【千葉】2025桜と菜の花が共演!<br/>春の絶景スポット5選
更新日2025年02月21日/公開日2025年02月21日

【千葉】2025桜と菜の花が共演!
春の絶景スポット5選

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例年1月から4月にかけて見頃を迎える「桜」。早咲きから遅咲きまで多数の品種があるため、長期間にわたり楽しめるのが特徴です。同じ時期には、春を告げる花のひとつ「菜の花」も見頃を迎え桜と菜の花のコラボレーションが楽しめるスポットも満載。

そこで今回は、千葉県内で「桜と菜の花」が共演するおすすめスポットを厳選してご紹介します。春色に染まる景色のなかで、親子の楽しい思い出をたくさん作ってくださいね♪

※トップ画像:吉高の大桜(画像提供:ATbonobo / PIXTA)
※気象条件などにより開花時期が変更になる場合があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

関東の「菜の花畑」見頃や穴場を紹介!

【いすみ市・大多喜町】いすみ鉄道

桜の天井と菜の花の絨毯が広がるローカル鉄道

新田野駅周辺
新田野駅周辺

「いすみ鉄道」は、JR外房線も走っている「大原駅」から「上総中野駅」までの14駅、26.8kmの区間を結ぶローカル鉄道です。

自然あふれる景色のなかを走り抜けるレトロな車両は趣があり、鉄道ファンからも人気♪ 例年2月中旬〜3月下旬には、全線26.8kmのうち約15kmの区間に、地元企業や自治体、地域住民が協力して植えた菜の花が咲き誇り、まるで黄色い絨毯の上を走っているかのような気分になりますよ。

「総元(ふさもと)駅」付近、前窓からの眺めは桃源郷のよう
「総元(ふさもと)駅」付近、前窓からの眺めは桃源郷のよう

"菜の花列車"の愛称でも親しまれている「いすみ鉄道」ですが、3月下旬頃〜4月上旬頃には、「新野田駅」周辺や「総元駅」〜「西畑駅」間、「東総元駅」周辺で、桜と菜の花のコラボレーションが楽しめます。上には桜、下には菜の花が広がる絶景を堪能してみてはいかがでしょうか。

■スポット概要&開花情報
所在地:【大原駅】千葉県いすみ市大原8701 【上総中野駅】千葉県夷隅郡大多喜町堀切61
菜の花の見頃:例年2月中旬~3月下旬
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
アクセス:【大原駅】「東京駅」からJR特急わかしおで約70分
駐車場:あり(大原駅、国吉駅、大多喜駅、上総中野駅)

【市原市】小湊鐵道沿線

里山に咲く桜と一面に広がる菜の花畑を駆け抜ける!

菜の花畑を走り抜ける様子
菜の花畑を走り抜ける様子

「五井駅」から「上総中野駅」の全長39.1kmを結ぶローカル鉄道「小湊鐵道」(こみなとてつどう)では、例年4月上旬になると、無数の菜の花が沿線を彩ります。

この菜の花は、9月〜10月にかけて地域住民や福祉団体の人々が種をまいたもの。「養老渓谷駅」と「上総大久保駅」の間にある「石神の花畑」には、広大な菜の花畑と列車を見ようと遠方から足を運ぶ絶景スポットです。

小湊鉄道「飯給駅」の風景
小湊鉄道「飯給駅」の風景

「五井駅」から約27.5kmの場所にある「飯給駅」(いたぶえき)付近では、「ソメイヨシノ」や「大島桜」と菜の花が咲き競う春の絶景が見られます。

なお、「上総中野駅」では、いすみ鉄道と接続をしているので、この2線を乗り継げば、房総半島を横断する春の絶景を楽しめますよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:【五井駅】千葉県市原市五井中央東1-1-2(本社所在地)
菜の花の見頃:例年3月下旬~4月中旬
桜の見頃:例年3月中旬~4月上旬
アクセス:【五井駅】「千葉駅」からJR内房線で約17分
駐車場:あり(五井駅、養老渓谷駅など)

【成田市】成田ゆめ牧場

体験も豊富な観光牧場に広がるなの花畑

畑一面に広がる菜の花
畑一面に広がる菜の花

東京ドームの約7倍の広さを誇る「成田ゆめ牧場」は、動物とのふれあいや乳搾り体験、バター作りなどが楽しめる観光牧場です。

牧場内の手作り料理と収穫物エリアには、菜の花&ひまわり畑があり例年3月下旬〜4月上旬にかけて菜の花が見頃を迎えます。同時期には、早咲きの桜「河津桜」をはじめ、「ソメイヨシノ」や「山桜」、「八重桜」など400本以上の桜も見頃を迎えるので、桜と菜の花を背景に記念撮影も楽しめますよ。

炭鉱などで走っていた本物のトロッコ列車に乗車できる!
炭鉱などで走っていた本物のトロッコ列車に乗車できる!

