ウサギの石像がいる調神社の歳の市
「十二日まち」で新年の開運招福!
埼玉県さいたま市にある「調(つき)神社」では、2023年12月12日(火)に、明治時代から続く大歳の市「十二日まち」が開催されます。
本記事では、ウサギの石像が祀られている調神社の概要と、十二日まちの歴史、2023年の開催内容などをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
狛犬ならぬ“狛ウサギ”がいる「調神社」とは?
古文書「調宮縁起」(つきのみやえんぎ)によると、「調神社」は約2,000年前に第10代崇神(すじん)天皇の勅命により創建された、歴史のある神社です。地元では「つきのみやさま」の愛称で親しまれています。
神社なのに鳥居がないこと、狛犬ではなくウサギの石像があることも特徴です。これは、社名の調(つき)が月と同じ読み方であることから、月でおもちをついていると伝承されるウサギを、神の使いとして祀っているためです。
「調神社 十二日まち」とは?
「十二日まち」は、新年の福迎えとして年末に行われる大歳の市です。1891~1892年頃(明治24~25年)から始まったといわれ、約130年もの長い歴史をもっています。
“福をかっ込む”とされる熊手をはじめ、新年の飾り物や正月用品などの縁起物を売る露店が立ち並び、毎年多くの人でにぎわいます。
「歳の市」とは?
歳の市とは、年末に新年の飾り物や正月用品を売る市のこと。主に神社やお寺の境内で行われます。
東京都台東区の「浅草寺歳の市・羽子板市」をはじめ、中央区にある「薬研堀(やげんぼり)不動尊」の「納めの歳の市」、足立区「西新井大師」の「納めの大師」、府中市「大國魂神社」の「晦日(みそか)市」、日野市「高幡不動尊金剛寺」の「納めの不動尊・年の市」などが有名です。
「調神社 十二日まち」 2023年の開催内容
2023年は、例年通り12月12日(火)に開催。朝の10時から21時までの間、「かっこめ」と呼ばれるミニ竹熊手(1,500円)の授与があります。
境内及び調公園には、縁起物の熊手や神棚、グルメ屋台などの露店が200軒ほど出店します。
また、十二日まちの名物・お化け屋敷(有料)も開催予定。親子でぜひ楽しんでくださいね。
当日の朝9時から22時は、旧中山道の神社北側交差点〜岸町公民館、調神社北側と南側の一方通行道路が交通規制されています。おでかけの際は、公共交通機関をご利用ください。
とりっぷノート★おすすめポイントを紹介
調神社にはウサギがたくさんいます。石像や手水舎(てみずしゃ)、拝殿の飾りにもウサギがあしらわれているほか、参拝者から見えないところにもいるのだとか。子供と一緒に探してみるのも楽しいですね。(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)
記事を書いた人
岡本ハナ
1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 調神社 十二日まち/大歳の市 (2023年) |
ふりがな | つきじんじゃじゅうににちまち/おおとしのいち |
主催者名 | 十二日まち実行委員会 |
開催期間 | 2023年12月12日 |
開催時間 | 10:00~21:30 |
開催スポット | 調神社境内及び調公園内 |
住所 | 埼玉県さいたま市浦和区岸町3-17-25 |
電話番号 | 048-647-8339 ※電話窓口は「さいたま観光国際協会」です |
料金 | 入場無料 |
アクセス | 【電車】JR各線「浦和駅」西口から徒歩で約10分 |
駐車場 | 駐車場なし |
公式URL | 公式URLはこちら |