【2026全国】まさに天空の楽園!ニッコウキスゲの群生地14選 初夏の絶景がいよいよ見頃
更新日2026年06月18日/公開日2026年06月18日

【2026全国】まさに天空の楽園!ニッコウキスゲの群生地14選 初夏の絶景がいよいよ見頃

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今回は、親子で一度は行ってみたい「ニッコウキスゲ」の名所を全国各地からご紹介! ニッコウキスゲは、主に山地の湿原や高原に咲く黄色い可憐な花。鹿の食害などにより数が減り、群生地は貴重になってきています。

例年7月上旬から下旬にかけて見頃になるスポットが多く、早いところでは5月下旬から開花がスタート。また標高が高く、避暑地と呼ばれるような場所に咲くため、夏のおでかけにもぴったりです。

車やリフトから観賞できる名所もありますが、小学生くらいの体力のある子供なら一緒にトレッキングに挑戦するのもおすすめ。しっかり準備をして、おでかけしてくださいね!

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※画像は過去の様子であり、現状とは異なる場合があります。また見頃はその年の気候により変動しますのでご注意ください

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【関東近郊】ニッコウキスゲの名所をチェック!

「ニッコウキスゲ」ってどんな花?

青空に映える色鮮やかな黄色い花(画像提供:プカプカプー / PIXTA)
青空に映える色鮮やかな黄色い花(画像提供:プカプカプー / PIXTA)

ニッコウキスゲ(日光黄菅/別名ゼンテイカ)は初夏から盛夏にかけての代表的な高山植物。黄色いラッパ状の花は、夏の登山者にとても人気があります。

朝になると太陽に向かって花開き、夜にはしぼんでしまうのが特徴のひとつ。一輪の花の寿命は一日限りですが、ひと株につき5~7輪ほどの蕾をつけ、一日一輪ずつ順番に咲いていきます。開花のピークになると、どこまでも続く黄色い絨毯のような景色が圧巻です。

また見頃のタイミングをはかるのが難しい花でもあります。当たり年と外れ年がはっきりしているともいわれ、ある年は一面に咲き誇り、翌年は数えるほどしか咲かないこともあります。

鹿の大好物!?

ニッコウキスゲは、ニホンジカの大好物で、群生地では鹿による食害が深刻化しています。そのため多くの群生地では、鹿の侵入を防ぐための柵が設置されるなどの保護活動が行われています。

成長が遅く、傷つくと回復に時間がかかる

ニッコウキスゲは種をまいてから咲くまでに約7年かかります。そのため、獣害や気候変動などで数が減ると簡単に増やすことができません。

美しいニッコウキスゲの群生を守るため、保護活動に理解を深め、おでかけした際も花を傷つけないよう注意しましょう。

ニッコウキスゲを見に行く前にチェック!

自然の中にある“天空の花畑”なので、準備やリサーチも大切(画像提供:sorairo / PIXTA)
自然の中にある“天空の花畑”なので、準備やリサーチも大切(画像提供:sorairo / PIXTA)

ニッコウキスゲの群生地は、湿原や高原といった自然豊かな場所にあります。

駐車場から歩いてすぐの場所や、ハイキングを楽しみながらアクセスする名所など、スポットによって環境が異なるため、事前にしっかりリサーチをして適した装備ででかけましょう。

服装のポイント

平地より涼しいものの、歩くと汗をかくことも考慮して服装を考えましょう(画像提供:K,Kara / PIXTA)
平地より涼しいものの、歩くと汗をかくことも考慮して服装を考えましょう(画像提供:K,Kara / PIXTA)

ここでは、ハイキングが必要なケースを想定した服装の例をご紹介します。

●服装:虫刺されやケガ防止、ヤマビル対策のため、季節を問わず長袖・長ズボンが安心。日差し対策の帽子もお忘れなく。

●雨具:天候が変わりやすいためレインウェアを携帯しましょう。上下セパレートタイプが◎

●防寒具:平地より気温が低いため、コンパクトになるフリースなどが必要です。

●靴:履き慣れたスニーカーかトレッキングシューズが必要。滑りにくく防水性が高いと安心です。

●リュックサック:両手が空くリュックタイプなど。

あると便利&安心な持ち物

準備をして安全におでかけしましょう(画像提供:zak / PIXTA)
準備をして安全におでかけしましょう(画像提供:zak / PIXTA)