菜の花畑と桜並木の間を周遊するトロッコ列車(1人500円)に乗車をすれば、風を感じながら春の景色を堪能できます。

牧場内には、アスレチックや芝すべり、釣り堀など親子で遊べる施設も充実しているので、のどかで楽しい1日を過ごせますよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:千葉県成田市名木730-3
菜の花の見頃:例年3月下旬~4月上旬
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
アクセス:JR「成田駅」東口から無料送迎バスで約30~40分、JR成田線「滑河駅」から無料送迎バスで約10分
駐車場:あり

【印西市】吉高の大桜

満開は約3日間! 貴重な瞬間をお見逃しなく

満開の桜は、ピンクの小山のような景観で「想像以上の大きさ」と驚く人も(画像提供:ATbonobo / PIXTA)
満開の桜は、ピンクの小山のような景観で「想像以上の大きさ」と驚く人も(画像提供:ATbonobo / PIXTA)

印西市の天然記念物に指定されている「吉高の大桜」は、樹齢400年以上の孤高の一本桜です。

幹周囲約6.85m、樹高約10.6m、枝張最大幅約25.8mの「山桜」は、例年3月中旬ごろから開花。満開日は3日程度しか続かず、すぐに葉桜となるため、見逃さないよう足繁く通う人も多いようです。

開花のタイミングがあえば菜の花との共演も! 桜の枝が地面にまで届きそうなくらいに広がっているため、まるで菜の花が大桜を支えているかのような光景が見られますよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:千葉県印西市吉高930
菜の花の見頃:例年3月下旬~4月上旬
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
アクセス:北総線「印旛日本医大駅」から京成線「京成酒々井駅西口」行きまたは、京成線「京成酒々井駅西口」から北総線「印旛日本医大駅」行きに乗車、「印旛郵便局」下車徒歩約30分
駐車場:あり
※満開時は花見客による渋滞が発生する場合があるので、公共交通機関の利用がおすすめです

【南房総市】抱湖園

花栽培の偉人が開いた庭園で春を満喫♪

例年1月下旬〜2月下旬には約60本の元朝桜と菜の花が咲き誇ります
例年1月下旬〜2月下旬には約60本の元朝桜と菜の花が咲き誇ります

南房総市和田町にある「抱湖園」(ほうこえん)は、この地に花栽培をもたらした間宮七郎平(まみやしちろうべい)が開いた庭園です。

元々薬剤師であった間宮七郎平は、半農半漁で生計を立てる人々を救いたいという想いから、花栽培を開始。このときに植えられた「寒桜」は、旧暦の元日の朝に咲くことから「元朝桜」(がんちょうざくら)と名付けられました。毎年1月下旬〜2月下旬にかけて約60本の「元朝桜」と菜の花が咲き誇る絶景スポット。

花卉(かき)栽培が盛んな地域には、多くのビニールハウスが点在しています
花卉(かき)栽培が盛んな地域には、多くのビニールハウスが点在しています

「抱湖園」からは、太平洋の海岸線や、和田の家並み、花栽培のハウスなどの景観が見渡せることから「ちば眺望100景」にも選定されていますよ。親子で園内を散策したり、写真撮影したりと桜や美しい景色を眺めながらゆったりと過ごしてみませんか?

■スポット概要&開花情報
所在地:千葉県南房総市和田町花園
菜の花の見頃:例年1月下旬~2月下旬
桜の見頃:例年1月下旬~2月下旬
アクセス:JR内房線「和田浦駅」から徒歩で約25分、館山自動車道「君津IC」から車で約60分
駐車場:あり

【袖ケ浦市】袖ケ浦公園

約1.76kmの散策路で四季の花々を楽しもう♪

園内各所で見られる桜(画像提供:ゆみにゃん  / PIXTA)
園内各所で見られる桜(画像提供:ゆみにゃん / PIXTA)

東京湾アクアライン「袖ケ浦IC」から車で約12分の場所にある「袖ヶ浦公園」は、四季折々の自然が楽しめる人気のスポットです。

例年、3月下旬〜4月上旬にかけて、上池周囲の約1,000本の「ソメイヨシノ」が見頃を迎え、大勢の花見客で賑わいます。同じ時期には、池の畔に植えられている菜の花も咲き誇り、桜のピンクと菜の花の黄色の美しいコントラストが楽しめますよ。池の周りを一周できる外周約1,76kmの散策路は季節の花々を楽しめるお散歩コース。暖かい日差しを浴びながら、春のひと時を満喫してはいかがでしょうか。

ターザンロープや様々なタイプの滑り台が一体となった複合遊具
ターザンロープや様々なタイプの滑り台が一体となった複合遊具

園内には、袖ヶ浦の歴史を紹介する「郷土博物館」、東京湾アクアラインの建設工程などを展示する「アクアラインなるほど館」など学べる施設がいっぱい! どの施設も無料で利用できるので、花見とともに立ち寄ってみてくださいね。

また、大型遊具を設置した「アドベンチャーキッズ」やウッドテラスで花を愛でながらソフトクリームや軽食を味わえる「花のテラス」などもあるので、親子で楽しい1日を過ごせますよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:千葉県袖ケ浦市飯富2360
菜の花の見頃:例年3月下旬~4月下旬
桜の見頃:例年3月下旬~4月上下旬
アクセス:東京湾アクアライン「袖ケ浦IC」から車で約12分、館山自動車道「姉崎袖ケ浦IC」から車で約18分
駐車場:あり

菜の花と桜が楽しめるスポットは親子におすすめのおでかけ先。お花見や記念撮影をして、親子で素敵な思い出をたくさん作ってください♪

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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