【全国】満天の星に感動!親子で行きたい「星空スポット」15選 四季の観察ポイントや持ち物も紹介
更新日2026年09月14日/公開日2026年09月14日

【全国】満天の星に感動!親子で行きたい「星空スポット」15選 四季の観察ポイントや持ち物も紹介

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長野県諏訪郡原村、高知県高岡郡津野町
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空気の澄んだ高原や、まち明かりの少ない離島、天文台のあるまちなど、日本各地には親子で星空を楽しめるスポットがたくさんあります。

同じ夜空でも、場所が変われば見える星や周囲の景色、楽しみ方もさまざま。大型望遠鏡で天体を観察したり、キャンプをしながら空を見上げたり、その土地ならではの星空体験が待っています。

今回は、全国から親子で訪れたい星空スポットを紹介します。次のおでかけでは、少し足を延ばして夜空を眺めに行ってみませんか。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください。

親子で星空を見るときのポイント

満天の星を楽しむなら、まずは観賞に適した条件を知っておきたいところ。星の見え方は、目が暗さに慣れているかどうかや、月明かりの強さなどによって変わります。

ちょっとしたコツを知っているだけで、これまで気づかなかった星を見つけられることも。親子で夜空を見上げる前に、星空観賞を楽しむためのポイントをチェックしておきましょう。

暗さに目を慣らしてから夜空を見よう

まずは暗さに目を慣らして、ゆっくり夜空を眺めてみよう(画像提供:clock / PIXTA)
まずは暗さに目を慣らして、ゆっくり夜空を眺めてみよう(画像提供:clock / PIXTA)

星空を眺める場所に着いても、すぐにたくさんの星が見えるとは限りません。明るい場所から移動したあとは、目が暗さに慣れるまで15分ほど待つのがおすすめです。

その間は、スマートフォンの画面や懐中電灯などの強い光をできるだけ避けるのがポイント。スマートフォンを使うときも、あらかじめ画面の明るさを落としておきましょう。

星空観察に持っていきたいもの

夜空を見上げながら、星座早見盤で気になる星をチェック(画像提供:3Pac / PIXTA)
夜空を見上げながら、星座早見盤で気になる星をチェック(画像提供:3Pac / PIXTA)

・レジャーシート
寝転んで夜空を見上げれば、首への負担を減らしながら星空を眺められます。

・懐中電灯
暗い場所で足元を確認するために用意しておきましょう。強い光で暗さに慣れた目が戻らないよう、赤いフィルムをかぶせて光をやわらげる方法もあります。

・季節にあわせた対策グッズ(虫よけ・防寒着)
夏は虫よけ、寒い時期は防寒着を用意しておくと安心です。

・星座早見盤・星空観察アプリ
見つけた星や星座の名前、位置を確かめるときに役立ちます。

月の満ち欠けをチェックしよう

月が明るい夜は、暗い星が見えにくくなります(画像提供:mimumemo / PIXTA)
月が明るい夜は、暗い星が見えにくくなります(画像提供:mimumemo / PIXTA)

満天の星空を楽しみたいときは、天気だけでなく「月」にも注目です。

月明かりが強いと暗い星が見えにくくなるため、星空観賞には月明かりの少ない新月のころが向いています。

季節ごとに変わる星空を楽しもう

季節によって見える星や星座が変わるのも、星空観察の楽しさのひとつ。同じスポットでも、訪れる時期によって違った夜空に出会えます。

ここからは、春・夏・秋・冬それぞれの季節に注目したい星や星座を見ていきましょう。

春は北斗七星から星座を探そう

北斗七星を目印に「春の大曲線」や「春の大三角」を探してみよう(画像提供:fumimicreative / PIXTA)
北斗七星を目印に「春の大曲線」や「春の大三角」を探してみよう(画像提供:fumimicreative / PIXTA)

春の星空で目印になるのが、「北斗七星」。ひしゃくの柄にあたる部分をカーブに沿って伸ばしていくと、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカへとたどれます。この大きなカーブが「春の大曲線」です。

