【2025】家族でホタルを見に行こう<br/>甲信越ホタル名所・観賞会10選
更新日2025年05月28日/公開日2025年05月27日

【2025】家族でホタルを見に行こう
甲信越ホタル名所・観賞会10選

見る
山梨県南巨摩郡身延町、長野県飯山市、ほか

古くから夏の風物詩として、日本各地で親しまれてきたホタル。ホタルの舞う風景は子供達に残していきたい風景の1つですが、都市化や開発が進み、限られた場所でしか見ることができなくなってきています。

そんな日本伝統の夏の風物詩、甲信越のホタル観賞ができる2025年開催のイベントや名所を、「いこーよとりっぷ」が厳選。ルールを守ってホタルを観賞しに出かけましょう。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

関東のホタルの名所・観賞会はこちら

静岡県内のホタルの名所・鑑賞会はこちら

山梨県のホタルの名所・観賞会

山梨県内のホタルの名所・観賞会をご紹介します。

【山梨県身延町】一色ホタルの里(5月下旬~6月中旬)

提供:身延町役場
提供:身延町役場

山梨県の南西部に位置する身延町(みのぶちょう)の一色地区は、ゲンジボタルが自然発生する全国的にも貴重な地域の一つ。毎年5月下旬から6月中旬までがゲンジボタルの見頃です。

ホタル観賞期間中は「一色ホタルの里」の駐車場が無料開放されます。

なお、ホタルが鑑賞できる場所は川辺となっていますので、歩きやすい靴でおでかけください。また、夜は肌寒い日もあります。上着を用意しておでかけしましょう。

■一色ホタルの里
期間:5月下旬~6月中旬
場所:山梨県南巨摩郡身延町一色5335付近

公式サイト

長野県のホタルの名所・観賞会

長野県内のホタルの名所・観賞会をご紹介します。

【長野県飯山市】小さな光を求めて森へ、村へ。蛍ナイトウォーク(2025年6月28日7月5日12日)

提供:なべくら高原・森の家
提供:なべくら高原・森の家

長野県飯山市の「なべくら高原・森の家」で、2025年6月28日(土)、7月5日(土)、7月12日(土)に「小さな光を求めて森へ、村へ。蛍ナイトウォーク」が開催されます。

提供:飯山市 
提供:飯山市 

ガイドと共にホタルの生態を学び、夜の森で観察するプログラムです。ゲンジボタル、ヘイケボタル、クロマドボタルなど複数種類のホタルを観察でき、光り方の違いや特徴を詳しく学べます。当日16時まで受付可能で、未就学児は無料。清らかな水と澄んだ空気に恵まれた自然豊かな環境で、親子で自然への理解を深められる貴重な体験が提供されます。

■小さな光を求めて森へ、村へ。蛍ナイトウォーク
開催日:2025年6月28日(土)、7月5日(土)、7月12日(土)
開催場所:なべくら高原・森の家(長野県飯山市照岡1571-15)

【長野県上田市】押出川ホタル祭り(2025年6月5日~25日)

提供:押出川流域自治会連合会
提供:押出川流域自治会連合会

長野県上田市中央6丁目付近の押出川(おったしがわ)で、2025年6月7日(土)から22日(日)まで「押出川ホタル祭り」が開催されます。

上田市街地を流れる押出川で開催されるホタル観賞イベント。2012年頃に復活したゲンジボタルを、まちなかで観賞できる貴重な機会です。地域住民の日々の河川清掃や環境保全活動により、都市部でホタルが生息する珍しい環境が維持されています。

■押出川ホタル祭り
開催日:2025年6月7日(土)~22日(日)
開催場所:長野県飯山市上田市中央6丁目付近

【長野県千曲市】「冠着山の姫蛍」観賞ツアー(2025年の情報は確認中)

提供:信州千曲観光局 
提供:信州千曲観光局 

長野県千曲市の冠着山で、例年ホタルの見頃の時期に、「冠着山の姫蛍観賞ツアー」が開催されます。

提供:信州千曲観光局 
提供:信州千曲観光局 

観賞ツアーでは、冠着山に登山しながら、姫蛍を観賞できます。ホタルに加えて、日没間際の茜色に染まる善光寺平の夕景が、全国夜景百選の夜景へと変わっていく様子も見ることができます。

■冠着山の姫蛍観賞ツアー
開催日:2025年の情報は確認中
開催場所:冠着山山頂(集合場所住所:長野県千曲市上山田温泉2-12-10)

【長野県辰野町】第77回信州辰野ほたる祭り(2025年6月7日~15日)

提供:辰野町
提供:辰野町

「日本一のほたるの里」とも言われている長野県辰野町。町内の「松尾峡(辰野ほたる童謡公園」では、2025年6月7日(土)から15日(日)まで、「信州辰野ほたる祭り」が開催されます。

「松尾峡(辰野ほたる童謡公園)」では、多い年で1日に1万匹以上ものゲンジボタルの乱舞が観賞できます。

提供:辰野町
提供:辰野町

まつり期間中の土日を中心に、辰野駅前商店街を中心に屋台が立ち並び、賑やかな雰囲気も楽しめます。

■信州辰野ほたる祭り
開催日:2025年6月7日(土)~15日(日)
開催場所:松尾峡(辰野ほたる童謡公園)(長野県上伊那郡辰野町平出1006-1)

