
【2025】神奈川の日帰り紅葉名所と穴場11選!ライトアップ情報&見頃も
鎌倉や横浜、相模湖など多彩な観光地がある神奈川県。紅葉の名所も多く、見頃にあわせてライトアップやイベントも開催されます。
そこで今回は神奈川県の人気紅葉スポットと穴場をご紹介。都内から日帰りでき、ドライブにおすすめの名所も多数ピックアップしたので、秋の週末にぜひ親子でおでかけしてみてください。
地域を一番よく知る、各自治体の役場・役所の担当者からのおすすめ情報も掲載していますので、参考にしてくださいね。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
※例年の見頃をご紹介しています。気候により変動することがありますので各スポットや気象庁の「紅葉見頃予想」を確認してください
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【伊勢原市】大山寺・大山阿夫利神社下社

「丹沢大山国定公園」内にある「大山」(おおやま)は、紅葉の名所として知られています。
大山ケーブルカーを利用して山を登ると、「大山寺」の参道の階段や、「大山阿夫利神社下社」周辺で、鮮やかに色づいたモミジやカエデの紅葉が出迎えてくれます。
紅葉の見頃は11月中旬から下旬。この時期は、深紅に染まったモミジが歴史ある寺社仏閣を彩り、さらに相模湾を一望する雄大な景色が人気を集めます。
ケーブルカーを使えば、山頂近くまで手軽にアクセスできるため、本格的な登山が難しい親子連れでも安心して紅葉と絶景を楽しめますよ。
紅葉イベント情報:大山秋の紅葉ライトアップ

「大山阿夫利神社下社」では、2025年11月21日(金)〜30日(日)まで「大山秋の紅葉ライトアップ」が行われます。
期間中は、ケーブルカーの夜間運行も実施され、山の上まで手軽にアクセス可能。また、下社境内の「茶寮石尊」が夜間営業(平日18時30分閉店)するほか、ラーメン「afuri」の出張営業(11月の金土日曜+ライトアップ期間全日)も行われます。
■スポット概要
所在地:神奈川県伊勢原市大山
紅葉の見頃(例年):11月中旬~下旬
「大山ケーブルカー」の詳細はこちら!(姉妹サイト「いこーよ」)
【大磯町】大磯城山公園

「大磯城山(じょうやま)公園」は、かつて三井財閥の当主が別荘を構えた旧三井別邸地区を中心に整備された公園です。
園内西側にある日本庭園には、「もみじの広場」があり、例年秋には、不動池のまわりをモミジが燃えるように鮮やかに彩り、池の水面に紅葉が映る美しい光景が見どころです。
歴史と自然が調和した広大な敷地が魅力の公園に、ぜひ親子で足を運んでみてくださいね。

かつて旧三井財閥別邸の一部として置かれていた国宝の茶室「如庵」を模して建てられた茶室「城山庵」も見どころのひとつ。
その隣には畳とテーブル席の休憩所があり、その場で点てたお抹茶と季節の生菓子が提供されています。サイダーやジュースもあるので、抹茶が苦手な子供も安心ですよ。
紅葉イベント情報:もみじのライトアップ2025

園内では、2025年11月28日(金)〜30日(日)の3日間、16時30分から20時まで、入場無料の「もみじのライトアップ2025」が開催されます。
夜空に浮かび上がるモミジや、不動池に映る「逆さもみじ」、竹灯籠の灯りが幻想的な世界を演出します。
また、和楽の演奏会も同時開催され、29日(土)には「城山庵書院」にて雅楽が、「もみじの広場」では、子供たちによるお囃子、30日(日)には箏曲(そうきょく)の演奏が楽しめます。
■スポット概要
所在地:神奈川県中郡大磯町国府本郷551-1
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月上旬
【鎌倉市】円覚寺

「円覚寺」(えんがくじ)は、JR横須賀線「北鎌倉駅」からすぐの場所にある、北鎌倉ハイキングの入り口となる寺院です。
鎌倉時代後半に北条時宗が中国から無学祖元禅師を招いて創建しました。時宗公は18歳で執権職につき、心の支えとして無学祖元禅師を師と仰ぎ、禅宗に帰依したといいます。
広大な境内は静寂に包まれ、まるで別世界のよう。三門(山門)をくぐると本堂をバックに見事なカエデが彩ります。参道を進むと紅葉が各所に点在し、見上げながら散策できるのがポイントです。