さらに、このふたつの星と、しし座のデネボラを結ぶと「春の大三角」が完成します。

【春の代表的な星】
・北斗七星
・春の大曲線(アークトゥルス・スピカなどをたどる大きなカーブ)
・春の大三角(アークトゥルス・スピカ・デネボラ)

夏は「夏の大三角」と天の川に注目

夏の夜空でまず探したいのが、「夏の大三角」。こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブを結んでできる大きな三角形です。

また、条件がよい夜には、天の川を眺められることもあります。天の川とは、たくさんの星が集まって、夜空に白い帯のように見えているもの。わたしたちの地球も、その「天の川銀河」のなかにあります。

【夏の代表的な星】
・夏の大三角(ベガ・アルタイル・デネブ)
・天の川
・ペルセウス座流星群(例年8月中旬頃)

秋は「秋の四辺形」を目印に

「秋の四辺形」と「夏の大三角」を一緒に探してみよう(画像提供:fumimicreative / PIXTA)
「秋の四辺形」と「夏の大三角」を一緒に探してみよう(画像提供:fumimicreative / PIXTA)

秋の星座を探す手がかりになるのが、「秋の四辺形」。ペガスス座のシェアト・マルカブ・アルゲニブと、アンドロメダ座のアルフェラッツを結んでできる、大きな四角形です。

「秋の四辺形」を見つけたら、南の空へ視線を下げた先にある1等星「フォーマルハウト」にも注目してみましょう。

秋の星座のなかでは唯一の1等星で、「秋のひとつ星」や「南のひとつ星」とも呼ばれています。

【秋の代表的な星】
・秋の四辺形(アルフェラッツ・シェアト・マルカブ・アルゲニブ)
・フォーマルハウト
・オリオン座流星群(10月22日前後がピーク)

冬の星空は、明るい星がいっぱい

シリウス・ベテルギウス・プロキオンを結ぶ「冬の大三角」(画像提供:fumimicreative / PIXTA)
シリウス・ベテルギウス・プロキオンを結ぶ「冬の大三角」(画像提供:fumimicreative / PIXTA)

冬の星空は、一等星をはじめとする明るい星が多く、華やかなのが特徴です。

なかでも見つけやすいのが、中央に「三つ星」が並ぶ「オリオン座」。赤く輝くベテルギウスと、青白く輝くリゲルも、オリオン座を代表する1等星です。

このベテルギウスと、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと「冬の大三角」が完成。さらに、その周りには6つの1等星を結んだ「冬のダイヤモンド」も広がります。

【冬の代表的な星】
・オリオン座(ベテルギウス・リゲル・三つ星など)
・冬の大三角(ベテルギウス・シリウス・プロキオン)
・冬のダイヤモンド(ポルックス・カペラ・アルデバラン・リゲル・シリウス・プロキオン)
・ふたご座流星群(例年12月中旬頃)

それではここから、親子で訪れたい全国の星空スポットを紹介します。


北海道芦別市:環境省が認定した“星の降る里”

芦別市の夜空に浮かぶ、幻想的な天の川(画像提供:ezona / PIXTA)
芦別市の夜空に浮かぶ、幻想的な天の川(画像提供:ezona / PIXTA)

北海道のほぼ中央に位置する芦別(あしべつ)市は、“星の降る里”を掲げるまち。

1988年には環境省(当時の環境庁)「星空の街・あおぞらの街コンテスト」で「星空の街」に認定され、市内には星空観賞を楽しめるスポットが多く点在しています。

芦別温泉スターライトホテル& おふろcafe 星遊館

館内では温泉や星空観賞を楽しめます
館内では温泉や星空観賞を楽しめます

芦別市での星空旅の拠点におすすめなのが、「芦別温泉スターライトホテル&おふろcafé星遊館」です。

連日20時から「スターウォッチング」を開催。まずは星空シミュレーションなどを使い、その日にホテルから見える星や宇宙について、「星空案内人」がわかりやすく解説してくれます。

