2400年以上の歴史をもつ古社の
師走の風物詩「十日市」に行こう!
埼玉県さいたま市にある日本屈指の古社、「武蔵一宮 氷川神社」で、2023年12月10日(日)に、師走の風物詩「十日市」が開催されます。
本記事では、会場となる武蔵一宮 氷川神社と十日市の歴史、2023年の開催内容をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「武蔵一宮 氷川神社」とは?
「武蔵一宮 氷川神社」は、2,400年以上の歴史を持つとされる古社であり、埼玉県、東京都、神奈川県に点在する氷川神社280数社の総本社です。
同神社は、「大いなる宮居(みやい/神社のこと)」として称えられたことから、大宮の地名の由来になっているといわれています。
御祭神は、八つの頭をもつ大蛇・八俣(やまた)のおろちを退治したと伝わる「須佐之男命」(すさのおのみこと)と、その妻「稲田姫命」(いなだひめのみこと)。さらに、稲羽の白兎を助けた神話で知られる「大己貴命」(おおなむちのみこと)です。
関東一円の信仰を集めており、初詣には多くの参拝客でにぎわいます。
「武蔵一宮 氷川神社 十日市」とは ?
「十日市」とは、「武蔵一宮 氷川神社」の神事のなかで最も有名な「大湯祭」(だいとうさい)の本祭にあわせて開催される酉の市のことです。
大湯祭は、延宝年間(1673~1681年)の社記にも記載されている歴史ある祭典で、「前斎(11月30日~12月9日)」「本祭(12月10日)」「後斎(12月11日)」の3部構成で行われます。
本祭である十日市では、神社境内や参道周辺に、縁起物の熊手などの露店が立ち並び、夜遅くまでにぎわいます。
「酉の市」とは?
江戸時代から続く伝統行事で、開運招福や商売繁盛を願い、正月を迎えるためのお祭りです。
関東の神社を中心に11月~12月の「酉の日」に行われます。
一年の無事を神様に報告し、翌年の幸福を祈るために参拝したら、「運や金銀をかき集められる」という熊手を露店で購入するのが醍醐味。露天商による威勢のよい手締めにも元気をもらえますよ。
「武蔵一宮 氷川神社 十日市」2023年の開催内容
2023年は、例年通り12月10日(日)に開催されます。
当日0時から1時、7時半から22時まで御札と福熊手(大3,000円、小1,500円)の授与が行われます。御札は、大湯祭限定販売の「二福神札」(にふくじんさつ)(700円)と、「稲荷神社札」(いなりじんじゃさつ)(1,500円)があります。
※上記は2022年開催時の価格になります。2023年の価格は購入前にご確認ください
縁起物の熊手や屋台などの露店は、境内及び参道に約300店出店します。例年、キャラクターすくい、金魚すくい、射的などの縁日も出店するため、小さな子供も楽しめますよ。
赤ちゃん連れの場合は、ベビーカーを預かる場所がないため抱っこ紐がおすすめです。境内も砂利のため、ベビーカーでの移動は難しいでしょう。
また、氷川参道及び周辺道路が12月10日(日)10時から22時まで車両通行止めになるので、ご注意くださいね。
とりっぷノート★おすすめポイントを紹介
「武蔵一宮 氷川神社」は、昔ばなしにも登場する「八俣(やまた)のおろち」を退治した英雄を祀っています。神話を読み聞かせてから参拝すると、子供もより興味を持ちそうですね。(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)
記事を書いた人
岡本ハナ
1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 武蔵一宮 氷川神社 十日市 (2023年) |
ふりがな | むさしいちのみやひかわじんじゃとおかまち |
主催者名 | 公益社団法人さいたま観光国際協会 |
開催期間 | 2023年12月10日 |
開催時間 | 10:00~22:00 |
開催スポット | 武蔵一宮 氷川神社 |
住所 | 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407 |
電話番号 | 048-647-8339 ※電話窓口は「さいたま観光国際協会」です |
料金 | 入場無料 |
アクセス | 【電車】JR各線「大宮駅」東口から徒歩で約20分、 東武野田線(アーバンパークライン)「大宮公園駅」から徒歩で約15分 |
駐車場 | 駐車場なし |
公式URL | 公式URLはこちら |
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