群生地までハイキングをしてアクセスするのであれば、飲み物や軽食(チョコレート、ナッツバーなど)はもちろん、タオルや軍手も持っていくと安心。

虫よけスプレーや虫刺されの薬、日焼け止め、絆創膏や消毒薬のほか、場所によっては熊鈴や熊よけスプレー、ヒル対策グッズなども用意しておくといいですね。

また、ゴミを持ち帰るためのビニール袋は必ず持参しましょう。

その他の注意点

高原に咲くニッコウキスゲ(画像提供:萩谷篤思 A.Hagitani / PIXTA)
高原に咲くニッコウキスゲ(画像提供:萩谷篤思 A.Hagitani / PIXTA)

ニッコウキスゲの群生地へでかける前に、下記もチェックしておきましょう。

●トイレ情報を知っておく
多くの群生地では、トイレは駐車場や登山口のビジターセンターなどにしかありません。広大な湿原の中にはないことがほとんどです。おでかけ前に場所を確認し、散策を始める前に済ませておくと安心です。

●マイカー規制やバスの運行状況に注意
見頃の時期は、自然保護や交通渋滞緩和のため、自家用車の乗り入れが規制される場所もあります。その場合は、麓の駐車場に車を停め、シャトルバスに乗り換えます。

路線バスも季節運行だったり本数が少なかったりするので、必ず公式サイトで最新の交通情報を確認してくださいね。

●開花状況の確認を
鹿による食害や気候変動で、開花状況が大きく変動します。事前に地元の観光協会などで確認してからでかけましょう。

それではここから、全国各地からニッコウキスゲの名所をご紹介します。

【青森県つがる市】ベンセ湿原

晴れた日には青空を背景に“黄色い花のじゅうたん”がどこまでも広がります
晴れた日には青空を背景に“黄色い花のじゅうたん”がどこまでも広がります

青森県つがる市の「ベンセ湿原」は、空を背景にニッコウキスゲの黄色い群落がどこまでも広がる名所です。遮るものがない広大な湿原の景色は、一見の価値があります。

遠くには風力発電の風車も見え、ここでしか見られない独特の美しい風景が楽しめますよ。

満開の時期の「ベンセ湿原」(画像提供:弘前・写心観 / PIXTA)
満開の時期の「ベンセ湿原」(画像提供:弘前・写心観 / PIXTA)

湿原の中には木道が整備されていて、小さな子供でも比較的歩きやすいのがポイント。大人の足で1周約30分の、ほどよいお散歩コースです。

目の前に広がる花畑や、日本海の潮の香り、鳥の声、珍しい湿原の植物など、親子の探検気分を盛り上げてくれる要素がたくさん!

十二湖・沸壺の池までは約90分のドライブ(画像提供:たろんぺ / PIXTA)
十二湖・沸壺の池までは約90分のドライブ(画像提供:たろんぺ / PIXTA)

周辺には世界自然遺産・白神山地の一部である白神岳や、青池を含む十二湖などの景観スポットが点在しています。「ベンセ湿原」とあわせて絶景をめぐるドライブ旅もおすすめですよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:青森県つがる市木造館岡
例年の見頃:6月中旬~7月上旬
アクセス:【車】津軽自動車道「五所川原北IC」から約25分
【電車】JR五能線「木造駅」から車で約20分
駐車場:あり

公式サイト

【山形県西川町・鶴岡市】月山弥陀ヶ原湿原

月山の八合目に広がる湿原(画像提供:一人旅人 / PIXTA)
月山の八合目に広がる湿原(画像提供:一人旅人 / PIXTA)

山形県の名峰・月山(がっさん)の八合目に位置する「月山弥陀ヶ原湿原」は、標高1,400mに広がる“天空のお花畑”。バスや自家用車でアクセスでき、登山をしなくても高山植物が咲き乱れる絶景と出会える貴重な場所です。