また、南北に広がる境内には、御本尊の宝冠釈迦如来像を祀る仏殿や、北条時宗の廟所でもある「仏日庵」などもあります。
毎日の暁天坐禅会と、毎週土曜、毎月第1・3日曜の坐禅会は初心者でも参加可能。紅葉が彩る境内で、何も考えずただ自分の呼吸の数を数えながら無心に浸る体験ができますよ。
■スポット概要
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内409
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月上旬
【川崎市】生田緑地

「生田緑地」は、川崎市にある多摩丘陵の自然を生かした人気の観光スポットです。
都心から電車で30分程度とアクセスも良く、首都圏を代表するオアシスのひとつです。

例年11月中旬から12月中旬にかけて紅葉が見頃を迎え、園内をメタセコイアやイロハモミジが美しい色彩に染めます。
枡形山展望台からは、標高84mの高さから360度パノラマで広大な紅葉風景を一望できます。
自然を楽しむ数々のスポットのほかにも、「川崎市岡本太郎美術館」や「川崎市立日本民家園」、「かわさき宙(そら)と緑の科学館」など、文化を学び楽しめる施設も併設されているので、紅葉観賞と文化体験を楽しめますよ。
■スポット概要
所在地:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-4
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月中旬
【相模原市】相模湖

相模原市にある「相模ダム」の完成とともに生まれた「相模湖」。周辺のさまざまな場所で紅葉狩りを楽しめるスポットです。
紅葉の楽しみ方1:「神奈川県立相模湖公園」から眺める嵐山の紅葉

特におすすめなのが、芝生広場や噴水広場などがある「神奈川県立相模湖公園」。相模湖畔の北側に位置し、嵐山(あらしやま/相模嵐山とも)の紅葉を眺めることができます。
カエデ、クヌギ、ケヤキ、イチョウ、ヤマザクラ、モミジなどの木々が、例年11月上旬から色づき、中旬まで見頃が続きます。
紅葉の楽しみ方2:船に乗って湖上で紅葉狩り

遊覧船やボートに乗って、湖面に映る紅葉をゆっくり楽しむのもおすすめ。遊覧船は「くじら丸」や「ニュースワン船」、ボートは手漕ぎや足漕ぎなど多彩に揃っています。
紅葉の楽しみ方3:「相模湖大橋」から嵐山の紅葉をハント!

「相模湖大橋」は相模ダムまで見渡せる、絶好の写真スポット。歩いて渡れますが、狭いので車には十分注意してくださいね。
橋を渡った先は嵐山につながっています。橋から見える嵐山洞門トンネルと紅葉の景色は圧巻!
紅葉の楽しみ方4:石老山の紅葉ハイキング

相模湖の南側に位置する石老山(せきろうざん)での紅葉ハイキングも人気です。
巨大な奇岩や「顕鏡寺」を通り、紅葉した森を進むと「大明神展望台」に到着。山の紅葉と相模湖の共演が見事ですよ。
■スポット概要
所在地:神奈川県相模原市緑区橋本
紅葉の見頃(例年):11月中旬~下旬
【相模原市】評議原

相模原市に位置する「評議原」(ひょうぎっぱら)は、紅葉と歴史にふれられるスポットです。
戦国時代、徳川家康勢と戦った津久井城などの武将たちが、落城について相談した場所といわれています。
例年11月中旬から下旬にかけて、ハイキングコース内にある「もみじの林」では、モミジやカエデの木々が赤や黄色に染まった美しい光景が広がります。歴史的な物語を感じながら散策できるため、歴史好きな親子連れにおすすめの紅葉スポットです。
■スポット概要
所在地:神奈川県相模原市緑区川尻
紅葉の見頃(例年):11月中旬~下旬
【逗子市】蘆花記念公園

