【2023】都内で開催される
1月の伝統行事おすすめ8選
新年を迎え、おめでたい雰囲気で満ちている1月。全国各地で、開運祈願や新しい年を祝う伝統行事が数多く開催されます。
今回は、都内で開催される「日本の伝統を感じる年始の恒例行事」のなかから、親子で参加したい行事を厳選してご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
大根まつり(東京都台東区/2023年1月7日)
東京都台東区にある「待乳山聖天」(まつちやましょうてん)では、2023年1月7日(土)に「大根まつり」が行われます。
例年、御本尊である聖天様に元旦からお供えされていた大根が「ふろふき大根」に調理され、御神酒とともに参拝者にふるまわれます。
2023年は新型コロナウイルス感染症対策のため、ふろふき大根のふるまいは中止ですが、代わりに、ふろふき用ゆず味噌と生の大根1本を先着1,000名に配布予定です。
■大根まつり
開催日:2023年1月7日(土)
開催時間:11:00〜大根がなくなり次第終了
会場:待乳山聖天
料金:入場無料
第68回寒中水浴大会「寒中禊・疫病退散祈願祭」(東京都中央区/2023年1月8日)
東京都中央区にある「鐵砲洲(てっぽうず)稲荷神社」では、2023年1月8日(日)に新年恒例行事「第68回寒中水浴大会『寒中禊・疫病退散祈願祭』」が行われます。
氏神様の御前で冷たい水に心身を沈め清めることで感謝の気持ちを表し、自分自身と家族が健康で過ごせることを祈念する行事です。
参加者たちはお祓いを受け、身体の邪気を発散し、心と霊魂を浄化統一する作法を終えると氷入り巨大プールの中へ。凍てつく寒さのなか、男性はふんどし、女性は白衣の姿で入水する様子を見ると、こちらまで身が引き締まりそうです。
■第68回寒中水浴大会「寒中禊・疫病退散祈願祭」
開催日:2023年1月8日(日)
開催時間:10:45頃~諸注意、11:00~禊行開始
会場:鐵砲洲稲荷神社
料金:入場無料
鳥越神社 どんど焼き(東京都台東区/2023年1月8日)
東京都台東区の「鳥越神社」で、2023年1月8日(日)に「とんど焼き」が行われます。
しめ縄やお正月飾り、古いお札などを集めてお炊き上げをし、お正月にお迎えした歳神様(としがみさま)と一緒に空へお送りする神事で、「とんど焼き」「どんど焼き」「左義長」など、呼び名は地域や神社によってさまざま。
また、お焚き上げの火で焼いたお餅を食べると、一年間健康に過ごせるといわれています。鳥越神社では、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、焼いたお餅は自宅に持ち帰って食べるルールになっています。
■どんど焼き
開催日:2023年1月8日(日)
開催時間:13:00~14:30頃
※お焚き上げをする正月飾りなどの受付は1月5日(木)~8日(日)午前中まで
会場:鳥越神社
料金:入場無料
令和5年初春こまえ賽の神 どんど焼き(東京都狛江市/2023年1月8日)
東京都狛江市民の憩いの場である「多摩川緑地公園」のグランド脇で、2023年1月8日(日)に「令和5年初春こまえ賽の神 どんど焼き」(以下、賽の神どんど焼き)が行われます。
「賽の神どんど焼き」は、地域の伝統文化に触れ、教えあい学びあう活動として、子供たちが主役になって開催されており、お焚き上げを行う“どんど小屋”も子供たちお手製なんですよ。
お焚き上げの火でお餅などを焼くことができますが、各自で持参したものは周囲に分け与えず、自分で食べるようにしましょう。
また、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年実施されている前日の夜鍋会および、当日の来場者への甘酒やお汁粉などのふるまいは中止です。
■令和5年初春こまえ賽の神 どんど焼き
開催日:2023年1月8日(日)
開催時間:
【開会】9:30~
【お祓い】9:50~
【どんど焼き点火】10:00~
【閉会】12:00~
※閉会セレモニー後、16:00頃までに現状復帰
会場:「多摩川緑地公園」グランド脇
料金:入場無料
子安神社 初こんぴら祭(東京都八王子市/2023年1月9日~10日)
東京都八王子市にある「子安(こやす)神社」では、2023年1月9日(月・祝)と10日(火)の2日間にわたって「初こんぴら祭」が開催されます。
「初こんぴら祭」は、子安神社の裏側にある「金刀比羅(こんぴら)神社」のご縁日で、200年以上の歴史を誇る伝統行事です。
境内で行われる「だるま市」をはじめ、福を振りまく巫女(みこ)の福娘たちが、神楽殿の舞台から餅を撒く「開運餅撒き」(両日11時と15時の2回、計4回開催)、生演奏のお囃子の音色にあわせて獅子が踊る「獅子舞」など、見どころ満載!