駐車場から一歩足を踏み出すと、大小さまざまな池(池塘/ちとう)が点在する広大な湿原が目の前に広がります。湿原には木道が整備されているので、子供連れでも安心して散策できますよ。

四季折々の高山植物と出会えます(画像提供:H・東洋 / PIXTA)
四季折々の高山植物と出会えます(画像提供:H・東洋 / PIXTA)

目的のニッコウキスゲはもちろん、ワタスゲの白い綿毛や可憐な高山植物たちが次々と現れ、まるで雲の上の楽園を探検している気分に! 図鑑を手にして歩けば、「あのお花、なんて名前かな?」と会話もはずみます。

自然の壮大さと美しさに、きっと親子で感動するはずですよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:山形県西村山郡西川町、山形県鶴岡市羽黒町
例年の見頃:7月上旬~下旬
アクセス:【車】山形自動車道「庄内あさひIC」から月山八合目駐車場まで1時間30分~2時間
【電車】JR羽越本線「鶴岡駅」から月山八合目行きの季節運行バスで約120分(運行日・本数に注意)
※7月~9月の土日祝日は道路と駐車場が混雑するため公共交通機関の利用を推奨
駐車場:あり

【福島県檜枝岐村】尾瀬国立公園 大江湿原

初夏に咲き誇るニッコウキスゲ(画像提供:NISH / PIXTA)
初夏に咲き誇るニッコウキスゲ(画像提供:NISH / PIXTA)

福島・栃木・群馬・新潟の4県にまたがる広大な尾瀬国立公園。親子でニッコウキスゲの大群落を楽しむなら、福島県側の玄関口・沼山峠からトレッキングで「大江湿原」を目指しましょう!

バスを降りて50分ほど歩くと、視界いっぱいに広がる「大江湿原」と、そこに咲き誇るニッコウキスゲが目に飛び込んできます。

開放感抜群のスポット(画像提供:samenosuke / PIXTA)
開放感抜群のスポット(画像提供:samenosuke / PIXTA)

湿原には木道がずっと続いているので、子供の足でも歩きやすく、まるで絵本の世界をお散歩しているような気分に。

爽やかな風を感じながら、可憐な高山植物を探したり、遠くの山々を眺めたりと、日常では味わえない体験が待っています。

■スポット概要&開花情報
所在地:福島県南会津郡檜枝岐村
例年の見頃:7月中旬~下旬
アクセス:
【車】東北自動車道「西那須野塩原IC」から「御池」駐車場まで約2時間30分、「御池」からシャトルバスに乗車(約20分)、「沼山峠」で下車後、徒歩で約50分(マイカー規制あり)
【電車】会津鉄道会津線「会津田島駅」からバスに乗車(約2時間20分)、「沼山峠」で下車後、徒歩で約50分
※アクセスの一例です/電車・バスは本数が少なく、綿密な計画が必要/バスは例年5月下旬~10月末のみ運行
駐車場:あり

【福島県喜多方市・北塩原村】雄国沼湿原

雄国沼湿原に咲くニッコウキスゲ (画像提供:tenjou / PIXTA)
雄国沼湿原に咲くニッコウキスゲ (画像提供:tenjou / PIXTA)

“天空の楽園”とも呼ばれ、息をのむようなニッコウキスゲの大群落が広がる「雄国沼湿原」。カルデラ湖である雄国沼のほとりに広がる湿原で、一度はそのスケールの大きさと美しさを見てみたい絶景スポットです。

見頃の時期は、麓の駐車場からシャトルバスに乗って、湿原の入口となる峠へ向かうのが一般的。バスを降りて山道を歩くと、目の前に黄色い絨毯を広げたような雄大な景色が現れます。

花畑の真ん中を歩く非日常的な体験が楽しめます(画像提供:yamatabi01 / PIXTA)
花畑の真ん中を歩く非日常的な体験が楽しめます(画像提供:yamatabi01 / PIXTA)

