浅草神社で「年越の大祓」を体験
由来や歴史、人形についても解説!
東京都台東区の「浅草神社」では、2023年の12月31日(日)に「年越の大祓(おおはらい)」が行われます。
年内のけがれを人形(ひとがた)に託してお祓いし、家族みんなで新年を清らかに迎えましょう。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「大祓」「年越の大祓」とは?
「大祓」(おおはらい・おおはらえ)とは、心身に付いたけがれや災難、犯した罪・過ちを神社で祓い清めること。自分本来の清らかな心身に戻り、新たな日々を暮らすための神事です。
6月末と12月末の年2回行われ、それぞれ「夏越の大祓」「年越の大祓」と呼ばれます。
紙を人の形に切り抜いた人形や、茅輪(ちのわ)くぐり(浅草神社では『夏越の大祓』のみ)などを用いてけがれを祓います。
「大祓」の由来・歴史
日本神話に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらい)が起源といわれています。
中世以降、各神社に広まり、現在では宮中をはじめ全国の神社で恒例行事となっています。
東京・浅草の総鎮守「浅草神社」の起源
東京・浅草の総鎮守であり、「三社様」と親しまれる「浅草神社」。創建年代は平安末期から鎌倉初期以降と考えられています。
「浅草寺」を創建した地元の文化人・土師真中知(はじのまなかち)の子孫が、観音菩薩のお告げに従い、土師真中知、檜前浜成(ひのくまのはまなり)、檜前武成(ひのくまのたけなり)を祀ったのが、同社の起源とされています。
その後、明治の神仏分離により浅草寺と分かれて「三社明神社」に改称。1873年(明治6年)に浅草神社という名前になりました。
例年5月の中旬には日本を代表する例大祭(三社祭)が行われ、浅草のまちが熱気に包まれます。
2023年浅草神社の「年越の大祓」の開催内容は?
浅草神社の「年越の大祓」は、2023年12月31日(日)15時/17時の二部制。
人形の授与は12月中旬から始まります。罪やけがれを託すため、名前と年齢を書き、身体をなでて息を3回吹きかけ、神社に納めましょう。
人形は社殿でのご祈祷のあとお焚き上げされます。
当日、式典に参列することも可能(各会定員40名、予約制)。事前に祓具一式を受け取ってオンライン参列もできます。いずれも初穂料は各500円です。
とりっぷノート:浅草神社で伝統文化に触れよう!
浅草のまちが熱気に包まれる「三社祭」のほか、夏越の大祓から始まる新習慣「夏詣」など、浅草神社には親子で体験してみたい行事がいろいろ。昔遊びや伝統文化の教室も開催しているので、公式サイトをチェックしてみてください♪(いこーよとりっぷエディター・雨宮あかり)
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
イベント基本情報
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イベント名 | 浅草神社 年越の大祓(2023年) |
ふりがな | あさくさじんじゃとしこしのおおはらい |
主催者名 | 浅草神社 |
開催期間 | 2023年12月31日 |
開催時間 | 15:00/17:00の二部制 |
開催スポット | 浅草神社 |
住所 | 東京都台東区浅草2丁目3−1 |
電話番号 | 03-3844-1575 電話番号の受付先は「浅草神社」社務所です |
料金 | 式典参加の初穂料各500円(人形代含む) ※申込み方法:事前予約制 |
アクセス | 【電車】東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、東武線「浅草駅」から徒歩で約7分/つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩で約10分 |
駐車場 | 駐車場なし |
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