どっこいどっこいの熱い掛け声で
新春を祝う「大磯寒中神輿」
神奈川県中郡大磯町の「大磯北浜海岸」では、2024年1月1日(月・祝)に「大磯寒中神輿」が行われます。
威勢よく海の中に入っていく神輿(みこし)を見学して、新しい年の幕開けを元気いっぱいにお祝いましょう。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、主催者にお問い合わせください
「大磯寒中神輿」とは?
毎年1月1日に大磯北浜海岸で行われている「大磯寒中神輿」。50年以上続いている初春のお祝い行事です。
海岸から少し沖合いのところに「兜岩」(かぶといわ)と呼ばれる岩があり、それを目印に神輿が海の中に入っていき一年の安泰を祈願します。
神輿のスタートは朝10時50分頃。まずは、海岸から1.6kmほど離れた場所にある「高来(たかく)神社」でおはらいを受けます。その後、大磯町を練り歩き、12時30分頃に大磯北浜海岸へ到着します。
独特の掛け声にも注目!
大磯近辺の神輿には、「湘南どっこい担ぎ」と呼ばれる独特な掛け声があります。
「どっこいどっこい、どっこいそ〜りゃ」という威勢のいい掛け声が海岸一帯に響き渡り、担ぎ手たちが続々と入水(にゅうすい)していきます。
神輿は岸から10mほどのところにある兜岩を目指して、海の中をゆっくりと進んで行きます。新しい年の安泰を祈念するだけでなく、冷たい海に入っていくことで心身の練成も兼ねているのだそう。
厳しい寒さのなか、ふんどし姿の担ぎ手たちが勇敢に海に入っていく姿は、見ているだけで元気がもらえそうですね。
2024年の「大磯寒中神輿」は?
2024年の「大磯寒中神輿」は、例年通りのスケジュールで開催される予定です。
「どっこいどっこい」の元気な掛け声と共に新年の幕開けをお祝いしに行きましょう。
とりっぷノート!子供に伝えたい豆知識
会場の大磯北浜海岸は、夏になると「大磯海水浴場」として多くの遊泳客でにぎわうレジャースポット。大磯海水浴場は、日本で最初の海水浴場といわれており、海水浴場発祥地としても知られています。(いこーよとりっぷライター・宇都宮薫)
記事を書いた人
宇都宮薫
多摩美術大学卒業。編プロ勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターとして活動。雑誌・ウェブメディアなどへの執筆のほか、書籍(ビジネス書・実用書・コミックエッセイ等)の編集・構成を手掛ける。得意ジャンルは生活情報全般、出産育児、健康、おでかけ、グルメなど。趣味は地図を見ること、まち歩き、絵を描くこと♪
イベント基本情報
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イベント名 | 大磯北浜海岸 大磯寒中神輿(2024年) |
ふりがな | おおいそきたはまかいがん おおいそかんちゅうみこし |
主催者名 | 神輿会「松龍會」 |
開催期間 | 2024年1月1日 |
開催時間 | 11:00〜 |
開催スポット | 大磯北浜海岸 兜岩前 |
住所 | 神奈川県中郡大磯町 |
電話番号 | 0463-61-3300 ※電話窓口は「大磯町観光案内所」です(12月29日〜1月3日は休館日) |
料金 | 入場無料 |
アクセス | 【電車】JR各線「大磯駅」から徒歩で約10分 |
駐車場 | 駐車場なし |
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