日本三大七夕まつりとはどこ? 短冊の色に意味があるって知ってた?七夕の歴史・由来&2026年開催情報も
更新日2026年07月02日/公開日2026年07月02日

日本三大七夕まつりとはどこ? 短冊の色に意味があるって知ってた?七夕の歴史・由来&2026年開催情報も

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7月7日は、織姫と彦星が年に一度、天の川を越えて再会する「七夕(たなばた)」の日。当日やその前後、地域によっては旧暦の7月7日(現在の8月初旬)になると、日本各地で七夕まつりが開催されています。

そのなかでも、今回は「日本三大七夕まつり」と呼ばれる3つの七夕まつりの見どころをご紹介! 七夕の歴史や由来、華やかな七夕飾りの意味についても掲載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「日本三大七夕まつり」もチェック!

七夕の歴史や由来は?

カラフルな七夕飾りに子供も大喜び(画像提供:Seaside / PIXTA)
カラフルな七夕飾りに子供も大喜び(画像提供:Seaside / PIXTA)

七夕は、もともと季節の節目を祝う「五節句(ごせっく)」のひとつとして、江戸時代に広まりました。昔は旧暦の7月7日に行われており、今の暦では8月の初めごろ。ちょうど夏の夜空がいちばんきれいに見える時期でした。

そのルーツは、日本に古くからある「棚機(たなばた)」という神事と、中国から伝わった織姫と彦星の物語、技芸の上達を願う「乞巧奠(きこうでん)」という行事が合わさってできたものといわれています。

日本の神事「棚機」

手作りの飾りに願いを込めます(画像提供:masa / PIXTA)
手作りの飾りに願いを込めます(画像提供:masa / PIXTA)

昔の日本では、巫女(みこ)が着物を織り神さまにお供えする、「禊(みそぎ)」の行事が行われていました。秋の豊作や人々の幸せを祈って織られたこの布は、「棚機」と呼ばれる特別な織り機で作られたものです。

やがてこの風習は時代とともに仏教の影響を受け、お盆を迎えるための行事として、7月7日の夜に行われるようになりました。このことから「七夕」という漢字が当てられるようになったといわれています。

中国の行事「乞巧奠」

笹に揺れる短冊と七夕飾りの様子(画像提供:hideko / PIXTA)
笹に揺れる短冊と七夕飾りの様子(画像提供:hideko / PIXTA)

「乞」は願い求めること、「巧」は巧みさ、「奠」は祭りごとを意味する「乞巧奠」。旧暦の7月7日に、織女にあやかってはた織りの上達を願う、中国の行事として行われました。

やがてその願いは、芸事や書道など、さまざまな技芸の上達へと広がっていきました。こうして、七夕が“願いごとの日”として親しまれるようになったのです。

織姫と彦星の伝説

新道峠から見る富士山と天の川(画像提供:ライダー写真家はじめ / PIXTA)
新道峠から見る富士山と天の川(画像提供:ライダー写真家はじめ / PIXTA)

織姫と彦星の物語は、中国の神話「牛郎織女(ぎゅうろうしゅくじょ)」に由来すると伝えられています。

織姫にあたる「琴座のベガ」は裁縫の星、彦星にあたる「ワシ座のアルタイル」は農業の星とされており、この二つの星が旧暦の7月7日に天の川をはさんで最も輝いて見えることから、「一年に一度だけ、織姫と彦星が会える日」と考えられるようになりました。

七夕飾りの意味は?

短冊一つ一つに、たくさんの想いが詰まっています(画像提供:mio / PIXTA)
短冊一つ一つに、たくさんの想いが詰まっています(画像提供:mio / PIXTA)

七夕といえば、願いごとを書く「短冊」と、笹に吊るす色とりどりの「飾り」が定番です。これらは「七つ飾り」とも呼ばれ、ひとつひとつに暮らしに根ざした願いや意味が込められています。

たとえば、童謡「たなばたさま」にも登場する「五色の短冊」の五色とは、中国の陰陽五行説に基づいた色のこと。赤はご先祖への感謝、青は努力や成長を表すなど、それぞれの色にあわせて願いごとを書くと叶いやすいともいわれます。

