
調神社「十二日まち/大歳の市」2025年情報|12月12日開催!ウサギの石像で知られる浦和の歳の市
埼玉県さいたま市にある「調(つき)神社」では、2025年12月12日(金)に、明治時代から続く大歳の市「十二日まち」が開催されます。
本記事では、ウサギの石像が祀られている調神社の概要と、十二日まちの歴史、2025年の開催情報などをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
狛犬ではなくウサギの石像がある「調神社」とは?

古文書「調宮縁起」(つきのみやえんぎ)によると、「調神社」は約2,000年前に第10代崇神(すじん)天皇の勅命により創建された、歴史のある神社です。地元では「つきのみやさま」の愛称で親しまれています。

神社なのに鳥居がないこと、狛犬ではなくウサギの石像があることも特徴です。これは、社名の調(つき)が月と同じ読み方であることから、月でおもちをついていると伝承されるウサギを、神の使いとして祀っているためです。
「調神社 十二日まち」とは?

「十二日まち」は、新年の福迎えとして年末に行われる大歳の市です。1891~1892年頃(明治24~25年)から始まったといわれ、約130年もの長い歴史をもっています。
“福をかっ込む”とされる熊手をはじめ、新年の飾り物や正月用品などの縁起物を売る露店が立ち並び、毎年多くの人でにぎわいます。
「歳の市」とは?
歳の市とは、年末に新年の飾り物や正月用品を売る市のこと。主に神社やお寺の境内で行われます。
東京都台東区の「浅草寺歳の市・羽子板市」をはじめ、中央区にある「薬研堀(やげんぼり)不動尊」の「納めの歳の市」、足立区「西新井大師」の「納めの大師」、府中市「大國魂神社」の「晦日(みそか)市」、日野市「高幡不動尊金剛寺」の「納めの不動尊・年の市」などが有名です。
「調神社 十二日まち」 2025年の開催内容

2025年の「調神社 十二日まち」 は、例年通り12月12日(金)に開催。「かっこめ」と呼ばれるミニ竹熊手の授与があります。
調神社境内や旧中山道周辺には、縁起物の熊手や神棚、グルメ屋台などの露店が約600店立ち並びます。
また、例年十二日まちの名物・お化け屋敷(有料)も開催されています。親子でぜひ楽しんでくださいね。
当日の朝10時から22時は、周辺道路が交通規制されています。おでかけの際は、公共交通機関をご利用ください。
とりっぷノート★おすすめポイントを紹介

調神社にはウサギがたくさんいます。石像や手水舎(てみずしゃ)、拝殿の飾りにもウサギがあしらわれているほか、参拝者から見えないところにもいるのだとか。子供と一緒に探してみるのも楽しいですね。(いこーよとりっぷ編集部)
※本記事は例年の開催情報をもとに作成しており、内容は変更・中止となる場合があります。最新情報は公式サイト等でご確認ください
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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|---|---|
| イベント名 | 調神社 十二日まち/大歳の市 (2025年) |
| ふりがな | つきじんじゃじゅうににちまち/おおとしのいち |
| 主催者名 | 十二日まち実行委員会 |
| 開催期間 | 2025年12月12日 |
| 開催時間 | 10:00~21:30 ※道路上の出店は12:00~20:30まで、神社境内は21:30まで |
| 開催スポット | 調神社境内及び調公園内 |
| 住所 | 埼玉県さいたま市浦和区岸町3-17-25 |
| 電話番号 | 048-647-8339 ※電話窓口は「さいたま観光国際協会」です |
| 料金 | 入場無料 |
| アクセス | 【電車】JR各線「浦和駅」西口から徒歩で約10分 |
| 駐車場 | 駐車場なし |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
