東京近郊のおすすめ古民家カフェ＆
レストラン7選！メニューも紹介

足繁く通うファンも多い古民家カフェ＆レストラン。歴史を感じる建築物やアンティークな家具、レトロな雰囲気など、さまざまな魅力があります。

せっかく行くならメニューも気になりますよね。

そこで今回は、都内近郊の古民家カフェ7軒を親子におすすめのメニューとともにご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

【東京都台東区】TAYORI

おすすめは10～12種のお総菜が並ぶ日替わり弁当

東京メトロ千代田線「千駄木駅」から歩いて5分ほど、谷中銀座商店街の一本奥に入った路地にあるカフェ「TAYORI」（たより）。

「店を訪れる人と生産者が、手紙を交わすようにつながる場所になってほしい」という思いが店名に込められています。

全国の生産者から届く食材を使ったお弁当やお総菜は、素材の味を大切にしており、日替わりで内容が変わります。子供でも食べやすい優しい味わいで、テイクアウトもできますよ。

足を伸ばせる座敷席は、子供も過ごしやすいエリアです

木の温もりにホッとできる店内は、カウンター席、テーブル席、靴を脱いで上がる座敷スペースに分かれています。

親子で手紙を書いて投函しよう

また、お店のコンセプトを体験できるのが、店内の一角にある「食の郵便局コーナー」です。

食材の生産者に向けてお手紙を書いたり、生産者からのお手紙を読んだりすることができ、親子で「食」について考えるきっかけになります。

TAYORIの詳しい記事はこちら

【東京台東区】HAGI CAFE

築60年以上の木造アパートを改修した「HAGISO」

「日暮里駅」と東京メトロ千代田線「千駄木駅」から徒歩で約5分の場所にある"最小文化複合施設"「HAGISO」（ハギソウ）。その1階に店を構えるのが、「HAGI CAFE」（ハギカフェ）です。

店内にはテーブル席以外に、親子で過ごしやすい小上がりのスペースもあります

レトロかわいい雰囲気の店内で楽しめるのは、地域の八百屋さんや肉屋さんから仕入れた食材を使った品々。看板メニューの「半熟たまごのキーマカレー」のほか、離乳食やおにぎりなどキッズ向けのメニューも用意されています。

定番人気の「HAGISOパフェ」

食後やティータイムには、見た目もおしゃれなパフェやケーキなど、スイーツ類もおすすめです。

元々、東京藝術大学に通う学生のアトリエ兼シェアハウスだったこともあり、アートな雰囲気が漂う「HAGISO」。ギャラリーやショップも併設しているので立ち寄ってみてくださいね。

HAGISOの詳しい記事はこちら

【東京都利島村】ごはんとおやつ ねことまちあわせ

席間にゆとりがあり、座敷席は子供連れでも落ち着いて過ごせます

約300人の島民が豊かな自然とともに暮らす、東京・伊豆諸島のひとつ「利島」（としま）。島内でもっとも古い2階建ての建物をリノベーションして営まれているのが「ごはんとおやつ ねことまちあわせ」です。

島の特産物を使った「明日葉とベーコンのペペロンチーノ」700円

利島の食材を積極的に取り入れたメニューは、地元の人々にも人気です。なかでも利島特産の明日葉（アシタバ）と椿油を使った「明日葉のペペロンチーノ」は、利島ならではのおいしさが楽しめるメニュー。

ドリンク類はテイクアウトもできます

果物（かぶつ）という柑橘（かんきつ）類の自家製シロップを炭酸で割った「果物ソーダ」もおすすめ♪　期間限定メニューなので、来店時に出会えたらラッキー！

店内では、島特産の椿を使ったおしゃれな雑貨や食器などが販売されているほか、利島の文化を学べる親子向けワークショップも開催予定です。次の親子旅行の候補にいかがですか？

ごはんとおやつ ねことまちあわせの詳しい記事はこちら

※2023年4月現在、リニューアル工事のため営業を中止しています

【埼玉県川島町】カフェけやき

オーナーとマスターが優しい笑顔で迎えてくれます

埼玉県川越市の市街地から車で約15分、比企郡川島町（かわじままち）に位置する「カフェけやき」。江戸時代中期に建てられた古民家をリノベーションした店内は、重厚感のある欅（ケヤキ）の梁（はり）などから、歴史の重みを感じます。

日曜は「川島チャペル」として礼拝が行われています

同店で楽しめるのは、10種類以上の自家焙煎コーヒー。豆の種類にあわせて丁寧に淹れられる1杯の、豊かな香りにうっとりします。

コーヒーに合うスイーツ系メニューもあります。子供も食べやすくておすすめなのは、アイスクリームやパンケーキなどのスイーツ。特にフレンチトーストは、外はカリッ、中はとろふわの食感がたまりません！　

