自然が織りなす「白川湖の水没林」
春の神秘的な風景を体験しよう
山形県南部に位置する飯豊町(いいでまち)にある白川湖には、春になると湖面に神秘的な水没林が現れます。
3月から5月までの春限定の絶景スポット「白川湖の水没林」を紹介します。
春の訪れとともに現れる「白川湖の水没林」
「白川湖の水没林」は、毎年3月下旬から5月中旬までの限られた期間だけ見ることができる景色です。
山形県南部に位置する飯豊町は豪雪地帯として知られ、冬の間に積もった大量の雪が、春の訪れとともに解け始め、白川湖に流れ込みます。
水位が上昇した湖に、湖畔のシロヤナギの林が水没し、まるで水中から木が生えているかのような幻想的な光景が出現します。
移り変わる水没林の表情
「白川湖の水没林」は、観賞できる期間中でも、時季によって異なる表情を見せてくれます。
3月下旬から4月中旬の「白の水没林」
雪解けが始まったばかりの3月下旬から4月中旬にかけては、シロヤナギの芽吹く前の時期。湖畔には雪が残り、水没林と相まって真っ白な世界が広がります。
湖面に映る景色と静寂な雰囲気が、まるでときが止まったかのような神秘的な空間を作り出します。
4月中旬から5月中旬の「緑の水没林」
4月中旬になるとシロヤナギが芽吹き始め、湖面には鮮やかな新緑が映し出されます。白い残雪、青い湖、緑の水没林のコントラストが美しく、春の訪れを感じさせてくれます。
湖畔を散策しながら、小鳥のさえずりを聞いて自然を満喫するのもおすすめ。
家族で楽しめる水没林体験
白川湖では、水没林の景色を楽しむために、さまざまなアクティビティが用意されています。
カヌーやSUPに乗って湖上から水没林を間近に見るツアーでは、陸からは味わえない視点で景色を堪能できます。また、ガイドが同行する裏道ツアーでは、普段は入ることのできない場所から、水没林を至近距離で眺められますよ。
さらに、湖を望む絶景ポイントでサウナを楽しむイベントもあり、特別な体験ができます。
日常とは違う特別なひとときを過ごせる「白川湖の水没林」。春のわずかな期間だけ現れるこの神秘的な風景を、ぜひ家族で訪れてみませんか?
スポット基本情報
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スポット名 | 白川湖の水没林 |
ふりがな | しらかわこのすいぼつりん |
住所 | 山形県西置賜郡飯豊町数馬218-1 |
料金 | 無料 |
アクセス | 山形新幹線米沢駅・高畠駅・赤湯駅から車で45分 JR米坂線手ノ子駅から車で20分 東北中央自動車道南陽高畠ICから赤湯バイパス経由で40分 |
駐車場 | 駐車場あり |
公式URL | 公式URLはこちら |