冬咲き桜で日本一早いお花見を満喫
1月～2月が見頃＆イベント充実

静岡県熱海市の中心部を流れる糸川沿いで、2025年1月11日（土）～2月9日（日）の期間、「あたみ桜糸川桜まつり」が開催されます。

遊歩道には「あたみ桜」が約60本並び、“日本一早いお花見”を満喫できます。桜のライトアップや、親子で楽しめる催しも盛りだくさん。

温泉やグルメも人気の熱海市で、ひと足早い春を感じてみませんか？

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

「あたみ桜」の名所をまとめてチェック！

1月～3月開催！「熱海梅園梅まつり」をチェック

熱海市の木「あたみ桜」とは？

かわいらしい一重咲きの桜です（画像提供：ニングル / PIXTA）

明治初期にイタリア人がレモンやナツメヤシとともに熱海に伝えたといわれる「あたみ桜」。その後、市内のさまざまな場所に植えられ、市制40周年記念の際に「熱海市の木」に指定されました。

沖縄県や台湾に分布するカンヒザクラ（寒緋桜）を親に持つといわれ、日本の暖地に自然分布するヤマザクラ（山桜）を親に持つと推定されています（カンヒザクラとヒマラヤザクラが交配した等、諸説あり）。

1月初旬から見頃＆開花期が長いのも特徴

「熱海梅園」の熱海桜とメジロ（画像提供：Takashi Mizoguchi / PIXTA）

熱海市の「あたみ桜」は、沖縄県の琉球カンヒザクラとほぼ同じ時期に開花し、例年1月上旬～2月中旬に見頃を迎えます。

また、2段階に分けて花芽をつけるため、1カ月以上咲き続けるのも特徴です。

シーズン中に熱海市を訪れると、糸川沿いをはじめ、「熱海梅園」周辺や「さくらの名所散策路（四季の道）」など、さまざまな場所で「あたみ桜」を観賞することができます。

「あたみ桜」の特徴はこちら！

「あたみ桜糸川桜まつり」は糸川沿いの遊歩道で開催

遊歩道を歩きながらお花見できるスポットです（画像提供：熱海市観光協会）

市内でも特にたくさんの「あたみ桜」が植えられているのが、糸川沿いの遊歩道です。例年1月上旬～2月上旬には「あたみ桜糸川桜まつり」が開催されています。

約60本の愛らしい「あたみ桜」を眺めながら、ゆっくり散策するのは至福のひととき。

期間中の土日祝日には、桜茶・お茶の無料サービス（なくなり次第終了）や飲食の出店も予定されており、家族で一日のんびり過ごせます。

親子で楽しめるイベントも充実

子供たちに人気の猿回しも登場（画像提供：fomalhaut / PIXTA）※イメージ画像です

ドラゴン橋をメイン会場に、土日にはバンド演奏や猿回し、剣舞ショーといった催しも盛りだくさん。主な予定は以下の通りです。

1月11日（土）

11:30～12:00／13:30～14:00　バンド演奏（糸川ベンチャーズ）：ドラゴン橋

1月12日（日）

音楽パフォーマンス with drums（ミズノ・アンサンブル）：ドラゴン橋

1月13日（月・祝）

11:00～11:30／13:00～13:30　歌謡ショー（オレンチェ）：ドラゴン橋

1月18日（土）

10:00～12:30／13:30～15:00　大道芸（猿回し）：ドラゴン橋
13:00～13:30　阿波踊り（横濱浜風）：ドラゴン橋・遊歩道

1月19日（日）

11:00～14:00　熱海温泉ホテル旅館協同組合謝恩デー

1月25日（土）

10:00～11:30　御殿場市キャンペーン：ドラゴン橋
13:30～14:30　郡山市・磐梯熱海温泉キャンペーン：ドラゴン橋
※熱海駅ビル「ラスカ熱海」1Fで10:00～16:00「こおりやま観光物産フェア」を実施

1月26日（日）

11:00～11:30／13:00～13:30　バンド演奏（Mar Caliente）：ドラゴン橋
※熱海駅ビル「ラスカ熱海」1Fで10:00～16:00「こおりやま観光物産フェア」を実施

2月1日（土）

11:00～11:30／13:00～13:30　剣舞（雅魅-miyabi-）：ドラゴン橋

2月2日（日）

10:00～15:00　修善寺温泉キャンペーン：ドラゴン橋

2月8日（土）

10:00～15:00の間随時　大道芸（猿回し）：ドラゴン橋

桜のライトアップも必見！

会期中は毎日ライトアップを実施（画像提供：熱海市観光協会）

さらに、会期中は毎日16時30分～23時まで桜のライトアップが行われます。昼間とは異なる幻想的な夜桜を、ぜひ堪能してくださいね。

市内にある「あたみ桜」スポット巡りもおすすめ！

熱海市のヒーロー・釜鳴屋平七と妻のお房を「あたみ桜」が見守っています（画像提供：Akirin / PIXTA）

糸川沿いの桜を満喫したら、市内に点在する「あたみ桜」の名所や穴場を巡ってみませんか？　「あたみ桜」が見られるスポットと本数は以下の通りです。

そのほか、サンレモ公園（5本）市役所花ひろば（1本）、貫一ホテル斜め前（1本）、伊豆山国道交番前（4本）、姫の沢スポーツ広場駐車場前（2本）、来宮駅前（1本）などで「あたみ桜」を観賞できます♪

各スポットの詳しい情報は以下の記事をご参照ください。

西伊豆「土肥桜まつり」とのコラボ企画にも注目

「土肥桜まつり」過去開催時の様子（画像提供：Yoshitaka / PIXTA）

「あたみ桜」とほぼ同時期に咲く静岡県西伊豆町の「土肥（とい）桜」をあわせて楽しむキャンペーンも実施されます。

熱海市で入手した「熱海梅園梅まつり＆糸川桜まつり」パンフレットを、西伊豆町の「土肥桜まつり」会場へ持っていくと、土肥のノベルティがもらえます。

逆に、「土肥桜まつり」のパンフレットを持って、熱海市観光協会に足を運ぶと、熱海市のノベルティをプレゼント。詳細は熱海市観光協会の公式サイト「あたみニュース」をチェックしてください。

温泉や観光、グルメも満喫できる熱海市は、都心からもアクセス良好！　1月～2月の週末に、日帰りや1泊で「あたみ桜」のお花見を満喫してください♪

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。