
【2025】関東の紅葉名所20選!見頃やライトアップなどのイベントも紹介
いよいよ秋の行楽シーズン到来! 11月になると全国各地では色鮮やかな紅葉が楽しめます。この季節の変わり目を目で感じられる紅葉は、幼い子供から大人まで、多くの人々を魅了する秋の風物詩。
この記事では、関東の紅葉の名所を厳選してご紹介します。見頃にあわせて行われる紅葉イベントや、地域の情報に詳しい各自治体の役場・役所の担当者からのおすすめ情報も掲載していますので、おでかけ前にチェックしてみてくださいね。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※2025年のクマ目撃情報や対策に関する自治体からの公式な情報ページを、リンクでご紹介しています
2025年の各地の紅葉の見頃はいつ?


2025年の関東の紅葉は平年並みか平年より遅くなるところが多い模様です。
紅葉の色づきには紅葉と黄葉がありますが、黄葉のほうが紅葉に比べ少し早く色づきます。また通常は気温が下がると色づきが進んでいきます。
【東京都奥多摩町】数馬渓谷・白丸湖

“東京一の秘境駅”といわれるJR青梅線「白丸駅」から10分ほど歩くと、エメラルドグリーンの水面が美しい「白丸湖」が現れます。
「白丸湖」は白丸ダムで多摩川をせき止めてできた人造湖。カヤックやSUPなどの水上アクティビティが盛んな湖です。
湖の周辺は「数馬渓谷」(かずまけいこく)と呼ばれ、絶景の紅葉スポット。湖の水鏡に木々の緑、赤、黄色が映し出され、湖とのコントラストが楽しめますよ。
ハイキングコースや、上流の「数馬峡橋」から眺める景色もおすすめです。
■スポット概要&紅葉情報
場所:東京都西多摩郡奥多摩町白丸
紅葉の見頃(例年):11月上旬~11月下旬
【東京都あきる野市・檜原村】秋川渓谷

あきる野市と檜原村を流れる全長約20kmの秋川(あきがわ)沿いに広がる「秋川渓谷」。
秋川は多摩川の支流でもっとも大きな川で、清らかに澄んだ水の流れと、四季折々に変化する山々の景観が素晴らしいスポットです。
例年11月上旬から12月上旬に見頃を迎える紅葉も人気。渓谷のシンボル「石舟橋(いしぶねばし)」から眺める紅葉の絶景は必見ですよ。
周辺には、「広徳寺」「岩瀬峡」「青木平橋」「沢戸橋」など、紅葉の名所がたくさんあるので、紅葉狩りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
あきる野市担当者おすすめコメント
「秋川渓谷」は、里山の雰囲気が色濃く残るスポットです。秋川沿いは、武蔵五日市駅近くの緩やかな流れと川辺、大小の岩で形作られる岩瀬峡、石舟橋や青木平橋周辺の山深い光景というように各所で趣の異なる紅葉が楽しめます。
「秋川渓谷」にある、「秋川渓谷瀬音の湯」では、温泉につかりながら紅葉を眺める贅沢なひとときを過ごせますよ。
紅葉イベント情報:あきがわアートストリーム(2025年の開催日程は確認中)

秋川渓谷を舞台に行われる「あきがわアートストリーム」は必見のイベント。
JR五日市線「武蔵五日市駅」起点とし、約20kmの範囲に点在する8カ所の会場をめぐる芸術祭です。アート鑑賞の途中に立ち寄る眺めのいいカフェや地元食材のグルメも楽しみのひとつ。
2025年10月現在、今シーズンの開催に向けて準備中とのことなので、詳細決定が楽しみですね。
■スポット概要&紅葉情報
場所:東京都あきる野市戸倉、西多摩郡檜原村本宿、ほか
紅葉の見頃(例年):11月上旬~12月上旬
【東京都文京区】六義園

都内有数の紅葉の名所として知られる「六義園」(りくぎえん)は、徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人だった柳沢吉保が、自らの下屋敷として造営した日本庭園です。
例年11月下旬から12月中旬になると、イロハカエデのほか、ハゼノキやイチョウなどが色づき、庭園を鮮やかに彩ります。紅葉観賞におすすめの場所は2枚の大岩からなる「渡月橋」付近の紅葉。風情があり、絶好の写真スポットですよ。
紅葉イベント情報:紅葉ライトアップ

