利島の人&観光客に愛される商店<br/>食品から日用品まで並ぶ村の万事屋

利島の人&観光客に愛される商店
食品から日用品まで並ぶ村の万事屋

吉多屋本店
よしだやほんてん
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東京都利島村

東京都心から南へ約140km、伊豆諸島の小さな島「利島(としま)」。コンビニも大手スーパーもないこの島で、おやつや飲み物が必要になったときに頼りになるのが「吉多屋本店」です。

場所は利島港から車で約5分、徒歩で15分ほど。利島郵便局から坂を上り右折した左手にあります。

利島で生まれ育った店主とのおしゃべりが楽しくて、つい長居してしまう人も多いこのお店。お買い物ついでに、利島の見どころを聞いてみるのもおすすめです♪

※撮影のためにマスクを一時的に外しています

利島に行くなら知っておきたいお店

利島村で暮らす約350人の食と生活を支える存在が、集落内に4軒ある商店です。利島を旅するなら、各商店の場所は押さえておきたいポイント。

利島の商店と飲食店をチェック!

「吉多屋本店」も、そんな頼れる商店の1つ。店内には食料や日用雑貨などの生活必需品が所せましと並びます。

観光で訪れた家族にとっても、飲み物から子供のおやつ、歯ブラシまで、“ないと困るアレコレ”が手に入るありがたい存在です。

小腹が空いたときにうれしいスナック菓子、お土産に人気の「サクユリ焼酎」も

入店してすぐの棚には、パンやスナック菓子、インスタント商品がいろいろ。

天候が荒れて大型船が着岸できないと物流が途絶えてしまう利島では、長持ちする食品のニーズが高いそうです。

いちばん下の段には、野菜も置かれていました。

冷たいジュースやお茶、子供が大好きなアイスクリームやアイスキャンディーも売っていましたよ♡

タバコやお酒などの嗜好品も販売。なかでも、伊豆諸島のみに自生するサクユリのユリ根で作った焼酎は、利島土産として人気です。

「さくゆり焼酎」を詳しくチェック!

店主は利島で生まれ育った“よっちゃん”

3代続くこの店を、現在1人で切り盛りしているのが、“よっちゃん”こと梅田吉昭(うめだよしあき)さんです。

中学卒業と同時に島を離れ、23区内の高校を卒業したのち都内の一般企業に就職しましたが、利島村役場が職員を募集していたことをきっかけに島へ戻ることを決意したそう。

村役場で建設関係やヘリコプターに関わる業務に従事したあと、家業を継ぐことにしました。

「1人でなんでもやるのは大変だよ!」といいますが、お客さんとコミュニケーションをとる様子はとても楽しそう。

島の人たちとっても、子供の頃から知っている“よっちゃん”の店は、心の拠り所になっているようです。

店を出て右へ進むと青い海が! 島全体が山(宮塚山)で坂道も多い利島では、至るところから眼下に海が見えます
店を出て右へ進むと青い海が! 島全体が山(宮塚山)で坂道も多い利島では、至るところから眼下に海が見えます

最後に「利島で親子に体験してほしいことは?」とたずねたところ「眼下に広がる海や星空など、利島ならではの自然や景色を見ていってほしいですね」と話してくれました。

とりっぷノート★ここをチェック!

店の隅々までよく見ると、いろいろな発見があるお店。食品が並ぶなかに、かわいい雑貨やペーパークラフト、利島のお土産品などがあるので、宝探しのようにお買い物を楽しんでみて! アイスクリームの冷凍ボックスも奥のほうにありますよ。(いこーよとりっぷエディター・雨宮あかり)

記事を書いた人

雨宮あかり

「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。

スポット基本情報

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スポット名吉多屋本店
ふりがなよしだやほんてん
住所東京都利島村23番地
電話番号04992-9-0206
090-8949-4840
営業時間7:00~19:00
定休日なし ※臨時休業あり
アクセス利島港から徒歩約15分、車で約5分
利島ヘリポートから徒歩で約10分
駐車場駐車場あり
公開日2022年09月12日/更新日2022年09月13日