300年以上の歴史を持つ伝統行事<br/>見附市&長岡市で大凧合戦開催
2023年6月3日 〜 2023年6月5日

300年以上の歴史を持つ伝統行事
見附市&長岡市で大凧合戦開催

見附今町・長岡中之島大凧合戦(2023)
みつけいままち・ながおかなかのしまおおだこがっせん
見る
新潟県長岡市

新潟県見附市(みつけし)と長岡市で、2023年6月3日(土)〜5日(月)の3日間、300年以上の歴史がある伝統行事「見附今町・長岡中之島大凧合戦」が開催されます。

会場は、見附市と長岡市を流れる刈谷田川(かりやたがわ)堤防上。見附市今町(いままち)地区側の堤防と、対岸の長岡市中之島地区側の堤防で行われます。

「見附今町・長岡中之島大凧合戦」の見どころをたっぷりご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、主催者へお問い合わせください

「見附今町・長岡中之島大凧合戦」ってどんなまつり?

凧の大きさは縦4.3m、横3.3m!畳8枚分もある六角形の凧が大空を舞います
凧の大きさは縦4.3m、横3.3m!畳8枚分もある六角形の凧が大空を舞います

毎年6月の第1土曜〜月曜の3日間わたって開催される「見附今町・長岡中之島大凧合戦」は、大きな六角凧を空中で競い合わせる大凧合戦です。

刈谷田川をはさんで、両岸から揚げた凧が絡み合えば合戦開始! どちらかの凧糸が切れるまで引っ張り合い、激しい空中戦が展開されます。

凧は、武者絵や美人画などが主な絵柄ですが、近年では、キャラクターやマスコットなどが描かれることも多くなり、色とりどりの大凧が大空を舞います。

「見附今町・長岡中之島大凧合戦」の歴史について知ろう

大空をぐんぐん上がっていく大凧
大空をぐんぐん上がっていく大凧

今から300年以上ほど前、信濃(現在の長野県)の紙商人が、端午の節句でたまたま見附市今町に立ち寄った際、刈谷田川堤防で大凧を作り、大空に揚げたのが起源といわれています。

現在の大凧合戦の形になったのは、1783年(天明3年)。江戸時代にたびたび決壊していた刈谷田川の堤防の地固めの策として、人を集め凧揚げを行って以来、年中行事として今に至ると伝えられています。

なお、2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定されています。

2023年の「見附今町・長岡中之島大凧合戦」の開催情報をチェック!

30〜50人で糸が切れるまで引き合います
30〜50人で糸が切れるまで引き合います

2023年の「見附今町・長岡中之島大凧合戦」は、6月3日(土)〜5日(月)の3日間にわたって開催されます。堤防には、無料の観覧席も設置されており、迫力満点の大凧合戦を堪能できますよ。

ほかにも、6月3日(土)と4日(日)の9〜22時まで、会場周辺に露店なども立ち並び、たくさんのファミリーで賑わいます。

合戦中は、まち全体がお祭りムード一色に。地域の伝統行事を体験しに、親子で足を運んでみましょう。

とりっぷノート♪六角大凧はどのように作られるの?

六角大凧は、“百枚張り”とよばれる凧。かつて100枚の美濃紙を貼り合わせていたことから、このように呼ばれています。

大凧づくりは、毎年3月から準備をはじめ、4月に本格的に作業に取り掛かります。白凧が出来上がると、合戦開始までに絵付け作業が行われます。(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)

記事を書いた人

飯田佐智(Clay)

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名見附今町・長岡中之島大凧合戦(2023)
ふりがなみつけいままち・ながおかなかのしまおおだこがっせん
主催者名見附市・長岡市今町中之島大凧合戦協会
開催期間2023年6月3日 〜 2023年6月5日
開催時間13:00〜17:00
※露店などの出店は、6月3日と4日の両日9:00〜22:00
開催スポット中之島大橋下流(刈谷田川堤防上)
住所新潟県長岡市中之島地区/見附市今町地区
電話番号0258-61-2013
※電話窓口は「長岡市役所中之島支所産業建設課」です
料金観覧無料
アクセス【車】北陸自動車道・中之島見附ICから約5分
【電車】JR信越本線「見附駅」から見附市コミュニティバスに乗車、バス停「道の駅パティオにいがた」下車後、徒歩すぐ
駐車場駐車場あり
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公開日2023年05月17日/更新日2023年08月10日