2025関東の人気ハーブ園7選 入園無料も!日帰り体験やカフェ充実
更新日2025年06月02日/公開日2025年06月02日

2025関東の人気ハーブ園7選 入園無料も!日帰り体験やカフェ充実

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今回は、関東にある親子におすすめのハーブ園をまとめてご紹介!

古くから料理や美容などに用いられ、人々の暮らしに彩りを与えてきたハーブ。その種類は1万以上ともいわれています。その奥深さにふれる最初の一歩としておすすめなのがハーブ園です。

爽やかな香りに満ちたガーデンでは、ハーブを使った料理やスイーツ、摘み取りやクラフト作り体験など親子で楽しめる要素がいろいろ。初夏の日帰り旅にもぴったりですよ。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

ハーブとは?

ハーブとは、ラテン語の「herba」(草、植物)を語源に持つ言葉。香りがあり、料理の風味付け、ハーブティー、アロマテラピー、薬用など、人々の暮らしに役立つ植物全般のことを指します。

代表的なハーブといえば?

膨大な種類があるハーブのなかでも特に代表的な植物を紹介します。

ラベンダー

ポプリやエッセンシャルオイル、フローラルウォーターなどさまざまな形で利用されます(画像提供:Rhetorica / PIXTA)
ポプリやエッセンシャルオイル、フローラルウォーターなどさまざまな形で利用されます(画像提供:Rhetorica / PIXTA)

ハーブの女王と呼ばれるラベンダー。紫色の花を観賞するほか、香りを楽しむポプリやエッセンシャルオイルとして利用されています。

とても種類が多く、フレンチラベンダー、イングリッシュラベンダー、レースラベンダー、ラバンディンなどが人気です。

ローズマリー

寒さにも強い丈夫なハーブ(画像提供:工場長 / PIXTA)
寒さにも強い丈夫なハーブ(画像提供:工場長 / PIXTA)

小さな青い花を咲かせ、ラテン語のros(しずく)とmarinus(海)を組み合わせた学名「Rosmarinus officinalis」を持つローズマリー。料理の香りづけに利用され、特に肉の臭み消しに重宝されます。

中世ハンガリーにはローズマリーが主成分のハンガリー・ウォーターによって、当時70代だった王妃・エリザベートが健康と美貌を取り戻したという伝説が残っています。

ミント

見た目も香りも爽やか!(画像提供:Yumi / PIXTA)
見た目も香りも爽やか!(画像提供:Yumi / PIXTA)

爽やかな香りのミントは、お口直しとしてアイスクリームの上にのせられることも多いハーブ。お酒が好きなママパパには、カクテルの材料としてもおなじみですよね。

ペパーミント、アップルミント、スペアミントなどさまざまな種類があり、その多くが7月~9月に花を咲かせます。

シソ

シソは日本人には欠かせないハーブのひとつ(shizuku / PIXTA)
シソは日本人には欠かせないハーブのひとつ(shizuku / PIXTA)

日本人にとってなじみ深いヨモギやミツバ、ハッカ、ショウガなどもハーブの一種です。特に代表的な和ハーブといえば、シソではないでしょうか。

青じそ(大葉)は刺身のツマやそうめんの薬味に、赤じそは梅干しの着色や風味づけに使われ、どちらも暮らしに欠かせないハーブです。

ちなみに西洋ハーブのラベンダー、ミント、ローズマリーもシソ科の仲間なんですよ。

通年で楽しめるハーブ園。最盛期は春から初夏!

免疫ハーブとして知られるエキナセアは、花も素敵です(画像提供:fukiko / PIXTA)
免疫ハーブとして知られるエキナセアは、花も素敵です(画像提供:fukiko / PIXTA)

ハーブは花だけでなく葉や香りも楽しめ、種類によって開花や収穫期が異なります。そのためハーブ園は、一年を通じて見どころがありますが、特に春から初夏にかけてがおすすめの季節です。

春にはカモミールやポットマリーゴールド(カレンデュラ)といった花のハーブが満開に。

初夏になるとラベンダーやエキナセアの花が加わり、フレッシュな香りのミントやローズマリーの葉も元気いっぱい! 五感が喜ぶ体験ができますよ。

【東京都練馬区】四季の香ローズガーデン

180品種以上のハーブと出会える香り豊かなガーデン
180品種以上のハーブと出会える香り豊かなガーデン

東京都練馬区にある「四季の香ローズガーデン」は、都営地下鉄大江戸線「光が丘駅」から徒歩約6分と、都心からアクセスしやすいスポット。

さまざまなバラの花と香りを楽しめるバラ園として有名ですが、初夏には「香りのハーブガーデン」も見どころです。

美しい庭園内では香り高いハーブが180品種以上も育てられており、五感を刺激される体験がいっぱい。広々とした空間はベビーカーでも散策しやすく、子供も自然の中で植物の香りにふれることができます。