その後、天候がよければ屋上テラスなどへ移動し、実際の星空を観察。解説を聞いてから空を見上げることで、星や星座をより身近に感じられる、親子にもぴったりのプログラムです。

■芦別温泉スターライトホテル&おふろcafe 星遊館
所在地:北海道芦別市旭町油谷1番地
アクセス:【車】道央自動車道「滝川IC」から約40分(札幌市内から)
【電車】JR根室本線「芦別駅」からキラキラバスで約20分、タクシーで約15分
駐車場:あり

上金剛山展望台

芦別雲海ウォッチングの代表的スポットとしても人気(画像提供:(一社)芦別観光協会)
芦別雲海ウォッチングの代表的スポットとしても人気(画像提供:(一社)芦別観光協会)

少し足を延ばすなら、標高314mの「上金剛山展望台」(かみこんごうざん)へ。芦別市街を一望できる高台で、夜にはまちの明かりと星空を一緒に楽しめます。

同ホテルからは車で約15分。展望台へ続く道は夜間かなり暗く、道幅が狭い箇所もあるため、運転には注意しましょう。なお、積雪のため冬季は閉鎖となります。

※開放期間:例年5月上旬・中旬頃〜10月下旬または11月中旬頃まで(積雪状況により変動します)

■上金剛山展望台
所在地:北海道芦別市旭町315番地
開通期間:4月下旬〜(積雪状況により冬季封鎖)
アクセス:【車】道央自動車道「滝川IC」から約40分
【電車】JR根室本線「芦別駅」からタクシーで約12分
駐車場:あり

滝里湖

滝里湖では、キャンプを楽しみながら満天の星を眺められます(画像提供:ezona / PIXTA)
滝里湖では、キャンプを楽しみながら満天の星を眺められます(画像提供:ezona / PIXTA)

さらに、「芦別温泉スターライトホテル&おふろcafé星遊館」から車で約20分の「滝里湖」も星空観賞におすすめ。滝里ダムによってできたダム湖で、周囲を山々に囲まれています。

ホテルに宿泊しながら足を延ばすのはもちろん、自然の中でひと晩過ごしたい親子には、湖畔の「滝里湖オートキャンプ場」(冬季休業)を利用する方法も。キャンプサイトのほかコテージもあり、湖のそばで星空を眺めながらゆっくり過ごせます。

「滝里湖オートキャンプ場」はこちら

■滝里湖(滝里ダム)
所在地:北海道芦別市滝里町683
アクセス:【車】道央自動車道「滝川IC」から約50分
【電車】JR根室本線「野花南駅」からタクシーで約6分(要配車依頼)
駐車場:あり(滝里湖展望広場駐車帯)

北海道清里町:世界自然遺産・知床半島に広がる満天の星

北海道東部、世界自然遺産・知床半島の根元に位置する清里町。日本百名山「斜里岳」(しゃりだけ)の裾野には、日本有数の大規模な畑作地帯が広がります。

夜には迫力満点の星空が楽しめ、宇宙を身近に感じられるまちです。

ほしかぜの丘

「ほしかぜの丘」の上空に広がる星空(画像提供:k-amano / PIXTA)
「ほしかぜの丘」の上空に広がる星空(画像提供:k-amano / PIXTA)

「ほしかぜの丘」は、旧江南牧場の跡地につくられた展望スポット。市街地に近い場所にありながら、晴れた日の昼間には斜里岳から知床連山までを見渡せます。

丘にはベンチもあり、座って絶景を眺められるのもうれしいポイントです。

街灯がないため、夜には満天の星がクリアに輝きます。シートを敷き、寝転がって見上げれば、まるで天然のプラネタリウムのよう。移動の際は懐中電灯やスマートフォンで照らしながら、足元に注意して歩きましょう。

