知る人ぞ知る関東有数のあじさい寺<br/>長尾山 妙楽寺であじさい祭り開催
更新日2023年06月13日/公開日2023年06月13日

知る人ぞ知る関東有数のあじさい寺
長尾山 妙楽寺であじさい祭り開催

コラム

はじめまして。神奈川県川崎市多摩区でタウンプロモーション事業を担当している仲村です。これから「いこーよとりっぷ」で川崎市の魅力をたくさんご紹介していきますのでお楽しみに!

6月に入り、紫陽花(あじさい)の美しいシーズンがやってきました。

関東地方には神奈川県鎌倉市の「長谷寺」や、千葉県松戸市の「本土寺」といった有名な紫陽花スポットがありますが、じつは東京のベッドタウンとして知られる神奈川県川崎市にも、親子におすすめしたい名所があるんです!

そのなかから今回は、川崎市が誇る紫陽花スポット「長尾山 妙楽寺」と、2023年6月18日(日)に開催される「長尾の里 あじさいまつり」をご紹介します♪

川崎市屈指のあじさいの名所「長尾山 妙楽寺」

丘の上に建つ「長尾山 妙楽寺」
丘の上に建つ「長尾山 妙楽寺」

川崎市多摩区の長尾丘陵にある「長尾山 妙楽寺」は、川崎市が誇る紫陽花の名所。通称「あじさい寺」と呼ばれ、市民に愛されています。

例年6月上旬~中旬にかけて、28種類約1,000株の紫陽花が見頃を迎え、境内を埋め尽くします。

「あじさいの小径」を進み、厳かに佇む門を抜けると、青、紫、うす紅色など色とりどりの紫陽花がお出迎え。

鐘楼と紫陽花の対比が美しい
鐘楼と紫陽花の対比が美しい

境内の中央では、たくさんの紫陽花が鐘楼(しょうろう)を囲むように咲き誇り、鮮やかな緑の葉が花の色をいっそう美しく際立たせます。

「長尾山 妙楽寺」を詳しくチェック!

あじさいが咲く「長尾山 妙楽寺」の見どころは?

6月に「長尾山 妙楽寺」を訪れたら、ここに注目を! おすすめの“あじさい観賞ポイント”を紹介します。

静かに佇む本堂×あじさい

「長尾山 妙楽寺」本堂
「長尾山 妙楽寺」本堂

厳かな本堂の前に咲き誇る青や紫のあじさいが、風情ある景色に彩りを添えています。都会の喧騒を離れた非日常的な空間で、静かな時間を味わいましょう。

細い階段と高台からの眺め

細い階段を上りきると、両脇を埋め尽くすほどの青いあじさいが群生しています。鐘楼を囲んであじさいが咲く景色は圧巻のひとこと。

小高い丘に建つ寺院なので、見晴らしの良い場所から川崎市内を一望することもできます。都会の景色と趣のある紫陽花のコントラストは一見の価値ありです!

赤い頭巾×あじさいのコントラスト

赤い頭巾を被ったお地蔵様と、青々と咲くあじさいのコントラストが目を引きます。

境内でのんびり過ごす猫×あじさい

境内でのんびりくつろぐ猫に癒されます♪
境内でのんびりくつろぐ猫に癒されます♪

境内には、気まぐれな猫さんがときどき現れます。運良く出会えたら、あじさいと一緒に撮影してみましょう♪

「長尾山 妙楽寺」を詳しくチェック!

催しいろいろ♪2023年も「長尾の里 あじさいまつり」を開催

毎年6月第3日曜の恒例行事です
毎年6月第3日曜の恒例行事です

2023年6月18日(日)には、毎年恒例の第25回「長尾の里 あじさいまつり」が開催されます。

当日は、「長尾こども太鼓」の子供たちによる力強い演奏で祭りがスタート。野点(のだて/屋外で茶や抹茶を入れて楽しむ茶会)が開催されるほか、紫陽花の苗、和菓子、地場産野菜などの販売も行われます。

梅雨の今の時期だからこそ楽しめる、紫陽花の景色を満喫してくださいね!

■第25回「長尾の里 あじさいまつり」
開催日:2023年6月18日(日)9:30~13:00
会場:長尾山 妙楽寺(神奈川県川崎市多摩区長尾3-9-3)
アクセス:
【電車】JR南武線「久地駅」から臨時コミュニティバス「あじさい号」に乗車
※駐車場はありません
※混雑が予想されますので、公共交通機関にてご来場ください
問い合わせ先:
【あじさいまつりについて】044-922-3653(長尾山 妙楽寺)
【コミュニティバスについて】044-945-0282(高橋商事)

あわせて立ち寄りたい「川崎市緑化センター」

川崎市多摩区には、ほかにも紫陽花を観賞できるスポットが複数あります。そのうちの一つが「川崎市緑化センター」。ガーデンや温室、樹木の見本園などを併設する市内唯一の都市緑化植物園で、一年を通して季節の草花を楽しむことができます。

【6月のお花-1】カシワバアジサイ

白からピンク色に変化するカシワバアジサイ
白からピンク色に変化するカシワバアジサイ

園内にはこの時季、たくさんの紫陽花が咲き誇ります。なかでもカシワバアジサイは、色が変化する個性的な品種として人気。最初は真っ白な色をしていますが、時間が経つにつれピンク色に変化するんです! 

植物が好きな子供には、ぜひその特徴もお話してあげてくださいね。

【6月のお花-2】花菖蒲

同施設では花菖蒲(はなしょうぶ)の品種保存をしており、約80種類が育成されています
同施設では花菖蒲(はなしょうぶ)の品種保存をしており、約80種類が育成されています

そのほか、さまざまな色の花菖蒲も80種類ほど観賞できます。 例年5月末~6月中旬には「ハナショウブ展」も開催されています。2023年は6月18日(日)までですので、お見逃しなく!

■川崎市緑化センター
所在地:神奈川県川崎市多摩区宿河原6-14−1
開園時間:9:00~16:30(11月1日~翌年2月末日は16:00閉園)
休園日:月曜、年末年始(12月29日~1月3日)
問い合わせ先:044-911-2177

季節の花々とゆっくりふれあえる川崎市多摩区。ほかにも親子向けのおすすめスポットがたくさんあるので、ぜひ親子で遊びにきてくださいね。

川崎市立日本民家園

かわさき宙と緑の科学館

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

記事を書いた人

仲村渚

神奈川県川崎市の北部「多摩区役所」でタウンプロモーション事業を担当しています。雄大な多摩川、緑豊かな生田緑地、特色ある文化施設など、首都圏から日帰りで行けるスポットを紹介します。

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。