■初こんぴら祭
開催期間:2023年1月9日(月・祝)~10日(火)
開催時間:両日9:00~17:00頃
開催場所:子安神社
料金:入場無料
青梅だるま市(東京都青梅市/2023年1月12日)
東京都青梅市のJR青梅線「青梅駅」前で、2023年1月12日(木)に「青梅だるま市」が行われます。だるま店約40店をはじめ、合計240店ほどの露店が駅前の旧青梅街道沿いに立ち並びます。
2022年の入場者数は23,000人ほどで、2023年も例年通りの賑わいが予想されています。
お焚き上げ会場の「住吉神社」では、見学参加者に甘酒の無料ふるまいを実施します。
■青梅だるま市
開催日:2023年1月12日(木)
開催時間:13:00~20:00
会場:住江町交差点~市民会館前交差点(だるま市会場)、住吉神社(お焚き上げ会場)
料金:入場無料
【番外編:東京】七福神巡りへでかけよう!
「七福神」とは、福をもたらす神様として信仰されている恵比寿神・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋尊・福禄寿・寿老人のこと。
「七福神」を祀っている寺社をすべて巡拝して開運を祈る行事が「七福神巡り」で、巡ることで7つの福運を受けられるといわれています。
正月の松の内(正月事始めから神様がお帰りになるまでの期間)に巡拝することが多い行事で、年始の親子まち歩きにおすすめです♪
今回は、東京都内にある2エリアの七福神巡りを紹介します。
谷中七福神巡り(東京都北区、荒川区、荒川区、台東区)
七福神を巡るコースは都内近郊各所にありますが、そのなかでも「谷中七福神」は江戸最古の七福神巡りといわれています。
例年1月1日から7日頃まで行われる谷中七福神巡りの時期にあわせて、東京都台東区と荒川区にまたがる「谷中銀座商店街」では、新春イベント「七福神巡り&商店街巡り」が開催されています。
谷中銀座商店街の入口では餅つきが披露され、あんこやきなこ、からみ餅など、さまざな味付けでつきたてのお餅を食べることができます。
※新型コロナウイルス感染防止対策により2023年の開催は未定(2022年12月●日時点)。詳細は公式サイトをご確認ください
■谷中七福神巡り
青雲寺(恵比寿神):東京都荒川区西日暮里3-6-4
修性院(布袋尊):東京都荒川区西日暮里3-7-12
長安寺(寿老人):東京都台東区谷中5-2-22
天王寺(毘沙門天):東京都台東区谷中7-14-8
護國院(大黒天):東京都台東区上野公園10-18
不忍池辯天堂(弁財天):東京都台東区上野公園2-1
東覚寺(福禄寿):東京都北区田端2-7-3
深川七福神巡り(東京都江東区)
東京都江東区の「深川七福神巡り」は、周囲に公園や立ち寄りグルメスポットなども多く、ひと休みしながら子供と一緒に楽しくお参りすることができます。
東京メトロ東西線・都営大江戸線の「門前仲町駅」近くの「恵比須神(富岡八幡宮)」から歩き始めて、都営新宿線・大江戸線の「森下駅」近くの「寿老神(深川神明宮)」までをお参りするコースが一般的です。
所要時間は、大人の足でゆっくり歩いて約2時間です。
コース途中には甘栗専門店、おせんべい屋さん、老舗洋食店、カフェなどが点在しています。深川の下町情緒にふれ、歴史を感じながら、楽しく福を集めてみましょう♪
■深川七福神巡り
富岡八幡宮(恵比須神):東京都江東区富岡1-20-3
冬木弁天堂(弁財天):東京都江東区冬木22−31
心行寺(福禄寿):東京都江東区深川2-16-7
円珠院(大黒天):東京都江東区平野1-13-6
龍光院(毘沙門天):東京都江東区三好2-7-5
深川稲荷神社(布袋尊):東京都江東区清澄2-12-12
深川神明宮(寿老神):東京都江東区森下1-3-17
2023年も家族みんなでたくさんの思い出を作っていきましょう♪
記事を書いた人
あいまる
いこーよとりっぷ編集部のコンテンツクリエーター/ハッピーな気持ちになれるニュースや企画をお届けするため、毎日楽しくネタ探しをしています。カメラ・美術館巡り・サッカー&スポーツ観戦・キャンプ・ハンドメイド・色鉛筆画などなど、外遊びも家でゆっくりするのも大好きなので多趣味です。
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