七夕に飾られる代表的な飾りです(画像提供:ERI / PIXTA)
七夕に飾られる代表的な飾りです(画像提供:ERI / PIXTA)

また、「紙衣」(かみこ)は災いを遠ざけるお守りとして、「折り鶴」は健康や長寿を、「吹き流し」は織姫の織り糸に見立てて、裁縫や手芸の上達を願います。

そのほかにも、金運や節約の願いを込めた「巾着」や、無駄をなくす意味をもつ「くずかご」、豊作や大漁を願う「投網」(とあみ)などがあります。

どれも折り紙で手軽に作れるので、親子で楽しみながら七夕の準備をするのもおすすめですよ。

日本三大七夕まつりとは?

神奈川県の「湘南ひらつか七夕まつり」の過去開催時の様子
神奈川県の「湘南ひらつか七夕まつり」の過去開催時の様子

「日本三大七夕まつり」は、明確な公的認定があるわけではなく、歴史の長さ、規模の大きさ、知名度、集客力などから一般的にそう呼ばれています。

具体的には、仙台七夕まつり(宮城県)、湘南ひらつか七夕まつり(神奈川県)、一宮七夕まつり(愛知県)の3つを指し、いずれも戦後の復興期に、商店街の振興や地域の活性化を目的として大規模な飾り付けやイベントが企画され、その独自性や華やかさから全国的にも注目を集めるようになりました。

それでは、3つのまつりそれぞれの見どころと2026年の開催情報をご紹介します!

【宮城県仙台市】仙台七夕まつり(2026年8月6日〜8日)

モザイクタイルのような鮮やかな色合いと洗練されたセンスがお見事!(画像提供:(C)仙台七夕まつり協賛会)
モザイクタイルのような鮮やかな色合いと洗練されたセンスがお見事!(画像提供:(C)仙台七夕まつり協賛会)

「仙台七夕まつり」は、毎年8月6日〜8日に宮城県仙台市で開催される日本有数の七夕祭りです。

伊達政宗が文化振興の一環として奨励したことが起源とされ、400年以上の歴史を誇ります。

地元の小学生たちが作った七夕飾りもありますよ(画像提供:仙台七夕まつり協賛会)
地元の小学生たちが作った七夕飾りもありますよ(画像提供:仙台七夕まつり協賛会)

まつり期間中、仙台市中心部のアーケード商店街には、色とりどりの和紙でつくられた大きな吹き流しやくす玉が天井から吊り下げられ、訪れる人々を華やかに迎えます。

七夕飾りは「七つ飾り」と呼ばれる小物たちに商売繁盛、無病息災などさまざまな願いを込めて、商店街ごとに工夫を凝らした作品が並びます。

おまつり当日は市内の各地に屋台も出店します (画像提供:仙台七夕まつり協賛会)
おまつり当日は市内の各地に屋台も出店します (画像提供:仙台七夕まつり協賛会)

8月5日(水)には前夜祭として「第57回仙台七夕花火祭」も実施。2026年のテーマは「HOPE〜ともに咲かせる、未来への花〜」で、約1万6,000発の花火が仙台の夜空を彩ります。打ち上げ時間は19時15分〜20時30分(予定)。

地元の人はもちろん、観光客にも人気で、風情あるまちなみを背景に、季節の風物詩を五感で楽しめます。

■第57回仙台七夕花火祭
開催日:2026年8月5日(水)
開催時間:19:15〜20:30
※雨天や強風の場合には中止となることがあります

■仙台七夕まつり
開催期間:2026年8月6日(木)〜8日(土)
開催場所:仙台市中心部および周辺の地域商店街
※笹飾りは、仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街にかけて七夕飾りが見られます
アクセス:【電車】JR各線または、仙台市地下鉄南北線・東西線「仙台駅」から徒歩すぐ

【愛知県一宮市】おりもの感謝祭 一宮七夕まつり(2026年7月23日〜26日)

夏の人気イベントです
夏の人気イベントです

愛知県一宮市で開催される「おりもの感謝祭 一宮七夕まつり」は、1956年(昭和31年)に始まった伝統ある夏の祭典で、2026年は第71回を迎えます。

一宮市は世界のトップブランドに供給する高品質の織物の産地。その地場産業にちなんで、織姫と彦星にまつわる七夕伝説を大切にしたお祭りです。そのため「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」という名称でも呼ばれています。

