
【2025】もうすぐ見頃!関東の「藤の花」名所8選 おまつり情報も!
長く垂れ下がった姿が特徴的な「藤の花」。公園や遊歩道など身近な場所でも見られますが、名所の藤の花は別格です!
そこで今回は、関東にある藤の花の名所を厳選してご紹介します。
樹齢160年を超える見応え抜群の大藤棚がある「あしかがフラワーパーク」、花がぶどうの実のように集合して咲く珍しい品種が見られる「笠間稲荷神社」、古くから「東京一の藤の名所」としても有名な「亀戸天神社」などバラエティ豊か!
例年4月中旬~5月中旬に見頃を迎えるので、GWのおでかけにもぴったり。スポットによってはおまつりも開催されているので、お気に入りの名所を見つけて、ぜひおでかけしてみてくださいね!
「藤」ってどんな花?

藤は長い花を垂れ下げて咲く、日本原産のマメ科のつる植物です。成長すると幹は太く木質化し、大きくなっていきます。
品種によって咲く花の色は異なり、紫や白、ピンク、黄色などさまざまな美しい姿で見る人を楽しませてくれます。
ここからは、関東で楽しめる「藤の花の名所」をご紹介します。
【栃木県足利市】あしかがフラワーパーク

「あしかがフラワーパーク」は、広大な園内に四季折々の花々が咲き誇るスポットです。
4月中旬~5月中旬に見頃を迎える「ふじのはな物語」は、ほかではなかなか見られない美しい藤棚が楽しめるとあり毎年大人気。なかでも、シンボルの「大藤棚」は樹齢160年を超え、見応え抜群です!
園内では、うす紅、紫、白、黄色と色の違う350本の藤の花が少しずつ開花し、訪れる人々を楽しませてくれます。
春のイベント情報「藤の花のライトアップ」

日没後は、ライトアップも実施。イルミネーションの名所としても有名な、同園ならではの光の演出を楽しめます。
美しく照らし出される、藤の花は昼間とは違った表情で、素敵な思い出になること間違いなしですよ♪
藤のハンドクリームなどお土産も充実しているので、ぜひ訪れてみてくださいね!
■「あしかがフラワーパーク」概要&開花情報
所在地:栃木県足利市迫間町607
藤の花の見頃:4月中旬~5月中旬
アクセス:JR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」から徒歩1分
【群馬県藤岡市】ふじの咲く丘・ふじふれあい館

「ふじの咲く丘・ふじふれあい館」は、藤岡市の花である藤をテーマにしているスポットです。
例年4月下旬~5月上旬に藤の花が咲き誇り、シーズン中には多くの人が訪れます。
まるでカーテンのように頭上を彩る全長350mの藤棚や、45種類の藤が植えられた見本園があり、紫、白、ピンクなどさまざまな色や形の藤の花を楽しめますよ♪
春のイベント情報「第27回藤岡ふじまつり」

2025年4月19日(土)~5月6日(火・振休)の期間には、「第27回藤岡ふじまつり」が開催されます。
物産市や藤の即売会、野外コンサートなど楽しいイベントが盛りだくさん。日没~20時にはライトアップも行われ、幻想的な藤の姿をたっぷり楽しめますよ。
「ふじの咲く丘・ふじふれあい館」は、入園無料なので気軽に訪れてみてくださいね!
■「ふじの咲く丘・ふじふれあい館」概要&開花情報
所在地:群馬県藤岡市藤岡2690-7
藤の花の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:上信越自動車道・藤岡ICから車で約10分
【茨城県笠間市】笠間稲荷神社

「笠間稲荷神社」は、農業繁盛、商売繁盛の神として昔から信仰する人が多く、関東だけでなく全国から多くの参拝者が訪れる神社です。
境内にある2株の藤樹は、樹齢400年におよび内1本の「八重藤」は、昭和42年に県の天然記念物にも指定されています。花がぶどうの実のように集合して咲く珍しい品種です。
参拝しながら訪れてみてはいかがでしょうか?
■「笠間稲荷神社」概要&開花情報
所在地:茨城県笠間市笠間1
藤の花の見頃:5月上旬~5月中旬
アクセス:JR水戸線「笠間駅」から徒歩約20分
【東京都江東区】亀戸天神社

菅原道真を祀り、学問の神様として親しまれている「亀戸天神社」。受験シーズンになると、道真公の加護を求めてたくさんの受験生が絵馬を奉納しに訪れます。
古くから「東京一の藤の名所」としても有名で、4月中旬から境内に50株以上ある藤の花が一斉に咲き始めます。
心字池に映る藤の姿は、幽玄の世界そのもの。淡い香りとともに楽しめますよ♪
春のイベント情報「藤まつり」