湿原には木道が整備されているので、子供と一緒に高山植物を観察しながら散策できますよ。

がんばって歩いた先で出会える大パノラマは、きっと忘れられない思い出になるはず。親子で大自然の素晴らしさを満喫できるスポットです。

■スポット概要&開花情報
所在地:福島県喜多方市熊倉町雄国沼、北塩原村桧原
例年の見頃:6月下旬~7月初旬
アクセス:
【車】磐越道「猪苗代IC」から約40分、「ラビスパ裏磐梯」に駐車(マイカー規制のため)
【電車】JR磐越西線「猪苗代駅」からバスに乗車(約30分)、「磐梯高原駅」バス停で下車後、「喜多方」行きバスに乗車(約15分)、「ラビスパ裏磐梯」で下車
※「ラビスパ裏磐梯」からシャトルバスに乗車(約15分)、「雄子沢川駐車場」(登山口)で下車後、徒歩で約100分
駐車場:あり

公式サイト(裏磐梯観光協会)


【石川県白山市】白山高山植物園オープンガーデン

まさに天空の楽園(画像提供:sorairo / PIXTA)
まさに天空の楽園(画像提供:sorairo / PIXTA)

富士山、立山と並ぶ“日本三霊山”のひとつ・白山(はくさん)に咲く高山植物を守り、多くの人々が気軽に楽しめるようにと造られた「白山高山植物園」。

白山を望む標高約800mの斜面で、高山帯の植生を再現している植物園で、花畑が見頃になる例年6月上旬から7月上旬の1カ月間だけ開園します。

白山より雪解けが早いためひと足早く高山植物が咲き始め、例年6月中旬からはニッコウキスゲが見頃に。

ハゲ山だった西山の山腹に種から高山植物を育て、現在は約50種類が次々と花を咲かせます
ハゲ山だった西山の山腹に種から高山植物を育て、現在は約50種類が次々と花を咲かせます

ほかにも、シモツケソウ、ハナチダケサシ、タカネマツムシソウなど約50種類・10万株の可憐な花々が、白山の雄大な景色を背景に咲き誇ります。

入園には保全協力金500円が必要ですが、高校生以下は無料なのがうれしいポイント。

“白山三山”と呼ばれる大汝峰(おおなんじがみね)、御前峰(ごぜんがみね)、別山(べっさん)を一望できる景色も必見です! 

■スポット概要&開花情報
所在地:石川県白山市白峰
例年の見頃:6月中旬~7月上旬
開園期間:2026年6月6日(土)~7月5日(日)
アクセス:【車】北陸自動車道「白山IC」から約70分
【電車】JR「金沢駅」から日帰りバスツアー利用が便利(白山市公式観光サイトで要詳細確認)
駐車場:2026年は利用不可(指定場所からの無料シャトル送迎を利用)

公式サイト

関連サイト(白山市公式観光サイト)


【新潟県佐渡市】大野亀(トビシマカンゾウ)

大野亀のトビシマカンゾウ群落(画像提供:鬼太鼓 / PIXTA)
大野亀のトビシマカンゾウ群落(画像提供:鬼太鼓 / PIXTA)

佐渡島北部の外海府海岸にそびえる「大野亀」は、標高167mの一枚岩が日本海に突き出した圧巻の景勝地です。

「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」2つ星にも選ばれたこの巨岩の周辺一帯に、例年5月下旬~6月上旬になると約50万株・100万本ものトビシマカンゾウが咲き誇ります。

青い海と空に黄色い花が映えます(画像提供:鬼太鼓 / PIXTA)
青い海と空に黄色い花が映えます(画像提供:鬼太鼓 / PIXTA)

トビシマカンゾウはニッコウキスゲの変種といわれており、山形県酒田市の飛島(とびしま)と、佐渡島に自生する貴重な固有の植物。花が大きく草丈も高いのが特徴で、黄色のじゅうたんが広がる風景は一度は見てみたい絶景です。

例年「佐渡カンゾウWEEK」で披露される、郷土芸能の鬼太鼓(画像提供:佐渡観光PHOTO)※画像はイメージです
例年「佐渡カンゾウWEEK」で披露される、郷土芸能の鬼太鼓(画像提供:佐渡観光PHOTO)※画像はイメージです