紅葉の見頃の時期の2025年11月28日(金)〜12月9日(火)まで、普段は開園していない18時から20時30分の時間帯で夜間の特別開園が行われます。
美しい紅葉のライトアップが行われるほか、土蔵(くら)の壁に紅葉をイメージしたプロジェクションマッピングの投影なども予定されています。園内には、フォトジェニックな撮影スポットも用意されているので、親子で記念撮影をしてみてはいかがでしょうか?
■スポット概要&紅葉情報
場所:東京都文京区本駒込6-16-3
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月中旬
【東京都千代田区】日比谷公園、皇居、靖国神社周辺エリア

都心のイメージがある千代田区ですが、じつは自然豊かな公園も多く、心癒される紅葉スポットがたくさんあります。
特におすすめの名所&穴場は以下の6カ所です。
山間部と比較すると、都心の紅葉は遅い時期まで楽しめるため晩秋のおでかけにぴったりです。紅葉以外にも、黄金色のイチョウも楽しめるスポットもあり、最寄駅からのアクセスも良好ですよ。
■スポット概要&紅葉情報
場所:東京都千代田区
紅葉の見頃:例年11月中旬から12月上旬 
【埼玉県長瀞町】岩畳(長瀞渓谷)

「岩畳(長瀞渓谷)」は、河川敷の岩が畳のように平らに薄く重なっている珍しい地形で、国の天然記念物にも指定されている、長瀞随一の観光名所です。
例年10月下旬より色づきが始まり、11月中旬頃に見頃を迎え、美しい渓谷沿いに広がる色鮮やかな紅葉を楽しめます。
長瀞で人気の和舟で川下りをしながら楽しむ紅葉や、国内でもまだ十数カ所しか設置されていない超小型の電気自動車「モビトロレンタカー」で紅葉の名所をめぐるツアー、複数のライトアップスポットで幻想的な夜の紅葉を楽しむなど、紅葉の楽しみ方も多彩ですよ。
長瀞町担当者からのおすすめコメント
荒川・岩畳対岸では秩父赤壁と呼ばれる絶壁から岩畳周辺の木々が鮮やかに色づき、長瀞名物の川下りを楽しみながら、水面に映りこむ紅葉を楽しむことができます。色とりどりの木々に囲まれた秋の長瀞にぜひお越しください。
■スポット概要&紅葉情報
場所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
紅葉の見頃(例年):10月下旬~11月中旬
【埼玉県秩父市・小鹿野町】秩父ミューズパーク イチョウ並木

埼玉県秩父市と小鹿野町にまたがる広大な敷地の「秩父ミューズパーク」では、例年10月下旬から11月上旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。
豊かな自然が楽しめる広大な敷地のなかでも紅葉の見どころはスカイロードのイチョウ並木。約3kmに渡って伸びるスカイロードには約500本ものイチョウ並木が続いています。
秩父市担当者からのおすすめコメント
「秩父ミューズパーク」の紅葉は、汽車型のスカイトレインに乗車したり、レンタサイクルを利用したり、四阿(あずまや)で休憩したりしながら、のんびりとイチョウ並木をお楽しみください。
■スポット概要&紅葉情報
場所:埼玉県秩父市田村1377付近
紅葉の見頃(例年):10月下旬~11月上旬
【埼玉県嵐山町】嵐山渓谷

「嵐山渓谷」は都心から車で1時間とアクセス良好な紅葉の名所。例年11月中旬から12月上旬にかけて周囲の木々が華やかに織りなす紅葉と槻川の清流に映る彩りを楽しめます。
見どころは、槻川を大きな石で渡る「飛び石」付近の水面に映る紅葉と、展望台周辺と与謝野晶子歌碑へ向かう遊歩道。赤や黄、オレンジなどカラフルなグラデーションと燃えるようなモミジを、ぜひ親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
紅葉イベント情報:嵐山渓谷紅葉まつり

