2026年は“恵比寿様の山車”が初登場!「山王祭」の見どころ6選 神幸祭の巡行スケジュールも紹介
更新日2026年05月20日/公開日2026年05月20日

2026年は“恵比寿様の山車”が初登場!「山王祭」の見どころ6選 神幸祭の巡行スケジュールも紹介

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東京都千代田区

東京都千代田区にある「日枝神社」と氏子地域で、2026年6月7日(日)~17日(水)に、"日本三大祭り""江戸三大祭り"のひとつとされる「山王祭」が開催されます。

今年は2年に1度の本祭(ほんまつり)。王朝装束をまとった約500名もの祭列行列が都心約23kmを練り歩く「神幸祭」(じんこうさい)が開催される特別な年です。

ほかにも見どころがたくさんあるため、「どこで何を見たらいいかわからない」という親子もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、千代田区内の観光スポット&イベントに詳しい「千代田区観光協会」が、初心者におすすめの見どころを6つご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね!

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

【5月‐6月開催】江戸っ子の熱気を体感!東京の祭りをチェック

「日枝神社」とは?

日枝神社社殿
日枝神社社殿

日枝神社の歴史は鎌倉時代の初め頃までさかのぼり、武蔵野地域を拓いた江戸氏が山王宮をお祀りしたことから始まります。

1590年(天正18年)、徳川家康が江戸城を居城とした際に“徳川家の守り神”“江戸の産神”として崇敬するなど、徳川将軍家や江戸地域とも深い関わりがありました。

江戸城が皇居となった現在では、 “皇城の鎮(しずめ)”すなわち皇居の守り神として重んじられています。

徳川歴代将軍に愛された「山王祭」

「東都霞ケ関山王祭諌込ノ図」出典:国立国会図書館「錦絵でたのしむ江戸の名所」
「東都霞ケ関山王祭諌込ノ図」出典:国立国会図書館「錦絵でたのしむ江戸の名所」

日枝神社の伝統行事である山王祭は、「神田明神」の「神田祭」、「富岡八幡宮」の「深川八幡祭り」と並ぶ“江戸三大祭”のひとつ。例年6月の11日間に渡り、さまざまな場所で20以上の祭典が催される盛大なお祭りです。

3代将軍・徳川家光の時代から、江戸城内に入った御神輿(おみこし)を歴代の将軍がご覧になる“天下祭”“御用祭”として、盛り上がりを見せました。

さらに京都府の「祇園祭」、大阪府の「天神祭」とともに“日本三大祭”にも数えられています。

「神田祭」の詳細はこちら!

「深川八幡祭り」の詳細はこちら!

「天神祭」の詳細はこちら!

2026年「山王祭」の内容は?

都心を練り歩く「神幸祭」は必見です!
都心を練り歩く「神幸祭」は必見です!

2026年は、神田明神の神田祭と交互に開催される「本祭」の年。絢爛豪華(けんらんごうか)な祭礼行列が皇居・東京駅周辺・銀座・日本橋などを練り歩く「神幸祭」が開催されます。

「山王嘉祥祭」では奉納された和菓子をいただくこともできます
「山王嘉祥祭」では奉納された和菓子をいただくこともできます

そのほか「末社八坂神社例祭」「境内茶園並狭山新茶奉納奉告祭」「氏子各町連合宮入」「献灯祭」「山王嘉祥祭」(さんのうかじょうさい/和菓子のお祭り)など盛りだくさん!