喫茶店ならではのナポリタンやオムライス、ハヤシライスも親子に人気です。

フレンチトーストには、アイスクリームや蜂蜜、ジャム、あずきをトッピングできます

お店の近くには、冬になると白鳥が飛来する越辺川（おっぺがわ）もあります。自然散策もセットで楽しんでくださいね。

カフェけやきの詳しい記事はこちら

【神奈川逗子市】Beach Muffin

甘さ控えめの「木の実のブラウニー」と、麦芽飲料に風味が似ている「穀物コーヒーのソイラテ」

京急逗子線「逗子・葉山駅」から歩いて約10分の場所にある「Beach Muffin」（ビーチマフィン）は、厳選素材のベジメニューやスイーツが楽しめるカフェ。

中2階はソファ席が多く、親子でゆったり過ごせます

築90年を超える建物には1階と中2階があり、アンティーク家具が並ぶ店内には、古くからの友人宅を訪れたようなくつろぎの時間が流れています。

看板メニューであるマフィンのラインナップは日替わりです

テイクアウトもできるマフィンなどの焼き菓子のほか、店内ではピタサンドやブリトーといったベジメニュー、大豆ミートを使用した「キッズロコモコ」など子供向けメニューも用意されています。

オーガニック雑貨、エコフレンドリーな暮らしに関わる書籍なども販売されています。おしゃれな店内で未来に向けたライフスタイルを親子で考えてみませんか？

Beach Muffinの詳しい記事はこちら

【神奈川茅ヶ崎市】MOKICHI TRATTORIA

石窯で焼いたピッツァなど子供が好きなメニューもいろいろ♪

JR相模線「香川駅」から徒歩で約8分の「MOKICHI TRATTORIA」（モキチトラットリア）は、湘南エリアでは希少な酒蔵「熊澤酒造」が営む本格イタリアンレストランです。

築450年の古民家を移築した店内は、総席数180席。大きな窓からは自然光が差し込み、裏山の自然と趣のある内観が調和した居心地のよい空間です。

大きな窓の外からは裏山の緑が見えます

おすすめ料理は、ピザ職人が石窯を使って焼き上げるピッツァ。自家製の生パスタ、スイーツなど親子でワイワイ食べたいメニューも充実しています。

常時、10～12種類のビールが用意されています

お酒好きなママやパパは、敷地内で醸造している「湘南ビール」や、酒蔵で造られた日本酒も一緒に味わってみましょう。

運営元である「熊澤酒造」は、地域で栽培される農産物を使ったお酒の開発や、地元の養豚農家とのソーセージづくりを行っています。湘南エリアの地産地消を、親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。

MOKICHI TRATTORIAの詳しい記事はこちら

【千葉県君津市】村のピザ屋 カンパーニャ

自家製スライスベーコンとハーブがのった「ビアンカハーブ」Mサイズ1,925円、Lサイズ2,695円

JR久留里線「上総松丘駅」から、約2.5kmの場所にある「村のピザ屋　カンパーニャ」。築130年の実家をオーナーが自ら改装した古民家レストランです。

緑のツタと木のドアがナチュラルな雰囲気を醸し出しているお店の入り口

地産地消にこだわり、近くの農業法人から仕入れるブランド野菜や千葉県産の食材を、すべてのメニューに取り入れています。

おすすめメニューは、テントのように盛り付けられたスライスベーコンと地元産のベビーリーフがのった「ビアンカハーブ」や、地元である久留里産のフルーツトマトがのった「マルゲリータ」などです。

お庭に佇む小屋は、木のおもちゃなどが置かれたキッズスペース

キッズメニューはありませんが、子供用の食器や椅子があったり、声をかければアレルギー対応食や離乳食の持ち込みもできます。

敷地内には緑豊かなお庭があるので、食事の前後に親子でお散歩をしてみてくださいね。

村のピザ屋　カンパーニャの詳しい記事はこちら

今回は都内近郊の古民家カフェ、レストランを紹介しました。ぜひ、足を運んで店のこだわりや個性を五感で楽しんできてくださいね。

記事を書いた人

浜田彩

いこーよとりっぷ編集部員／好奇心の赴くままに生きる娘2人のママ。大人も子供も楽しめて、おトク感があるおでかけ場所の情報収集中！　郷土料理や地酒、二次元が好き。限定ものにとことん弱い。