また、不定期に星空観察会も開催されているので、清里町地域おこし協力隊の公式Instagramをチェックしてみてください。

※公式サイトには「夜間は利用できない」との記載がありますが、清里町によると、2026年9月現在は利用を禁止していないとのことです

「星空観察会」の開催情報をチェック!(清里町地域おこし協力隊Instagram)

■ほしかぜの丘
所在地:北海道斜里郡清里町江南
開放期間:冬季(12月〜4月)は車両通行止め
アクセス:【車】国道334号・道道1115号経由で清里町市街地から約10〜15分
【電車】釧網本線「清里町駅」からタクシーで約15分
駐車場:あり(宇宙展望台の駐車場を利用)

公式サイト

宇宙展望台

星空の下にたたずむ「宇宙展望台」(画像提供:k-amano / PIXTA)
星空の下にたたずむ「宇宙展望台」(画像提供:k-amano / PIXTA)

近くには、もうひとつの星空スポット「宇宙展望台」も。「清里オートキャンプ場」と「江南パークゴルフ場」の中間に位置し、昼は清里町の農村景観、夜は頭上いっぱいに広がる星々を楽しめます。

なお、展望台までの道路は除雪されないため、冬季は通行止めとなります。

■宇宙展望台
所在地:北海道斜里郡清里町807
開放期間:冬期間は道路除雪なしのため通行止め
アクセス:【車】清里市街から道道江南清里停車場線を南に5km、南23号線へ右折し1km(清里オートキャンプ場方面)
【電車】釧網本線「清里町駅」からタクシーで約11分
駐車場:あり


東京都神津島村:ガイドや星空鑑賞会も!島民が守る美しい夜空

海沿いの景色を楽しみながら歩ける「赤崎遊歩道」(画像提供:hirokiss0725 / PIXTA)
海沿いの景色を楽しみながら歩ける「赤崎遊歩道」(画像提供:hirokiss0725 / PIXTA)

東京都心から南へ約180km。伊豆諸島に浮かぶ「神津島」は、豊かな自然に囲まれた離島です。

2020年12月には、東京都で初めて星空保護区「ダークスカイ・アイランド」に認定されました。

トロッコの廃線跡と満天の星空が織りなす神津島の夜景(画像提供:日常 / PIXTA)
トロッコの廃線跡と満天の星空が織りなす神津島の夜景(画像提供:日常 / PIXTA)

島では、美しい夜空を守るため、光が夜空へ漏れにくい街灯・防犯灯への交換などを実施。

島民による星空ガイドの育成や星空観賞会も行われ、地域全体で星空を守り、楽しむ活動が続けられています。

よたね広場

神津島の夜空を流れるように広がる天の川(画像提供:yuryyyyy100 / PIXTA)
神津島の夜空を流れるように広がる天の川(画像提供:yuryyyyy100 / PIXTA)

星空観賞に訪れたいのが、集落の高台にある「よたね広場」です。空を遮るものがほとんどなく、360度に広がる夜空を見渡せるほか、島民ガイドによる星空観賞会の会場にもなっています。

星空観賞会では、星座や神話に加え、島の暮らしや風習など、地元の人ならではの話を聞けるのも魅力。参加する場合は、基本的に3日前までに予約が必要です。

■よたね広場
所在地:東京都神津島村
アクセス:【徒歩】神津島観光協会から約20分
駐車場:なし

長野県原村:八ヶ岳の麓に広がる“星降る里”

八ヶ岳の西麓、標高約900~1,500mに広がる長野県原村。まち明かりが少なく空気が澄んでいることから、“星降る里”とも呼ばれています。

まるやち湖

八ヶ岳を望む「まるやち湖」に広がる満天の星(画像提供:KK_papa /PIXTA)
八ヶ岳を望む「まるやち湖」に広がる満天の星(画像提供:KK_papa /PIXTA)

