利島で楽しむドルフィンスイム
イルカと一緒に泳いで遊ぼう!
東京から南へ約140km、本土から2番目に近い伊豆諸島の島、利島。1周約8kmの小さな島の周辺にはミナミバンドウイルカが生息しています。
そのため、利島ではイルカを観察するドルフィンウォッチングや、イルカと一緒に泳いで遊ぶドルフィンスイムが体験できる施設が複数あります。利島で楽しむドルフィンウォッチング、ドルフィンスイムの見どころをご紹介します。
※記事中の情報には、一部取材時の情報が含まれます。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認するか、店舗へご確認ください
トップ画像提供:利島ダイビング・ドルフィンスイムサービス
自然の宝庫!利島周辺に住むのはどんな種類のイルカ?
利島の周辺の海は潮が速く、魚介類を育てる豊かな漁場になっています。さまざまな魚介類が水揚げされますが、中でも高級食材の伊勢海老は利島村自慢の特産品です。
利島の周辺の海に生息しているイルカは「ミナミバンドウイルカ」という種類のイルカです。「ミナミバンドウイルカ」は太平洋西部やインド洋に多く生息していますが、沿岸に定住するという性質を持っています。成体になっても体長は2mから3mくらいにしかならず、「バンドウイルカ」に比べて一回り小さいのが特徴です。
ルールを守ってイルカと触れ合おう!
利島のイルカは野生のイルカなので、出航すれば必ず出会えるとは限りません。また、出会えたとしてもイルカが寝ていたり、機嫌が悪かったりする時には無理には近づかず、遠くから見守ることも大切です。
イルカには決して触らないなど、複数のルールが設けられています。必ずルールを守って、野生のイルカにストレスを与えないようにしましょう。
旅のプランに合わせて事業者を選ぼう!
利島ではいくつかの事業者がドルフィンスイムを行っています。民宿と合わせて営んでいる事業者もあるので、利島に旅行する際には、事前に確認しておくのもおすすめです。
利島で唯一ダイビングと合わせて楽しめる!「利島ダイビング・ドルフィンスイムサービス」
「利島ダイビング・ドルフィンスイムサービス」は、利島で唯一ダイビングとドルフィンスイムの2つのサービスを行っている事業者です。事務所は桟橋や港からほかの店舗と比べても一番近く、海が目の前に広がります。
なお、「利島ダイビング・ドルフィンスイムサービス」は、民宿「かねに荘」も営業しています。ドルフィンスイムの予約と合わせて宿の予約を取ることも可能です。
■利島ダイビング・ドルフィンスイムサービス
料金:
ドルフィンスイム1回9,000円 ※詳細はお問い合わせください
所在地:東京都利島村利島148-1
宿泊とセットで安心♪「民宿 寺田屋」
「民宿 寺田屋」では、水中ガイドなしでのドルフィンスイムツアーが楽しめます。水中ガイドがないツアーなので、初心者や、ドルフィンスイムが初めての方は気温や水温が比較的高くて、海も安定している7月後半から9月前半に参加することをおすすめします。
民宿の施設内は明るく清潔な部屋ばかりで家族連れでも安心です。
■民宿 寺田屋
料金:1名1回8,800円(中学生以上)
※小学生以下の子供のドルフィンスイムは実施していません。
※泳がず、船上からのウォッチングは中学生以上1人6,000円、小学生以下4,000円
所在地:東京都利島村58番地
リゾート感満載!「Soudaimo」
「Soudaimo」は、ドルフィンスイム、ドルフィンウォッチングも楽しめる宿泊施設。リゾート感たっぷりの施設内はゆったりとくつろげる空間になっています。
「Soudaimo」では、宿泊者限定のドルフィンスイム、ドルフィンウォッチングのお得な割引サービスがあります。
■Soudaimo
料金:
ドルフィンスイム 1人8,500円
ドルフィンウォッチング 中学生以上 5,500円 小学生以下 4,000円
所在地:東京都利島村1585
利島生まれ利島育ちの船長が運営する「利島 三和丸」
遊漁船で釣りが楽しめるほか、ドルフィンスイム&ウォッチングも楽しめる「利島 三和丸」。利島生まれ利島育ちの船長が運営しています。
船長のご両親が営む「民宿西山」と合わせて利用するのもおすすめです。
■利島 三和丸
料金:
ドルフィンスイム 中学生以上 7,700円 小学生 3,800円
ドルフィンウォッチング 4,900円
所在地:東京都利島村1570番地
ドルフィンスイムやドルフィンウォッチングは、自然豊かな海に浮かぶ離島利島ならではの体験です。野生のイルカたちの生活を邪魔せず、ルールを守って楽しみたいですね。
なお、利島には、地元の商店以外のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどはありません。旅行の際にはきちんと計画準備をしたうえで訪れましょう。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
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