城を取り巻くカエデやモミジが一斉に色づき、城全体が燃えるような赤と黄色に包まれます。

イベント情報:郡上八幡城もみじまつり(2025年11月1日~11月30日)

過去のライトアップ時の様子
過去のライトアップ時の様子

2025年11月1日(土)から30日(日)にかけて、「郡上八幡城もみじまつり」を開催。期間中の週末には、武将隊の演武、火縄銃の演舞、缶バッジ制作など、親子で楽しめるさまざまな催しが予定されてます。

また、11月21日(金)~30日(日)の16時30分から20時まで「天空のもみじ庭園ライトアップ」が行われ、夜間特別開城(有料)も実施。城と庭園が幻想的に輝きます。

昼間とは違う幽玄な城の姿を見学しに、探検気分で訪れてみませんか。

イベント公式サイト

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659
紅葉の見頃(例年):11月上旬~中旬
アクセス:【車】東海北陸自動車道「郡上八幡IC」から約12分
【電車】長良川鉄道「郡上八幡駅」からタクシーで約12分
駐車場:あり
関連イベント:【郡上八幡城もみじまつり】2025年11月1日(土)~11月30日(日)
【ライトアップ】天空のもみじ庭園ライトアップ:11月21日(金)~30日(日)

クマ対策について(郡上市公式サイト)


【岐阜県郡上市】古今伝授の里フィールドミュージアム

紅葉シーズンの「古今伝授の里フィールドミュージアム」
紅葉シーズンの「古今伝授の里フィールドミュージアム」

岐阜県郡上市にある「古今伝授の里フィールドミュージアム」は、和歌がテーマの光と空間を贅沢に使用した屋外博物館。古代から現代までの和歌の歴史を探求する展示館のほか、国の名勝として認定された美しい庭園を見学できます。

施設内にあるレストラン「ももちどり」では、水面に映る美しい紅葉を眺めながら、地元で採れた野菜を使った本格フランス料理を味わうことができます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県郡上市大和町牧912-1
紅葉の見頃(例年):10月下旬~11月中旬
アクセス:【車】東海北陸自動車道「ぎふ大和IC」から約7分
【電車】長良川鉄道「徳永駅」から徒歩で約20分
駐車場:あり

公式サイト

クマ対策について(郡上市公式サイト)

【郡上市・高山市】飛騨美濃せせらぎ街道

整備された道を快適にドライブ(画像提供:Bull / PIXTA)
整備された道を快適にドライブ(画像提供:Bull / PIXTA)

岐阜県を代表する紅葉スポット「飛騨美濃せせらぎ街道」は、郡上市と高山市を結ぶ、全長約65kmの爽快なドライブコース。

標高差が700mもあるため、例年10月中旬から11月上旬までと、長期間にわたってブナやカエデの紅葉グラデーションを楽しめます。

「西ウレ峠」では、紅葉を眺めながらピクニックするファミリーも(画像提供:Bull / PIXTA)
「西ウレ峠」では、紅葉を眺めながらピクニックするファミリーも(画像提供:Bull / PIXTA)

川のせせらぎを聞きながら、信号の少ない快適な道をドライブできるのも魅力。 街道随一の紅葉スポット「西ウレ峠」や、「道の駅明宝」に立ち寄りつつ、秋のドライブを満喫しませんか。

「道の駅 明宝」をチェック!

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県郡上市八幡町~高山市清見町
紅葉の見頃(例年):10月下旬~11月上旬
アクセス:【車】東海北陸自動車道「郡上八幡IC」(郡上側)または「飛騨清見IC」(高山側)からすぐ
駐車場:あり(街道各所にあり)

公式サイト

クマ対策について(郡上市公式サイト)

クマの目撃情報と対策について(高山市公式サイト)

【岐阜県多治見市】虎渓山永保寺

鎌倉時代に創建された禅寺「虎渓山永保寺」(こけいざんえいほうじ)は、中世を代表する禅僧・夢窓疎石(むそうそせき)が開いた臨済宗の古刹です。

観音堂と開山堂は国宝に指定されており、さらに池泉回遊式の庭園は国の名勝にも認定されています。秋になると池の周囲をモミジやカエデが鮮やかに彩り、水面に映る“逆さモミジ”が幽玄な世界を創り出します。

国宝と紅葉が織りなす静謐な景色は、まるで一枚の絵画のようです。

圧巻の大イチョウ
圧巻の大イチョウ

また、本堂の前には樹齢約700年、高さ約25mもの大イチョウの木が立っており、例年11月下旬に見頃を迎えます。

日本の歴史と禅の文化にふれながら、心穏やかな秋のひとときを過ごせる、岐阜県有数の紅葉名所です。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県多治見市虎渓山町1-40
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
アクセス:【車】中央自動車道「多治見IC」から約7分
【電車】JR中央本線・太多線「多治見駅」からバスに乗車、「虎渓山」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり

公式サイト

【岐阜県飛騨市】福全寺跡の大イチョウ

風情あるまち並みに映える大イチョウ(画像提供:飛騨市)
風情あるまち並みに映える大イチョウ(画像提供:飛騨市)

岐阜県飛騨市の瀬戸川沿いにある見事なイチョウの木。かつて「福全寺」という名前の寺があったことから、「福全寺跡(ふくぜんじあと)の大イチョウ」と呼ばれている黄葉の名所です。

樹齢は推定700年以上といわれ、根元周囲は5.85m、高さおよそ30mもある大イチョウは迫力満点。

瀬戸川越しに望む黄葉も絵になります(画像提供:飛騨市)
瀬戸川越しに望む黄葉も絵になります(画像提供:飛騨市)

飛騨古川を代表する有名観光スポット・瀬戸川と白壁土蔵街の小道からも見ることができます。

例年10月下旬から11月中旬にかけての黄葉はとても美しく、地元民の癒しスポットとなっています。

幽玄なライトアップも見どころ(2025年10月20日~11月14日)

ライトアップ時の様子(画像提供:飛騨市)
ライトアップ時の様子(画像提供:飛騨市)

例年10月下旬~11月中旬の期間、夜間のライトアップも行われます。2025年は10月20日(月)から11月14日(金)まで、闇夜に浮かび上がるイチョウの姿を観賞できますよ。

「福全寺跡の大イチョウ」ライトアップ(公式サイト)

飛騨市担当者のおすすめ情報

大イチョウの近くにある「ひだコロッケ本舗」は、おいしい飛騨牛コロッケが食べられるお店です。また「福全寺蕎麦」では、飛騨産の蕎麦を使用した手打ちそばが味わえます。バリエーションも豊富ですよ。

「ひだコロッケ本舗」はこちら!(飛騨市公式観光サイト)

「福全寺蕎麦」はこちら!(飛騨市公式観光サイト)

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県飛騨市古川町壱之町10-1
紅葉の見頃(例年):10月下旬~11月中旬
アクセス:【車】東海北陸自動車道「飛騨清見IC」から約30分
【電車】JR高山本線「飛騨古川駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり(周辺の市営駐車場などを利用)
関連イベント:【ライトアップ】2025年10月20日(月)~11月14日(金)
※落葉次第で終了が早まる可能性があります
備考:「福全寺跡の大イチョウ」は、まちの中心部にあるためクマの目撃情報はありません(飛騨市担当者)

クマの目撃情報と対策について(飛騨市公式サイト)

【岐阜県美濃市】大矢田神社もみじ谷

目にも鮮やかなモミジが、山里に佇む神社を彩ります
目にも鮮やかなモミジが、山里に佇む神社を彩ります

岐阜県美濃市にある「大矢田神社」(おやだじんじゃ)境内にある「もみじ谷」は、約3,000本のヤマモミジが立ち並ぶ紅葉の名所。

神社本殿へ続く石段から社殿の東側、谷川に沿った美しい自然林は、国が指定した天然記念物としても知られています。

例年11月中旬から12月上旬にかけて赤と黄色の美しい紅葉が広がり、見事な風景を楽しめますよ。シーズン中には売店も開き、紅葉狩りをしながら秋の味覚も味わえます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県美濃市大矢田
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月上旬
アクセス:【車】東海北陸自動車道「美濃IC」から約10分 【電車】JR「岐阜駅」からバスに乗車、「大矢田神社前」バス停で下車後、徒歩で約30分
駐車場:あり
備考:売店営業期間は2025年11月16日(日)~30日(日)

クマ対策について(美濃市公式サイト)

【岐阜県美濃市】助右ヱ門サのもみじ

見頃の時期になると、真っ赤に染まった紅葉が見事です
見頃の時期になると、真っ赤に染まった紅葉が見事です

美濃市を流れる板取川沿いに植えられている約30本のモミジは「助右ヱ門サ(すけさえもんさ)のもみじ」と呼ばれ、知る人ぞ知る紅葉スポット。かつて、紙問屋の武井助右衛門(たけいすけえもん)が京都の嵐山からモミジの苗を購入して植えたとされています。

静かな山あいにひっそりと佇む、自然そのままの美しい紅葉は一見の価値あり。真っ赤に染まった枝葉が創り出す壮大な景観は、見る者を圧倒します。

特に晴れた日には、青空と鮮やかな赤のコントラストが素晴らしく、家族写真の背景としても最高です。

過去のライトアップ風景
過去のライトアップ風景

遊歩道も整備されているため、親子でゆっくり散策しながら、悠久の時を経てきた大モミジの生命力と、錦秋の里山の静かな美しさを五感で堪能しましょう。

2025年は11月15日(土)から30日(日)まで夜間のライトアップが実施され、初日にはピアノや和太鼓、サキソフォンなどの演奏会と点灯式、餅&菓子まきなどが行われます。フランクフルトや豚汁、綿菓子の模擬店も並び、楽しい一日を過ごせますよ。

川面に反映する幻想的な風景を、親子で観賞してみませんか?