なかでも、「まるやち湖」は、八ヶ岳と星空を一緒に望める人気の撮影スポット。駐車場から歩いてすぐアクセスでき、冬季を除いてトイレも利用できます。

「まるやち湖」周辺に広がる「原村ペンションビレッジ」
「まるやち湖」周辺に広がる「原村ペンションビレッジ」

周辺には、プラネタリウムのある「八ヶ岳自然文化園」や、宿泊施設が集まる「原村ペンションビレッジ」があり、昼間の高原散策から宿泊まで組み合わせやすいのも魅力です。

「星空の映画祭」過去開催の様子
「星空の映画祭」過去開催の様子

また、例年夏には「八ヶ岳自然文化園」の野外ステージで、星空の下で映画を鑑賞する「星空の映画祭」も開催されています。

「八ヶ岳自然文化園」をもっと詳しく!

「星空の映画祭」の見どころをチェック

■まるやち湖
所在地:長野県諏訪郡原村17217-1613
アクセス:【車】中央自動車道「諏訪南IC」から約15分
駐車場:あり

長野県南牧村「野辺山高原」:天文学者が選んだ“日本三選星名所”のひとつ

八ヶ岳の麓に広がる「野辺山高原」の星空
八ヶ岳の麓に広がる「野辺山高原」の星空

長野県南牧村の標高約1,350mに広がる「野辺山高原」は、天文学者が選ぶ“日本三選星名所”(日本で一番綺麗な星空ベスト3)のひとつ。

標高が高く市街地の明かりが届きにくいうえ、広大な農地によって視界が開けているため、晴れた夜には空いっぱいの星を望めます。

八ヶ岳グレイスホテル

ホテル専用グラウンドで満天の星を眺める星空観賞会
ホテル専用グラウンドで満天の星を眺める星空観賞会

野辺山高原での星空旅の拠点におすすめなのが、「八ヶ岳グレイスホテル」です。

宿泊者を対象に、無料の星空観賞会を連日開催。ホテル専用のグラウンドに寝転び、「星空案内人」の資格を持つスタッフの解説を聞きながら、星や星座について学べます。

天候に恵まれない日は、館内でプラネタリウムを実施。夜空を観察できない日でも、星や星座について楽しく学べるのがうれしいポイントです。

■八ヶ岳グレイスホテル
所在地:長野県南佐久郡南牧村野辺山217-1
アクセス:【車】中央自動車道「長坂IC」から約25分、「須玉IC」から約30分
【電車】JR小海線「野辺山駅」から無料送迎バス(要予約)で約5分
駐車場:あり

国立天文台 野辺山

直径45mの電波望遠鏡がそびえる「国立天文台 野辺山」
直径45mの電波望遠鏡がそびえる「国立天文台 野辺山」

星空観賞に適した野辺山の環境は、天文学の研究にも生かされています。

「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」では、構内の見学コースを無料で一般公開。直径45mを誇る世界最大級のミリ波望遠鏡を間近で見学できるほか、解説パネルや展示室を通して、観測装置の仕組みや研究成果について知ることができます。

■国立天文台野辺山
所在地:長野県南佐久郡南牧村野辺山462-2
アクセス:【車】中央自動車道「長坂IC」から約30分
【電車】JR小海線「野辺山駅」からタクシーで約5分(要配車予約)
駐車場:あり


岡山県井原市美星町:まちぐるみで夜空を守る「星空保護区(R)」

美星町の夜空とキャンプサイトを写した一枚(画像提供:zodiac_yosuke / PIXTA)
美星町の夜空とキャンプサイトを写した一枚(画像提供:zodiac_yosuke / PIXTA)

岡山県井原市の「美星町」(びせいちょう)は、まちぐるみで星空を守る取り組みを続けてきた地域です。1989年には、日本で初めて光害防止条例を制定し、夜空を照らす人工の光を抑える取り組みを進めてきました。

こうした活動が評価され、2021年にはアジアで初めて「星空保護区(R)」のコミュニティ部門に認定。町内には、星を観察したり宇宙について学んだりできる施設もあります。