キッチンカーが並び、夜祭り気分がたっぷり楽しめる「納涼大会」も親子におすすめです。

さらに境内では、江戸時代の伝統芸能である邦楽や華道の展示などのイベントが催されるほか、「嘉祥菓子接待席」が設置され、誰でも自由に、お茶と嘉祥菓子をいただけます。

2026年「山王祭」の主な祭事日程

2026年のおおまかなスケジュールは以下の通りです。

6月7日(日) 末社八坂神社例祭(11:00)/神楽囃子(日中)/嘉祥菓子接待席スタート
6月12日(金) 神幸祭(8:00~18:00)/神楽囃子(10:00~16:00)
6月13日(土) 里神楽(日中)/氏子各町連合宮入(夕刻)/献灯祭(17:30)/納涼大会(18:00~)
6月14日(日) 稚児行列(正午・14:30の2回)/下町連合神輿渡御(12:00~)/献灯祭(17:30)/納涼大会(18:00~)
6月15日(月) 例祭(11:00)/献灯祭(17:30)/納涼大会(18:00~)
6月16日(火) 境内茶園並狭山新茶奉納奉告祭(10:00)/山王嘉祥祭(13:00)
6月7日(日)~16日(火) 嘉祥菓子接待席(日中)

千代田区観光協会がおすすめ!2026年「山王祭」の見どころ6選

ここからは、千代田区のことを知り尽くす「千代田区観光協会」が見どころを6つ厳選!  「山王祭」を初めて体験する親子のためにポイントを押さえて紹介します。

【見どころ1】初登場!福を招く「恵比寿様の山車」に注目

「神幸祭」の行列に、新たな見どころとし て「恵比寿様の山車」が新登場!
「神幸祭」の行列に、新たな見どころとし て「恵比寿様の山車」が新登場!

2026年の「神幸祭」では、今回初めて「恵比寿様の山車」が登場! 蝦(えび)の上に、七福神の一柱である恵比寿様をお乗せした、福を招く縁起の良い山車です。

江戸時代には都内の大祭にも登場したと伝わる由緒ある姿が、時を超えて令和の神幸祭に新たに加わります。ぜひ親子でその勇壮な姿に注目してみてください。

場所:日枝神社、国立劇場、皇居坂下門、東京駅周辺、銀座中央通りなどの祭りのルート
日時:2026年6月12日(金)8:00~18:00

【見どころ2】日本で唯一!皇居(旧江戸城)を巡る!

徳川家光公の頃から江戸城内に入ることを許され、"天下祭"として江戸庶民からも親しまれてきた「山王祭」。

2026年現在、皇居となった江戸城に御神輿(おみこし)が入るのは、この山王祭のみとなっています。

皇居坂下門の様子
皇居坂下門の様子

「皇居坂下門」では、皇室のご安泰を祈願します。

場所:皇居坂下門(東京都千代田区千代田1)
日時:2026年6月12日(金)12:20頃

【見どころ3】まるで王朝絵巻!「神幸祭」の優雅な大行列

JR「東京駅」と王朝絵巻のような行列が共演
JR「東京駅」と王朝絵巻のような行列が共演

神幸祭では、御鳳輦(ごほうれん)2基と宮神輿1基、山車とともに、王朝装束をまとった約500名の人々が供奉(ぐぶ)されながら東京一広い氏子地域を巡ります。

祭列の長さは最長で約300m。優雅で王朝絵巻のような行列は見応え抜群です。

場所:日枝神社、国立劇場、皇居坂下門、東京駅、 銀座中央通りなどの祭りのルート
日時:2026年6月12日(金)8:00~18:00

【見どころ4】東京のど真ん中で江戸時代にタイムスリップ!

銀座のランドマーク「和光」と、祭り行列の対比も見どころ
銀座のランドマーク「和光」と、祭り行列の対比も見どころ

昔から「神輿深川 山車神田 だだっ広いが山王様」とい謳われたとおり、東京都心部の広い地域に氏子を持つ日枝神社。

巡行ルートと予定時刻
巡行ルートと予定時刻

神幸祭のルートは、日本の中枢である永田町、四谷、麹町、九段、皇居・東京駅周辺、霞が関、銀座、日本橋など約23kmにもおよびます。

さまざまなスポットと、華麗で古風な行列のコントラストは見どころ満載! できれば複数のまちに足を運び、時空を超えた東京の景色を楽しみましょう。

場所:日枝神社、国立劇場、皇居坂下門、東京駅、 銀座中央通りなどの祭りのルート
日時:2026年6月12日(金)8:00~18:00
巡行予定時刻:
8:00 日枝神社 御発輦→11:05 国立劇場(元山王)→12:20 皇居坂下門→13:05 丸ビル角(丸の内)→14:05日本橋 日枝神社(日本橋茅場町)→15:50 京橋三丁目→16:05 銀座四丁目→16:55 帝国ホテル→18:00 日枝神社 御還御