都会にいながら花と香りに癒される、親子にぴったりのおでかけスポットです。

イベント情報:四季の香ローズガーデンハーブフェア(2025年6月7日~29日)

キッチンハーブを摘み取って、香りに包まれながらブーケを作りましょう(事前抽選制)
キッチンハーブを摘み取って、香りに包まれながらブーケを作りましょう(事前抽選制)

ハーブの魅力にふれる「四季の香ローズガーデンハーブフェア」が、2025年6月7日(土)から6月29日(日)まで開催されます。

期間中は、ハーブのブーケ作りや、精油を使ったデオドラントスプレー作りなどのワークショップ、ハーブガイドツアーも楽しめます。

ローズソフト(400円)
ローズソフト(400円)

週末には、レモンを入れると色が変わるバタフライピーのハーブティーや、毎年人気のローズソフトを味わえるカフェもオープン。親子でハーブの世界を体験する絶好の機会です。

この時期には園内の紫陽花(あじさい)やアメリカノリノキ、ユリも見頃に。また6月28日(土)~7月7日(月)の期間には、講習棟内に七夕の笹と短冊が設置されるので、親子で願いを込めて短冊を飾ってみませんか?

イベントの詳細はこちら!

■スポット概要&開花情報
所在地:東京都練馬区光が丘5-2-6
例年の見頃:【春バラ】5月中旬~下旬/秋 【ハーブ】通年(特に5月末~6月) 【紫陽花】6月頃
入園料:無料
アクセス:【電車】都営地下鉄大江戸線「光が丘駅」(A4出口)から徒歩で約6分
駐車場:なし(障がい者専用あり・予約制/近隣にコインパーキングあり)
関連イベント:【四季の香ローズガーデンハーブフェア】2025年6月7日(土)~29日(日)

【千葉県大多喜町】大多喜ハーブガーデン(2025年6月現在リニューアル工事中/同年秋に再開予定)

いい香りに満たされ、歩くだけでも気持ちいい空間
いい香りに満たされ、歩くだけでも気持ちいい空間

千葉県夷隅郡大多喜町にある「大多喜ハーブガーデン」は、巨大なガラスハウスが特徴の全天候型ハーブ園です。雨の日でも天候を気にせず、約200種類のハーブが織りなす緑豊かな空間で、一年中ハーブの香りを楽しめます。

ショップでは自社農園のハーブを使った手作りハーブティーやバジルペースト、スイーツなどを販売
ショップでは自社農園のハーブを使った手作りハーブティーやバジルペースト、スイーツなどを販売

広々としたガーデンにはカフェレストランやショップも併設され、ハーブティーやハーブ料理を味わうのも楽しみのひとつ。

園内の中央にある「こども広場」では、小さな子供が積み木で自由に遊べます。季節ごとのハーブの香りに包まれながら、親子で植物の多様性や自然の恵みにふれてみてくださいね。

※2025年6月現在リニューアル工事中/同年秋に再開予定

■スポット概要&開花情報
所在地:千葉県夷隅郡大多喜町小土呂2423
例年の見頃:通年(特に春~秋にかけて屋外のハーブが充実)
入園料:無料
アクセス:【車】圏央道「市原鶴舞IC」から約20分
【電車】JR外房線「茂原駅」南口からバスに乗車(約31分)、「小土呂」バス停で下車後、徒歩で約3分
駐車場:あり

【千葉県九十九里町】九十九里ハーブガーデン

ラベンダーが香るガーデン(画像提供:公益社団法人 千葉県観光物産協会)
ラベンダーが香るガーデン(画像提供:公益社団法人 千葉県観光物産協会)

「九十九里ハーブガーデン」は、千葉県九十九里町に広がる本格的なハーブガーデンです。片貝海水浴場から車で約5分の豊かな自然の中で、100~150種類のハーブが植栽されており、四季折々のハーブの香りに包まれています。

旬のフルーツを使い、毎日パティシエが手作りしているケーキが大人気!(写真はメニューの一例)
旬のフルーツを使い、毎日パティシエが手作りしているケーキが大人気!(写真はメニューの一例)

自然光が差し込む開放的なレストランでは、同ガーデンや地元農家でとれた無農薬野菜と、近隣の片貝漁港で水揚げされた魚介類を利用した料理を提供。スイーツやオリジナルハーブティーも人気です。

60種類以上のハーブティーやアロマテラピーグッズ、ハーブ苗などを扱うショップも充実。

夏休みの自由研究などの要望があればハーブガイドもしてもらえるので、興味のある親子は問い合わせてみましょう。

ハーブガーデンに隣接したキャンプ場も人気

ハーブの香りに包まれながら、アウトドアレジャーを満喫!
ハーブの香りに包まれながら、アウトドアレジャーを満喫!