美星天文台

「美星天文台」と天の川が織りなす幻想的な夜景(画像提供:zodiac_yosuke / PIXTA)
「美星天文台」と天の川が織りなす幻想的な夜景(画像提供:zodiac_yosuke / PIXTA)

「美星天文台」は、美星町の高台にある一般公開の天文台です。口径101cmの大望遠鏡を備え、夜間公開では月や惑星、季節の天体を観察できます。

観望デッキでは、大型の双眼鏡や望遠鏡を使った星空案内も実施。天候に恵まれないときには、宇宙を立体映像で紹介する「4D2U」などを楽しめます。

■美星天文台
所在地:岡山県井原市美星町大倉1723-70
アクセス:【車】山陽自動車道「笠岡IC」から約40分
駐車場:あり

星空公園

夜明け前の「井原市星空公園」の星空(画像提供:zodiac_yosuke / PIXTA)
夜明け前の「井原市星空公園」の星空(画像提供:zodiac_yosuke / PIXTA)

「美星天文台」から約5km離れた、大倉龍王山の頂上にある「井原市星空公園」。美星町で最も標高の高い場所にあり、夜は東から南にかけての空を見渡せます。

園内には口径60cmの望遠鏡を備えた観測施設があり、月に1回程度、美星天文台のスタッフによる予約制の観望会が開催されています。

観望会以外の通常時は駐車場のみ利用可能で、園内にトイレはありません。

■井原市星空公園
所在地:岡山県井原市美星町宇戸1165‐54
アクセス:【車】岡山自動車道「岡山総社IC」から約1時間、山陽自動車道「笠岡IC」から約55分
駐車場:あり(隣接・満車時は道路途中の駐車場を利用、星空公園まで徒歩約7分)

高知県・愛媛県「四国カルスト」:天空の星空観測&絶景スポット

草原に白い石灰岩が点在する、四国カルストならではの景観(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)
草原に白い石灰岩が点在する、四国カルストならではの景観(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)

高知県と愛媛県の県境に広がる「四国カルスト」は、石灰岩が雨水などに溶かされてできた「カルスト地形」が見られる、“日本三大カルストエリア”のひとつです。

標高約1,400m、東西約25kmにわたる台地には、緑の草原と白い石灰岩が織りなす独特の景観が広がり、夜には満天の星が楽しめます。

※四国カルスト周辺の道路は、積雪や凍結のため例年冬季に通行止めとなります。訪れる際は、事前に最新の道路情報をご確認ください

天狗高原

天狗高原の夜空に広がる、天の川と満天の星(画像提供:星空 / PIXTA)
天狗高原の夜空に広がる、天の川と満天の星(画像提供:星空 / PIXTA)

「四国カルスト」のなかでも、標高1,400mを超える場所に位置する「天狗高原」は、周囲に視界を遮るものが少なく、星空観賞スポットとして知られています。

そんな天狗高原での星空旅の拠点におすすめなのが、「星ふるヴィレッジTENGU」です。館内にはプラネタリウムや天体観測を楽しめる設備があり、宿泊しながら親子で星や宇宙に親しめます。

「星ふるヴィレッジTENGU」はこちら

■天狗高原
所在地:高知県津野町
アクセス:【車】高知自動車道「須崎東IC」から約1時間20分
【電車】JR「須崎駅」からバスに乗車(約65分)、「新田」バス停で下車後、タクシー等で天狗高原方面まで約30分
駐車場:あり

姫鶴平

姫鶴平キャンプ場から望む星空と冬の大三角(画像提供:星空 / PIXTA)
姫鶴平キャンプ場から望む星空と冬の大三角(画像提供:星空 / PIXTA)

「四国カルスト」の中央部に位置する「姫鶴平」(めづるだいら)は、宿泊施設やキャンプ場がそろう観光拠点です。広大な牧草地が広がり、春から秋にかけては放牧された牛の姿も見られます。