見頃にあわせて、毎年「佐渡カンゾウWEEK」を開催。期間中は大野亀周辺でトビシマカンゾウの群落を自由に観賞でき、地元の人たちによる海府太鼓、鬼太鼓、佐渡民謡などが楽しめます(2026年は終了)。

毎年、見頃のピーク時期は佐渡汽船や宿が混雑するため、早めの予約がおすすめです。

■スポット概要&開花情報
所在地:新潟県佐渡市願
例年の見頃:5月下旬~6月上旬
アクセス:【車】両津港から車で約55分、小木港から車で約110分
【バス】両津港から新潟交通佐渡「内海府線」で「大野亀」バス停で下車
駐車場:あり

公式サイト

【長野県小諸市】高峰高原

高峰高原に咲くニッコウキスゲ(画像提供:萩谷篤思 A.Hagitani / PIXTA)
高峰高原に咲くニッコウキスゲ(画像提供:萩谷篤思 A.Hagitani / PIXTA)

標高2,000mの雲の上のお花畑へおでかけしてみませんか?長野県小諸市の「高峰高原」は市街地から車で約45分、東京・新宿から直行バスで約3時間と、アクセスしやすい絶景スポットです。

例年7月になると高原一帯がニッコウキスゲの鮮やかな黄色で埋め尽くされ、夏の訪れを告げてくれます。青い空とどこまでも続く緑の山々、そして黄色い花のコントラストは絵画のような美しさ!

例年7月下旬から8月上旬に咲くヤナギランの群生も人気(画像提供:いつか / PIXTA)
例年7月下旬から8月上旬に咲くヤナギランの群生も人気(画像提供:いつか / PIXTA)

「高峰高原ビジターセンター」に車を停めて、すぐに散策を始められるのも嬉しいポイント。散策のあとにカフェでソフトクリームを食べるのも、子供にとっては最高の時間です。

■スポット概要&開花情報
所在地:長野県小諸市高峰高原
例年の見頃:7月上旬~8月上旬
アクセス:【車】上信越自動車道「小諸IC」から約45分
【電車】JR北陸新幹線「佐久平駅」からバスで約50分/「新宿バスタ」から直行バスで約3時間
駐車場:あり(高峰高原ビジターセンター駐車場など)

公式サイト

【長野県諏訪市】霧ヶ峰高原 霧ヶ峰自然保護センター・車山肩・富士見台

間近でじっくり観察するのもいいですね(画像提供:ライダー写真家はじめ / PIXTA)
間近でじっくり観察するのもいいですね(画像提供:ライダー写真家はじめ / PIXTA)

長野県の霧ヶ峰高原にはニッコウキスゲの群生地が点在し、かつては一面が橙色に囲まれていた場所。近年ニホンジカの食害に対して、保護活動が続けられています。

現在、霧ヶ峰でニッコウキスゲの群生が見られるのは、食害を防ぐ網フェンスや電気柵などに囲まれたエリアの中。「ビーナスライン」のドライブを楽しみながらアクセスできる「霧ヶ峰自然保護センター園地」「車山肩」「富士見台」付近です。

車山高原の展望リフト(画像提供:オフィスK / PIXTA)
車山高原の展望リフト(画像提供:オフィスK / PIXTA)

ニッコウキスゲを観察したあとは、「車山高原」にも立ち寄るのもおすすめ。2本のリフトを乗り継ぎ、空中散歩を楽しみながら標高1,925mの車山山頂を目指しましょう。

山頂からの360度の大パノラマは、まさに圧巻のひとこと! 八ヶ岳や南アルプス、富士山までも見渡せる壮大な景色に、きっと親子で感動するはずです。

なだらかな遊歩道が整備されているので、体力に自信がない子供でも、高原の爽やかな空気を感じながらのんびりハイキングを楽しめますよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:長野県諏訪市四賀霧ヶ峰7718
例年の見頃:7月上旬~下旬
アクセス:【車】中央自動車道「諏訪IC」から40~50分
駐車場:あり