嵐山渓谷では、紅葉の見頃にあわせて2025年11月15日(土)〜12月7日(日)を「みごろウィーク」とし、2025年11月29日(土)と30日(日)の2日間、「嵐山渓谷バーベキュー場」にて、「嵐山渓谷紅葉まつり イベントDay」が開催されます。
キッチンカーグルメや物販などの出店、ワークショップまで、色鮮やかな秋を満喫するプログラムが盛りだくさん♪ 紅葉を眺めながら、自然の恵みを五感で感じることができるイベントです。
嵐山町担当者からのおすすめコメント

嵐山町は、「日比谷公園」などの設計に携わった日本最初の林学博士・本多静六博士が当地を訪れた際、槻川橋から眺めた渓谷と周辺の紅葉の美しい景観が、京都の嵐山の風景によく似ていると“武蔵国の嵐山”と命名され、町名の由来になりました。
紅葉シーズンには、紅葉の下でのお弁当やお茶会がおすすめです。また、飛び石付近では水面に映る景色が楽しめますよ。
■スポット概要&紅葉情報
場所:埼玉県比企郡嵐山町大字鎌形地内
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月上旬
【千葉県成田市】成田山公園

「成田山新勝寺」の大本堂の奥にある「成田山公園」は、秋の訪れとともに約250本の木々が織りなす色鮮やかな紅葉が広がります。
モミジ、クヌギ、ナラ、イチョウといった樹木の葉が、例年11月中旬から12月上旬に赤や黄色に色づき、池の水面に映し出された様子は息を呑むほどの美しさ。時間がゆっくりと感じられ、来園者を楽しませます。
紅葉イベント情報:成田山公園紅葉まつり

2025年11月15日(土)〜30日(日)の期間「成田山公園紅葉まつり」が開催されます。
期間中の土日祝日には、紅葉とともに箏や尺八、津軽三味線、二胡などの美しい音色が奏でる演奏会や、無料のお茶会など、日本文化を体験できる催しが行われます。
園内にある「成田山書道美術館」では、11月22日(土)・23日(日・祝)に特別無料開館をし、通常有料の館内展示を無料で観覧できるほか、書道体験イベント(先着順・有料)も予定されています。
成田市担当者からのおすすめコメント
紅葉の下でのお弁当やお茶会、寺社仏閣や古城と紅葉のコラボレーションが楽しめる「成田山公園」は、涼しい秋風が吹く頃になると公園はまるで錦絵のような日本庭園に変貌します。
深まり行く成田の秋を見つけに、ぜひ、親子でおでかけしませんか?
■スポット概要&紅葉情報
場所:千葉県成田市成田1
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月上旬
【千葉県富津市】もみじロード

千葉県富津市(ふっつし)の県道182号線は約10kmにわたり数多くのモミジが生い茂り、通称「もみじロード」と呼ばれています。
各景観地の見ごろが移り変わるので、秋の終わりに差し掛かる11月下旬から約1か月間色鮮やかな紅葉が楽しめます。
富津市担当者からのおすすめコメント
もみじロードの北側エリア志駒地区にある「船戸橋」「中郷花壇」「観音堂の大イチョウ」や、南側エリアの山中地区にある「下沢公民館」「山中区公民館」「竹ノ内米店周辺」が人気の場所です。
また、車を降りて自分だけのお気に入りの場所をみつけるのも楽しみのひとつです。
■スポット概要&紅葉情報
場所:千葉県富津市志駒~山中
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
【神奈川県横浜市】三溪園

神奈川県横浜市中区にある国指定名勝の庭園「三溪園」は、生糸貿易を営んだ実業家の原三溪によって造園されました。
17万平方メートルを越える敷地には、歴史的に価値の高い建造物が京都や鎌倉などから数多く移築されています。例年11月中旬頃から、色鮮やかなカエデやモミジ、イチョウが色づき、園内の古建築をより一層輝かせますよ。
紅葉イベント情報:紅葉の遊歩道開放

2025年11月21日(金)〜12月14日(日)の期間、三溪園を代表する紅葉スポット「聴秋閣」の奥にある遊歩道が開放されます。
期間中は、企画展や講演会、自然観察会などの催しのほか、日本茶ポップアップカフェやコッペパンや梅加工品、キッチンカー、和菓子などの期間限定店舗が登場。11月22日(土)~24日(月・振休)、 29日(土)、12月1日(月)~14日(日)は、日光さる軍団による「猿まわし~笑いと感動の伝統芸能~」が楽しめますよ。
■スポット概要&紅葉情報
場所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月中旬
【神奈川県逗子市】蘆花記念公園