キャンプ場を利用すれば、高原の自然を身近に感じながら、夜には星空観賞も楽しめますよ。

「姫鶴平キャンプ場」はこちら

■姫鶴平
所在地:愛媛県久万高原町西谷
アクセス:【車】松山自動車道「大州IC」から約100分、「松山IC」から約2時間
駐車場:あり

公式サイト


沖縄県八重山諸島:本州では見られない南半球の星や星座を観察

名蔵湾の一本マングローブと、その上空に広がる天の川(画像提供:kkk / PIXTA)
名蔵湾の一本マングローブと、その上空に広がる天の川(画像提供:kkk / PIXTA)

沖縄県の南西部に位置する八重山諸島は、石垣島や波照間島などからなる島々です。北緯24度前後と低緯度にあるため、南十字星やケンタウルス座α・β星をはじめ、21個ある一等星のすべてを見ることができます。

また、上空を流れる強い風「ジェット気流」の影響が少なく、大気が安定していることも特徴。天体を鮮明に観測しやすい環境に恵まれています。

石垣島天文台

「国立天文台VERA石垣島観測局」の電波望遠鏡と星空(画像提供:baruchan / PIXTA)
「国立天文台VERA石垣島観測局」の電波望遠鏡と星空(画像提供:baruchan / PIXTA)

八重山の星空をじっくり観察したいなら、「石垣島天文台」へ。館内には、九州・沖縄最大となる口径105cmの光学・赤外線反射式望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」があります。

「むりかぶし」は、八重山地方の言葉で「すばる」のこと。研究に使われている望遠鏡ですが、予約制の天体観望会では、実際にのぞいて天体を観察できます。

「石垣島天文台」の外観
「石垣島天文台」の外観

併設する「石垣市星空学びの部屋」では、天体や星空の映像を見たり、「4次元デジタル宇宙シアター」を体験したりできます。

また、土日祝日の夜には予約制で「天体観望会」を開催。望遠鏡による月や惑星の観望、NPO法人八重山星の会による星空解説などが行われます。

施設の利用方法や開催状況は、事前に公式サイトで確認してくださいね。

■石垣島天文台
所在地:沖縄県石垣市新川1024-1
アクセス:【車】新石垣空港から約35分/石垣港離島ターミナルから約20分/石垣市街地から約20分 ※第2駐車場から徒歩で約5分
駐車場:あり

波照間島

波照間島の「日本最南端の碑」と、その上空に広がる天の川(画像提供:あっきー / PIXTA)
波照間島の「日本最南端の碑」と、その上空に広がる天の川(画像提供:あっきー / PIXTA)

石垣島からさらに南へ。石垣港から船で約60〜80分の「波照間島」(はてるまじま)は、日本最南端の有人島です。

島内は街灯が少なく、住宅地から少し離れるだけで、まち明かりの影響を受けにくい環境になります。星空を楽しむなら、島内に1泊して、昼は島内観光、夜はゆっくり空を見上げる過ごし方がよさそうです。

■波照間島
所在地:沖縄県八重山郡竹富町波照間
アクセス:石垣港離島ターミナルから高速船で約90分、カーフェリーで約2時間
駐車場:利用施設により異なる

公式サイト

星空観賞とひとことでいっても、天文台でじっくり天体を観察する場所、高原や湖畔で夜空を見上げる場所、島に泊まって星を楽しむ場所など、そのスタイルはさまざま。

昼間の観光や宿泊、キャンプなどと組み合わせれば、星を見る時間だけでなく、おでかけそのものを楽しめますよ。

天気や月明かりをチェックしながら、ぜひ親子でお気に入りの星空を探しにおでかけしてみてくださいね。

記事を書いた人

わかめ

ライター・占い師・音楽家。 朝は原稿、夜はタロット、週末はヘブンアーティスト「わかめとミュゼット」でアコーディナを演奏する子育て主婦です。人前に出るとすぐにお腹が痛くなります。

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