【東京近郊】絶景夕日スポット6選
秋の日帰りドライブにも◎(2024)
親子で一緒に眺めた美しい景色は、いつまでも色あせることなく記憶の中に残るもの。わざわざ遠くへ行かなくても、日帰りできる場所で非日常的な絶景と出会えたらいいですよね。
そこで今回は、東京から日帰りできる「絶景の夕日スポット」を定番から穴場までご紹介。秋の週末や連休に、周辺観光とあわせて感動的な夕焼け空を楽しんでみてください。
ドライブ派のファミリーにもぴったりですよ。
※トップ画像提供:serval37 / PIXTA
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
【東京都港区】お台場海浜公園
都内有数の絶景夕日スポット
東京で絶景といえる夕日スポットといえば、港区のお台場が有名です。
「台場」の名前は、江戸時代末期にペリー率いる米国艦隊に対抗するために築造された6つの台場(砲台)が由来。
現在は第三台場と第六台場が残されています。第三台場(台場公園)とともに入江を囲み、砂浜や磯が広がるよう整備されているのが「お台場海浜公園」です。
お台場海浜公園から見る夕暮れ時の景色はとても優雅で、海の向こう岸に見える高層ビル群の先に沈んでいく夕日は、見る人の胸を打ちます。
お台場海浜公園内の砂浜や芝生から、または展望デッキやスカイウォークから眺めるのがおすすめです。
自由の女神像やレインボーブリッジも、オレンジ色の夕日に照らされます。
■スポット概要
場所:東京都港区台場1
開園時間:常時開園
料金:入園無料
アクセス:車:首都高速道路11号台場線・台場ICから約11分
電車:①新交通ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」または「台場駅」から徒歩で約3分 ②りんかい線「東京テレポート駅」から徒歩で約7分
駐車場:あり(有料)
【神奈川県鎌倉市】七里ヶ浜海岸
七里ヶ浜から江ノ電鎌倉高校駅前付近へ
神奈川県で夕日を見るなら、鎌倉市の江の島エリアへGo!
江ノ島電鉄(通称:江ノ電)を「七里ヶ浜駅」で降りて、「鎌倉高校前駅」付近まで砂浜をおさんぽ。波の音を聞きながら眺める富士山と夕日は、本当に感動的です。
七里ヶ浜駅から海までは歩いて3分ほど。砂浜へ下りたら、江の島を左前方に見ながら鎌倉高校前駅の方角へ散策しましょう。
夕日と江の島と富士山が織り成す光景は、湘南ならではの絶景です。
■スポット概要
場所:神奈川県鎌倉市七里ヶ浜
アクセス:車:横浜横須賀道路・朝比奈ICから約30分
電車:江ノ島電鉄「七里ヶ浜駅」から徒歩で約3分
駐車場:あり(有料)
【神奈川県葉山町】一色・森戸・大浜海岸、長者ヶ崎、森戸大明神ほか
神奈川県の三浦半島西部に位置する葉山町。相模湾に面していくつもの海岸があり、夕方になると空と海を染めながら沈んでいく夕日が見事です。晴れていると富士山と夕日のコラボレーションも見られます。
“森戸の夕照(せきしょう)”と呼ばれる「森戸神社」や、海にそびえる巨岩「立石」と夕日の共演が美しい「立石公園」もおすすめの絶景スポット。
町内には親子で訪れたい観光名所がいろいろあるので、スポット巡りと夕日のどちらも満喫してみてください。
■スポット概要
場所:神奈川県三浦郡葉山町
アクセス:車:横浜横須賀道路・逗子ICから約20分
電車:JR横須賀線「逗子駅」からバスで約20分
駐車場:スポットにより異なる
【埼玉県所沢市】狭山湖
静かに湖面を染めながら日が沈む夕日スポット
海のない埼玉県で屈指の夕日スポットといえるのが、所沢市にあるダム湖・狭山湖です。
夕日が静かな水面をゆっくりとオレンジ色に染めながら、湖の向こうに沈んでいく絶景スポットです。
富士山のシルエットを浮かび上がらせながら、静寂のなかで沈んでいく様子には、思わず息を飲みます。
またこの狭山湖は、春は桜、夏は緑の狭山丘陵、秋は紅葉、冬は湖面に映る富士山と、年間を通してその美しさを楽しむことができる名所。