逗子海岸から徒歩5分ほどの小高い丘にある公園「蘆花記念公園」(ろかきねんこうえん)は、明治時代の文豪徳富蘆花(とくとみろか)にゆかりがあります。
園内では、例年11月下旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。公園からは相模湾や江の島を望むこともできるので、紅葉と合わせて海の景色も楽しめますよ。
逗子市担当者からのおすすめコメント
「蘆花記念公園」の紅葉と合わせて、国指定史跡「長柄桜山古墳」へのハイキングがおすすめ。第2号墳からは逗子湾が一望できます。
■スポット概要&紅葉情報
場所:神奈川県逗子市桜山8-2274-1
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
【群馬県藤岡市】桜山公園
群馬県藤岡市にある「桜山公園」は、敷地面積47ヘクタールにおよぶ広大な公園です。
例年10月中旬から11月中旬にかけて色鮮やかな紅葉が楽しめます。
また、紅葉とあわせて、例年10月下旬から12月には、約7,000本の冬桜を楽しむことができる珍しいスポット。見頃が重なる時期を狙っておでかけすれば、赤い紅葉とピンク色の桜が彩る特別な景色と出会えますよ。
紅葉イベント情報:桜山まつり

2025年12月7日(日)には、「桜山公園」第3の広場にて、冬桜をお祝いする「桜山まつり」が開催されます。
例年、冬桜をお祝いする式典から始まり、歌謡ショー、太鼓パフォーマンス、フラダンスショーなどが行われ、とてもにぎわうお祭りです。地産食材を使った「とっちゃなげ汁」の配布もあるので、ぜひ家族で足を運んでみてくださいね。
また、2025年11月1日(土)~12月7日(日)の土日および、11月24日(月・振休)には、冬桜と紅葉のライトアップも行われます。
藤岡市担当者からのおすすめコメント
紅葉とあわせて、桜山の麓でミカン狩りができる「桜山観光みかん園」に立ち寄ってみるのがおすすめです。日当たりと眺望が素晴らしい丘陵で、この地域は雨が少ないため、濃厚なミカンが味わえます。みかん狩りができる時期は10月下旬~12月中旬です。
■スポット概要&紅葉情報
場所:群馬県藤岡市三波川2166-1
紅葉の見頃(例年): 10月中旬〜11月中旬
※桜山ライトアップ協力金として、大型バス(30人乗り以上)2,000円、中型バス(29人乗り以下・マイクロバス)1,500円、普通車(軽自動車含む)500円、二輪車(原動機付き自転車も含む)100円がかかります
【群馬県みなかみ町】谷川岳

「日本百名山」のひとつ、標高約2,000mの「谷川岳」では、例年10月中旬から11月上旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。
山頂付近から徐々に色づきはじめ、晩秋になると標高2000m級の大パノラマが楽しめますよ。
また、ロープウェイやリフトから眺める紅葉もおすすめです。みなかみ町では谷川岳のほかにも宝川温泉、照葉峡、諏訪峡遊歩道など紅葉の名所がたくさんあるので、紅葉巡りをしてみてはいかがでしょうか。
■スポット概要&紅葉情報
場所:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽湯吹山国有林
紅葉の見頃(例年):10月中旬~11月上旬
※天候により異なるため、要確認
【栃木県さくら市】今宮神社 大公孫樹

栃木県さくら市にある「今宮神社」には、樹齢600年以上の「大公孫樹(オオイチョウ)」があります。
「栃木県銘木百選」にも指定されており、秋になると見事な黄金色の紅葉を観賞できます。
紅葉イベント情報:ライトアップ

