2025梅雨のおでかけ&親子旅に人気<br/>全国の「アンブレラスカイ」12選
更新日2025年06月12日/公開日2025年06月12日

2025梅雨のおでかけ&親子旅に人気
全国の「アンブレラスカイ」12選

見る
兵庫県南あわじ市、山形県長井市

「アンブレラスカイ」とは、空一面にカラフルな傘を吊るして彩るアートイベント。ショッピングモールや観光施設、庭園などで開催され、まるで物語の中に迷い込んだようなファンタジックな空間が広がります。

晴れた日には、色とりどりの傘の影が地面に映り、写真映えも抜群! 思い出づくりにぴったりなスポットとして、全国各地で人気を集めています。

今回は、全国で開催される「アンブレラスカイ」のスポット&イベントをご紹介します。ぜひ初夏の親子旅の参考にしてくださいね!

※画像は過去開催時のものが含まれています。また内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

アンブレラスカイとは?

アンブレラスカイ発祥の地、ポルトガルのアゲダ
アンブレラスカイ発祥の地、ポルトガルのアゲダ

「アンブレラスカイ」が生まれたのは、ポルトガルのアゲダというまち。2012年、芸術祭の一環として、夏の強い日差しをやわらげるために、通りの上にカラフルな傘を吊るしたのがはじまりでした。

そのユニークな景観はたちまち話題となり、現在では世界中から多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。

本場では“夏のイベント”として親しまれていますが、日本では梅雨の時期に合わせた風物詩として定着。雨が続くこの季節だからこそ楽しめる、日本ならではのスタイルで広がっています。

【北海道幕別町】十勝ヒルズ 2025 UMBRELLA SKY

見上げても見下ろしてもカラフルな傘だらけ!
見上げても見下ろしてもカラフルな傘だらけ!

“農”と“食”を楽しめる自然いっぱいの体験型施設「十勝ヒルズ」では、2025年6月1日(日)〜30日(月)の期間、毎年恒例の「2025 UMBRELLA SKY」を開催しています。

北海道最大級の規模を誇るこのイベントでは、無料で楽しめるエントランスエリアのほか、有料の枕木テラスエリアや多目的スペースにもカラフルな傘がずらり。施設内の全体が幻想的なアンブレラスカイに包まれます。

さらに期間中は、「アンブレラスカイ フォトコンテスト」も実施! イベントで撮影した写真を応募すると、十勝ヒルズで使える商品券が当たるチャンスもありますよ。詳しくは、公式サイトから確認できます。

■十勝ヒルズ 2025 UMBRELLA SKY
開催期間:2025年6月1日(日)〜30日(月)
所在地:北海道中川郡幕別町字日新13-5
アクセス:【電車】JR根室本線「帯広駅」から車で約15分

【山形県長井市】長井あやめ公園「長井あやめまつり」アンブレラスカイ

自然の中に浮かぶアンブレラスカイ
自然の中に浮かぶアンブレラスカイ

数百種類以上のあやめが咲き誇る「長井あやめ公園」では、2025年6月10日(火)〜7月6日(日)の期間、「長井あやめまつり」を開催しています。

期間中は、毎年恒例のアンブレラスカイも登場! 今年はカラフルなバルーンも仲間入りして、色とりどりの傘とバルーンが公園を楽しく彩ります。

晴れた日には、ステンドグラス柄の傘とバルーンの影が地面に映りこみ、まるで光のアートのようなきらめきを楽しめますよ。

■あやめ公園 あやめまつり
開催期間:2025年6月1日(日)〜30日(月)
所在地:山形県長井市横町5番
アクセス:
【車】東北中央自動車道「南陽高畠IC」から約25分
【電車】山形鉄道フラワー長井線「あやめ公園駅」から徒歩で約2分

【宮城県加美町】やぐらいガーデン アンブレラスカイ

木漏れ日と傘が作り出す影にもご注目!
木漏れ日と傘が作り出す影にもご注目!