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県美濃市長瀬(旧長瀬橋付近)
紅葉の見頃(例年):11月中旬~下旬
アクセス:
【車】東海北陸自動車道「美濃IC」から約20分
【電車】長良川鉄道「美濃市駅」からタクシーで約15分
駐車場:例年あり
関連イベント:【ライトアップ】2025年11月15日(土)~30日(日)

公式サイト

クマ対策について(美濃市公式サイト)


【岐阜県養老町】養老公園

紅葉シーズンの「養老公園」
紅葉シーズンの「養老公園」

岐阜県養老町にある「養老公園」は、“日本の滝百選”にも選ばれている「養老の滝」を中心とする広大な公園です。園内には、美術家・荒川修作氏らが手がけた体験型アート作品「養老天命反転地」があり、遊びながらアートや空間認識を学べる人気のスポットです。

“飛騨・美濃の紅葉33選”にも名を連ねる紅葉の人気スポットで、例年11月中旬から12月上旬にかけて公園一帯が秋色に染まります。

養老山が赤と黄色に色づくこの季節、養老の滝へと続く遊歩道はモミジとカエデによる紅葉のアーチで装飾され、ロマンチックな風景が広がっています。

イベント情報:養老公園もみじまつり(2025年10月1日~11月30日)

秋の「養老の滝」周辺
秋の「養老の滝」周辺

同公園では、2025年10月1日(水)から11月30日(日)の2カ月間にわたり「養老公園もみじまつり2025」を開催中。

11月8日(土)・9日(日)の「まるごと肉まつり養老」をはじめ、紅葉を楽しみながら参加できる体験やワークショップなど盛りだくさんの内容です。

イベントの詳細はこちら!

■スポット概要&紅葉情報
所在地:岐阜県養老郡養老町高林1298-2
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月上旬
アクセス: 【車】東海環状自動車道「養老IC」から約12km
【電車】養老鉄道養老線「養老駅」から徒歩で約15分
駐車場:あり
関連イベント:【養老公園もみじまつり】2025年10月1日(水)~11月30日(日)

ツキノワグマについて(養老町公式サイト)

【三重県大紀町】笠木渓谷

朱橋と紅葉の共演がきれい(画像提供:大紀町)
朱橋と紅葉の共演がきれい(画像提供:大紀町)

三重県大紀町の、笠木山麓に広がる自然豊かな渓谷です。

落差40mの「雄滝」と35mの「雌滝」という2つの滝があり、迫力満点。 秋には渓谷全体がモミジで真っ赤に染まる、圧巻の紅葉が楽しめます。

親子で楽しめる散策道も(画像提供:大紀町)
親子で楽しめる散策道も(画像提供:大紀町)

休憩所「もみじ茶屋」も併設されており、周辺の整備された庭園内でモミジやイチョウ、モミジバフウの紅葉を気軽に楽しめます。四季折々の自然を満喫しながら、親子でのんびり過ごすのにぴったりの場所です。

大紀町担当者のおすすめ情報

笠木渓谷近くの「山海の郷紀勢」は立ち寄りスポットとしておすすめです。地元特産品がならぶ直売コーナーではお土産を買い物でき、ひと休みできるレストランもあります。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:三重県度会郡大紀町崎4339-2
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月上旬
アクセス:【車】伊勢自動車道「大内山IC」から約16分
【電車】JR紀勢本線「伊勢柏崎駅」から車で約5分
駐車場:あり

【三重県熊野市】紀和町(楊枝薬師堂・荒滝など)

紅葉シーズンの「楊枝薬師堂」(画像提供:熊野市)
紅葉シーズンの「楊枝薬師堂」(画像提供:熊野市)

三重県熊野市の「楊枝薬師堂」は「頭痛山平癒寺」とも呼ばれ、頭痛をはじめ、目や耳など首から上の病にご利益があるといわれる珍しいお寺。

その昔、後白河法皇の頭痛平癒のため、この地の柳の大木が京都・三十三間堂の棟木として切り出された、という伝説が残っています。

例年11月中旬になると、境内を彩る紅葉が見事です。

提供:熊野市
提供:熊野市

また、「楊枝薬師堂」から車で10分ほどの「荒滝」周辺も紅葉の穴場スポットです。落差約25mをまっすぐ流れ落ちる滝で、名前の通り荒々しい雰囲気が見どころ。

秋の紀和町で、紅葉ハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

熊野市担当者のおすすめ情報

「楊枝薬師堂」や荒滝の紅葉を見たあとは、少し移動して、「布引の滝」の観賞もおすすめです。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:
三重県熊野市紀和町楊枝(荒滝:熊野市紀和町大河内)
紅葉の見頃(例年):11月中旬
アクセス:【車】熊野尾鷲道路「熊野大泊IC」から約20分
【電車】JR紀勢本線「熊野市駅」から車で約20分
駐車場:あり

公式サイト

まちの観光とあわせて楽しめる紅葉は、秋の行楽シーズンのおでかけにもぴったり。美しい日本の景色を満喫しにおでかけしませんか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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