公式サイト

【長野県山ノ内町】志賀高原 東館山高山植物園

「東館山高山植物園」のニッコウキスゲ
「東館山高山植物園」のニッコウキスゲ

ゴンドラに乗って、標高2,000mの天空のお花畑へおでかけしませんか?長野県の志賀高原にある「東館山高山植物園」は、夏でも涼しく、たくさんの高山植物に出会える場所です。

麓の発哺(ほっぽ)温泉から「東館山ゴンドラリフト」に乗って山頂へ向かう約7分間の空中散歩は、この場所の大きな魅力のひとつ。

山の斜面を黄色く染めるニッコウキスゲの大群落が眼下に広がり、まるで黄色い絨毯の上を進んでいるかのよう。子供もきっと釘付けになるはずです。

7月に咲くコバイケイソウ
7月に咲くコバイケイソウ

山頂の植物園では、ニッコウキスゲはもちろん、コバイケイソウ、シガアヤメなど、貴重な高山植物たちが迎えてくれます。整備された遊歩道を歩きながら、親子でゆっくり自然観察を楽しみましょう!

■スポット概要&開花情報
所在地:長野県下高井郡山ノ内町志賀高原東館山
例年の見頃:7月下旬~8月上旬
アクセス:【車】上信越自動車道「信州中野IC」から約50分
【電車】長野電鉄「湯田中駅」からバスで約40分
駐車場:あり


【栃木県日光市】霧降高原 キスゲ平園地

標高1,582mの「小丸山展望台」から絶景を満喫(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
標高1,582mの「小丸山展望台」から絶景を満喫(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

栃木県日光市にある「霧降(きりふり)高原 キスゲ平(だいら)園地」は、かつてスキー場だった広大な斜面が、初夏になるとニッコウキスゲが咲き誇る絶景スポットです。

標高1,300mから1,600mにかけて広がる園内には、黄色いニッコウキスゲが群生。例年6月下旬に麓(ふもと)から咲き始め、約1カ月かけてじょじょに山頂まで開花していきます。

「小丸山展望台」付近では、気候によって雲海とニッコウキスゲの共演が見られることも(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
「小丸山展望台」付近では、気候によって雲海とニッコウキスゲの共演が見られることも(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

園内には、1,445段の階段からなる「天空回廊」が整備されており、階段を登りながら、ニッコウキスゲが咲き誇る大パノラマをさまざまな角度から楽しめます。

頂上まで登れば日光連山や関東平野を見渡す360度の絶景が広がり、達成感もひとしお。高原ならではの爽やかな空気の中で、ニッコウキスゲが咲く壮大な景色を満喫してみませんか?

■スポット概要&開花情報
所在地:栃木県日光市所野1531
例年の見頃:6月下旬~7月下旬
アクセス:【車】日光宇都宮道路「日光IC」から約30分
【電車】JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約25分)、「霧降高原」バス停で下車すぐ
駐車場:あり

公式サイト

【群馬県中之条町】野反湖

野反湖を背景に咲くニッコウキスゲ(画像提供:tenjou / PIXTA)
野反湖を背景に咲くニッコウキスゲ(画像提供:tenjou / PIXTA)

上信越高原国立公園内にある「野反湖」(のぞりこ)は、群馬県中之条町の標高約1,500mに位置する“天空の湖”。2,000m級の山々に囲まれた秘境感あふれるスポットです。

初夏から初秋にかけて300種類以上の高山植物が次々と開花し、例年7月下旬から8月上旬にはニッコウキスゲの大群落が見頃を迎えます。

近くでじっくり観察してみましょう♪(画像提供:Issey / PIXTA)
近くでじっくり観察してみましょう♪(画像提供:Issey / PIXTA)

湖の深い青色と、空の青、そして一面に広がる黄色の花々のコントラストは息をのむ美しさ! 遊歩道やハイキングコースが整備されており、家族で湖畔を散策しながら壮大な自然を満喫できますよ。

