ウサギの石像がいる調神社の歳の市
「十二日まち」で新年の開運招福!
埼玉県さいたま市にある「調(つき)神社」では、2024年12月12日(木)に、明治時代から続く大歳の市「十二日まち」が開催されます。
本記事では、ウサギの石像が祀られている調神社の概要と、十二日まちの歴史、2024年の開催内容などをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
狛犬ではなくウサギの石像がある「調神社」とは?
古文書「調宮縁起」(つきのみやえんぎ)によると、「調神社」は約2,000年前に第10代崇神(すじん)天皇の勅命により創建された、歴史のある神社です。地元では「つきのみやさま」の愛称で親しまれています。
神社なのに鳥居がないこと、狛犬ではなくウサギの石像があることも特徴です。これは、社名の調(つき)が月と同じ読み方であることから、月でおもちをついていると伝承されるウサギを、神の使いとして祀っているためです。
「調神社 十二日まち」とは?
「十二日まち」は、新年の福迎えとして年末に行われる大歳の市です。1891~1892年頃(明治24~25年)から始まったといわれ、約130年もの長い歴史をもっています。
“福をかっ込む”とされる熊手をはじめ、新年の飾り物や正月用品などの縁起物を売る露店が立ち並び、毎年多くの人でにぎわいます。
「歳の市」とは?
歳の市とは、年末に新年の飾り物や正月用品を売る市のこと。主に神社やお寺の境内で行われます。
東京都台東区の「浅草寺歳の市・羽子板市」をはじめ、中央区にある「薬研堀(やげんぼり)不動尊」の「納めの歳の市」、足立区「西新井大師」の「納めの大師」、府中市「大國魂神社」の「晦日(みそか)市」、日野市「高幡不動尊金剛寺」の「納めの不動尊・年の市」などが有名です。
「調神社 十二日まち」 2024年の開催内容
2024年は、例年通り12月12日(木)に開催。朝の10時から21時までの間、「かっこめ」と呼ばれるミニ竹熊手(1,500円)の授与があります。
境内及び調公園には、縁起物の熊手や神棚、グルメ屋台などの露店が200軒ほど出店します。
また、十二日まちの名物・お化け屋敷(有料)も開催予定。親子でぜひ楽しんでくださいね。
当日の朝10時から22時は、旧中山道の田島大牧線交差点〜岸町公民館、調神社北側と南側の一方通行道路および周辺道路が交通規制されています。おでかけの際は、公共交通機関をご利用ください。
とりっぷノート★おすすめポイントを紹介
調神社にはウサギがたくさんいます。石像や手水舎(てみずしゃ)、拝殿の飾りにもウサギがあしらわれているほか、参拝者から見えないところにもいるのだとか。子供と一緒に探してみるのも楽しいですね。(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)
記事を書いた人
岡本ハナ
1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 調神社 十二日まち/大歳の市 (2024年) |
ふりがな | つきじんじゃじゅうににちまち/おおとしのいち |
主催者名 | 十二日まち実行委員会 |
開催期間 | 2024年12月12日 |
開催時間 | 10:00~21:30 |
開催スポット | 調神社境内及び調公園内 |
住所 | 埼玉県さいたま市浦和区岸町3-17-25 |
電話番号 | 048-647-8339 ※電話窓口は「さいたま観光国際協会」です |
料金 | 入場無料 |
アクセス | 【電車】JR各線「浦和駅」西口から徒歩で約10分 |
駐車場 | 駐車場なし |
公式URL | 公式URLはこちら |