祭りの開催当初から続いている行事「御衣奉献(おんぞほうけん)大行列」
祭りの開催当初から続いている行事「御衣奉献(おんぞほうけん)大行列」

毎年7月下旬に4日間にわたり行われ、会場となる「本町商店街」や「一宮駅」周辺には色鮮やかな七夕飾りが軒を連ねます。地元特産の織物を奉納する御衣奉献大行列や、七夕ステージ、盆踊り大会など多彩なイベントが展開され、例年多くの人でにぎわう東海地区最大級の夏イベントです。

2026年7月24日(金)に開催される「ワッショーいちのみや」
2026年7月24日(金)に開催される「ワッショーいちのみや」

オリジナルテーマ曲「ワッショーいちのみや」にあわせて、個性あふれる演出や一体感のある踊りを披露する「ワッショーいちのみや」も必見ですよ!

■第71回おりもの感謝祭 一宮七夕まつり
開催期間:2026年7月23日(木)〜26日(日)
開催場所:一宮駅、銀座通り、本町商店街、真清田神社周辺
アクセス:【車】名神高速道路・一宮ICから約15分
【電車】JR東海道本線「尾張一宮駅」、または名鉄名古屋本線「名鉄一宮駅」から徒歩すぐ

【神奈川県平塚市】第74回湘南ひらつか七夕まつり(2026年7月3日〜5日)

中央商店街には、色鮮やかな七夕飾りが、100本以上飾られます
中央商店街には、色鮮やかな七夕飾りが、100本以上飾られます

関東最大級の規模を誇る「湘南ひらつか七夕まつり」は、神奈川県平塚市で毎年7月上旬に開催されます。

1951年(昭和26年)に戦後復興と繁栄の願いを込めて始まり、今では毎年150万人以上が訪れる一大イベントへと成長しました。

商店街の各店舗や企業、各種団体が作成した七夕飾りはそれぞれに個性があり、お気に入りを見つけるのもおすすめです
商店街の各店舗や企業、各種団体が作成した七夕飾りはそれぞれに個性があり、お気に入りを見つけるのもおすすめです

期間中は、湘南スターモールや紅谷パールロードを中心に、長さ10mを超える七夕飾りが約100本並び、流行のスポーツ選手や人気キャラクターなどを取り入れたユニークな飾りが通りを彩ります。

夜には七夕飾りをライトアップ♪ 平塚の夏の夜空を彩ります
夜には七夕飾りをライトアップ♪ 平塚の夏の夜空を彩ります

2026年は初日と2日目の開催時間が30分延長され、20時30分まで楽しめます(最終日は19時まで)。恒例の「七夕おどり千人パレード」や熱中症対策イベント「七夕COOL」も実施予定です。

まちなかを豪華に彩る七夕飾りや、さまざまなイベントが目白押しの「湘南ひらつか七夕まつり」。親子で忘れられない七夕の思い出を作りに、平塚市に足を運んでみましょう。

■第74回湘南ひらつか七夕まつり
開催期間:2026年7月3日(金)〜5日(日)
開催時間:終了時間は20時30分
※最終日は19時まで
開催場所:湘南スターモール(メイン会場)、ほかJR東海道本線「平塚駅」北口商店街を中心とする市内全域
アクセス:【電車】JR東海道本線「平塚駅」北口から徒歩すぐ

華やかでワクワクする「日本三大七夕まつり」は、親子で楽しめる夏の思い出作りにぴったり。2026年は色とりどりの飾りを楽しみながら、七夕の由来や願いごとの意味にもふれてみてください♪

記事を書いた人

わたなべゆりこ

いこーよとりっぷ編集部員/1児のママ。夏祭りと盆踊りが大好きで、見よう見まねで踊るのが毎年の楽しみ。「いつか盆太鼓を叩きたい!」が密かな夢です。娘と季節のおでかけを重ねるうちに、いつの間にか季節の花にも興味が湧き勉強中。春は、どこの桜が見頃?と、開花カレンダーを眺めてはにんまりしています。

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