散歩やサイクリング、バードウォッチングなどもでき、親子におすすめの観光スポットです。
■スポット概要
場所:埼玉県所沢市勝楽寺25-1
アクセス:車:関越自動車道・所沢ICから約35分
電車:西部狭山線「西武球場前駅」から徒歩で約20分
駐車場:あり(市営2カ所、各40台まで/20分以内無料、以降1時間毎に110円/1日最大料金平日550円、土日祝日・特定日880円)
【千葉県木更津市】江川海岸
「日本のウユニ塩湖」と呼ばれる絶景夕日スポット
千葉県木更津市で絶景の夕日が見られると話題の「江川海岸」。もともとは潮干狩りスポットとして知られていた場所です。
東京湾に夕日が沈みゆく光景が幻想的で、今では大人気の絶景夕日スポットになりました。
この海岸の特徴は、海面が鏡のようになって夕焼け空の景色が映り込み、上下対称の不思議な光景を生み出すこと。その様子は、南米ボリビアにあるウユニ塩湖の“天空の鏡”のようだと評判です。
電柱が海に並ぶ景色が「千と千尋の神隠し」のようだと話題に
江川海岸がフォトジェニックな絶景夕日スポットとして話題になったもう一つの理由は、沖まで続いていた海中電柱。
海上に無数の電柱が立つ景色が、映画「千と千尋の神隠し」のワンシーンを思い起こさせると話題になりました。
かつて沖合にあったアサリ密漁監視所に電気を送るために立てられた電柱で、2019年に老朽化のため撤去されてしまいましたが、今もなお幻想的な夕日を見にたくさんの人が訪れています。
夜は「工場夜景」スポットに一変
木更津港の対岸には「君津共同発電所」や「日本製鉄」などが並んでいるため、日没後の工場夜景も見事です。
■スポット概要
場所:千葉県木更津市久津間
アクセス:
車:①(川崎方面アクアラインより)東京湾アクアライン連絡道・木更津金田ICから約5km ②(館山自動車道より)東京湾アクアライン連絡道・袖ヶ浦ICから約6.8km
電車:JR内房線「巌根駅」からタクシーで約6分
駐車場:あり
【千葉県館山市】館山夕日桟橋
「日本の夕陽百選」にも選ばれた、ダイヤモンド富士を見られる夕日スポット
“ダイヤモンド富士”とは、富士山の山頂部に太陽が重なったときに起きる、まるでダイヤモンドが輝くような光景のこと。
日の出のときにダイヤモンド富士が見られるスポットと、日の入りのときにダイヤモンド富士が見られるスポットの2種類があります。
千葉県館山市の「館山夕日桟橋」は、日の入りの時間帯にダイヤモンド富士を見ることができる絶景スポットです。
館山湾(鏡ヶ浦)は“日本の夕陽百選”や“関東の富士見百景”に選定されており、気象条件が揃えば、ダイヤモンド富士を眺められる絶好のポイントです。
チャンスは年2回で、例年5月中旬と7月下旬頃。
空気が澄んで館山湾から富士山が見える日とダイヤモンド富士の現れる日が重なると、富士山と太陽が織り成す大自然の芸術を目にすることができます!
隣接する「渚の駅 たてやま」も夕日の絶景ポイント
もちろん、それ以外のシーズンも美しい夕日を見ることができますよ。
ミニ水族館や博物館を備えた「渚の駅 たてやま」が隣接しており、食事やトイレも安心。こちらの展望デッキから眺めるサンセットもおすすめです。
※2024年8月14日~2025年3月21日の期間、桟橋の一部を拡幅する工事により桟橋への立ち入りが制限されています
■スポット概要
場所:千葉県館山市館山1564-1先
アクセス:車:富津館山道路・富浦ICから約15分
電車:JR内房線「館山駅」から徒歩で約15分
駐車場:あり
東京近郊には海や湖の夕日スポットが充実。夕日と富士山のコラボに出会える場所もたくさんあります。晴れた週末を狙って、近くのスポットへおでかけしてみてくださいね。
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年9月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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