400種類以上の草花が楽しめる「やくらいガーデン」では、2025年6月21日(土)〜8月24日(日)の期間、「アンブレラスカイ」を開催しています。

期間中は、1,000本以上のカラフルな傘が夏の青空を彩り、見ているだけでワクワクするような景色に。ネモフィラやバラ、紫陽花、向日葵など、季節の花々も見頃を迎え、色とりどりのガーデンを存分に楽しめます。

さらに、子供の目線に合わせた高さにも傘が飾られているなど、小さな子供も間近で楽しめる工夫もされています。

■やぐらいガーデン アンブレラスカイ
開催期間:2025年6月21日(土)~ 2025年8月24日(日)
所在地:宮城県加美郡加美町味ケ袋薬莱原1-9
アクセス:【車】東北自動車道「大和IC」から約40分

【福島県猪苗代町】猪苗代ハーブ園(ホテルリステル猪苗代)

SNSでも大人気の絶景アートです!
SNSでも大人気の絶景アートです!

「ホテルリステル猪苗代」では、2025年4月5日(土)〜11月30日(日)の期間、「猪苗代ハーブ園」をオープンしています。

期間中は、施設内にある温室では、毎年恒例の「アンブレラスカイ」が登場! 天井や壁一面を彩る約740本のカラフルな傘が水の張られた床に映り込み、まるで万華鏡の中にいるような幻想的な空間を演出しています。

この美しい風景はSNSでも注目されていて、写真映えスポットとして大人気。ぜひ親子でおでかけして、とびきりカラフルな一枚を残してみてはいかがでしょうか。

■猪苗代ハーブ園(ホテルリステル猪苗代)
開催期間:2025年4月5日(土)〜11月30日(日)
所在地:福島県耶麻郡猪苗代町大字川桁リステルパーク
アクセス:
【車】磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」から約10分
【電車】JR磐越西線「猪苗代駅」から無料送迎シャトルバスで約15分(要予約)

【新潟県五泉市】五泉八幡宮「七夕風鈴祭」天の川アンブレラスカイ

天の川を再現した傘とイルミネーション
天の川を再現した傘とイルミネーション

歴史ある五泉城の跡地に建てられた「五泉八幡宮」では、2025年6月30日(月)〜7月21日(月祝)の期間、「七夕風鈴祭」が開催されます。

境内には約5,000個もの風鈴が飾られています
境内には約5,000個もの風鈴が飾られています

注目は、天の川をイメージして飾られたカラフルな傘が並ぶ「天の川アンブレラスカイ」と、日本全国47都道府県+世界各地の風鈴(約5,000個・約900種類)による共演。傘の色彩と風鈴の音色が重なり合い、ほかでは味わえない幻想的な空間が広がります。

さらに、連日19:00〜20:30にはライトアップも実施。昼の華やかな雰囲気から一転、夜は幻想的な風景が楽しめます。

■五泉八幡宮「七夕風鈴祭」天の川アンブレラスカイ
開催期間:2025年6月30日(月)〜7月21日(月祝)
所在地:新潟県五泉市宮町5-45
アクセス:【電車】JR磐越西線「五泉駅」または「北五泉駅」から徒歩で約15分

【新潟県見附市】みつけイングリッシュガーデン サマーディスプレイ

過去開催時の様子
過去開催時の様子

英国式庭園デザインの第一人者・ケイ山田さんが監修した本格的な英国庭園「みつけイングリッシュガーデン」では、2025年7月12日(土)〜8月24日(日)の期間、「サマーディスプレイ」が登場します。

アンブレラスカイ以外にも心弾む演出がいっぱい
アンブレラスカイ以外にも心弾む演出がいっぱい

今年のテーマは「夏のみつけ〜ココロはずむカラフルな夏〜」。施設内の一角には、色とりどりの傘をはじめ、まるでシャボン玉のような透明なバルーンや、スタッフ手作りのサンキャッチャーが飾られ、キラキラと輝く夢のような空間を演出しています。