【見どころ5】神輿を担いで52段の石段を上る!男坂での「連合宮入」

「日枝神社」の男坂
「日枝神社」の男坂

氏子各町の町会神輿が、それぞれのまちを巡ったあと、続々と「日枝神社」の境内を目指して集結。男坂52段の石段を神輿が駆け上がる勇壮な光景は圧巻です。

担ぎ手たちの「ソイヤ」「セイヤ」の掛け声と祭囃子が響き渡り、神社周辺一帯が祭り一色に染まります。夕闇せまるなかの迫力ある宮入りを、ぜひ親子で体感してみてください。

場所:日枝神社(東京都千代田区永田町2-10-5)
日時:2026年6月13日(土)夕刻予定

【見どころ6】山王祭とあわせて満喫!「EDO Tokyoキャンペーン2026春」

「山王祭」の開催にあわせ、千代田区内では東京都の「EDO Tokyoキャンペーン2026春」と連動したイベントも盛りだくさん! 親子で江戸文化をもっと深く楽しめる絶好の機会です。

①江戸時代の山車&ツナグルマがやってくる!

(左)静御前 (右)ツナグルマ
(左)静御前 (右)ツナグルマ

江戸時代末期に実際に山王祭で使われていた江戸型山車「静御前」と、伝統技術と未来技術が融合したモビリティ「ツナグルマ」を展示。

お囃子体験やツナグルマ搭乗体験、オリジナルグッズの配布もあるので、要チェックです!

日時:6月12日(金)12:00~20:00 6月13日(土)11:00~19:00 6月14日(日)11:00~18:00
場所:丸ビル1F マルキューブ

②企画展「ワッショイ!天下祭 ~目でみて楽しむ江戸城と山王祭~」

江戸カルチャーや歴史が好きな親子にぴったりの企画展
江戸カルチャーや歴史が好きな親子にぴったりの企画展

「国立公文書館」では、江戸の文化を目で楽しめる企画展を開催。

江戸幕府から引き継いだ「重要文化財」や「彩色絵図」など、普段目にできない所蔵資料(原本)が展示されるのでお見逃しなく!

日時:6月12日(金)~14日(日)9:15~17:00
場所:国立公文書館

③江戸歴史文化講座「大名でも旗本でもない殿様」

富士見櫓
富士見櫓

江戸時代のちょっと変わった殿様たちの姿を紹介する歴史文化講座が開催されます。歴史好きな親子は、「半蔵門ミュージアム」にも足を運んでみてくださいね。

日時:6月14日(日)14:00~15:00
場所:半蔵門ミュージアム

祭りがもっと楽しくなる!「山王祭 楽しみ方ガイド」を手に入れよう

Webサイト「山王祭 楽しみ方ガイド」トップページより
Webサイト「山王祭 楽しみ方ガイド」トップページより

千代田区観光協会では、山王祭の魅力と楽しみ方を一目で把握できるWebサイト「山王祭 楽しみ方ガイド」を公開しています。

祭礼行列のルートや通過時間、主要な見どころはもちろん、「山王祭」とあわせて立ち寄りたい千代田区周辺の観光スポットも紹介。

また6月2日(火)には祭りのルートがわかる「山王祭 見どころマップ」も発行されます。ぜひWebサイトやマップを参考に、親子で「山王祭」を満喫してくださいね!

「山王祭 楽しみ方ガイド」Web版(日本語)

記事を書いた人

雨宮あかり

「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。

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