大公孫樹が黄金色に染まるころ「今宮神社」では、期間限定のライトアップが行われます。
2025年は、11月15日(土)から開催予定。約1週間のライトアップでは、夜空に浮かび上がる幻想的な黄葉を楽しめますよ。
さくら市担当者からのおすすめコメント
紅葉とあわせて、徒歩で行ける絶品の焼きそば屋さん「麺工房なかやま」がおすすめ! 製麺所直営の麺はモチモチでおいしいです。また、甘いものが欲しかったら「キブナヤ」にも寄って行ってくださいね。おいしくかわいいクレープをお召し上がりください。
■スポット概要&紅葉情報
場所:栃木県さくら市馬場43
紅葉の見頃(例年):11月初旬~中旬
【栃木県茂木町】深沢もみじ 瑞光園

栃木県茂木町(もてぎまち)にある「深沢もみじ瑞光園」は、モミジを愛したひとりの人が約30年かけて600本以上のモミジやカエデを植えて育てた特別な場所です。
園主は2021年9月に亡くなりましたが、その思いは引き継がれ、現在も園内の整備と木々の手入れが続けられて、例年11月上旬から約50品種・約600本のモミジやカエデが里山全体が美しく彩ります。
品種によって色づく時期が異なるため、11月上旬から下旬までの長期に渡り紅葉が楽しめるのが魅力ですよ。
茂木町担当者からのおすすめコメント
紅葉の時期は、新そばの時期でもあるので、茂木町のそば屋6店舗「いい里さかがわ館」「そばの里まぎの」「平成そば」「そば広」「そば処 おうめ」「手打ちそば わっぱ飯 桔梗(道の駅もてぎ内)」がおすすめです。
また、昨年オープンし、今年2号館もオープンした「もてぎ昭和館」が昭和レトロブームの"今"おすすめですよ。
■スポット概要&紅葉情報
場所:栃木県芳賀郡茂木町深沢359
紅葉の見頃(例年):11月上旬~下旬
【茨城県高萩市】花貫渓谷

茨城県高萩市にある「花貫渓谷」では、大小さまざまな淵と滝が連なる自然豊かな場所です。
例年11月中旬から下旬にかけて、渓谷は紅葉の見頃を迎えます。なかでも、約60mの長さを持つ汐見滝吊り橋からの光景は圧巻! いきおいよく流れ落ちる汐見滝や、清流をたどる花貫川が目の前に広がります。
紅葉イベント情報:花貫渓谷紅葉まつり

「花貫渓谷」では、2025年11月1日(土)〜11月30日(日)まで、「花貫渓谷紅葉まつり」が開催されます。
吊り橋から眺める紅葉のトンネルや地元グルメ・特産品の出店など、自然と地域の魅力を一度に味わえるイベントです。11月8日(土)〜24日(月・振休)までは、日没から19時まではライトアップも行われ、幻想的な紅葉の風景を楽しめますよ。
■スポット概要&紅葉情報
場所:茨城県高萩市大能地内
紅葉の見頃(例年):11月上旬~下旬
【茨城県水戸市】茨城県立歴史館

茨城県水戸市にある「茨城県立歴史館」は、茨城県の歴史と文化を学べる博物館です。広大な敷地内には、本館のほかに、移築・復元した歴史的建造物も残されています。
「茨城県立歴史館」の秋の風物詩といえば、約130mにわたって続くイチョウ並木の紅葉です。例年11月上旬から下旬にかけてが見頃となり、辺り一面が黄金色の絨毯のような絶景に変わります。
秋のイベント情報:2025年歴史館いちょうまつり

