田んぼに囲まれた癒しのテラスで
川島の旬を味わう地産地消スポット
「川島エビス1st Place」は、2021年7月、埼玉県川島町にオープンした食の複合施設。「小江戸」と呼ばれる川越の市街地から車で約15分の距離にあります。
美しい田園に囲まれた約1,500平方メートルの敷地に、川島産のフルーツと野菜を使ったジェラテリア「JAPANESE GELATERIA ASANOHA」と、新鮮な魚介と地元野菜が味わえる「炭焼 治郎」、BBQが楽しめる自家農園「鎹ファーム」の3施設を併設。
のどかな雰囲気のなか、農業の町=川島の恵みを存分に味わいながら、親子で幸せな時間を過ごしてみませんか?
「農業の町ならでは」のジェラートは絶品ぞろい!
「JAPANESE GELATERIA ASANOHA(ジャパニーズジェラテリアアサノハ)」で食べられるのは、約10種のカラフルなジェラート。川島町の農家が愛情たっぷりに育てた旬の野菜やフルーツをはじめ、近隣の町から届く新鮮な農産物を使用したフレーバーが楽しめます。
味の決め手となる牛乳にも、県内の牧場で採れた新鮮な生乳を使用。素材にとことんこだわり抜いた、ここでしか食べられないジェラートが自慢です。
ジェラートはイタリア製の最新式マシンで作る本格派
ジェラート作りに使われているのは、本場イタリア「TELME社」製の最新式マシン。厳選された食材を用い、隣の工房で作る本格的なジェラートは、素材そのもののフレッシュなおいしさが魅力です。
なかでも子供に人気のフレーバーは、いちごやブルーベリーヨーグルト。大人には、リッチなピスタチオや、ほろ苦いエスプレッソも高評価です。
夏はさっぱりと爽やかなスイカやマクワウリのほか、バジルジェラートを乗せたトマトフレーバー。秋には紫芋や柿、いちじくなどが登場します。
川島町の旬がどんなフレーバーに生まれ変わるのかを想像しながら、季節ごとに訪れたくなるスポットです。
ふかふかの芝生でのんびり。広いテラスに穏やかな時間が流れる
実際に訪れてみて驚いたのが、この広々としたロケーション! テラスの芝生はきれいに整備され、その向こうには田んぼや畑が広がり、どこまでも続く緑に癒されます。
テラスの片隅には2人用のスウィングチェアが置かれていて、心地よく揺られながらジェラートを食べたり、おしゃべりを楽しんだりする家族連れの姿も。
ここでは時間を気にせず、風を感じたり雲を眺めたりしながら、のんびり過ごすのがおすすめです。
「炭焼 治郎」でプリプリの刺身&巨大なアジフライに舌鼓
ジェラテリアの隣にある「炭焼 治郎」は、川島町とその周辺でとれたおいしい野菜とお米、全国の漁港から毎日直送されてくる鮮度抜群の魚介が自慢の店。
ご飯は町内の「神田農園」で作られた最高級の米を、精米してすぐに炊き上げています。
店舗マネージャーの三浦健太さん(写真)によると「ランチの人気メニューは、日替わりの『産直刺身定食』と、数量限定の『特大アジフライ定食』」とのことで、早速注文してみることに。
この日のお刺身は、カンパチ、マグロ、スズキ、マダイ、サワラ、キンメダイ。切り身が大きく、どれもプリプリの食感と口のなかでとろける旨味がたまりません。アジフライはパン粉にもこだわっていて、サクサクとした歯ごたえが絶妙です。驚くほど大きく、食べ応えも十分でした。
また、漬物がとてもおいしくてびっくり! 産直野菜を店で漬けたオリジナルだそうで、ふっくらツヤツヤのご飯と相性抜群でした♪
店内にはカウンターとテーブル席、畳の宴会場があります。子供の年齢や用途によって、快適に食事が楽しめますよ。
収穫したての野菜をBBQで味わう「鎹ファーム」
敷地内には、とれたて野菜のBBQが楽しめる自家農園、「鎹(かすがい)ファーム」を併設。ここで育てた農作物は、「川島エビス1st Place」だけでなく、東京・恵比寿にある系列店でも活用していくそうです。
ゆくゆくは田植えや収穫体験プランも実施予定なので、ファミリーで訪れる際の楽しみがますます増えそうですね。
川島産のとれたて野菜&お米が買える直売所を併設
また2021年12月23日より、「鎹ファーム」内の特設会場では「Kasugai Green Market」がスタート(土日祝日のみ開催)。川島町の地元農家から届く、とれたての野菜や果物を購入することができますよ。
なかでも、単一品種の新米100%にこだわったオリジナルブランド米「稲波の呼吸」は要チェック。「炭焼 治郎」で提供しているご飯と同じく「神田農園」で収穫されたお米で、ふっくらとした食感の「月あかり」や、甘味の強い「てんこもり」、「にじのきらめき」など、常に数種類の品種が店頭に並ぶ予定です。
生産者と消費者、畑とレストランを「繋ぎたい」
同施設を運営するのは、東京・恵比寿に複数の飲食店を持つ「株式会社 創コーポレーション」。“地産地消”を実現する場であり、生産者と消費者・畑とレストラン・川島町と恵比寿を“繋ぐ”取り組みでもあります。
オープンのきっかけは、コロナ禍で食材の安定的な仕入れが難しくなり「自分たちで食材を調達することの大切さ」に気づいたこと。未来を見据えたとき、川島町のおいしい野菜や米と出会ったことが出店の決め手となりました。
「川島町の農作物を広く知ってもらい、地域に貢献したいという思いもあります。また、海のない地域なので、弊社が培ってきた仕入れノウハウによる新鮮な魚介もとてもおすすめです。自然とふれあいながら、新鮮食材のメニューをたっぷり食べて、ご家族で1日ゆっくり過ごしてください」(同社・広報担当)
町内には「平成の森公園」や「金笛しょうゆパーク」など、親子で楽しめるスポットもいっぱい。たくさん遊んでお腹が空いたら、ぜひ「川島エビス1st Place」にも立ち寄ってみてくださいね。
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
スポット基本情報
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スポット名 | 川島エビス1st Place |
ふりがな | かわじまえびすふぁーすとぷれいす |
住所 | 埼玉県比企郡川島町下狢445-5 |
電話番号 | 049-298-4568 |
営業時間 | (JAPANESE GELATERIA ASANOHA)平日11:00~16:00、土日祝日10:00~16:30 (炭焼 治郎)ランチ10:00~15:00、ディナー16:00~21:00 (鎹ファーム)平日11:00~16:00、土日祝日10:00~13:00/13:30~16:30 |
定休日 | なし |
料金 | (JAPANESE GELATERIA ASANOHA)1テイスト500円、2テイスト600円 (炭焼 治郎)ランチ1,100円~、夜のお品書き250円~ (鎹ファーム)施設料8,000円/野菜セット大人2,000円、4~12歳1,000円、3歳以下無料 |
駐車場 | 駐車場あり |
公式URL | 公式URLはこちら |
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