また、ディスプレイの中にはフォトスポットもたくさん! 普段とはひと味違うイングリッシュガーデンを楽しめますよ。

■みつけイングリッシュガーデン サマーディスプレイ
開催期間:2025年7月12日(土)~8月24日(日) 
所在地:新潟県見附市新幸町35
アクセス:
【車】北陸自動車道「中之島見附IC」から約3分
【電車】JR信越本線「見附駅」からバスで約10分

【石川県小松市】加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森

傘×古民家のノスタルジックな写真が撮れます
傘×古民家のノスタルジックな写真が撮れます

「ゆのくにの森」は、50種類以上の伝統工芸が体験できる、創作体験型のテーマパークです。2025年3月20日(木・祝)〜11月下旬まで、「アンブレラスカイ」が設置されています。

青空に映えるカラフルな傘はもちろん、曇り空と古民家を背景にしたノスタルジックな一枚など、天気によってさまざまな雰囲気の写真が撮れるのも魅力。

このほか、施設内には屋外・屋内ともにフォトスポットがたくさんあるので、子供との思い出をたっぷり残せますよ。

■加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森
開催期間:2025年3月20日(木・祝)〜11月下旬
所在地:石川県小松市粟津温泉ナ-3-3
アクセス:
【車】北陸自動車道「片山津IC」から約25分
【電車】JR北陸新幹線・IRいしかわ鉄道「加賀温泉駅」からタクシーで約20分

【神奈川県横浜市】横浜イングリッシュガーデン

紫陽花とアンブレラスカイが彩る園内
紫陽花とアンブレラスカイが彩る園内

「横浜イングリッシュガーデン」は、バラを中心とした多種多様な草花や樹木で、イギリスの自然風景を再現した庭園です。2025年5月26日(月)〜6月29日(日)の期間、「アジサイ・フェスティバル」を開催しています。

期間中は、約50mにわたって色鮮やかな紫陽花の鉢植えと傘がディスプレイされ、梅雨の季節を華やかに彩ります。

また、併設カフェ「YEG Original CAFE」では、紫陽花をイメージした限定ドリンクも提供。お散歩の合間に、親子でゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。

■横浜イングリッシュガーデン
開催期間:2025年5月26日(月)〜6月29日(日)
所在地:神奈川県横浜市西区西平沼町6-1(tvk ecom park内)
アクセス:【電車】相模鉄道相鉄本線「平沼橋駅」から徒歩で約10分
※JR「横浜駅」西口りそな銀行前から無料送迎バス有(水曜日は運休)

【栃木県鹿沼市】鹿沼市花木センター

春から秋まで楽しめるカラフルなアンブレラスカイ(画像提供:crazetaka / PIXTA)
春から秋まで楽しめるカラフルなアンブレラスカイ(画像提供:crazetaka / PIXTA)

栃木県鹿沼市にある「鹿沼市花木センター」は、フラワーガーデンや温室、梅林園のほか、いちご狩りが楽しめる観光農園、野鳥の森などを備えた、自然あふれる大型施設。

園芸資材も購入でき、ガーデニング好きなママパパにも人気のスポットです。

毎年春に開催される「花と緑のフェスタ」にあわせて、今年もひと足早くアンブレラスカイが登場。この演出は例年11月末まで続き、春・夏・秋と、季節ごとに移り変わる花々とともに長く楽しめます。

■鹿沼市花木センター
開催期間:2025年11月30日(日)まで
所在地:栃木県鹿沼市茂呂2086-1
アクセス:
【車】東北自動車道「鹿沼IC」から約3分
【電車】JR日光線「鹿沼駅」からタクシーで約10分、東武日光線「新鹿沼駅」からバス・タクシーで約10分