【長野県山ノ内町】志賀高原ゲンジボタル公園(7月上旬~8月中旬)

提供:長野県山ノ内町
提供:長野県山ノ内町

長野県山ノ内町の東部に広がる志賀高原では、満天の星空の下でホタル鑑賞ができます。なかでも、志賀高原の石の湯地区にある「志賀高原ゲンジボタル公園」のゲンジボタル生息地は、国の天然記念物に指定されています。

「志賀高原ゲンジボタル公園」は、毎年7月上旬から8月中旬までが見頃ですが、発生期間は、5月末から9月初旬までと、成虫の発生期間が日本一長いことも特徴のひとつ。

また、日本一標高が高いホタルの発生地としても知られています。

■志賀高原ゲンジボタル公園
見頃の期間:7月上旬から8月中旬
(7月上旬~8月下旬まで志賀高原ゲンジボタル公園整備委員会による交通誘導を実施)
場所:長野県下高井郡山ノ内町志賀高原石の湯

公式サイト

【長野県山ノ内町】渋温泉遊園地ホタル見学(6月初旬~中旬)

提供:山ノ内町
提供:山ノ内町

長野県山ノ内町にある「渋温泉遊園地」では、毎年6月初旬から中旬にかけてホタル観賞ができます。「渋温泉」の温泉街からも近いので、温泉とあわせて楽しむことができますよ。

山ノ内町で見られるホタルは、ゲンジボタル。ホタルが舞い始めたら、自由に観賞することができます。

■渋温泉遊園地ホタル見学
見頃の期間:6月初旬から中旬
所在地:長野県下高井郡山ノ内町平穏1142

新潟県のホタルの名所・観賞会

新潟県内のホタルの名所・観賞会をご紹介します。

【新潟県長岡市】越路ホタルまつり(2025年6月7日~29日)

提供:長岡市ホームページ、にいがた観光ナビ
提供:長岡市ホームページ、にいがた観光ナビ

新潟県長岡市塚野山の牛の首地区で、2025年6月7日(土)から29日(日)まで「越路ホタルまつり」が開催されます。

地域の環境保全活動により守られた清流で、ヘイケボタルとゲンジボタルの幻想的な光を観賞できます。期間中には春風亭鯉づむによる落語会や、地元グルメを楽しめる味ののれん街も開催。都会では味わえない自然の神秘を体験できる、夏の思い出作りにぴったりのイベントです。

■越路ホタルまつり
開催日:2025年6月7日(土)~29日(日)
開催場所:新潟県長岡市塚野山927番地 

【新潟県長岡市】雪国植物園「ホタルの夕べ」(2025年6月13日~29日)

提供:長岡市ホームページ、にいがた観光ナビ
提供:長岡市ホームページ、にいがた観光ナビ

新潟県長岡市の「雪国植物園」で、2025年6月13日(金)から29日(日)まで「ホタルの夕べ」が開催されます。

提供:長岡市ホームページ、にいがた観光ナビ
提供:長岡市ホームページ、にいがた観光ナビ

外来種や園芸植物を使用せず、長岡市の自然をそのまま残した「雪国植物園」。ゲンジボタルとヘイケボタルの観賞イベントでは、園長による生態や観賞のポイントについての講話(19:10~)があり、その後実際の観賞(19:45~20:15)が行われます。入園料は大人500円、小・中・高校生50円で、幼稚園児以下は無料です。

■雪国植物園「ホタルの夕べ」
開催日:2025年6月13日(金)~29日(日)
開催場所:雪国植物園(新潟県長岡市宮本3丁目) 

【新潟県三条市】しらさぎ森林公園 花菖蒲まつり(2025年6月9日~22日)

提供:三条市
提供:三条市

新潟県三条市の「しらさぎ森林公園」で、2025年6月9日(月)~22日(日)まで「花菖蒲まつり」が開催されます。

約2万株の色とりどりの花菖蒲が咲き誇る中、夜には源氏ホタルと平家ホタルの幻想的な光景を楽しめます。期間中は、地元飲食店の模擬店やニジマスつかみとり体験、ホタルの観察会、自然観察ハイクなど、家族で楽しめる多彩なプログラムが用意されています。

■しらさぎ森林公園 花菖蒲まつり
開催日:2025年6月9日(月)~22日(日)
開催場所:しらさぎ森林公園(新潟県三条市矢田727)

ホタル観賞のマナー・ルールを事前にチェック!

現代でも、美しいホタルを観賞できるのは、美しい自然環境を守り維持してくれている地元の人たちの努力のおかげです。希少なホタルを捕まえたり、決められたルート以外を歩くなど迷惑をかける行為は決してしないようにしましょう。

また、ホタルを鑑賞する際にはフラッシュ撮影やスマートフォンなどの灯りも消灯し、ゴミなどは必ず持ち帰ることも忘れずに。ホタル観賞ができるスポット周辺は、駐車場が整備されていない場所も多くありますので、事前に確認をすると安心です。

ホタル観賞をきっかけに日本の伝統を守ることや自然を守ることの大切さを親子で話をしてみるのもいいかもしれませんね。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。