2025年4月5日(土)~4月30日(水)の期間には、「藤まつり」が開催。土日祝日を中心に、猿まわしや演奏が行われ、藤の咲く姿とともに楽しめます!
期間中は露店も多数出店し、5月5日の「こどもの日」には、「こどもの日」コンサートも開催されるので、親子でのおでかけにもおすすめです。
■「亀戸天神社」概要&開花情報
所在地:東京都江東区亀戸3-6-1
藤の花の見頃:4月中旬~下旬
アクセス:JR総武線、東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」から徒歩約15分
【東京都調布市】國領神社

「國領神社」(こくりょうじんじゃ)は、かつて多摩川のほとりに鎮座していた第六天社と神明社の2社を合わせた神社です。
境内には、樹齢400~500年といわれる藤の木があり、「千年乃藤」と呼ばれ「ちょうふ八景」の1つにも数えられています。
高さ約4m、面積約400平方メートルもあり、棚一面に藤の枝が広がっている姿は圧巻です!
春のイベント情報「第14回国領千年乃藤まつり」

2025年4月19日(土)~4月20日(日)には、「第14回国領千年乃藤まつり」が開催されます。
露店の出店や、じゃんけん大会、縁日、ステージイベントなど楽しいイベントが盛りだくさん♪ ぜひ訪れて藤の花の咲く姿とともに、おまつりを満喫してみてくださいね!
■「國領神社」概要&開花情報
所在地:東京都調布市国領町1-7-1
藤の花の見頃:4月中旬~5月上旬
アクセス:京王線「布田駅」から徒歩5分
【埼玉県加須市】玉敷神社

「玉敷神社」は、創建1,300年の古社で「延喜式」の神名帳に載る由緒ある神社です。
例年4月下旬には約30本の藤の花が開花し、甘い香りと美しく咲き誇る姿で楽しませてくれます。
一番の見どころは、樹齢400年以上を誇る大藤。直径1mを超える幹から伸びた枝の広がりは、約700平方メートルにおよび見事な花を咲かせます!
春のイベント情報「騎西藤まつり」

2025年4月19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日)・29日(火・祝)には、「騎西藤まつり」が開催されます。
期間中は、よさこいソーランや吹奏楽演奏などのステージ発表、江戸時代行列、琴の演奏など、日替わりでさまざまなイベントが開催されるほか、地元特産品などの物産販売も行われます。
休日におでかけして、イベントを満喫してみてくださいね!
■「玉敷神社」概要&開花情報
所在地:埼玉県加須市騎西552
藤の花の見頃:4月下旬~5月上旬
アクセス:東北自動車道・加須ICから車で約15分
【埼玉県本庄市】長泉寺

「長泉寺」は、室町時代に縁起を持つ寺院です。
境内には、樹齢650年と推定される埼玉県の天然記念物「骨波田の藤」(こつはたのふじ)があります。総棚面積2,500平方メートル、花房は長いもので1.5mに達し、白、ピンク、濃い藤色、淡い藤色の見事な4色の花が開花。その美しい姿は圧巻ですよ!
ほかにも、樹齢250年、350年とされる古木もあり、藤の花は8種類、8棚に分かれています。
見頃は例年4月下旬~5月中旬ですが、最盛期は期間中の1週間程度。公式サイトで開花情報が掲載されるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
■「長泉寺」概要&開花情報
所在地:埼玉県本庄市児玉町高柳901
藤の花の見頃:例年4月下旬~5月中旬
アクセス:関越自動車道「本庄児玉IC」から車で約30分
【千葉県銚子市】妙福寺

約8,000坪の広さを誇る「妙福寺」には、4つの藤棚があり、内1つは樹齢750年以上を超えています。
例年5月頃になると、長さ6尺余の見事な「紫の花すだれ」が開花。根元が龍の寝ている姿に似ていることから、別名「臥龍の藤」と呼ばれ、見る人を楽しませてくれます。
ぜひ訪れて藤の花を満喫してみてくださいね!
■「妙福寺」概要&開花情報
所在地:千葉県銚子市妙見町1465
藤の花の見頃:例年4月下旬~5月初旬
アクセス:銚子電鉄「銚子駅」から徒歩約5分
関東にある藤の花の名所を厳選してご紹介しました。どのスポットも素敵なところばかりですね。休日を利用しておでかけして、素敵な思い出を作ってくださいね♪
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
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