オートキャンプ場の設備がそろっているのもポイント。広々としたキャンプ場内には、無料で利用できるドッグランや子供広場もあり、ハーブの香りを感じながら家族みんなでのびのびと過ごせます。

冷暖房完備、トイレ・ユニットバス付きのトレーラーハウスには、屋根付きのテラスが設置されているので、多少の雨なら大丈夫。海水浴場が近いので、海のレジャーの拠点にもぴったりです♪

■スポット概要&開花情報
所在地:千葉県山武郡九十九里町片貝4477
例年の見頃:通年(特に春~秋にかけて)
入園料:無料
アクセス:【車】千葉東金道「東金IC」から約30分
【電車】JR総武本線「成東駅」からタクシーで約20分
駐車場:あり

【千葉県銚子市】~海のそばのハーブ園~ハーブガーデン・ポケット

ツリーハウスを3時間貸し切って楽しむランチプランが人気。ほかではできない特別な体験ですね
ツリーハウスを3時間貸し切って楽しむランチプランが人気。ほかではできない特別な体験ですね

千葉県銚子市に位置する「ハーブガーデン・ポケット」は、九十九里浜に近い海のそばにある、誰もが笑顔になれる居心地の良いハーブ園です。

約5,500平方メートルの敷地には一年中ラベンダー畑が広がり、いつ訪れても心地よい香りを楽しめます。

入浴剤作りや花摘みは、フレッシュハーブの香りがとても気持ちいい!
入浴剤作りや花摘みは、フレッシュハーブの香りがとても気持ちいい!

園内にはカフェやドッグラン、貸し切り可能なツリーハウスなど施設が充実。朝採れハーブを使ったランチやハーブティーが楽しめるほか、ハーブ体験教室(入浴剤作り、花摘みなど)も豊富です。

ウサギや鯉のエサやりもでき、親子でのどかな一日を満喫できます。

混ぜると色が変わる!?「銚子灯台コーラ」に注目

コーラの色は白い灯台で知られる銚子・犬吠埼の空の色を表現。混ぜると朝焼けの空の色に!
コーラの色は白い灯台で知られる銚子・犬吠埼の空の色を表現。混ぜると朝焼けの空の色に!

園内で飲める「銚子灯台コーラ」は、約10種類のオーガニックハーブやスパイス、発酵調味料「ひ志お」からできた、体に優しいクラフトコーラです。

大地のブラウンと、空や海をイメージしたブルーのグラデーションが美しく、混ぜると色が変化するのがユニーク。家族で盛り上がること間違いなしです。

ボトル入りのコーラシロップと青い炭酸水のセットもあるので、お土産にいかがでしょうか♪

■スポット概要&開花情報
所在地:千葉県銚子市笠上町7005
例年の見頃:通年(特に春~秋にかけて)
入園料:無料
アクセス:【車】東関東自動車道「佐原香取IC」約60分
【電車】銚子電鉄「笠上黒生駅」から徒歩で約10分
駐車場:あり

【栃木県栃木市】みかも山公園 みかもハーブ園

薄紫色のモナルダなど、珍しいハーブとも出会えます♪(画像提供:i-flower / PIXTA)
薄紫色のモナルダなど、珍しいハーブとも出会えます♪(画像提供:i-flower / PIXTA)

栃木県栃木市の「みかも山公園」内にある「みかもハーブ園」は、三毳山(みかもやま)の豊かな自然に囲まれた、香り豊かなハーブ園です。

約2,000平方メートルの敷地で、ラベンダー、カモミール、ミント、セージなど40種以上のハーブと、約70種の薬草が栽培されており、四季折々の美しい花や心地よい香りに包まれます。

可憐なチコリの花は例年5~9月頃に開花(画像提供:i-flower / PIXTA)
可憐なチコリの花は例年5~9月頃に開花(画像提供:i-flower / PIXTA)

園内の「香楽亭」では、ハーブを使った石鹸や手作りコスメ、ハーブ料理を作る1day講座を開講。ハーブティーや軽食が楽しめるカフェ、ハーブ苗や関連グッズを扱うショップも併設しています。

広い園内を散策したり、親子で体験を楽しんだりして、自然の恵みとハーブの魅力を存分に味わいましょう!