【群馬県館林市】城町食堂 城町アンブレラスカイプロジェクト

城町食堂(画像提供:gunpasha / PIXTA)
城町食堂(画像提供:gunpasha / PIXTA)

群馬県館林市の市役所敷地内にある「城町食堂」は、まるで公園のようにのんびりくつろげると評判の食堂です。

2025年7月7日(月)から9月6日(土)までの期間、毎年恒例の「城町アンブレラスカイプロジェクト2025」が開催されます。

会場となる店舗前には、全長約60mにわたって約550本のカラフルな傘がずらり! 市内の有志によって作られた色とりどりの傘の花道が、おでかけを楽しく彩ります。

日没から夜10時まではライトアップも実施され、昼とはまた違った幻想的な雰囲気に一変。詳しい情報は、「城町食堂」の公式Instagramでチェックしてみてください。

■城町アンブレラスカイプロジェクト
開催期間:2025年7月7日(月)〜9月6日(土)
所在地:群馬県館林市城町1-1
アクセス:
【車】東北自動車道「館林IC」から約11分
【電車】東武鉄道各線「館林駅」東口から徒歩で15分、またはバスで約6分、タクシーで約4分

公式サイト

公式Instagram

【兵庫県南あわじ市】道の駅福良 アンブレラスカイ2025

空と木々の中に映える7色の傘
空と木々の中に映える7色の傘

「道の駅福良」では、2025年6月1日(日)〜8月31日(日)の期間、「アンブレラスカイ2025」を開催しています。

今年のテーマは「傘の街道〜梅雨空に咲く、虹色の花束〜」。約70mの藤棚街道に、ピンク・オレンジ・緑・紫・赤・黄・青の7色、約100本のカラフルな傘がずらりと並び、頭上を鮮やかに彩ります。

アンブレラスカイを楽しんだあとは、施設から出航する「うずしおクルーズ」もおすすめ。大型帆船「咸臨丸」や「日本丸」に乗って約1時間の船旅を楽しみながら、世界最大級の渦潮を間近で体感できますよ。

■道の駅福良 アンブレラスカイ2025
開催期間:2025年6月1日(日)~8月31日(日)
所在地:兵庫県南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館
アクセス:【車】神戸淡路鳴門自動車道「淡路島南IC」から約17分

【島根県松江市】縁雫アンブレラスカイ 2025 in カラコロ工房

過去開催の様子
過去開催の様子

「カラコロ工房」内にある「カラコロフードホール」では、2025年5月31日(土)〜7月30日(水)の期間、約200本のカラフルな傘が彩る「縁雫(えにしずく)アンブレラスカイ」を開催しています。

“降り注ぐ雨の雫が良縁を運んでくれる”という意味を持つ「縁雫」は、梅雨の時期にぴったりの心温まる願いが込められた言葉として、多くの人に親しまれています。

今年は、願いごとや日頃の感謝を短冊に書いて飾る「ご縁傘モニュメント」も登場。短冊はイベント終了後に「松江神社」で祈祷される予定です。

また、雨の日には、短冊の写真を対象施設で提示すると、ちょっとうれしい特典が受けられますよ。

■縁雫アンブレラスカイ 2025 in カラコロ工房
開催期間:2025年5月31日(土)〜7月30日(水)
所在地:島根県松江市殿町43
アクセス:【電車】JR山陰本線「松江駅」からバスで約8分

全国で楽しめる「アンブレラスカイ」のスポット&イベントをご紹介しました。

親子で写真を撮ったり、光と影のゆらめきで遊んでみたり、カラフルな傘の下では楽しみ方がいっぱい! 雨が続くこの季節だからこそ、親子で過ごす“梅雨の楽しみ方”を見つけてみてくださいね。

記事を書いた人

わかめ

ライター・占い師・音楽家。 朝は原稿、夜はタロット、週末はヘブンアーティスト「わかめとミュゼット」でアコーディオンを演奏する子育て主婦です。

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。