「茨城県立歴史館」では、2025年11月1日(土)〜24日(月・振休)に「歴史館いちょうまつり」が開催されます。
期間中は毎日17時から20時まで幻想的なライトアップが実施され、昼間の黄金色とは異なる、夜ならではの美しい光景を堪能できます。
また、11月15日(土)には、女優の羽田美智子さんによるスペシャルトークショーが開催され、同日と16日(日)にはプロジェクションマッピングが上映されます。
さらに、週末を中心にキッチンカーが多数出店するほか、11月22日(土)にはストリートピアノも設置されますよ。美しいイチョウを背景に、家族で秋の特別な思い出づくりをしませんか?
水戸市担当者からのおすすめコメント
黄金色に輝くイチョウ並木が見頃を迎える時期には、さまざまなイベントが行われます。ライトアップも実施され幻想的な景色は必見です。
なお、11月13日(木)の「茨城県民の日」には、入館料(庭園は常時無料)が無料になります。ぜひ、この機会に家族みんなで足を運んでみてはいかがでしょうか?
■スポット概要&紅葉情報
場所:茨城県水戸市緑町2-1-15
紅葉の見頃(例年):11月上旬~下旬
【茨城県行方市】 西蓮寺大銀杏
俗に常陸の高野山ともいわれている、茨城県行方市にある天台宗の寺院「西蓮寺」(さいれんじ)。
境内には、樹齢1000年を超える2本の大イチョウが植えられています。大木は、雄木で樹勢が強く、老樹特有の気根(乳)と呼ばれる部分が発達し、垂れ下がっているのが特徴です。
例年11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎え、降り注ぐ落ち葉が境内全体を黄金に彩り、訪れる人々を魅了します。
行方市担当者からのおすすめコメント
「西蓮寺」の境内にある2本の大銀杏は、黄葉時には降りしきる落ち葉で境内一面黄金色に染まり、訪れる人を魅了すします。黄葉を楽しんだあとは、車で約10分の場所にある「霞ケ浦どうぶつとみんなのいえ」に立ち寄ってみはいかがでしょうか? ポニーやカピバラとのふれあいや、手ぶらバーベキューも楽しめますよ。
■スポット概要&紅葉情報
場所:茨城県行方市西蓮寺504
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
【茨城県常陸太田市】竜神大吊橋

「竜神大吊橋」は、茨城県常陸太田市を代表する観光スポットです。
美しいV字渓谷の「竜神峡」の上流にある「竜神ダム」の上にかかる橋の長さは、なんと375m! 国内屈指の長さを誇る吊り橋です。
例年11月初旬から下旬にかけて、「竜神大吊橋」が架かる「竜神峡」一帯が赤やオレンジ色に染まります。地上約100mから望む紅葉は圧巻ですよ!
紅葉イベント情報:第36回竜神峡紅葉まつり

「竜神大吊橋」では、2025年11月1日(土)〜30日(日)まで、「第36回竜神峡紅葉まつり」が開催されます。
国内最大級の長さを誇る吊り橋から、紅葉に染まるV字渓谷を地上100mの高さから見下ろす圧巻の絶景が楽しめるほか、物産市や大道芸パフォーマンス、毎週土曜の夜間ライトアップなど、イベントが盛りだくさんですよ。
なお、11月13日(木)の「茨城県民の日」には、竜神大吊橋の渡橋料が無料になるので、親子でおでかけしませんか?
常陸太田市担当者からのおすすめコメント
「竜神峡紅葉まつり」期間中は、豪華賞品が当たる「竜神峡もみじ周遊促進スタンプラリー」を実施します。市内各地の観光施設や飲食店を巡ってスタンプを集めると、特産品が当たる抽選に応募できます。
また、紅葉の渓谷へ飛び立つバンジージャンプや、特産品が当たる写真投稿キャンペーンもあり、親子でスリルと秋の絶景、地域のグルメを満喫できます。
■スポット概要&紅葉情報
場所:茨城県常陸太田市天下野町2133-6
紅葉の見頃(例年):11月初旬~下旬
【茨城県常陸大宮市】鷲子山上神社

茨城県常陸大宮市と栃木県那珂川町の県境にある「鷲子山上神社」(とりのこさんしょうじんじゃ)は、樹齢250年以上と言われるモミジやイチョウの木が植えられており、例年10月末から11月中旬にかけて紅葉が楽しめます。
境内には「苦労しない」との願いが込められたフクロウの石像があり、フォトスポットとしても人気です。
常陸大宮市担当者からのおすすめコメント
「鷲子山上神社」に訪れる際にお昼ごはんにおすすめなのが、「道の駅みわ北斗星」にある「レストラン北斗庵」の天ざるそば。常陸秋そばを毎朝石臼挽きで自家製粉・手打ちをしているこだわりぶりですよ。
■スポット概要&紅葉情報
場所:茨城県常陸大宮市鷲子3627-1
紅葉の見頃(例年):10月末~11月中旬
それぞれのまちの魅力と合わせて楽しめる紅葉は、秋の行楽シーズンのおでかけにもぴったりです。美しい日本の景色を満喫しにおでかけしませんか。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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