逗子海岸から徒歩5分ほどの小高い丘にある公園「蘆花記念公園」(ろかきねんこうえん)は、明治時代の文豪徳富蘆花(とくとみろか)にゆかりがあります。
園内では、例年11月下旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。公園からは相模湾や江の島を望むこともできるので、紅葉と合わせて海の景色も楽しめますよ。
逗子市担当者からのおすすめコメント
「蘆花記念公園」の紅葉と合わせて、国指定史跡「長柄桜山古墳」へのハイキングがおすすめ。第2号墳からは逗子湾が一望できます。
■スポット概要
場所:神奈川県逗子市桜山8-2274-1
紅葉の見頃(例年):11月下旬~12月上旬
【箱根町】箱根美術館

「箱根美術館」は、国の名勝に指定された「神仙郷」(しんせんきょう)と呼ばれる美しい日本庭園がある美術館です。
美術品と並んで、この庭園自体が見どころです。庭園の最大の魅力は、約130種類の苔が広がる「苔庭(こけにわ)」です。この苔庭には220本以上のモミジが植えられており、紅葉の時期になると、青々とした苔の絨毯に深紅のモミジが映える、まるで絵画のような絶景が広がります。
中国風の「竹庭」や「萩の道」など、四季の変化に富んだ景色も楽しめますよ。
■スポット概要
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
紅葉の見頃(例年):11月上旬~中旬
【箱根町】箱根小涌園 蓬莱園

「箱根小涌園 蓬莱園(ほうらいえん)」は、「三河屋旅館」の主によって造られた、約5,000坪の広大な庭園です。
元々はつつじ園として始まり、旅館の裏山の名をとって「蓬莱園」と名づけられました。現在は約3万株のつつじやさつきが植えられています。
例年11月中旬〜下旬になると、園内全体が鮮やかな紅葉に包まれます。赤一色ではなく、黄色やオレンジ、きみどりなどカラフルな色あいを楽しめるのが特徴ですよ。
入園料は無料なので、広大な敷地内を散策しながら、彩り豊かな紅葉を家族で気軽に楽しめます。
■スポット概要
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷503
紅葉の見頃(例年):11月中旬~下旬
【横浜市】三溪園

神奈川県横浜市中区にある国指定名勝の庭園「三溪園」は、生糸貿易を営んだ実業家の原三溪によって造園されました。
17万平方メートルを越える敷地には、歴史的に価値の高い建造物が京都や鎌倉などから数多く移築されています。例年11月中旬頃から、色鮮やかなカエデやモミジ、イチョウが色づき、園内の古建築をより一層輝かせますよ。
紅葉イベント情報:紅葉の遊歩道開放

2025年11月21日(金)〜12月14日(日)の期間、三溪園を代表する紅葉スポット「聴秋閣」の奥にある遊歩道が開放されます。
期間中は、企画展や講演会、自然観察会などの催しのほか、日本茶ポップアップカフェやコッペパンや梅加工品、キッチンカー、和菓子などの期間限定店舗が登場。11月22日(土)~24日(月・振休)、 29日(土)、12月1日(月)~14日(日)は、日光さる軍団による「猿まわし~笑いと感動の伝統芸能~」が楽しめますよ。
■スポット概要
場所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
紅葉の見頃(例年):11月中旬~12月中旬
【湯河原町】池峯 もみじの郷

湯河原町にある「池峯 もみじの郷」は、約540本ものイロハモミジが植えられている紅葉スポットです。
ほかの地域より少し遅く、例年11月中旬から12月上旬にかけて紅葉が見頃を迎えます。
「池峯 もみじの郷」では、約80分のハイキングコースをのんびり歩きながら紅葉狩りをするのがおすすめ。コース上には、豊かな生態系が残る池(池峰)や、日帰り温泉の「こごめの湯」、足湯施設を併設した「万葉公園」といったスポットが点在しています。
散策で冷えた体を温泉で温められるので、家族で秋の自然と温泉を満喫できますよ。
湯河原町担当者からのおすすめコメント
奥湯河原は、通り沿いにモミジが多く植えられているので、モミジの赤いトンネルをくぐって、温泉旅館街をのんびりと散策するのがおすすめです。今年の紅葉シーズンは、湯河原へリラックスしに来てはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上地内
紅葉の見頃(例年):例年11月中旬~12月上旬
神奈川県の紅葉スポットは個性豊かな名所ぞろい。お気に入りの場所で紅葉を満喫したら、ぜひ周辺の観光やグルメも楽しんでくださいね!
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2025年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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