近隣には、釣りやバードウォッチングが楽しめる「野反湖キャンプ場」があり、晴れた日の夜には満天の星空が広がります。

■スポット概要&開花情報
所在地:群馬県吾妻郡中之条町入山国有林223林班
例年の見頃:7月上旬~下旬
アクセス:【車】関越自動車道「渋川伊香保IC」から約2時間15分
【電車】JR吾妻線「長野原草津口駅」からタクシーで60~90分
駐車場:あり
※毎年11月下旬~4月下旬は冬季クローズ

【兵庫県神戸市】六甲高山植物園

関西では貴重なニッコウキスゲの名所
関西では貴重なニッコウキスゲの名所

「関西でニッコウキスゲの群落を見てみたい」という願いを叶えてくれるのが、兵庫県神戸市・六甲山上の「六甲高山植物園」。自生地ではありませんが、亜高山帯型と高原型のニッコウキスゲが大切に育てられています。

植物園西入口の目の前に広がる亜高山帯型の群落・約1,000株は、6月上旬から下旬が見頃。続いて、高原型の約2,000株の群落が6月下旬から咲き始め、7月下旬まで楽しめます。

例年5月中旬から6月中旬には、高山植物の女王と呼ばれるコマクサも見頃に
例年5月中旬から6月中旬には、高山植物の女王と呼ばれるコマクサも見頃に

同園には、ほかにも日本の高山植物や世界の寒冷地植物など約1,500種が集められています。日本原産のヤマアジサイやエゾアジサイのほか、ササユリ、エーデルワイスなど、普段なかなか見られない珍しいお花にたくさん出会えますよ。

2026年9月23日(水・祝)までの土日祝日に開催される「ハンモックカフェ」の様子
2026年9月23日(水・祝)までの土日祝日に開催される「ハンモックカフェ」の様子

園内はきれいに整備されていて歩きやすく、まるでヨーロッパの高原を散策しているようなおしゃれな雰囲気。親子でゆっくりお花の観察をするのにぴったりの場所です。

六甲ケーブルカーと山上バスを乗り継いで向かう道のりも、子供にとっては楽しい冒険の一部になることでしょう。

■スポット概要&開花情報
所在地:兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
例年の見頃:6月上旬〜7月下旬
アクセス:【車】阪神高速3号神戸線「魚崎出口」から表六甲ドライブウェイ経由で約35分
【電車】阪急「六甲駅」またはJR「六甲道駅」から市バスに乗車、「六甲ケーブル下」バス停で下車後、六甲ケーブルに乗車、「六甲山上駅」で下車後、六甲山上バスに乗車、「六甲高山植物園」バス停で下車すぐ
駐車場:あり

【岡山県鏡野町】恩原キスゲ「かがみのオープンガーデン」(恩原高原スキー場)

中国地方最大級のニッコウキスゲスポット(画像提供:はすまん / PIXTA)※イメージ画像
中国地方最大級のニッコウキスゲスポット(画像提供:はすまん / PIXTA)※イメージ画像

冬はスキーヤーでにぎわう「恩原高原スキー場」が、夏になると、息をのむような黄色いお花畑に変身! 

2026年は 6月6日(土)から 28日(日)まで、「恩原キスゲ『かがみのオープンガーデン』」として入場無料で開放され、約18,000株ものキスゲ(ニッコウキスゲ)の群落や、ノカンゾウの花を観賞できます。

ゲレンデの緑と、ニッコウキスゲの鮮やかな黄色のコントラストは、まさに圧巻の美しさ! 高原の爽やかな風を感じながら、広大な景色の中をのんびりとお散歩するのは、とても気持ちがいいですよ。

スキー場なので遮るものがなく、開放感も抜群です。

また6月13日(土)~21日(日)の土日限定で、「恩原高原ガーデンカフェ」がオープン。地元食材を使った手作り弁当などのテイクアウトグルメやドリンクが数量限定で販売されます。

■スポット概要&開花情報
所在地:岡山県苫田郡鏡野町上齋原2037
例年の見頃:6月中旬~下旬
アクセス:【車】中国自動車道「院庄IC」から約60分
駐車場:あり(無料)

清々しい高原に輝く黄色いニッコウキスゲ。ぜひ、夏のおでかけ候補のひとつに加えてみてくださいね。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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