熊谷・高城神社で恒例「酉の市」
2023年開催情報&見どころ紹介
埼玉県熊谷市の「高城神社」で、2023年12月8日(金)に、地域の伝統行事「酉の市」が開催されます。
開催日には、境内や神社の周辺に熊手(くまで)などの縁起物を販売する露店が並び、新年の開運や商売繁盛を願って、多くの参拝客が訪れます。
大小さまざまな熊手が並ぶ「酉の市」の見どころや、2023年の開催情報を「高城神社」に教えていただきました。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※「高城神社」の「たか」ははしごだか
「酉の市」とは
「酉の市」は、毎年11月の「酉の日」に、関東地方を中心とした各地の鷲(おおとり)神社などで開催される年中行事です。ただし、埼玉県にある多くの神社では、酉の日に関係なく、毎年12月に酉の市が開かれます。
11月の酉の市同様に、“福をかき集める”熊手など、華やかな縁起物を販売する露店が参道や境内に立ち並びます。
熊手は、商売繁盛や家内安全のご利益があるといわれています。神社に参拝して、1年の平穏を感謝するとともに、熊手を購入し、来る年の開運を祈願します。
なぜ12月に開催されるの?
埼玉県の一部地域では、12月2日は秩父、3日は川越、5日は深谷、6日は行田、10日は大宮、12日は浦和…と、地域ごとに「酉の市」を開催する日程が決まっています。
なぜ12月に開催するかは、各神社によって諸説がありますが、多くは新年の開運を願うため、年の瀬に「酉の市」を開くといわれています。
「おかめ市」との違いは?
埼玉県のなかでも、川口市の「川口神社」をはじめとした一部の神社では、熊手に取り付けられたおかめの面にちなんで、「おかめ市」という別称で「酉の市」が行われることがあります。
名称は異なりますが、縁起物の露店が並ぶことは変わりありません。熊手を売る露店の威勢のいい掛け声や、飲食の露店などが立ち並ぶ、「酉の市」と同じ光景が見られます。
「高城神社」の「酉の市」について
「高城神社」の「酉の市」は、1906年(明治39年)から続く伝統的な祭礼として、毎年12月8日に行われます。
開催日には、開運や殖産(しょくさん)、商売繁盛、家内安全の御守(おまもり)である「熊手御守」の頒布が行われます。
御守は、福運や財をかきこむという縁起から「かきこめ熊手」とよばれることも。
境内に並ぶ露店でも熊手が購入でき、例年多くの買い物客や見物客でにぎわいます。
2023年の開催情報
2023年の「高城神社」の「酉の市」は、12月8日(金)に行われます。
10時から本殿で神事が執り行われたあと、「熊手御守」(初穂料: 1,500~2,500円)の頒布が開始されます。
今年は、熊手商が約10店、そのほか飲食などの露店が70店ほど境内に並びます。境内には、売買の成立を祝う「手締め」が響きわたり、師走(しわす)のにぎやかな雰囲気を楽しむことができます。
今年の冬は「高城神社」の「酉の市」を訪れて、新年の開運を願ってみてはいかがでしょうか。寒い時期になるので、ダウンなどを着込んであたたかい服装で訪れてくださいね。
とりっぷノート♪当日のアクセス&駐車場情報をチェック!
「酉の市」の開催日は、周辺道路での混雑が予想されるため、公共交通機関を使っての来場がおすすめです。
また、通常の参拝時は利用できる神社の駐車場は、酉の市をはじめ大きな神事を行う際は封鎖されます。
大きな神事が行われる場合、神社の周辺にある「熊谷市役所」と「八木橋百貨店」の駐車場が無料開放され、利用が可能です。(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
イベント基本情報
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イベント名 | 高城神社 酉の市(2023) |
ふりがな | たかぎじんじゃとりのいち |
主催者名 | 高城神社 |
開催期間 | 2023年12月8日 |
開催時間 | 10:00の神事が終わり次第~22:00頃 ※開催時間は目安 |
開催スポット | 高城神社 |
住所 | 埼玉県熊谷市宮町2-93 |
電話番号 | 048-522-1985 |
料金 | 参拝無料 |
アクセス | 【電車】JR各線および秩父鉄道秩父本線「熊谷駅」から徒歩で約15分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 【交通情報】開催日は公共交通機関での来場を推奨 【駐車場情報】神社の駐車場は封鎖のため利用不可/「熊谷市役所」と「八木橋百貨店」の駐車場が利用可(無料開放) |
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