イベント情報:みかもハーブフェスタ(2025年6月7日~22日)

新緑も美しいシーズン(画像提供:matsuno / PIXTA)
新緑も美しいシーズン(画像提供:matsuno / PIXTA)

初夏のハーブが最盛期を迎える6月に、「みかもハーブフェスタ2025」が開催されます。

2025年6月7日(土)から6月22日(日)までの開催期間中は、ハーブを使ったワークショップや体験講座、ハーブ園ガイドツアーなど、親子で楽しく学べるイベントが盛りだくさん。

ハーブティーの試飲会やクイズラリー、ハーバルステージなど、気軽に楽しめる企画も満載です。ハーブの心地よい香りに包まれながら、特別な思い出を作ってみませんか?

■スポット概要&開花情報
所在地:栃木県栃木市岩舟町下津原840
例年の見頃:通年(特に春~秋にかけて)
アクセス:【車】東北自動車道「佐野藤岡IC」から約10分
【電車】JR両毛線「岩舟駅」からタクシーで約10分
駐車場:あり

【栃木県那須町】那須高原HERB's

自然の循環を大切にしながら育てたハーブは元気いっぱい!(画像提供:ごうえもん / PIXTA)※イメージ画像です
自然の循環を大切にしながら育てたハーブは元気いっぱい!(画像提供:ごうえもん / PIXTA)※イメージ画像です

栃木県那須町にある「那須高原HERB's(ハーブス)」は、雑草を抜かず、自然の循環を大切にしている約5,000坪のハーブ農園です。無農薬・無肥料の“原っぱ”で育てられた約300種類のハーブは、香り高く鮮やかな色が特徴。

フレンチカントリー風の建物内には、ハーブ製品が並ぶショップを併設。カフェにはテラス席があり、高原の爽やかな風を感じながら自家製ハーブティーやスイーツを味わえます。

雨でも楽しめるグリーンハウスガーデンでもバラエティ豊かなハーブが栽培され、四季を通してハーブを観賞できますよ。

親子で満喫できる手作り体験が人気

“天然の化粧水”と呼ばれる芳香蒸留水を使うオリジナル石鹸作りは1人1,800円~
“天然の化粧水”と呼ばれる芳香蒸留水を使うオリジナル石鹸作りは1人1,800円~

「那須高原HERB's」では、ハーブの魅力を深く体験できる教室が年間を通して開催されています。「オリジナル石けん」や「アロマソルト」「モイスチャークリーム」など、親子で楽しめる手作り体験が豊富。

ハーブが香るお庭のハンモックでくつろいだり、野鳥のさえずりを聞いたりしながら、心が満たされる一日を過ごしましょう♪

■スポット概要&開花情報
所在地:栃木県那須郡那須町高久乙3589-3
例年の見頃:通年(ハーブの花は6月~7月がメイン)
アクセス:【車】東北自動車道「那須IC」から那須湯本方面へ直進(約10km)、「那須サファリパーク入口」を左折し、約600m
【電車】JR各線「黒磯駅」から「那須ロープウェイ」行きバスに乗車、「下守子」バス停で下車
駐車場:あり(15台、無料)

【群馬県沼田市】たんばらラベンダーパーク

香りに癒されながら、子供のフォトジェニックな写真をたくさん撮影しちゃいましょう♪
香りに癒されながら、子供のフォトジェニックな写真をたくさん撮影しちゃいましょう♪

標高1,300mの玉原高原に広がる「たんばらラベンダーパーク」は、夏の避暑地としても人気の観光スポットです。

2025年シーズンは、6月28日(土)にオープン。夏の訪れとともに広大なラベンダー畑が見頃を迎え、約5万株ものラベンダーが咲き誇る様子はまるで紫色の絨毯のよう。

ラベンダーの摘み取り体験は子供にも人気(1,000円)
ラベンダーの摘み取り体験は子供にも人気(1,000円)

シーズン中はラベンダーの摘み取り(2025年7月12日~8月11日予定、開花状況により変動あり)や、クラフト体験、ラベンダーソフトクリームの販売など、五感を刺激する企画が満載です。

リフトに乗って高台からラベンダー畑を一望すれば、親子でリフレッシュできること間違いなし♪

■スポット概要&開花情報
所在地:群馬県沼田市玉原高原
例年の見頃:7月中旬~8月上旬(ラベンダー)
アクセス:【車】関越自動車道「沼田IC」から約30分
駐車場:あり

記事を参考に、家族のお気に入りハーブ園を見つけてみてくださいね。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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